「トレギアっ、てめぇ、まさか」
「彼女には注目していたからね。
まぁ、おかげでこうして、自在に怪獣を生み出す事ができたのは」
その、トレギアの言葉と共に、周囲には確かに怪獣がいた。
「彼女は素晴らしいね。
これ程の怪獣を作る才能を持っていたとは、本当に好奇心が止まらないよ」
「アカネを、返して貰うぞ、トレギア」
「さぁ、それはできるかなぁ」
トレギアの、その言葉と共に恐竜のような太くてたくましい足と尻尾、昆虫のような腕を持ち、二本の角が生え鋭い牙を持った悪鬼のような怪獣が、そのまま麻中に襲い掛かろうとした。
「・・・限界は、越える為にある!」『ディメンションロード!』
同時に鳴り響く音声と共に、その怪獣が麻中を踏み潰す。
周りに大きな土煙を生み出し、地震を思わせる衝撃。
だが、それは怪獣の勝利ではなかった。
『ゾフィー!』
鳴り響く音声と共に怪獣は宙へと飛ばされる。
そこには、ウルトラマンが立っていた。
カラータイマー近くにはスターマークが特徴的なウルトラマン、ゾフィーが右腕から放った光線が、怪獣を消し飛ばした。
「ほぅ、ゾフィーか。
まさか、あなたが出てくるとはねぇ」
「トレギア、その少女を解放しろ!」
「断らせて貰うよ、何よりも、あなたも既に限界ではないか」
その言葉通り、既にゾフィーのカラータイマーは赤く点滅していた。
「だけど、諦めたくない!!
だからっ」
麻中のその言葉を聞き、ゾフィーもまた、その手を麻中に向ける。
同時に麻中も、それと共に、その手の上に乗る。
麻中が手の上に乗ると同時にゾフィーは真っ直ぐと、トレギアの元へと向かう。
「ふっ、無駄な事を」
同時に周りにいた怪獣達が、ゾフィーに向かって、攻撃を放っていく。
空を飛ぶゾフィーは、それらの攻撃を躱しながら、真っ直ぐと向かう。
その中で、怪獣の一体であるグールギラスが、ゾフィーの手に向かって、口を開く。
開かれた口から放たれた火炎球は、真っ直ぐとゾフィーを捕らえる。
だが、ゾフィーの身体は光と共に消える。
『ディメンションロード!ウルトラセブン!』
その瞬間、ゾフィーの代わりに現れたのは、ウルトラセブンだった。
ウルトラセブンが、そのまま宙に投げ飛ばされた麻中を手の上に乗せると共に、アイスラッガーでグールギラスの首を切り裂く。
そうして、開かれた穴に向かって、ウルトラセブンは額からエメリウム光線を放つ。
それによって、グールギラスはそのまま爆散する。
「ほぅ」
その瞬く間に理解したトレギアは笑みを浮かべている。
その最中でも、セブンの背後に立っていたゴングリーが触手を真っ直ぐとセブンに向けて放つ。
しかし、その瞬間にはセブンの姿は消え、代わりにジャックが現れる。
ジャックは、そのままウルトラブレスレットを変形させ、真っ直ぐとゴングリーに向けて、ウルトラスパークを放ち、斬り裂く。
「ウルトラ兄弟を次々と召喚する。
なるほど、10秒にも満たない時間で、次々と呼び出して、戦うのか。
以前までの君では確かにできないようだな」
そう、トレギアは、その戦いを観察しながら、笑みを浮かべる。
そうしている間にも、エース、タロウ、レオ、ジョーニアスが。
次々と変わっていきながら、真っ直ぐとトレギアに向かって行く。
「アカネ!!」
それと共にジョーニアスはボールのような形状にして、麻中を包み込むと共に、真っ直ぐと投げる。
その先は、ジョーニアスが戦っていた山のような巨体を持つゴーヤベックに向けて、放つ。
それと共に。
『ディメンションウェア! ウルトラマン』
その音声と共にウルトラスーツを身に纏う。
ジョーニアスのエネルギーを身に纏ったまま、突進した。
それによって、ゴーヤベックを、ゼッガーを貫き、トレギアまで近づく。
「はあぁぁぁ!!」
「なかなかにとんでもない人物だよ。
だけど」
だが、それよりも早く、ウルトラスーツの光が消える。
「時間切れだ。
先程のギンガとビクトリーに加えて、ウルトラ兄弟にジョーニアスを呼んだ。
それは凄まじいよ、だけど、さすがにエネルギーを使いすぎだよ」
「ぐっぅ」
トレギアの、放った一撃が、麻中を吹き飛ばす。
「ぐっ」
同時に、その手からこぼれ落ちたディメンションカードが、そのままトレギアの中へと吸い込まれる。
それに、トレギアは気づかなかった。
そのままトレギアによって、吹き飛ばされた。
「はぁはぁ、ぐっ」
短時間で、多くのウルトラマンを召喚した。
それが、麻中の体力は限界以上に使った。
同時に、麻中の意識はなくなった。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー