ハイスクールU✕D   作:ボルメテウスさん

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光の武器

「エタルガーって、そんなにヤバい相手なのか」

 

そう言いながら、その日のオカルト研究部では、その話題が出ていた。

 

「エタルガーと一体化している奴、リゼヴィムの奴に関しては俺は一応は知っているが、そのエタルガーというのは、何者なんだ?」

「様々な時空を行き来し、様々なウルトラマンを倒した事のある強敵だ」

「ウルトラマンを」

 

それに対して、さすがにオカルト研究部は静かになった。

 

「本当だったら、エタルガーを倒した事のあるウルトラマン。

特にギンガとビクトリーの二人が来てくれたら、心強いけど、今は」

『僕とイグニスの二人だけ』

「実際に、あのエタルガーを倒す為に、10人のウルトラマンが力を合わせて、やっと倒せたからな」

「10人のウルトラマンが力を合わせて、やっと倒せる怪物と、こっちの化け物爺が合わさった。これはとんでもない怪物が来たもんだ」

「何か、手はあるのか」

 

エタルガーが、いつ、こちらに攻め込んでくるか分からない。

 

その状況下において、麻中達は、現在の手札だけで、どう戦うべきか。

 

そんな時だった。

 

『Hallo、皆、元気かなぁ』

「っ」

 

麻中達を嘲笑うように、現れた画面。

 

その人物は、今、まさに話の中心に出ていたリゼヴィムだった。

 

「まさか、お前が直接出るとはな。

それで、どういうつもりだ」

『どういうつもりと言われてもねぇ、僕ちゃんってば、色々と楽しみたい事が多くあってね。今回は、それを行って貰おうと、麻中ちゃんに頼みに来たんだぁ』

「俺に頼みだと、そんなの聞くと思うか」

『えぇ、これを見てもかぁい?』

 

そう言ったリゼヴィムが向けたのは、冥界。

 

だが、本来ならば、荒野に近い場所が、今は、まるで海のように溢れ出る泥が広がる。

 

そして、その中央にいる存在を、麻中は、イグニスは知っている。

 

「メガロゾーア!」

「マジかよ」

 

その存在を知っている彼らからしたら、信じられない存在だった。

 

「あれって、ガタノゾーアに似ているけど」

「ある意味、間違っていない。あれは平行世界で誕生したガタノゾーアに似た奴だ。そして、その脅威もガタノゾーアと変わらない」

「っ」

 

それを聞いた新条は、さすがに目を見開く。

 

『早くしないとぉ、この周辺が泥に埋まっちゃおうよ。さぁ、見せてよ、君達のた・た・か・い』

 

それを最後に、リゼヴィムは画面が遮られた。

 

「どうやら、迷っている時間はないようだな。罠だとしても」

「あぁ、行くしかない」

 

その言葉と共に、麻中とイグニスは、そのまま飛び出す。

 

「2人共っ」

「先生っ」

「あぁ、分かっている。

あれは、放っておけば危険だからな」

 

それと共にすぐに転移する。

 

転移した先で、既に多くの悪魔達が、メガロゾーアと戦っていた。

 

だが、メガロゾーアは、両肩から出ている突起物から、緑色の波紋を出す。

 

それによって、悪魔達が放っていた魔法を打ち消していく。

 

「あれは、スフィアっ」

「スフィアって、あれか?

だとしたら、あいつは」

「あぁ、スフィアメガロゾーア、厄介な敵なのは、変わりないですよ」『ディメンションロード!ウルトラマントリガー!』

「そうかよ、だとしたら、余計に油断はできないな」『Trigger Dark…!』

 

それに合わせるように、麻中は、トリガーに、イグニスはダークトリガーへと瞬時に変身し、真っ直ぐとスフィアメガロゾーアへと無悪。

 

そのまま、真っ直ぐと、スフィアメガロゾーアに向かって行く。

 

「イグニスさん、これを」

「おっ、サンキュー!」

 

トリガーは、そのまま手に持ったサークルアームズをダークトリガーに投げ渡す。

 

同時にダークトリガーは、そのままサークルアームズをスカイアローに変えて、その狙いを真っ直ぐとスフィアメガロゾーアに向けて、放つ。

 

スフィアメガロゾーアは、その身体から無数の触手を生やして、攻撃するが、ダークトリガーによる光の矢によって、弾け飛ぶ。

 

同時にトリガーは、その手に持ったウルトラデュアルソードを手に、スフィアメガロゾーアに斬りかかる。

 

「ぐっ、やっぱり硬いっ」

 

それは、以前よりも防御力が高くなったのか、一撃では、簡単に切り裂く事ができなかった。

 

そうしている間にも、スフィアメガロゾーアの鋏が、そのままトリガーに襲い掛かる。

 

「ぐっ」

「やらせるかよ!!」『Boot up…! Impact!』

 

鳴り響く音声と共に、ダークトリガーは、その身体をサイゴーグの力を宿すと同時に、手に持ったサークルアームズをパワークローへと変形させる。

 

そして、そのまま地面に突き刺すと、無数の棘が、スフィアメガロゾーアの身体を突き刺す。

 

「やっぱり、このままじゃ」「裕太!」

 

それと共に、トリガーが目を向ければ、新条が、そこに立っていた。

 

「アカネ!」

「早く、倒さないと、街が」

「あぁ、力を貸してくれ!」

 

その言葉と共にトリガーの元に新条は吸い込まれる。

 

そして

 

『トゥルーディメンションロード!ウルトラマントリガー!グリッターエタニティ!』

 

鳴り響く音声と共に、トリガーは、黄金の姿、グリッターエタニティへとその姿を変える。

 

同時に、その手に持ったウルトラデュアルソードに2枚のディメンションカードをスキャンする。

 

『デッカーダイナミック!グリッタートリガーエタニティ!デュアル!ダイナミックエタニティスクラム!』

 

鳴り響く音声と共に、ウルトラデュアルソードから溢れ出る光。

 

「「「ふぅ!」」」

 

息を整える。

 

必殺の一撃を、眼前にいるスフィアメガロゾーアを斬る為に。

 

「「「はああぁぁぁ!!!」」」

 

その一撃は、真っ直ぐと、確かにスフィアメガロゾーアを斬り裂く。

 

すぐに再生しようとするスフィアメガロゾーア。

 

だが、黄金に輝く剣は、さらに巨大化していく。

 

それによって、スフィアメガロゾーアは、その光に吸い込まれる形で、確かに消滅する。

 

「なんとか、倒せたか」

「うんうん、素晴らしいねぇ」

「っ」

 

聞こえた声。

 

それと共にすぐにその攻撃を、ウルトラデュアルソードをなんとか受け止める。

 

そこに立っていたのは、エタルガーがいた。

 

「エタルガー」

「さぁ、強敵と戦った後だけど、俺達とも戦って貰おうか」

 

それと共にエタルガーは追撃するように、蹴り上げる。

 

「ぐっ」

 

先程の必殺の一撃を放った後という事もあり、トリガーはすぐに反撃する事はできなかった。

 

そして、それと共にエタルガーの一撃によって、グリッターエタニティが解除される。

 

「裕太!!」

 

それによって、飛び出た新条はすぐに叫ぶ。

 

だが、そうしている間にも、エタルガーはトリガーに追撃するように迫る。

 

「ほらほらぁ、もっと、あぁ?」『Boot up…! Lightning!』

 

「やらせると思っているか!」

 

そう言いながら、電撃のように早く動きながら、トリガーダークは、スカイアローで次々と牽制を行っていく。

 

「まったく、君は邪魔だねぇ!!」

 

それに合わせて、エタルガーは、すぐにエネルギー弾を放つ。

 

「はぁはぁ」

 

それと共にトリガーも立ち上がる。

 

だが、その胸元にあるカラータイマーは赤く点滅する。

 

それが、もうすぐ時間切れを示している。

 

だが、それでも諦めるつもりはないのか、真っ直ぐと立つ。

 

「麻中!」

 

それと共に聞こえたのは、ゼノヴィアの声。

 

既にスフィアメガロゾーアの泥は無くなり、近づいていた。

 

体格差もあり、ほとんど危険な中、その手に持っていたデュランダルが輝く。

 

「これは、まさか」

 

それと共にゼノヴィアの身体が光に包まれる。

 

「これは一体」

「分からない、けど、もしかしたらデュランダルが、何かを導こうとしているかもしれない」

 

トリガーの身体の中で、麻中とゼノヴィアが考える中で、一つのディメンションカードが飛び出す。

 

「これは」「ウルトラマン」

 

それが何を意味するか分からない。

 

しかし、ケンゴはすぐに頷く。

 

「使ってみよう、2人共」

 

その、ケンゴの言葉に対して、頷くと同時に、ディメンションナイザーにウルトラマンのカードをスキャンする。

 

『ウェポンディメンションロード!ウルトラマン!ソード!』

 

鳴り響く音声。

 

それと共にトリガーの眼前に現れた武器。

 

それは、ウルトラマンが変身の時に使用するアイテムであるベータカプセル。

 

それを掴むと同時に、ベータカプセルから溢れ出るのは、光の刃。

 

それは、一言で言えばビームサーベル・

 

「これは」「ウルトラマンの力が宿った武器」

 

ウルトラマンの本当の力を発揮するトゥルーディメンションロード。

ウルトラマンと怪獣の力を一つにし、鎧とするファイターディメンションロード。

そして、ゼノヴィアのデュランダルと共鳴する事で、ウルトラマンの力を武器にした呼び出す事ができるウェポンディメンションロード。

 

3つ目のディメンションロードが、まさに新たな光をもたらす。

麻中と一体化しているウルトラマンは

  • ギンガ
  • ビクトリー
  • X
  • オーブ
  • ジード
  • ロッソ
  • ブル
  • タイガ
  • ゼット
  • トリガー
  • デッカー
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