クリアベールの店にやってきたリベラ、ハッサン、ミレーユ、バーバラ、チャモロの5人は、お店でまどろみの剣やシルバーメイルといった新しいアイテムを見つけた。
そして、まずまどろみの剣を手に入れることにしたが、現在金欠状態のため、彼らはどうすればいいのか話し合った。
その結果、リベラの破邪の剣とハッサンのバトルアックスを売れば約6500ゴールドになり、6300ゴールドのまどろみの剣が買えるため、リベラはどうしても手に入れたくなった。
ハッサン「でも両方とも売っちまったら、俺の武器はどうするんだ?」
「そうですねえ…。誰かから借りられればいいんですけどねえ…。」
チャモロが何気なくつぶやくと、バーバラがふといいアイデアを思い付いた。
「そうだわ!ガルシアさんから武器を借りたらいいんじゃない?」
「そうね。確か彼は自分の武器と防具を使っていいと言っていたわね。」
「でも、あの時は断ってしまったけれど、いいのかな?」
ミレーユが賛同する一方、リベラは首をかしげてしまった
「とにかく彼に聞いてみましょう。」
「それじゃ、アークボルトに行ってみよう。」
チャモロの提案を受けて、リベラはルーラを唱えて飛び立っていった。
まだよろよろ歩きのガルシアは、ゲントの杖と交換という形で炎のツメを貸し出すことを提案してくれた。
ゲントの杖は貴重なアイテムだけに5人はどうしようか少し考えてしまったが、よくよく考えてみれば彼らに加えてアモス、ホイミン、ピエールの中でベホイミを使えないのはハッサンとアモスだけだった。
(チャモロとホイミンはさらにベホマを使用可。)
さらにアモスは賢者を目指している以上、今後覚えるのは確実な状況だった。
そしてハッサンは回復よりも攻撃専門の方が活躍出来るため、杖を持つ機会は無さそうな感じだった。
その結果、チャモロはゲントの杖を貸し出すことにし、ハッサンは炎のツメを手に入れた。
するとガルシアは自分のために寝ずに看病をしてくれたサラが熱を出して寝込んでしまったため、自分達の世話のために一人ここに残って欲しいことを申し出た。
「じゃあ、私が残りましょう。」
チャモロはすすんでその役割を買って出た。
4人はガルシアとチャモロにお礼をした後、クリアベールに飛んでいった。
そしてリベラはまどろみの剣を手に入れ、攻撃力を23上昇させると同時に、眠りの追加効果も得られるようになった。
その後、彼らは熟練度上げと金策のために運命の壁にやってきた。
すると宝箱から命の木の実を手に入れた。
「よし。久しぶりの実だ。これでバーバラの最大HPを伸ばせるな。」
「確かにそうだけれど、これはフレミンに渡したいのよね。」
これまで彼女は実を手に入れるたびに即座に食べていたが、今回はハッサンの提案を断った。
「あっ、そうか。確か彼は命の木の実を植えて育てたいって言っていたよね。」
「じゃあ、早速彼のところに行ってみましょう。」
リベラとミレーユはそう言うと、彼らは早速リレミトで外に出て、グランマーズに居場所を聞きにいった。
フレミンに実を渡した後、運命の壁を突破した彼らはクリアベールで空飛ぶベッドを手に入れた。
そしていくつかの場所を訪れた結果、小さなメダルが30枚になったため、プラチナソードを手に入れた。
ハッサンは早速この武器を装備し、炎のツメをガルシアに返却した。
(ゲントの杖はチャモロが所持。)
その後、フォーン城北の井戸で小さなメダルを手に入れると再度メダル王の城に向かっていき、今度は待望のきせきの剣を手に入れた。
この時点で彼らが装備している武器はリベラがまどろみの剣、ハッサンがプラチナソード、ミレーユがてんばつの杖、バーバラがはがねのムチだったが、早速ハッサンがきせきの剣に持ち替え、ミレーユがプラチナソードを装備した。
「これで俺は力のルビーと合わせて攻撃力が120も上がるのか。」
「これで一体どんなダメージになるのかしらね。」
「ちょっとあたし達じゃ想像も出来ないわね。」
「とにかく、実戦で試してみるしかなさそうだね。」
ハッサン、ミレーユ、バーバラ、リベラはこれから一体何が起きるのか分からず、嫌な予感すら感じていた。
フォーン城の入口付近に戻ってくると早速リベラは口笛を吹き、バオー3匹を呼びだした。
最初に行動したミレーユのおたけびは失敗してしまったが、リベラがメダパニダンスでAとCを混乱させ、バーバラがラリホーでBを眠らせた。
バオーCは攻撃こそしようとしたが何も出来ず、一方のAは自分でダメージを受けた。
「じゃあハッサン、頼む。」
「ガッテン承知の助!」
ハッサンは通常攻撃でCに相当なダメージを与えた。
「すげえな、これ…。命だけは奪わないように気をつけなければな…。」
彼はその威力に思わず圧倒されていた。
次のターンではミレーユがメラミを唱えてCを倒した。
リベラは通常攻撃をAにヒットさせて眠らせた後、バーバラがかまいたちでさらにダメージを与えた。
そしてハッサンはせいけん突きで超大ダメージを繰り出し、Bを倒した。
するとそこでAが目を覚まし、しかも正気に戻ったため、ハッサンは即座にしっぷう突きで戦闘を終了させた。
次にリベラがきせきの剣と力のルビーを身に付けて戦うことになった。
(ハッサンはプラチナソードを装備。)
今度出会ったエビルドライブ3匹とキメイラ2匹は先制攻撃をしてきた。
前者は通常攻撃やさみだれけんで、後者は通常攻撃や冷たい息でこちらにダメージを与えてきた。
リベラ達は一瞬あせりながらも、何とか冷静に策を考えた。
そして最初に行動したミレーユはおたけびでエビルドライブB、Cとキメイラ全員の動きを封じた。
バーバラは自分にベホイミを唱えたが、直後にエビルドライブAの通常攻撃を受けてしまった。
リベラはそのAに通常攻撃を加えてHPを回復させ、さらにハッサンのまわし蹴りでKOさせた。
(※以降のターンでミレーユは毎回先制おたけびで全員の動きを止めているため、彼女の記述はカットさせていただきます。)
次のターンでバーバラは再度自分にベホイミを唱え、リベラは通常攻撃でエビルドライブBを、ハッサンはせいけん突きでCを倒した。
その後、2ターンにわたってバーバラはマホトラでMPを増やし、リベラはベホイミで、ハッサンはホイミでHPを回復させた。
そして最後は3人で総攻撃を加えて戦闘を終了させた。
次にバーバラが攻撃力を120上げた状態でリベラが口笛を吹くと、何とこの近辺にはいないはずのバトルレックスが姿を現した。
「な、何だ!この見るからに強そうなモンスターは!」
「ちょっと待ってくれ!こんな奴と戦えってのか!」
リベラとハッサンはビックリするばかりだった。
「でも、明らかに戦いたそうな感じだし、やるしかなさそうね。」
「ちょうどいいじゃない。あたしの攻撃力を見せてやるわ!」
ミレーユは思わずひるみそうになっていたが、バーバラはやる気満々だった。
一方、バトルレックスは青い服を着た少年を探しており、一緒に行動してくれる仲間を探しているので、それにふさわしい実力を持っているのかを知りたいということを打ち明けた。
しかしモンスターの言葉で話したため、人間であるリベラ達に意味が通じず、結局普通の戦闘になってしまった。
最初に行動するはずだったミレーユは迫力に圧倒されたのか、何も出来ずにいるとバトルレックスは炎を吐いてきた。
しかし本来なら激しい炎のはずが、実力試しということで火炎の息に手加減してくれたため、ダメージは半分程度で済んだ。
リベラの通常攻撃はかわされてしまったが、よけた方向にバーバラがおり、彼女は強烈な通常攻撃を加えた上でHPを全回復させた。
そしてハッサンはせいけん突きをぶち当てた。
次のターンでミレーユはラリホーを唱えたが、失敗だった。
続いてリベラは通常攻撃を当て、その直後にバトルレックスは強烈一撃をバーバラに浴びせてきた。
「いったいわね!このおっ!」
思わずムキになったバーバラは会心の一撃を浴びせて勝負を決めた。
しかし彼女はHPが回復したはずなのにもかかわらず、剣をその場に落として倒れ込んでしまった。
「ねえ、大丈夫?」
「ケガでもしたのか?」
リベラとハッサンは心配そうに彼女を見た。
そしてミレーユはバーバラを仰向けにすると、彼女の頭に手を当てた。
「痛いよお…。」
「あっ、ごめんね。」
ミレーユはとっさに手を離し、急いで医者に見せた方がいいことを打ち明けた。
「それなら、早くアークボルトに行こうぜ。」
「分かった。じゃあ、僕がルーラを唱えるよ。」
「バーバラ、絶対大丈夫だからね。」
ミレーユは彼女の上半身を起こして両手で包み込むと何度もベホイミを唱え続け、リベラは彼女を守れなかった悔しさを抱えながらルーラを唱えてその場から飛び立っていった。
一方、彼らの実力を認めたバトルレックスは、仲間に入れてほしいと声をかけてはみたが言葉が通じなかった。
しかもリベラ達が急いで飛び立っていったため、彼女は謝ることも出来ずにその場に残されてしまい、ただただ呆然としていた。
医師の診察の結果、バーバラは脳しんとうを起こしていることが判明したため、しばらく安静が必要と診断された。
それを受けて、リベラは診察代を払って血を固まりにくくする薬を受け取ると、バーバラと一緒にライフコッドに行き、ターニアと交代で彼女のケアをすることにした。
その際、きせきの剣、力のルビー、まどろみの剣などを置いていったため、ハッサンとミレーユは彼らの姿が見えなくなった後、それらを受け取ってアモス、チャモロ、ホイミンに合流した。
(ピエールは地底魔城で修業中。)
彼らはきせきの剣の威力に興味を持ったため、この武器を渡すことにした。
アモス「いいんですか?使わせてもらっても。」
ミレーユ「ええ、どうぞ。」
「分かりました。では、早速使わせていただきます。そしてバーバラさんの分まで頑張ります。」
チャモロはそう言うときせきの剣を受け取り、力のルビーも装備した。
その結果、攻撃対象がグループから単体にはなったものの、彼の攻撃力一気に82も上昇して、それまで自身が想像すらしたことの無いエースアタッカーの立場になった。
すると彼らはあるアイテム目当てのためにレイドックの井戸に行くと言い出したため、ハッサンとミレーユも加わることになった。
4人と一匹は全員盗賊に転職した後、井戸の中に入っていった。
最初に現れたのはいどまねき2匹だったが、目的の相手ではなかったため、一行は逃げ出した。
次に現れたのはフロストギズモ3匹だったが、ミレーユはラリホーで、ホイミンはおたけびで全員を行動不能にした。
そしてチャモロとまどろみの剣を装備したアモスの通常攻撃でCを倒した。
炎のツメを装備したハッサンはせいけん突きをAに仕掛けたが、運悪く外してしまった。
その後はフロストギズモの行動を封じ込めた後でチャモロが通常攻撃、アモスがメラミ、ハッサンがはやぶさぎりという形で決着をつけた。
次にホイミンがきせきの剣と力のルビーを身に付け、オンディーナとアイアンタートル一匹ずつと対峙した。
ミレーユはおたけびでアイアンタートルの動きを止め、チャモロはメダパニダンスでオンディーナを混乱させた。
ホイミンは強烈な一撃をオンディーナに加えた。
そのオンディーナはベホイミを唱えてHPを回復させたが、アモスの通常攻撃を受けて眠ってしまい、ハッサンのはやぶさぎりでKOになった。
アイアンタートルはミレーユのおたけびに続いて、チャモロのメラミとホイミンの通常攻撃でKOとなり、何とかノーダメージで戦闘が終わった。
しかし命の木の実を落としてくれなかったため、ここでの作戦は失敗だった。
次の戦闘はフロストギズモとオンディーナ一匹ずつだった。
すると先制攻撃をされてしまったため、一行は一気に大ダメージを受けてしまった。
次のターンでミレーユとホイミンはダブルメラミでフロストギズモをKOさせた。
呪文を唱えようとしたオンディーナはチャモロのマホトーンにかかったため、代わりに通常攻撃を彼に当てた。
そしてきせきの剣を身に付けたアモスが大ダメージを与え、HPを回復させた。
力のルビーを身に付けたハッサンはせいけん突きを繰り出したが失敗したため、今度は捨て身をくらわせてダウンさせた。
その後、何度か戦闘を繰り返すうちにフロストギズモが氷のやいばを置いていったため、すでにボロボロの状態だった彼らはそれを手に入れると即座に撤退をしていった。
そして医師の診察を受けた結果、しばらくの間活動休止を勧められたため、その後に予定していた魔術師の塔の偵察は中断を余儀なくされた。
(ごめんね、バーバラ…。出来ることなら僕が代わってあげたかった…。)
ベッドに横になって眠る彼女を、リベラは手をつなぎながら夜も寝ずに見守り続けていた。
後半に出てきたバトルレックスは、一旦書き上げた時点ではフーセンドラゴン2匹でした。
しかし、きせきの剣と力のルビーのコンボとしてはいまいち迫力不足でしたし、さらにドランゴを一度登場させてみたかったため、思い切ってここで出してみました。
さらに、前作「夢のまた夢と言われても」で氷のやいばが大活躍だったため、ぜひ本作でも活躍させたいと思い、フロストギズモのドロップ目当てで一行がレイドックの井戸に入っていくことにしました。