ウルトラマントリガーこと、マドカ・ケンゴの特訓によって、デュランダルの使い方が徐々に理解しかけていた。
その特訓も行った事も影響してか、ゼノヴィアは、どこか落ち着いていた。
「なんといか、奇妙な感覚だな」
「そうなのか」
「あぁ、デュランダルが新しい力を得た事で、私自身はそれを使いこなそうと考えていた。
だが、どうも上手くいかなかったが、こうしていると、どこか落ち着くような」
「強い力を無理矢理コントロールしようと考えるんじゃない、受け入れるんだと」
そう考えると共に、デュランダルを手に持つ。
「いやぁ、青春しているねぇっと」
そう、イグニスの言葉を呟く。
だが、特訓を終えた後、そのまま家に帰る事になった。
これまでと変わりなく、しばらくはイグニスもまた居候という形で麻中の家にいる予定だった。
「さてっと、これからどうするのか」
「へぇ、君が例のウルトラマン君かい」
「んっ?」
聞こえた声。
それと共に見つめた先にいたのは、白髪の老人。
その老人が何者かは分からない。
しかし、自然と警戒を強くした。
「お前は一体」
「リゼヴィム」
「誰だ、それは」
「禍の団のボスだ。
だが、なぜ、奴がここに」
「それは、勿論。
君と戦ってみたいと思ってからだよ、麻中君」
それと共に狂喜的な笑みを浮かべると共に、リゼヴィムは、その懐から取り出した物。
それは、まるで仮面。
それが何なのか、麻中はすぐに気づく。
「まさか」
「ふふっ」
そのままリゼヴィムは、その仮面を顔に付ける。
それと同時にリゼヴィムの姿が大きく変わる。
金色の強固な鎧と赤い羽衣を身に纏い、仮面を着けている。
その存在の正体は、既に麻中は理解していた。
「エタルガー」
「お前の事を、こいつに教えたからな。
何よりも、お前のように、様々なウルトラマンと戦えるのならば、乗らない手はないだろう」
その言葉と共に仮面の奥から不気味な笑みを浮かべる。
それと同時に、エタルガーは、その手を麻中に向ける。
手から溢れ出る黒い霧は、ゆっくりと怪獣と宇宙人に変わる。
その存在は、バルタン星人とスカイドンの2体だった。
「少し下がっていてくれ。
この状態だったら」
それと同時に、ディメンションナイザーにディメンションカードをスキャンする。
『ディメンションロード!ウルトラマントリガー!マルチタイプ!』
鳴り響く音声と共に、麻中の身体はウルトラマントリガーへと変わる。
同時にバルタン星人は、トリガーの周囲を囲みながら、その両腕の鋏を開きながら、光線を放つ。
それに対して、トリガーの身体はすぐに変化する。
『Ultraman Trigger Sky Type!』
その音声と共にトリガーはスカイタイプへと姿を変えると同時に、バルタン星人の光線を避ける。
同時に、その手に持っているサークルアームズをスカイアローに変えると共に、バルタン星人に向けて、光の矢を放つ。
放たれた矢に対して、バルタン星人は、鋏で軽く弾き返す。
同時に、そのまま空中で、トリガーとバルタン星人が激闘を繰り広げる。
「さて、それじゃ、俺もやらせて貰おうか」
その言葉と共にイグニスもまた、構える。
『Trigger Dark…!Boot up…! Dark Zeperion…!』
その音声が鳴り響くと同時にイグニスの顔に紋章が広がる。
「未来を染める漆黒の闇……!トリガーダーク!!」
『Trigger Dark…!』
その音声が鳴り響くと同時にイグニスの姿は、トリガーダークへと変わる。
それと同時に地上にいるスカイドンに向かって、拳を振り下ろす。
圧倒的な重さと硬さを誇るスカイドンに対して、トリガーダークもまた、既に次の手に移っていた。
『Boot up…! Impact!』
目が赤く発光し、口が裂け金色のダクト状の組織が露出する。
そのまま、上に乗ると共にスカイドンに向けて、次々と殴っていく。
その際、トリガーダークから出てくる無数の赤いトゲが、何度もスカイドンに襲う。
身体に無数の穴を空けながらも、スカイドンは上にいるトリガーダークを振り払うように、そのまま暴れる。
「ケンゴ!麻中!」
「あぁ、分かった!」
それと共に空中でバルタン星人と戦っていたトリガーは、その声に気づくと同時に地上に向かって、降りる。
それはイグニスも同じく、スカイドンを踏み台に、そのまま空を飛ぶ。
『Boot up…! Lightning!』
鳴り響く音声と共にトリガーダークの両目は青く発光し、両肩の突起をブースターとして、そのまま超高速でバルタン星人に接近する。
それは、トリガーも同じだった。
『Ultraman Trigger Power type!』
そのまま、地上にいるスカイドンに向かって、その拳を構える。
「「はあぁぁ!!」」
トリガーは、赤い光を脚に纏って、スカイドンに。トリガーダークは、電撃を纏った拳をバルタン星人に。
各々の目の前にいる敵に向かって、放つ。
その一撃を喰らい、そのまま爆散する。
呆気ない戦いの決着。
それに対して。
「ブラボー、いやぁ、こうして間近で見たけど、なかなかに面白いねぇ」
そう、エタルガーとなったリゼヴィムは、笑みを浮かべる。
「次はお前か」
「そうしたいけどさぁ、もっと見てみたい戦いがあったからねぇ。
それじゃ、今日はここら辺でねぇ」
それと共にエタルガーの姿は消した。
「トレギアに続いて、これかよ。
本当に、厄介な事ばっかりだな」
そう、麻中は呟く。
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー