ハイスクールU✕D   作:ボルメテウスさん

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入口

後に魔獣戦線と呼ばれる事になる戦いから数週間。

 

麻中達は元の日常へと戻っていた。

 

その日常の最中で、大きな変化は、ただ一つだけあった。

 

それは、黒歌がはぐれ悪魔から外された事である。

 

理由としては、麻中が意識不明の間、彼女が所持していたビートスターライザーが、大きく貢献していた事が大きな理由であった。

 

そのおかげで、被害は大きく抑えられた為、彼女の身の回りに起きた事について、再度調査。

 

同時に当時は悪魔の身内という事で、隠されていた事実も判明し、彼女自身の無罪だと判明した。

 

最も、その後の彼女の行動で出た小さな罪も多くあり、完全な無罪という訳ではなかった。

 

だが、ビートスターライザーによる貢献はそれだけ大きかった為、彼女は監視付きだが自由の身になった。

 

「それで、今は麻中君の家にいるんだよね」

「あぁ、なんというか、自由な感じだけど、本当に」

 

そう、呆れたように麻中は呟きながら、学校から帰っていた。

 

「それにしても、あの時以来、やはり動きはないか」

「トレギアも実際にはあまり知らないと言っていたけど」

「妖しいよなぁ」

 

実際に、あの後、ダークディメンションナイザーによって、会話が行えるようになったトレギアに問いかけた。

 

しかし、その事を答えてくれなかった。

 

というよりも、それを悩んでいる麻中の様子を楽しんでいる様子だった。

 

「そうしている間にも、またか」

 

それと共に、空を見る、

 

今回は、なぜか結界が張られていなかった。

 

それでも、危険な事は変わりない。

 

その存在は、空に浮かぶワームホームから現れた。

 

穴から、ゆっくりと現れたそれは、首だけだった。

 

ワームホールからは頭と首の部分だけしか出さなかったが、その凶悪な怪獣の顔は、空から襲い掛かろうとした。

 

「まさか、こいつが出てくるとはな、ゾーリム」

 

それは、ガイアがかつて戦った事のある怪獣だが、その全体図は明らかになっていない。

 

だが、かつて倒したゾグと同じ大きさだと考えても、可笑しくない。

 

そんなゾーリムを、これ以上の侵入されない為に、麻中はすぐにディメンションナイザーを構える。

 

「さぁ、ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」

『ディメンションロード!ウルトラマンジード!プリミティブ!』

 

鳴り響く音声と共に、ジードが現れると共に、眼前にいるゾーリムを見つめる。

 

『これはっ、かなりヤバいかもしれない』

「あぁ、早くなんとかしないと」

 

そうジードはゾーリムの脅威を察知すると同時に、真っ直ぐと飛ぶ。

 

ジードの存在を察知したゾーリムは、すぐにジードに向かって、口から吐く火炎を飛ばす。

 

「ぐっ」

 

その威力はかなり高く、ジードが紙一重で避ける。

 

「さすがにこのままじゃ」

 

攻撃をなんとか避ける事はできるが、その間にも体力が奪われる可能性がある。

 

「ならば」

 

それと同時に、麻中がその手に持ったのは3枚のカードだった。

 

「ジードさん!」

『あぁ!』

 

その言葉と共に、麻中はその手にウルトラZライザーを構え、3枚のカードをウルトラメダルに変えて、装填する。

 

「ジャックさん!コスモスさん!ネクサスさん!お力、お借りします!!」

『Jack.Cosmos.Nexus.Ultraman Geed Tetrite Cross.』

 

鳴り響く音声と共に、ウルトラマンジードの姿が大きく変わる。

 

プリミティブの周囲に、ウルトラマンジャック、コスモス、ネクサスの3人のウルトラマンがジードを交差するように、姿が変わっていく。

 

プリミティブをベースとしているが、体表は黒と銀をメインに青いラインが入った配色で、指先には鋭い爪が生えている。

 

最大の特徴は全身を包む鎧のような赤紫色の刺々しいクリスタルで、背中には翼のような水色のクリスタルまで備わっている。

 

その姿こそ、ウルトラマンジードの姿の一つであるテトライトクロスだ。

 

「さぁ、行くぞ!!」

 

その言葉と共に、ジードは真っ直ぐと手を構える。

 

「ギガフィールドプレッシャー!」

 

それと共に、白い光球を生成し、円柱状に凝縮させる。

 

そう、発生させたバリアは、眼前にいるゾーリムの炎を包み込む。

 

それに驚き、さらにゾーリムはさらに火力を高める。

 

しかし、バリアは崩れる事なく、むしろゾーリムに迫っていく。

 

「これでも喰らえ!!」

 

そのまま、バリアを真っ直ぐとゾーリムに向けて、飛ばす。

 

同時にゾーリムの口内には、ゾーリム自身が放った炎が、ゾーリム自身を身体の内側から焼き尽くす。

 

「なんとかできたってっ」

 

そう、ゾーリムを倒す事に安堵していた時だった。

 

ゾーリムがいたと思われるワームホールの先の存在に目を向けた。

 

それは、巨大な惑星。

 

遠目でも分かる程の巨大であり、そのほとんどが機械でできていた。

 

その存在に、見覚えがあった。

 

「ビートスターっ、まさか」

 

ワームホールは閉じる気配はない。

 

それを意味するのが何か。

 

「あいつはっ、ただの入口なのかよっ」

麻中と一体化しているウルトラマンは

  • ギンガ
  • ビクトリー
  • X
  • オーブ
  • ジード
  • ロッソ
  • ブル
  • タイガ
  • ゼット
  • トリガー
  • デッカー
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