名も無きマスター
令呪
紅蓮のたまり醤油さんが配布している令呪診断のフリー素材の令呪イラストの一つです。
《キャラクター詳細》
沙条愛歌を依代とし、疑似サーヴァントとして顕現したORTのマスターにして名も無きマスター。
分かっている情報が少なく、名前は本当に無い為、名を呼ばれる事は本当に無い。
《プロフィール1》
身長/体重:176cm・51kg
出典:無し
地域:不明
属性:秩序・善
性別:男性
《プロフィール2》
彼は彗星より地球に飛来した究極の単一個体ORTのマスターであり、それでいて彼女(依代が少女である為)の世話係でもある。
一般的な仕事能力が高く、家事のスキルもまた高い。
「仕事はして当たり前だし、彼女は家事が出来ないからな。」
《プロフィール2》
彼はマスターであり、しかし魔術師ではなく魔術使いである。
マスターと言っても、出来る訳も無いと思っていた召喚術を試したら出来てしまったという、謂わばなんちゃってマスターであり、決して聖杯戦争の参加者という訳ではない。
魔術使いとしても決して秀でている訳ではなく、魔術回路は13で、基本的には強化魔術やガンド、変化魔術といった魔術しか扱う事が出来ない。それに加え、精度も高い訳ではない。
だが、その魔術回路に『異常』は有った。
《プロフィール3》
彼の魔術起源は『無銘』。
誰かに名を付けられない、何かに名を付ける事も出来ないという生涯『誰にも名を呼ばれないし、誰かに名を付ける事も出来ない』運命を辿る起源が無銘。
彼は現実世界から型月世界へと転生した“転生者”だが、自分が転生者である事を憶えていない。いや、正確には『自分が転生者であるという認識が出来ない』のだ。
彼は型月世界に転生する前までは自分の名前、自分の家族の事などが認識出来たが、転生してから『無銘』の起源が刻まれてしまった為に自分の存在を正しく認識する事が出来なくなってしまった。
彼は名は体を表す、という古くからの固定概念が通用しないのだ。
『自分の名前が無い≒自分が何者であるのかを認識が出来ない』という事に繋がっている。
その為、彼は型月作品の知識は有るが、『生前の自分』を認識する事が出来ない。
誰かに名を呼ばれる事も名を付ける事も無く、しかしあらゆる知識を身に付けた名も無きマスターは、それ故に座より彼女を押し付けられた。
だが、逆説的に言えば、彼は『何者にも成れる』という事でもある。
《プロフィール4》
魔術回路:質/EX++・量/E・編成/異常(過去に該当無し)
量こそ13本と平均より少ないが、13という数字は古き時代から現代まで伝わる忌み恐れられる、666と同一視される不吉な数字であり、誰もが認知し恐れる未だ名残りある数少ない確かな『神秘』である。
その一本が起動するだけで鐘が鳴ったかのような音を出し、大魔術を発動出来る程の綺麗かつ濃厚な魔力を生成する質を持っている。
彼が魔術回路の一本を起動し、強化の魔術を使えば、拳の一撃は地面を叩き割り、脚の一撃は家すら砕き割る威力を誇る。
彼が聖杯やアラヤ、ガイアのバックアップも無しにサーヴァントを召喚する事が出来たのは、ひとえに彼が生成する魔力が多く濃いものであったからである。
《プロフィール5》
○強化魔術:EX
身体能力・身体強度を強化するだけの魔術。一般的な魔術回路を持っている魔術師であれば、苦労せずに習得出来る簡易的な魔術。
彼が扱うこの強化魔術も、決して精度が高い訳ではない。だが、彼の持つ膨大で濃厚な魔術回路が強化魔術の質を極限にまで高めている。
拳を振るえば大気を揺るがし、足を抜けば地を砕く。
○変化魔術:EX
元から有る物に、本来なら持っていない機能を付与する事が出来る、特性変化の魔術。
斬るだけの剣に発火の能力を付与させるのがこれに当たる。
強化の魔術の延長にある魔術とされているが、本来なら存在しない機能を後付けするこの魔術は強化よりも高難易度。
ただの魔術使いである彼であるが故に、習得するのがやっとであり、スキルで表すならレベル1の状態。つまり、上手く扱う事は出来ないのだ。
だが、これまた彼の魔術回路の影響で、人の身で比べれば規格外に向上してしまっている。
○魔弾:EX
蒼崎青子が使用する魔弾と同じ系統の魔弾。装填する速度・発生させる速度こそ魔術師として完成した蒼崎青子に劣りはするものの、されどその威力と発射速度は魔法使いとしての蒼崎青子すらも大きく上回る。
蒼崎青子の魔弾を適当に放たれるアサルトライフルの弾丸とするならば、彼の魔弾は正確に狙いが定められたマグナム弾である。
《プロフィール6》
『終末を告げる無銘の鐘』
ランク:EX 種別:対軍宝具
レンジ:1〜100 最大補足:100人
ノーツ
心臓に刻まれた七本の魔術回路と、両腕両足両目の其々に二本ずつ刻まれた計六本の魔術回路の全てを駆動させて使用出来る、破壊に特化した大魔術。
蒼崎青子がフラット・スナークに対して使用した魔術の見様見真似だが、蒼崎青子の平凡的な質などではなく、規格外の質を持った彼が使用している為、その出力は本人すらも上回っている。