少し変わったインフィニット・ストラトス   作:みるほん

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分割Bパート


第二話『クラス代表決定戦』Bパート

 クラス代表決定戦当日、一年一組の面々は第三アリーナにいた。授業をサボった他クラスの生徒も観戦に来ており、観客席は満席となっている。

 

 試合開始時刻になり、アリーナ上にラウラが現れる。

 彼女の纏っている機体はシュヴァルツェア・レーゲン。ドイツが開発した第三世代型ISだ。黒を基調としたカラーリングで、ところどころに赤色のラインが入っている。そして、最大の特徴は右肩の巨大なレールカノンだ。その外見はまるで黒い十字架のように見えないこともない。

 

「では、これよりクラス代表決定戦の対戦カードを発表する。第一試合はオルコット対凰」

 

 千冬がそう告げると、ラウラは急いでピットへ戻った。そして、鈴とセシリアが現れる。

 セシリアの専用機であるブルーティアーズはイギリスの第三世代機である。本体と分離、独立可動して操作できる、ビット兵器が特徴的なISである。

 一方、鈴音が乗る甲龍は中国の第三世代機だ。近・中距離型のパワータイプで、『龍咆(りゅうほう)』と呼ばれる武器を装備しており、空気を圧縮した砲弾を撃ち出す。背中には、大型の青竜刀『双天牙月(そうてんがげつ)』を1刀、背負っている。

 

「あら、逃げずに来ましたのね」

「ふんっ! 入試主席だからって調子に乗らないことね!」

 

 開始早々、先に動いたのは鈴音の方だった。

 彼女は背中から双天牙月を抜き、さらに1刀を展開する。そのまま一気に加速して間合いに入ると、左右から斬撃を放った。

 

「遠距離射撃型のわたくしに、近距離格闘装備で挑もうだなんて……笑止ですわ!」

 

 セシリアはショートブレード『インターセプター』で受け止めた。刃と刃が触れ合うたびに、火花が散る。

 

「このぉーっ!!」

 

 鈴音の怒涛の攻撃が続く。セシリアはそれを必死に捌く。間合いの差から、セシリアは防戦一方で反撃ができない。

 やがて、鈴音の連撃に耐え切れなくなったのか、セシリアは大きく後ろへ飛び退く。

 

「逃げても無駄よ!」

 

 鈴音はすぐに追撃を仕掛けるが、それよりも早くセシリアが動き出した。

 

「逃げるのは貴女の方ですわ」

 

 4機のビットが独立して飛行を開始。鈴音を囲み込むような位置取りをする。

 

「さあ、踊りなさい。わたくし、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」

「ふん、望むところよ!」

 

 四方から放たれるレーザーを、鈴音は驚異的な反応速度で回避していく。だが、全ての攻撃をかわすことはできず、徐々に被弾していった。

 

「まだまだこれからよ!」

 

 鈴音が叫ぶと同時に、彼女の両肩から衝撃砲が発射される。射角もわからない不可視の砲弾に対し、セシリアの反応が遅れる。直撃こそしなかったが、数発食らってしまった。

 

「そこだぁっ!」

「きゃあっ!?」

 

 一瞬の隙を突き、鈴音は青竜刀による強烈な一撃を叩き込んだ。セシリアは地面に叩きつけられる。

 

「これで終わりよ! 喰らいなさい!」

 

 そこへ、衝撃砲の追撃。セシリアは即座に、5機目、6機目のビットからミサイルを放つ。

 爆炎が舞い上がった。

 

「なっ……!?」

「隙ありですわ」

 

 咄嵯の判断で緊急離脱を試みたが、既に遅かった。背後から、ビットによるレーザー攻撃が鈴音を襲う。

 

「うわぁ!」

 

 不意をつかれた鈴音はその攻撃を避けられず、体勢を大きく崩す。そこへ、追い打ちをかけるように、地上より光弾が襲った。

 

「きゃあああっ!」

 

 なんとか直撃は免れたが、それでもダメージは大きい。

 

「閉幕ですわ」

 

 スターライトmkIIIを構えたセシリアは、とどめの一撃を放つ。

 ブザーが鳴った。

 

「試合終了。勝者、セシリア・オルコット」

「ま、負けたの……? あたしが……?」

 

 鈴音は呆然とした表情で呟いた。

 

 

 

 

 

 休憩と補給を済ませたセシリアはアリーナに姿を現す。そこには既にラウラの姿があった。

 

「お待たせいたしましたわ」

「気にしなくていい。時間通りだ」

 

 試合開始直後、ラウラは右肩のレールカノンを連射した。セシリアはそれを軽々と避ける。

 

「ちょこまかと……

 

 シュヴァルツェア・レーゲンから操縦者の意思により自在に動くワイヤーブレードが射出される。その数は6本。それらが一斉にセシリアを襲う。

 

「その程度ですか? 私に当てることなど……できませんわ!」

 

 5本のワイヤーブレードを避け、最後の1本はレーザーライフルで撃ち落とす。

 

「ならば!」

 

 ラウラは右腕の『プラズマ手刀』を起動させる。そして、瞬時に間合いを詰めた。

 

「早い!」

 

 とっさに上昇するセシリア。距離を詰められる前に、さらにスラスターで加速する。だが、空中で何かに捕まえられたかのように、体の自由がきかなくなった。

 

「これは『AIC』?」

 

 AIC。アクティブ・イナーシャル・キャンセラー。慣性停止能力。対象の動作を停止させることができる、ドイツが開発したPICの発展型。

 

「捕らえたぞ」

 

 ラウラは両腕にプラズマ手刀を構えると、セシリア目掛けて振り下ろす。

 

「ですが、ビットがありますわ」

「ふん。理論値最大稼働のブルー・ティアーズならいざ知らず……

 

 ラウラの背後から迫るビットを、ワイヤーブレードが襲う。複雑な軌道を描くそれを、4機中2機のビットが掻い潜る。そして、ラウラにレーザーの雨を降らせた。

 

「ぐううっ……この程度で!」

 

 AICには弱点がある。停止させる対象物に意識を集中させなければ、効果を維持できない。

 

「隙あり、ですわ」

 

 AICが解除されると、セシリアはレーザーライフルの銃口をレールカノンに密着させ、発射。レールカノンに風穴が空いた。

 

「だがっ!」

 

 ラウラは左のプラズマ手刀を突き出す。

 

「捕らえましたわ」

 

 セシリアは左腕を両手で受け止めると、掴んだ左腕を軸に体を捻りながら、前方宙返りをしてラウラの背後へ。そして、右足を右肩から前へ、左足を左脇から前へ突き出し、交差。ラウラの首と左腕を挟み込み、極めた。

 

「ぐっ!?」

 

 後ろ三角締め。数々の強敵をノックアウトさせてきた、セシリアの必殺技である。

 今度は、ラウラが体の自由を奪われた。

 

「ご…………!」

 

 苦悶の声を上げるラウラ。強引に体を動かして振りほどこうとするが、抵抗する度にビットからレーザーが撃ち込まれる。

 ラウラの顔色はみるみる青くなっていく。

 

(私は負けるのか……? いや、その前に……死ぬ)

 

 戦いの為だけに育てられ、戦うことしか教わらなかった人生が、走馬灯として流れていく。それは一瞬のことかもしれないが、ラウラにとっては永遠とも思えるような長い時間だった。

 その中に敬愛する千冬の顔を見つけた。

 

(教官は暗闇を照す光……。空っぽだった私の心を満たしてくれた。私に強さを与えてくれた)

 

 千冬はいつも強く、凛々しく、堂々としていた。

 しかし、弟……一夏のことを語るとき、優しい表情を見せる。

 ラウラはずっとモヤモヤしていた。

 

(教官にあんな顔をさせる、あの男が……羨ましかった)

 

 学園で見た、一夏の姿が思い浮かぶ。

 セシリアの胸をチラ見する一夏。シャルロットの尻を凝視する一夏。箒に殴られる一夏。鈴音の肩に担がれ運ばれる一夏。

 

……ムカついてきた。ここで死ねるか!)

 

「あああぁぁー!!」

「きゃあっ!」

 

 ラウラは破損したレールカノンを無理矢理起動。弾丸は発射されずに暴発し、ラウラとセシリアは吹き飛ばされる。

 

「くぅ……

「うおおぉぉ!」

 

 一瞬の隙を突き、ワイヤーブレイドがセシリアの右足を捕らえる。そのまま地面に叩きつけた。

 

「あうっ!」

「喰らえぇえー!」

 

 そこへプラズマ手刀を構えたラウラが急降下。体勢を整える前に、渾身の一撃をセシリアの胸部へ打ち込んだ。

 

「ぐはあぁっ!?」

 

 さらに一閃、二閃、三閃と追撃していく。そして、セシリアのシールドエネルギーは尽きた。

 

「私は……生き延びたのか? そうか……

 

 ラウラの表情は勝利の喜びではなく、安堵の色に染まっていた。

 

 

 

 

 

 アリーナ上で鈴音とラウラが睨み合う。

 シュヴァルツェア・レーゲンは、セシリア戦でレールカノンが大破、ワイヤーブレードが数本破損している。

 対する甲龍は細かい傷はあるものの、目立った損傷はない。

 

「あたしが勝ったら、酢豚奢りなさいよ」

……レールカノンがなくとも、私が勝つ」

「言ってくれるじゃない」

 

 2人の視線の間に火花が散る。

 

「くらえっ!」

 

 試合開始のブザーが鳴ると同時に、鈴音は衝撃砲を発射した。

 

「無駄だ。このシュヴァルツェア・レーゲンの停止結界の前ではな」

 

 ラウラはAICで衝撃波を止める。

 

「まだまだ!」

 

 鈴音は衝撃砲を放ち続ける。ラウラはそれをことごとく止めた。

 

「無駄だと言っている!」

「まだよ……まだ!」

 

 鈴音は横に回り込み、衝撃砲を放つ。だが、ラウラはそれに動じず、AICで止めた。

 直後、鈴音は背後に回わり、衝撃砲を放つ。しかし、ラウラは即座に反応、AICで受け止めた。

 

「ちぃっ!」

「馬鹿め。何度やっても、停止結界は破れないぞ」

 

 鈴音は構わず衝撃砲を放ち続けるが、全て停止結界で止められてしまう。

 

「わかっただろ。お前の攻撃など、私には通用しない」

 

 鈴音は衝撃砲を撃ち続けた。

 

「おい、聞いているのか!」

 

 鈴音の衝撃砲は止まらない。

 ラウラの表情が徐々に曇っていく。そして、ついに痺れを切らした。

 

「やめんか!」

 

 ラウラは鈴音を捕まえようとワイヤーブレードを伸ばす。

 鈴音は回避行動に移った。

 

「当たんないわよ!」

 

 ラウラのワイヤーブレードは空を切る。

 さらに、鈴音はラウラの周りを飛び回り、衝撃砲を射つ。

 

「ちょこまかと!」

 

 AICで防御しつつ、ワイヤーブレードで攻撃する。だが、鈴音の動きを捉えきれない。

 

「はぁ……はぁ……なんだコイツは……!」

「そこぉっ!」

 

 ラウラが息切れしたところへ、鈴音は衝撃砲を放ったが、やはり届かない。

 

「まさか……こちらの集中力切れを狙っているのか……! 小賢しい!」

「はぁ!? 停止結界なんか使っちゃって、アンタの方が小賢しいわよ!」

「何だと!」

 

 その後も、ラウラは衝撃波を打ち消しつつ、ワイヤーブレードを操り攻撃を仕掛けるが、鈴音は大半を回避、残りは青竜刀で弾いた。

 戦いは長期戦へと突入する。

 

「どうしたの? 息が上がってるわよ!」

「貴様こそ!」

 

 AICの連続発動と鈴音の度重なる挑発、セシリアとの戦闘により、ラウラは疲弊していた。

 一方の鈴音もワイヤーブレードを掻い潜り、衝撃砲を撃ち続け、少なからず疲労が蓄積している。

 

「いい加減……諦めたらどうだ?」

「冗談。あたしが勝つまで……絶対に諦めない!」

「往生際の悪い奴だ」

「ふん。それはお互いさまでしょ」

 

 そして、先に限界を迎えたのは……観客だっだ。

 

 

 

「な……なんで、あんなに戦っていられるの?」

「何時間やってるのよ……

 

 すでに試合は4時間以上経過している。観客席にいる全員が疲労困ぱいだ。

 

「フレー! フレー! ……おりむー!」

「織斑くんは戦ってないよ」

「う〜ん、この子可愛い♪」

「おなか減った~」

「何を食べようかなぁ」

「カルボナーラがいいな」

「私、カレー食べたいな」

 

 緊張感の欠片もない声があちこちから聞こえた。

 

「もう、無理……

「うん……眠くなってきた……

 

 そして、一人、また一人と寝始める。

 次第にざわめきは消えていき、やがて静寂が訪れた。

 

 

 

 

 灰色に近い白の装甲と、背部から伸びる2枚の巨大な翼が特徴の機体。ピットには、一夏のために用意された専用機『白式』が届けられた。

 

「織斑くんに専用機登場!」

「おお、かっこいい」

「なんか強そう」

 

 試合に飽き、見学に来たクラスメイトたちが盛り上がる中、一夏はISに触れる。

 

(まるで自分を待っていたみたいだ)

 

 自分の為に造られた専用機。その感触は不思議と温かく感じた。

 

「試合は終わりそうにないですね。予定を早めて、最適化まで進めましょう」

「はい」

 

 山田真耶の指示に従い、一夏は白式に背中を預けるように身を任せる。装甲が体に馴染んでいく。

 

「俺の……俺だけの……機体」

 

 全身が軽くなっていくような感覚を覚える。

 

「ISには、絶対防御という機能があって、どんな攻撃を受けても最低限、操縦者の命は守られるようになっています」

 

 真耶の言葉が耳に入る。

 

「ただ、その場合、シールドエネルギーを極端に消費します」

 

 一夏は一歩踏み出すが、足がふらつき、頭から倒れた。

 

「だ、大丈夫ですか?」

「平気です。絶対防御を感じました」

「はぁ、そうですか……

 

 その時、白式に変化が起きた。機体が灰白から眩しいほどの純白へ変わる。

 

「ついに始まったな」

 

 一次移行。初期化と最適化が終わり、白式が一夏の専用機となったのだ。

 

「武器はこれだけか」

 

 一夏の手元に日本刀型の近接ブレードが現れる。

 

「雪片弐型……か。雪片って、確か千冬ねぇが使っていた……

 

 右手に持った刀から光が溢れ出る。

 一夏は笑みをこぼした。

 

「危ないので、ここでは振り回さないでくださいね」

 

 真耶は笑顔で注意を促した。

 

 

 

 

 

 一方、ラウラと鈴音は未だに戦い続けている。

 

「いい加減、諦めたらどうだ!」

「そっちこそ、とっとと倒れなさいよ!」

 

 両者一歩も譲らない展開が続いていた。

 しかし、終演の時は訪れる。

 

「何だ!?」

 

 地面に衝撃砲が着弾。土煙が視界を遮った。

 万全の状態ならば、こんなミスは犯さなかっただろうが、ラウラは思わずAICを解いてしまった。

 そこへ衝撃砲が直撃。体勢が崩れたところへ、さらに1発。続けて、接近した鈴音による双天牙月の一閃。

 ラウラは、その渾身の一撃を防ぐことが出来なかった。

 

「試合終了。勝者、凰鈴音」

 

 ブザーが鳴り響く。

 

「はぁ……はぁ……やったぁ……

 

 鈴音はその場で座り込んだ。

 その隣でラウラは地面に寝転び、夜空を眺めていた。

 

「あ……流れ星だ」

 

 その時、「汝、より強い力を欲するか?」と問う声が聞こえた気がしたが、ラウラは特に何も感じなかった。星を見るのに忙しかったのだ。

 

 

 

 

 

 3試合を終えて、一年一組代表は織斑一夏に決定した。

 

「質問です」

 

 翌日、朝のSHR(ショートホームルーム)。教室にて、結果を聞いたラウラが挙手をする。

 

「はい、なんでしょう?」

「昨日の試合は3人とも一勝一敗だったはず。何故、織斑一夏がクラス代表になったのですか?」

「えーと……それはあるポイントでオルコットさんの勝ちとなりました」

 

 真耶は手元の資料を見ながら答える。

 

「ポイント?」

 

 ラウラは首を傾げた。

 

「はい! まず一つ目が、芸術的な射撃。二つ目に、優雅な回避行動。そして三つ目には、華麗な近接戦闘によって獲得されました」

 

……なんとなく納得いかないのですが、まぁ良いとしましょう。私の実力はまだ発展途上ということでしょうか。……だがしかしッ!」

 

 ラウラは勢い良く立ち上がり、一夏を見据えて宣言した。

 

「次の勝負では必ず貴様を叩きのめす! 覚悟しておくことだな、織斑一夏ァ!」

「えっ!? 俺かよ!?」

 

 突然の宣戦布告に戸惑う一夏。すると、隣の席に座っていた鈴音が立ち上がる。

 

「アンタね、あたしに負けたからって八つ当たりとか情けないわよ」

「何だと貴様!」

 

 ラウラは目を細めて威嚇する。が、それを見ても動じない。

 

「はん、弱い犬ほどよく吠えるっていうけど、本当みたいね」

……私を愚弄するか」

 

 ピキッ、と何かがキレるような音。

 

「へぇ、やるつもり? 」

 

 鈴音の眼光が鋭くなる。教室内の空気が一気に緊張する。

 

……やばい。このままだと喧嘩が始まってしまう)

 

 そう思い、一夏は2人を止めようとした、その時だった。

 

 バンッ!!! 

 教室の扉が乱暴に開かれた。そこに立っていたのは、織斑千冬。

 ちなみに、教室の扉は自動ドアである。

 

「やめんか、馬鹿共」

 

 その一言で、2人の殺気立った雰囲気は霧散した。

 

「さすがだぜ千冬姉」

 

 一夏がボソッと言う。

 そんな一夏に、千冬は厳しい視線を送る。

 

「織斑先生と呼べ」

 

 一夏がビクっと体を震わせる。

 その様子を見て、クラスメイトたちは忍び笑い。

 

「で、では一時間目は二組との合同授業ということで……

 

 教壇に立つ真耶は、どこか疲れた様子でそう言った。

 

 




『次回予告』

「ちょっと待て!何言ってんだ!?」
「なんでよ。一組のクラス代表でしょ!」
「中国から日本に出稼ぎに来たおじいさんと、日本で生まれ育ったおばあさんでした」
「しかも、その自覚もない。だから、そのような愚かな考えを持つ」
「対抗戦で負けないように、特訓しなきゃね」
「次回『転校生はいなかった』」
「あっ……しまったぁ。ごめんなさい、たっちゃん」
「ない、これはないわ……





セシリアがビット操作中に色々やってますが、独自設定です。
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