全仮面ライダーに変身し創造する少年のヒーローアカデミア 作:ルオン
まず、アンケートにご協力してくださった皆様、ありがとうございます!
今回は予告とは違い、少し内容を変えました。
それでは本編をどうぞ!
仮面家トレーニングルーム
「ハァ!」
「ぐぅ!!」
「どうした緑谷!防御だけじゃなく、攻撃や回避もしてみろ!」
多古場海浜公園で会った創一と緑谷は今、仮面家のトレーニングルームにて戦っていた。
何故こうなったかというと、時は約1時間前まで遡る。
多古場海浜公園にて再会した、従者を連れた創一、オールマイトと一緒にいた緑谷。
近づくにつれ、緑谷の存在に気づいた創一は、緑谷へ声をかけた。
「君は確か、眼鏡君に注意されてた人だよね?」
「う、うん。あの時はありがとう」
「なんだ?知り合いだったのか?」
「うん。試験の時にね?そういえば、名乗ってなかったな?俺は仮面 創一。よろしく」
「ぼ、僕は緑谷 出久。よ、よろしく」
互いに自己紹介する2人。
すると創一は、緑谷と近くにいたオールマイトを交互に見た。
「なるほど。ゼファー爺ちゃんと空彦さんが言っていたのは貴方でしたか。こうして直に会うのは初めてでしたね?仮面 創一です。宜しくお願いします、オールマイト?」
「「ッ!?」」
創一がオールマイトと言った瞬間、緑谷とオールマイトは驚いた。
何故なら、今のオールマイトは、緑谷が秘密を知るきっかけになったガリガリの姿、【トゥルーフォーム】と呼ばれる姿になっているからだ。
それを知っているのは、自身を鍛えてくれたゼファーとグラントリノ、後継者である緑谷と一部の人のみだからだ。
創一は、知る人物には含まれていない為、トゥルーフォームの状態でいるオールマイトを、本人だと言い当てた事に驚いたのだ。
「な、何故、私がオールマイトだと!?」
「推理·······というか、消去法と勘で言いました」
「消去法と勘?」
「えぇ。ゼファー爺ちゃんと空彦さんから聞いていまして、世間から人気は得ているが、ダメダメな弟子だって。ダメダメかどうかは分からないですが、世間から人気を得ている、金髪のヒーローはそれなりにいます。ですが、オールマイト以外のヒーローの個性は、メディアで公開されています。オールマイトはヒーロー活動中はマッスル体型で動いてますよね?メディアにも取り上げられる有名人で、目立つ体型をしているのにも関わらず、SNS等で街中で見かけたという情報や画像が一切なかった。考えられるのは、生活用品等をネットで購入して配達してもらっているか、マッスル体型の状態は個性発動時の姿で、個性を発動していない時は、平均的な体型か真逆のガリガリ体型じゃないかと考えたんです。なので、勘でガリガリ体型の方にかけて、オールマイト自身に自白してもらったんです」
「「··················」」
創一の説明を聞き、唖然となる緑谷とオールマイト。
その脇で見ていたゼファーとグラントリノは、唖然となる2人を見てにやけていた。
「どうだ俊典?家の孫、強いだけじゃなく、頭も良いだろう?」
「え?·······えぇ············」
「···········なるほど、そういうことか」
「え?」
「ゼファー爺ちゃんと空彦さんがオールマイトに会いにきて、関係なさそうな緑谷がいて、あきらかに普段より多い19人の従者。しかも、ガーディアンズを動かす程··········ワン・フォー・オール関係か」
「えっ!?」
「なっ!?」
創一の言葉に、再び驚く緑谷とオールマイト。
またも知らない筈の、それこそ、オールマイトか個性の事情を知ってる者しか、個性の名を知る術がないのだ。
オールマイトは驚きながら、ゼファーとグラントリノに顔を向けた。
「彼に教えたのですか!?」
「ああ」
「何故ですか!?何故彼に!?」
「
「なっ!?まさか!?」
「オールマイト?」
ゼファーが言った【奴】という言葉に、動揺するオールマイトと、様子がおかしい事に首を傾げる緑谷。
「その事については、今度話してやる。今は移動するぞ」
「えっ?ここでやるんじゃないんですか?」
「アホか?ここでやったんじゃ目立つだろ。特訓できる場所に移るぞ。ついて来い」
そう言ったゼファーの後をついていく緑谷とオールマイトの2人。
創一とグラントリノ、従者達は2人の後について歩いていく。
リムジンに乗った創一達は、仮面家へと向かった。
その数十分後に着き、ゼファーと創一の案内の元、トレーニングルームへとやって来た。
「ここがトレーニングルーム?」
「ああ。基本創一はここでトレーニングをしてる。でだ緑谷」
「は、はい!」
「とりあえず、今のお前がどこまで動けるのか知りたい。お前には今から、創一と組手をしてもらう」
「か、仮面くんと?」
「ああ。ただし、個性の使用は禁止だ。創一、お前も個性の使用は禁止だ。いいな?」
「分かったよ、ゼファー爺ちゃん」
返事をした創一は、緑谷と向かい合うように、緑谷と向かい側へと移動する。
「では2人とも、準備はいいな?」
「オッス!」
「は、はい!」
「それでは··········始め!」
ゼファーの合図で、創一と緑谷の組手が始まったのだ。
そして時間は戻り現在、緑谷はひたすら創一の攻撃をガードする状態となっていた。
「緑谷!回避はできなくても、せめて攻撃してこいよ!」
「わ、分かってはいるんだけど·········!」
創一に攻撃するよう言われても、防御するだけで疲れてしまい、攻撃する事ができない緑谷。
その状態が数十分続き、見かねたゼファーが2人を止めた。
「2人ともそこまで!」
「ふぅ······オッス!」
「はぁ·······はぁ·····」
ゼファーに止められ、創一は拳をおろし、緑谷は息を荒くしながら、その場にへたりこむ。
「まず創一、まだ無駄な動きがある」
「オッス!」
「次に緑谷、お前は反応力はまぁまぁ良いが、守りだけじゃ駄目だ。相手の動きを見ての回避と、とにかく攻撃をできるようになるようになれ」
「は······はい·········」
「とりあえず2人とも休んでろ」
2人に注意し、休むように言ったゼファーは、脇で見ていたグラントリノとオールマイトの元へ近寄る。
「俊典、お前本当に何も教えてないんだな?反応力は元々備わってたもんだろうが、それ以外は全然だ」
「も、申し訳ありません」
「空彦、緑谷への指導だが、俺とお前の2人がかりで教えようと思う」
「それは構わねぇが、創一はどうすんだ?見とり稽古でもさせんのか?」
「緑谷が休憩に入ったら、創一を鍛え、緑谷に見とり稽古をさせる」
「分かった。それでも、創一と緑谷の稽古時間に差ができるんじゃないか?お前さんの言い方だと、1時間ずつ鍛えるとかじゃないんだろ?」
「ああ。緑谷の稽古は2時間、創一は1時間だ」
「休憩に1時間使わせても、1時間あまっちまうが、どうする気だ?」
グラントリノの質問に、ゼファーはニヤリと笑う。
「心配すんな。明日には
「アイツ·········アイツか!?」
「も、もしや!?」
ゼファーの言葉に、同じ人物を思い浮かべ、ゼファーと同じようにニヤリと笑うグラントリノと、震えだすオールマイト。
数分後、ゼファーはグラントリノと共に、創一と緑谷に稽古をつけ、オールマイトは震えながら訓練の様子を見ていた。
to be next story
今回はここまでです!
次回はいよいよ雄英への入学になります!
次回も是非読んでください!
雄英入学までに緑谷が扱えるワン・フォー・オール出力は幾つがいいですか?(フルカウルは使えるようにします)
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