ハイスクールU✕D   作:ボルメテウスさん

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新たなウルトラマンの名前はウルトラマンブレーザー。
最初の変身アイテムに、ウルトラマンZのブレーザーストーンがある。
特戦獣「アースガロン」の存在。
これらを見ていると、ウルトラマンZの要素も大きく、ゲスト出演があり得るのではないかと、ワクワクしています。
同時にガイアが25周年なので、ガイアに関係する要素も出て欲しいのが、今の所、大きな気持ちがあります。
とにかく、ウルトラマンブレーザーの今後が楽しみです。


絆を諦めない

「ぐっ」

 

戦場は既に危機的状況だった。

 

多くのウルトラ戦士が倒れており、量産型ディメンションナイザーもエネルギーが切れていた。

 

それでも、戻ってきた兵藤をきっかけに、確かに良い方向に進んでいる。

 

「それでも、この数は厄介だ」

 

未だに残る怪獣軍団。

 

そして、それを召喚しているトレギア。

 

奴らを倒さない限り、危機的状況を脱する事はできない。

 

「早く戻ってこい、麻中」

 

それと共に眼前にいる敵と相対しながら、ゼノヴィアは呟く。

 

「ゼノヴィアっ」

 

その叫び声が聞こえると共に怪獣が、ゼノヴィアに向けて、炎を吐く。

 

すぐに気づき、振り返るが、避ける暇はなかった。

 

そう思った時だった。

 

炎は、真っ二つに斬り裂かれる。

 

「なに」

 

炎が斬り裂かれる。

 

普通ならばあり得ない状況に、驚きを隠せなかった。

 

しかし、斬り裂いたのは、炎だけではない。

 

炎を出した怪獣までもが、真っ二つに、斬り裂かれていた。

 

それは疑問と共に、期待に。

 

そして、その期待は、黄金の光と共に、それが理解した。

 

「あれは、ウルトラマン!」

 

それは、黄金に輝く身体。

 

胸元には青いカラータイマー。

 

それこそが、一般のウルトラマンとは違う証。

 

そして、そのウルトラマンの名を、彼らは知らない。

 

だが、そのウルトラマンは、誰が呼び出したのか、既に分かった。

 

「悪い、待たせた」

 

それは、ルーブから発する声。

 

それはゼノヴィアにとっても、ここにいる者達にとっても待ち望んでいた人物だった。

 

「麻中っ、遅いぞ!」

「悪かった、少し用があってな、とにかく、ここは俺達に任せてくれ!行きましょう、お二人共!」

 

麻中の、その言葉に対してルーブは頷くと同時に、すぐに飛ぶ。

 

ルーブの存在を感知した怪獣達はすぐにルーブに向かって、次々と光線を、炎、雷を放っていく。

 

だが、ルーブは、その手に持ったルーブコウリンで斬り裂く。

 

同時に真っ直ぐと次々と怪獣達を斬り裂いていく。

 

まさしく神速というべき速さで、怪獣達を次々と倒していく光景を見て、ゼノヴィア達は笑みを浮かべる。

 

「やはり、凄いな彼は」

「あぁ、だが、問題はまだある。

トレギアの奴は」

「あぁ、新条は、未だに乗っ取られている。今のままじゃ」

 

ここまでの戦いの中で、何度も新条に向けて叫んだ。

 

しかし、その声は聞こえる事はなかった。

 

そうしている間にも、トレギアの元に、ルーブが近づく。

 

「ほぅ、今度は最初から、本気か。

だけど」

 

その言葉と共にトレギアは真っ直ぐと、ルーブに手を向ける。

 

同時に青い光が、ルーブに向かって、降り注ぐ。

 

それに対して、ルーブコウリンで、その攻撃を受け止める。

 

攻撃は、ルーブコウリンで防ぎながらも、そのまま地面に降り立つ。

 

「果たして、私に攻撃をできるのかなぁ?仲間思いの君達に?」

「攻撃なんてするかよ、むしろ、始めからこれが目的だからな」

「なにっ!」

 

トレギアは、すぐに声のする方向を見る。

 

そこには、先程までルーブと一緒にいたはずの麻中だった。

 

麻中は、あの激しい戦いの中で、ルーブから降り立つと同時に一瞬で、トレギアの元まで走っていた。

 

「ここまで接近されたがっ、だがお前に何ができる!」

「俺がやるんじゃない、新条が、やるんだよ!」

「何を言ってっ」

 

そうしていると、トレギアは自分の変化に気づく。

 

攻撃をしていないもう片方の手にはダークディメンションナイザーを持っている事に。

 

そして、トレギアの身体からカードが飛び出した事に。

 

「カードを通じて、新条の心を守ってくれて、ありがとうございます!

そして、今こそ、お願いします!!」

「まさかっ」

 

その言葉と共に、ダークディメンションナイザーに、そのカードをスキャンする。

 

『ディメンションロード!ウルトラウーマングリージョ!』

 

その音声と共に、トレギアの身体が光り始める。

 

それは、まるでまるで蛹の様に割れて、蝶が羽化する様にウルトラウーマングリージョが、新条と共に飛び出す。

 

「おっと」

 

そんな新条を、麻中は受け止める。

 

「もぅ少し、助けた方、どうにかできなかったかな」

「無茶を言うな。

それよりも、大丈夫か」

「なんとかね、まぁ昔、似たような目にあったし、今度はアサヒさんも一緒にいたし、君が助けに来てくれると、信じていたからね」

 

そうしていると、新条はグリージョの方へと手を振る。

 

「まさか、あの時から」

「あの時、俺に出来たのは、せめて新条の心を守るだけ。だからこそ、咄嗟にグリージョさんのカードをお前の中に入れた。

結果は、大成功のようだったな」

「なるほど、確かに大成功だよ、憎たらしい程にねぇ!!」

 

その言葉と共に、トレギアは、残った力を使い、2体の怪獣を呼び出す。

 

そこに現れたのは、機械のパーツと獣が合わさったような怪獣、メツボロス。

 

そして、もう一体は目の色は青で、体は黒っぽく、表面には血管のような青く細長い発光器官が這っている怪獣、グルジオライデン。

 

その2体は、この場にいる3人のウルトラマンにとっては、ある意味、大きな因縁のある怪獣だった。

 

「はぁはぁ、さて、ここがラストステージだ、大いに盛り上がろうじゃないか!!」

 

同時にトレギアもまた、元のウルトラマンとしての姿となり、対峙する。

 

「やるぞ、新条」

「・・・」

「新条?」

「アカネ、あの時、そう呼んだよね」

「えぇ、今、それを言うの」

「アカネって、呼んで」

「あぁ、もぅ、こんな時に」

 

そう言いながらも、顔を麻中に目を向けない。

 

「あぁ、もぅ、やるぞ、アカネ!」

「そうだね、裕太君!」

 

麻中は覚悟を決めたように叫ぶのに合わせるように、新条もまたダークディメンションナイザーを合わせる。

 

『纏うは真!不滅の真理!』

 

『トゥルーディメンションロード!ウルトラマングルーブ!』

 

重なる5人の声。

 

それと共に赤と青と黄。

 

三色の光の竜巻が、彼らを包み込む。

 

それと共に現れたのは、1人のウルトラマン。

 

ウルトラマングルーブの降臨だった。




今回で、募集するアンケートの項目の中でネクサスはオーフィス、メビウスは兵藤、オーブは木場に大きな関係を持っている為、除外されています。
皆様の応募、お待ちしています。

麻中と一体化しているウルトラマンは

  • ギンガ
  • ビクトリー
  • X
  • オーブ
  • ジード
  • ロッソ
  • ブル
  • タイガ
  • ゼット
  • トリガー
  • デッカー
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