無数の触手に覆われ、蛇のように伸びたマガオロチの首が複数巻きついた丸っこい身体に巨大な口が覗くワニのような顔が付いているという、かなりグロテスクな姿をしている怪物、マガタノオロチ。
それは、かつてオーブが倒した最強の魔王獣である。
「事情は、あとで調べる! 今は、ここでマガタノオロチを倒す!」
その脅威を知っているオーブは、復活の理由を知るよりも前に、真っ直ぐとマガタノオロチに向かって、走る。
「超ウルトラノック戦法!!」
その叫び声と共に放たれたアイスラッガーと二つのゼロスラッガー。
3つの刃を自在に操りながら、マガタノオロチに向かって、降り注ぐ。
しかし、マガタノオロチはまるで分っていたかのように、三つの攻撃を簡単に受け止める。
さらには、身体から無数の触手を生やすと共に、それらの攻撃を弾く。
だが、そんなことは想定済みだ。
そして、次の瞬間にはオーブは、右腕を真横に伸ばしながらエネルギーを溜める。
「エメリウムスラッガースペシウム!!」
再び腕を十字に組んで発射し、マガタノオロチに向けて放つ。
しかし、マガタノオロチは攻撃に対して大きく口を開く。
そのまま、オーブから放たれた光線を喰らう。
「ぐっ、やはり、この能力は厄介だっ!」
マガタノオロチによって、光線が喰われる。
それを理解すると共に、瞬時に、光線を放つを止める。
そして。
「俺の名はオーブ! ウルトラマンオーブ!! 銀河の光が、我を呼ぶ!!」
瞬時に、オーブオリジンへと変身すると共に、その手に持つオーブカリバーを縦横無尽に振り回しながら、マガタノオロチに立ち向かっていく。
それは、以前の時以上に高速かつ苛烈に斬りかかる。
だが、マガタノオロチはそれを軽々と回避する。
それと同時に、今度は、マガタノオロチが攻撃を仕掛けてきた。
無数の触手を伸ばし、同時に口を開けてオーブを飲み込もうとする。
だが、オーブカリバーで、口を無理矢理開かせる。
しかし、マガタノオロチがオーブに向けて、雷を放った。
咄嵯のことであり、避ける間もなく直撃を食らったオーブは吹き飛ばされてしまう。
地面を転げ回る。
「ぐっ、以前よりも、強くなっている」
以前戦った時よりも多くなっているマガタノオロチの能力に驚きながらも、どうにか立ち上がる。
その手に持つオーブカリバーを強く握り締める。そして、剣先を向けて、構える。
それと同時だった。
マガタノオロチに向かって、何かが襲い掛かる。
「大丈夫かっ、ガイ!」
「ガウマか」
マガタノオロチに攻撃を仕掛けたのは、ダイナレックスだった。
オーブとダイナレックス。
「だけど、どうする?
こいつ、相当強いだろ」
「あぁ、あの時のように弱点はない。
どうすれば」
「おいおい、弱気になってどうするだよぉ」
同時に聞こえた声。
それと共にさらにマガタノオロチに向けて、追撃するように放たれた炎。
見れば、その先にいたのは怪獣だった。
「なっ、こんな時にまた」
「いや、待て。お前まさかジャグラーなのか」
すぐに警戒したダイナレックスだが、それをオーブが止める。
その怪獣の正体。
それは、ジャグラーだった。
「ゼッパンドン、なぜ」
「お嬢ちゃんが俺を呼び出して、この姿にしてくれたんだ。
まぁ、本家の魔王獣にどこまで対応できるか分からねぇけどな」
そうしながら、マガタノオロチを睨む。
「あぁ、確かにこの3人だけではな。だけど」
「あぁ、頼めるか、麻中」
『ディメンションロード! オーブリング!
その言葉に、麻中の手元にはオーブリングが現れる。
それと共に、その手にはオーブオリジンと、ダイナゼノンのカードがあった。
「やってみるしかないか」
その言葉と共に、そのままスキャンする。
「オーブさん」『オーブオリジン』
「ガウマさん」『ダイナゼノン』
「光龍の力、お借りします!!」
その言葉と共に、姿が変わる。
同時にダイナレックスは、様々なパーツに分離し、オーブに身に纏う。
足首はダイナレックスの鋭い爪が前になり長い尻尾が生えた半人半獣の姿。
そして、その手にはダイナソルジャーがオーブカリバーと一体化した巨大な剣となる。
「ウルトラマンの力を受け入れ、ウルトラマンを異なる力と合わせるとは」
「細かい事はどうでも良い! 今はこれで、なんとかするぞ、ガイ!」
「あぁ、行くぞ!」
その言葉と共にオーブは手に持った大剣と共に、走り出す。
それはダイナレックスと一体化した事によって、より巨大な足音となり、地面を揺らす程の振動を巻き起こす。
そして、そのまま大きく跳躍して、空中から一気に大剣を振り下ろした。
しかし、それを巨大な口で受け止めるマガタノオロチ。
互いに拮抗した状況の中、オーブはニヤリと笑う。
それにつられるように、マガタノオロチもまた、笑みを浮かべると、口元からブレスを発射した。
だが。
「オーブウォーターミサイルキック!」
その叫び声と共に、その脚から放たれたミサイルが、マガタノオロチのブレスを相殺する。
そのまま着地すると、両肩に備えられたキャノン砲に風のエネルギーを溜める。
「オーブウインドペネトレーターガン!」
高速回転しながら放たれた風をまとったビームを放つと同時に、マガタノオロチの背後に回り込んだ。
「オーブグランドフィンガーフォトン弾!」
同時に指先から放たれたのは岩の塊だ。
マガタノオロチはその2つの攻撃を受けると、全身から紫の血を流しながら倒れこんだ。
それと同時に、オーブは、そのまま宙に飛ぶ。
「一気に決めるぞ、ガウマ!」
「あぁ!」
その言葉と共に、オーブはその大剣を構える。
『解き放て、オーブの力!』
その音声と共に、身体から溢れ出るオーラが、大剣に巨大なエネルギーの刃となる。
それは緑色であり、光り輝いている。
そして、それを、真っ直ぐとマガタノオロチに振り下ろす。
すると、まるでガラスを割ったかのような音を立ててマガタノオロチは光の中へと吸い込まれ、消えていく。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー