全仮面ライダーに変身し創造する少年のヒーローアカデミア   作:ルオン

5 / 9
お待たせいたしました!
まず、アンケートにご協力してくださった皆様、ありがとうございます!

今回は予告とは違い、少し内容を変えました。
それでは本編をどうぞ!


STORY4:紹介と方針

仮面家トレーニングルーム

 

「ハァ!」

 

「ぐぅ!!」

 

「どうした緑谷!防御だけじゃなく、攻撃や回避もしてみろ!」

 

多古場海浜公園で会った創一と緑谷は今、仮面家のトレーニングルームにて戦っていた。

何故こうなったかというと、時は約1時間前まで遡る。

 

多古場海浜公園にて再会した、従者を連れた創一、オールマイトと一緒にいた緑谷。

近づくにつれ、緑谷の存在に気づいた創一は、緑谷へ声をかけた。

 

「君は確か、眼鏡君に注意されてた人だよね?」

 

「う、うん。あの時はありがとう」

 

「なんだ?知り合いだったのか?」

 

「うん。試験の時にね?そういえば、名乗ってなかったな?俺は仮面 創一。よろしく」

 

「ぼ、僕は緑谷 出久。よ、よろしく」

 

互いに自己紹介する2人。

すると創一は、緑谷と近くにいたオールマイトを交互に見た。

 

「なるほど。ゼファー爺ちゃんと空彦さんが言っていたのは貴方でしたか。こうして直に会うのは初めてでしたね?仮面 創一です。宜しくお願いします、オールマイト?」

 

「「ッ!?」」

 

創一がオールマイトと言った瞬間、緑谷とオールマイトは驚いた。

何故なら、今のオールマイトは、緑谷が秘密を知るきっかけになったガリガリの姿、【トゥルーフォーム】と呼ばれる姿になっているからだ。

それを知っているのは、自身を鍛えてくれたゼファーとグラントリノ、後継者である緑谷と一部の人のみだからだ。

創一は、知る人物には含まれていない為、トゥルーフォームの状態でいるオールマイトを、本人だと言い当てた事に驚いたのだ。

 

「な、何故、私がオールマイトだと!?」

 

「推理·······というか、消去法と勘で言いました」

 

「消去法と勘?」

 

「えぇ。ゼファー爺ちゃんと空彦さんから聞いていまして、世間から人気は得ているが、ダメダメな弟子だって。ダメダメかどうかは分からないですが、世間から人気を得ている、金髪のヒーローはそれなりにいます。ですが、オールマイト以外のヒーローの個性は、メディアで公開されています。オールマイトはヒーロー活動中はマッスル体型で動いてますよね?メディアにも取り上げられる有名人で、目立つ体型をしているのにも関わらず、SNS等で街中で見かけたという情報や画像が一切なかった。考えられるのは、生活用品等をネットで購入して配達してもらっているか、マッスル体型の状態は個性発動時の姿で、個性を発動していない時は、平均的な体型か真逆のガリガリ体型じゃないかと考えたんです。なので、勘でガリガリ体型の方にかけて、オールマイト自身に自白してもらったんです」

 

「「··················」」

 

創一の説明を聞き、唖然となる緑谷とオールマイト。

その脇で見ていたゼファーとグラントリノは、唖然となる2人を見てにやけていた。

 

「どうだ俊典?家の孫、強いだけじゃなく、頭も良いだろう?」

 

「え?·······えぇ············」

 

「···········なるほど、そういうことか」

 

「え?」

 

「ゼファー爺ちゃんと空彦さんがオールマイトに会いにきて、関係なさそうな緑谷がいて、あきらかに普段より多い19人の従者。しかも、ガーディアンズを動かす程··········ワン・フォー・オール関係か」

 

「えっ!?」

 

「なっ!?」

 

創一の言葉に、再び驚く緑谷とオールマイト。

またも知らない筈の、それこそ、オールマイトか個性の事情を知ってる者しか、個性の名を知る術がないのだ。

オールマイトは驚きながら、ゼファーとグラントリノに顔を向けた。

 

「彼に教えたのですか!?」

 

「ああ」

 

「何故ですか!?何故彼に!?」

 

()が関わったからだ」

 

「なっ!?まさか!?」

 

「オールマイト?」

 

ゼファーが言った【奴】という言葉に、動揺するオールマイトと、様子がおかしい事に首を傾げる緑谷。

 

「その事については、今度話してやる。今は移動するぞ」

 

「えっ?ここでやるんじゃないんですか?」

 

「アホか?ここでやったんじゃ目立つだろ。特訓できる場所に移るぞ。ついて来い」

 

そう言ったゼファーの後をついていく緑谷とオールマイトの2人。

創一とグラントリノ、従者達は2人の後について歩いていく。

 

リムジンに乗った創一達は、仮面家へと向かった。

その数十分後に着き、ゼファーと創一の案内の元、トレーニングルームへとやって来た。

 

「ここがトレーニングルーム?」

 

「ああ。基本創一はここでトレーニングをしてる。でだ緑谷」

 

「は、はい!」

 

「とりあえず、今のお前がどこまで動けるのか知りたい。お前には今から、創一と組手をしてもらう」

 

「か、仮面くんと?」

 

「ああ。ただし、個性の使用は禁止だ。創一、お前も個性の使用は禁止だ。いいな?」

 

「分かったよ、ゼファー爺ちゃん」

 

返事をした創一は、緑谷と向かい合うように、緑谷と向かい側へと移動する。

 

「では2人とも、準備はいいな?」

 

「オッス!」

 

「は、はい!」

 

「それでは··········始め!」

 

ゼファーの合図で、創一と緑谷の組手が始まったのだ。

そして時間は戻り現在、緑谷はひたすら創一の攻撃をガードする状態となっていた。

 

「緑谷!回避はできなくても、せめて攻撃してこいよ!」

 

「わ、分かってはいるんだけど·········!」

 

創一に攻撃するよう言われても、防御するだけで疲れてしまい、攻撃する事ができない緑谷。

その状態が数十分続き、見かねたゼファーが2人を止めた。

 

「2人ともそこまで!」

 

「ふぅ······オッス!」

 

「はぁ·······はぁ·····」

 

ゼファーに止められ、創一は拳をおろし、緑谷は息を荒くしながら、その場にへたりこむ。

 

「まず創一、まだ無駄な動きがある」

 

「オッス!」

 

「次に緑谷、お前は反応力はまぁまぁ良いが、守りだけじゃ駄目だ。相手の動きを見ての回避と、とにかく攻撃をできるようになるようになれ」

 

「は······はい·········」

 

「とりあえず2人とも休んでろ」

 

2人に注意し、休むように言ったゼファーは、脇で見ていたグラントリノとオールマイトの元へ近寄る。

 

「俊典、お前本当に何も教えてないんだな?反応力は元々備わってたもんだろうが、それ以外は全然だ」

 

「も、申し訳ありません」

 

「空彦、緑谷への指導だが、俺とお前の2人がかりで教えようと思う」

 

「それは構わねぇが、創一はどうすんだ?見とり稽古でもさせんのか?」

 

「緑谷が休憩に入ったら、創一を鍛え、緑谷に見とり稽古をさせる」

 

「分かった。それでも、創一と緑谷の稽古時間に差ができるんじゃないか?お前さんの言い方だと、1時間ずつ鍛えるとかじゃないんだろ?」

 

「ああ。緑谷の稽古は2時間、創一は1時間だ」

 

「休憩に1時間使わせても、1時間あまっちまうが、どうする気だ?」

 

グラントリノの質問に、ゼファーはニヤリと笑う。

 

「心配すんな。明日には()()()が帰ってくる。弟子を連れてな?」

 

「アイツ·········アイツか!?」

 

「も、もしや!?」

 

ゼファーの言葉に、同じ人物を思い浮かべ、ゼファーと同じようにニヤリと笑うグラントリノと、震えだすオールマイト。

 

数分後、ゼファーはグラントリノと共に、創一と緑谷に稽古をつけ、オールマイトは震えながら訓練の様子を見ていた。

 

to be next story




今回はここまでです!

次回はいよいよ雄英への入学になります!
次回も是非読んでください!

雄英入学までに緑谷が扱えるワン・フォー・オール出力は幾つがいいですか?(フルカウルは使えるようにします)

  • 5%
  • 10%
  • 15%
  • 20%
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。