京都での修学旅行は、麻中にとっては大きな想い出と共に、確かな成長を実感した出来事であった。
力を貸してくれているウルトラマンオーブことガイと、別の時空で活動しているダイナレックスことガウマとの出会いによって、さらに大きな一歩へと進む事ができた。
京都から旅立つ頃には、既に2人はまた別の世界へと旅立った。
それでも、彼らは何時でも力を貸してくれるのを、麻中は知っており、それが手の中にあるディメンションナイザーが証拠だと、確かに理解している。
そして、修学旅行を終え、そのまま久し振りの家に帰る事にした。
留守を任せていた黒歌に対するお土産を手に帰っていた。
だが。
「やぁ、久し振りだね、麻中君」
「お前はっ」
そんな麻中の前に現れたのは、アブソリューティアンの巫女だった。
未だに、その正体が分からないその存在に対して、警戒心を高めると共に構える。
「あらあら、そんなに警戒しなくても良いのに。私は話をしたいだけなのに」
「お前らが、この地球で、何かを企んでいる。それを警戒しない訳にはいかないだろ」
「そうか、それは残念です。せっかくデートに誘おうと考えていたのですが。まぁ、こんな夜中ですからね」
そう言うと共に、既に巫女はその手を構えた。
「今日は、少し運動をしてから、帰りましょうか」
その獰猛な笑みと共に、現れた存在。
その言葉と共に現れたのは、全身が氷の鎧で形成された宇宙人、グローザ星系人、
その中でも悪名高い宇宙人であるグローザムだった。
「お前が、ウルトラマンを召喚する地球人か、ならば、ここで凍え死ぬが良い!」
そう、麻中に向けて、放とうとした氷の息。
だが、その氷の息を吐く前に、グローザムは吹き飛ばす。
「おいおい、いきなりそんな冷たい事を言うんじゃねぇぞ」『ディメンションロード!ウルトラマンゼロ!』
それは、ディメンションナイザーから既に召喚されたウルトラマンゼロによる蹴りだった。
気づく事ができなかったグローザムだが、瞬時に地面に剣を刺しながら、体勢と整え直す。
「貴様はっ、ウルトラセブンっ」
「違うな、俺はゼロ!セブンの息子だ」
かつて、ウルトラマンメビウスと戦ったグローザム。
その際、メビウスの元に助っ人として来たのが、セブンだった。
その事もあり、グローザムの中には、メビウスへの恨みは勿論、同時にセブンに対して憎しみがあった。
「そうか、だったら、貴様を刻み、セブンへの手土産にしてやる!!」
「やれるもんだったら、やってみやがれ!!」
グローザムの挑発に対して、ゼロもまた構えると共に走り出す。
グローザムの特徴である冷気を纏った攻撃は、剣と共に放っていく。
しかし、ゼロもまたゼロスラッガーを両手に構え、戦う。
襲い掛かる斬撃に対して、ゼロスラッガーで受け流すと共に、蹴り上げる。
しかし、その蹴り上げると共に違和感を感じる。
「なっ」
それは、蹴りを放った部分から、既に凍っていた事。
「この俺がウルトラマン達に対策をしないと考えていないと思ったか!貴様らは寒さに弱いならば、その攻撃を全て凍らさせる絶対零度を纏えば良い!!」
そうしながら、さらに追撃するようにグローザムは襲い掛かる。
「へぇ、そうかよ、だったら、そんな氷、簡単に燃やしてやるよ!!」
「何を言って」
そうグローザムが言い終える前に、ゼロの姿は既に変わっていた。
先程まで青と赤の二色が混じった姿から、一変、身体のほとんどが赤く染まった姿へと変わる。
「ストロングコロナゼロ!!」
同時に、そのまま、真っ直ぐグローザムに向かって、殴る。
その一撃を食らうと共に、グローザムはその身体に変化した事に気づく。
「なっ?俺の身体が溶けているだとっ!!」
「さぁ、俺のビッグバンは、もう止められないぜ!」
その言葉と共に、ゼロは真っ直ぐとグローザムに向けて、殴っていく。
その度に、ストロングコロナへと変わった事によって、次々と放った攻撃によって、グローザムは溶かされていく。
「ぐっ、この俺がっこんな所でぇ!!」
「ガルネイトバスター!!」
その叫び声と共に、グローザムの腹部に向けて、腕から撃ちだす、高熱エネルギーを放つ。
それによって、グローザムはそのまま空高くまで飛ばされ、爆散する。
それによって、戦いの決着がつく。
「なんとかなったか、けど」
それと共に見つめた先に見えたのは、アブソリューティアンの巫女の姿はなかった。
しかし。
「ふふっ今度はあなたの学校の学園祭に遊びに行くわ」
「ちっ」
それが、何を意味をするのか、察する事ができてしまった麻中は舌打ちをしてしまった。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー