リゼヴィムとの戦いは、以外な形で決着がついた。
禍の団による戦いも終わる。
しかし、未だに解決すべき問題は残っていた。
「アブソリューティアンの奴ら、結局、リゼヴィムから、何の情報を貰ったのか」
禍の団の逮捕も、かなり早い段階から終わっていた。
だからこそ、アザゼルが気になったのは、アブソリューティアンの目的。
「アザゼル先生は、何か心当たりは?」
「あいつの思考を何もかも知っている訳ないだろう」
「まぁ、それは」
麻中もまた、それに納得するように頷く。
僅かな会話の間でも、理解したリゼヴィムの危険な思想。
「それは一体」
「奴らの狙いはどうやらトライヘキサらしい」
「ヴァーリ」
そんな会話を行っている時、ヴァーリが突然、入って来た。
それには、オカルト研究部の面々は驚きを隠せない。
だが、そんな彼らを無視し、会話を続ける。
「1度、あのユメという子から話があってね。
彼らの目的はトライヘキサらしい。
それが、ウルトラ戦士に対して、有利な切札になると言ってね」
「トライヘキサ?」
それには、麻中も知らず、首を傾げる。
「黙示録で語られる、獣の数字の大元となった伝説の生物だ。
だが、その存在自体、どんなのか分からない。
しかし、爆煙の中にて、突然、現れたらしい」
「爆煙の中から?」
その言葉に、麻中は首を傾げる。
「あぁ、元々、人間が恐れるようになった悪魔の原型がそいつだからな」
「えぇ、人間に伝わっている悪魔のイメージも、元々はトライヘキサだと言われているけど、麻中?」
その最中、麻中は、その言葉について、思考する。
「・・・トライヘキサって、どんな存在だったんですか?」
「んっ、あらゆる生物の特徴を有する体を持つ獣だと言うらしいぞ」
「・・・まさか」
その言葉と共に麻中は、その事実に気づく。
「もしかしたら、そのトライヘキサ、ウルトラマンの世界にいた怪獣かもしれない」
「怪獣だと」
「あぁ、それも倒せたのが奇跡的な存在の」
「そんな奴がいるのかよ」
「あぁ」
その言葉と共に麻中は、その手にあるディメンションナイザーを見つめる。
「ウルトラマンゼロにとっては、始まりの戦いであり、同時にウルトラマンベリアルが作りだした最強の怪獣、ベリュドラ」
「ベリュドラ?」
「怪獣墓場と呼ばれる場所において、そこに眠る怪獣達を合体させた怪獣」
「合体って、そんなにか?」
「・・・分かっている限りでも100体」
「分かっている限りでもって」
これまで、多くの怪獣を見てきた。
それは多くの強敵とも言える怪獣を。
だが、そんな怪獣達が100体。
それも、それ以上の数が合体している可能性があるベリュドラ。
「アブソリューティアンが、それだけで終わらせるはずはない。
おそらくは」
その予測は、当たる可能性が高い。
だからこそ。
「負ける訳にはいかないな」
麻中と一体化しているウルトラマンは
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ギンガ
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ビクトリー
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X
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オーブ
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ジード
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ロッソ
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ブル
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タイガ
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ゼット
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トリガー
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デッカー