転生したらキャロル・マールス・ディーンハイムでした。 作:XIYON
仮面ライダーアブソリュートジオウ
ABSOLUTE LOGiN…
install…
TRANCE UP ONLINE…ABSOLUTE・ZI-O!
一兎が開発したアブソリュートドライバーで変身するジオウブレイズの派生パワーアップ形態。ゲイザーの黒いアウタースーツにウィザードの腰マントを改造した物と、ジオウの初期を合体させた姿。オウシグナルとインジケーションアイも現在。アーマー全体は薄紫と白でペイントされている。
能力
文章の一見ではジオウにゲイザーを組み込んだようだが、グレアのヒュプノレイやゲイザーのドミニオンレイを組み込んではおらず、その代わりにデモンズやデストリームのようにゲノミクスチェンジが可能。さらにジーンの特殊デバイス「ベクトランサー」 も備えており、重力方向を変えたり、相手の攻撃の起動を変えることが可能。
一言で言えばジオウにゲイザーの耐久性とデモンズのゲノミクスチェンジ、ジーンのベクトランサーを組み込んだ『チートの豪勢ビュッフェ』である。
必殺技
アブソリュート・ディメンション
DELETE…!
宙に浮いたあとに強烈なライダーキックを放つ。他にも高速で連続したインファイトを放つ。
アブソリュートドライバー:CV竹達彩奈
一兎が『スフィア天界四天神専用』として作ったドライバー。一兎、ルシファー、ビナー、モルガンの4人だけが使用可能。デモンズドライバーとヴィジョンドライバーを組み合わせたドライバーでカードホルダーはベルトから左腕のホルダーに変更。ベルト側のホルダーにはバイスタンプが収納できるようになっている。
上部にある生体認証装置「バイオメトリクサー」に親指を直に触れて指紋認証させ、各カードをアブソリュートリーダーに取り込ませて変身する。
変身後は縮退炉「オーインジェクトリアクター」にバイスタンプを押印するとゲノミクスチェンジやゲノムウェポンが可能。これは変身者の思考で選ぶことが可能で現状、一兎、ルシファーはゲノミクスチェンジ。ビナー、モルガンはゲノムウェポンとしている。
(ゲノムウェポンをする際はスフィア粒子でウェポンを形成する。)
・第16話:始まるチーム対抗戦
春子さんことハル姉の特訓が終わって昼飯を食い終えた俺達は美術の授業に出ていた。美術の先生はクリュティエ=ヴァン・ゴッホ……そう、あのFGOのゴッホである。
青白い肌に黒白目に白い髪…どこからどう見ても不健康な生活をしてそうな容姿だが…
ゴッホ「やぁやぁみなたま!クリュティエ=ヴァン・ゴッホだよ!」
この女……凄いハイテンションであるのだった。今日の授業は花を書くという簡単な内容だが…
ローラ「よしできた!」
キャロル「えぇ…」
ローラが書いた絵はどこからどう見ても花ではなく鼻の絵だった。いやどこからそういう発想になるんだよ?花だよ花?フラワーよフラワー?ノーズじゃないからね?
ゴッホ「みんな素晴らしい絵が沢山描けたねぇ!美術の先生として申し分ないよ!」
いやゴッホ先生?何人かおかしい花の絵を書いてますけど?大丈夫ですか?頭のネジ取れてんじゃないの?
キャロル「ダメだ…美術の授業は疲れる…」
一方…輪音学園には一兎の同僚の女神、ルシファーとビナーがやって来たのだった。2人は理事長室の席に座らせて、ケーキと紅茶を用意した。そして一兎は2人から衝撃の発言を聞かされる。
一兎「金剛が盗まれた!?」
ビナー「えぇ…ロイヤル様がシャルロットちゃんに歌姫の結晶の件を話していたら…突然としてクロウという人物が現れて…」
ルシファー「シャルロットと藤原雷電が対抗したんだが…結局は盗まれたんだ。」
一兎「月華に続いて金剛まで…」
ビナー「残るは雷鳴…混沌、頂。そのうちの頂は…」
一兎「あぁ、この学校で今度行われる学園対抗戦の優勝商品だ。手にした物は頂の力が手に入るのだが…」
ルシファー「その頂の力を狙ってる……ということだな?」
一兎「あぁ…警備員は一斉導入して開催する予定ではあるが…」
ビナー「状況は酷いわね…」
そんななかで理事長室に向かう足音が少しずつ近づいてきた。
トン…トン…トン…トン…
そんなのを気づかずに今後の対応を考えながらお茶を楽しむ3人…そして勢いよく扉が開く音と共にその人物は現れた。それを見て3人は目を見開いて驚いていた。
ビナー「も、モルガン!?」
ルシファー「貴様、何故ここに!スフィア天界で仕事してたんじゃないのか!?」
モルガン「仕事は終わりましたよ?ですけど、ビナーさんとルシファーさんが留守にしていたから何をしてるかと思えば…こんなところで優雅にお茶会ですか…」
一兎「コイツらは遊びに来たわけじゃないぞ?」
モルガン「勿論、そのつもりです。」
一方…
キャロル「あぁ…」
学園対抗戦が近い…今回はチームを組んで戦うのだが…せつなはエレンとユニと仲間にして参加するらしい。そんでもってローラと雨祢は今回は参加しないようだ。
するとそこに…
縁来「よっ!暇かな?」
キャロル「暇じゃねーよ。」
縁来「もしかして…学園チーム対抗戦の仲間を探してるの?」
キャロル「あぁそうだよ…せつなはエレンとユニと組んじゃったし…他のみんなは出たくないとか言うからさ。」
縁来「へぇ〜……なら、私が入ろうか?エントリー募集はまだ残ってるんでしょ?」
キャロル「え?いいけど…お前、大丈夫なのか?」
縁来「うん、ほらこの前だって息があってたじゃん!」
キャロル「そりゃそうだけど…」
縁来「優勝商品なにか知ってる?」
キャロル「確か…頂って名前の結晶だよな?」
縁来「そうそう。それ、私も欲しいんだよねっ!だからさ!一緒に参加しようよ!」
なんだろう…桃井タロウなみにタチが悪い気がするぞコイツ…
キャロル「あぁ分かったよ!一緒に参加すりゃいいんだろ!?」
縁来「よっしゃ!」
ま、仲間が見つからなかったら俺も参加しないつもりだったし、肩慣らし程度なら問題ないか。そう思っていた時だった。
どぉ〜ーん!
キャロル「!?」
縁来「今の爆発音は!?」
キャロル「音は向こうから聞こえている…まさか!」
縁来「第2バトルグラウンドの場所!」
キャロル「急ごう!」
そう言った俺と縁来は爆発が聞こえた第2バトルグラウンドへと急行した。するとそこにはローラと雨祢がプリキュアの状態で膝を付いてボロボロになっていたのと、それを介抱するせつなとエレン、そしてアスミがいた。
そしてグラウンドでは…
めぐみ「やっーーー!」
マナ「はっーー!」
同じクラスである愛乃めぐみと別のクラスの優等生でスポーツ万能、学力優秀、しっかり者のうえに、困っている人がいれば放っておけないヒーロー体質の相田マナが謎の仮面ライダーと戦っていた。
頭部の見た目はなんと仮面ライダーバロンを改造したもので、上半身は工事現場を彷彿とさせる見た目だった。そう…俺が目撃したのはデザイアドライバーで変身した仮面ライダーだ。
ドライバーの右側に装填されていたのはパワードビルダーバックル…なのだが、黄色ではなくメタリックなオレンジに塗装されていた。
そして問題なのは左側に装填されていた謎のバックル。その見た目はレンチ型のレバーが装備されたバックルとでも言っておこうか…ブーストでも無さそうだし…
しかも下半身はブーストの下半身のマフラーが外れて赤い部分が黄色に塗装され、ゲル状のようなものに包まれたアーマーが装備されていた。
キャロル「せつな、エレン、アイツらは?」
せつな「私達が練習をしてる最中に突然襲いかかってきたの。」
エレン「見たところ…この生徒っぽいけど…」
キャロル「縁来、アイツらを助けるぞ。」
縁来「仕方ない。神輿は省略だ。」
ドンブラスター!
縁来「アバターチェンジ!」
ドンブラコッー!アバタロウ!
縁来はドンブラスターを取り出してドンモモタロウに変身。目の前にいるバロンモドキに向かって走っていった。
ドン!モモタロウ!よっ、日本一!
縁来「さぁ、楽しもうぜ!勝負勝負!」
???「スーパー戦隊のヒーローか。面白い!」
マナとめぐみを他所にバロンに挑む縁来。その状況に2人は…
めぐみ「また暴れてる…」
マナ「(--;)」
そして俺も2人を助けるために変身しようとしたが…
キャロル「しまった。ドライバーはメンテナンス中だった。」
と言った俺は久しぶりにあれを出すことにした。
キャロル「練りに練って改造したコイツの出番だな。こい、ダウルダブラ!」
と言ってダウルダブラを取り出した俺は全身にシンフォギアに似たダウルダブラを纏った。それを見たせつな達は…
エレン「あれ?今日クウガブレイズじゃないんだ。」
せつな「プリキュアじゃないけど、キャロルもあんなのに変身できたの!?」
キャロル「まぁな?さ、俺にひれ伏しな!」
そう言った俺は現在のダウルダブラの姿でパワードビルダーフォームになっているバロンに立ち向かっていく。ガングニールのような姿をしているが無理もない。
これはガングニールの能力というか機能をダウルダブラに付け加えた『ダウルダブラ・ガングニールフォーム』と言ったところだ。
キャロル「真正面ど真ん中に♪諦めずぶつかるんだ♪全力全開で 限界 (突破して)♪」
せつな「歌ってる!歌いながら戦ってる!」
エレン「凄い…私やマコピーですら出来ない力だよ…」
???「なかなかいい太刀筋をしている…だがこちらも負けてはいられない!」
GIGANT!ARROW!
そう言ったパワードバロンは槍から弓に切り替えて遠距離で攻めてきた。俺もそれに対抗して拳で殴ろうとしたが、流石に距離を取られてしまう。
キャロル「(ちょっと変えてみるかな?)」
徒手空拳での戦いに満足した俺は両腕のガントレットパーツを結合させ、巨大な馬上槍型のアームドギアを手に持つ。
キャロル「I trust!花咲く勇気♪握るだけじゃないんだ♪」
???「うっ…歌いながら戦うとは…卑怯な!」
縁来「させるかっ!」
そう言った縁来はバックルからメダルを取り出し、ドンブラスターに嵌める。
縁来「アバターチェンジ。」
ドン!ドン!ドン!ドン!ドンブラコッ!
キュアスカイ!よっ!ヒーローの出番!
「「えぇーーーーーーー!?」」
縁来はドンモモタロウからなんとキュアスカイに変身した。その光景にみんなは目を見開いて驚いていた。
マナ「す、スーパー戦隊からプリキュアに!?」
めぐみ「どうやったらそんなことができるの?」
縁来「知らん!聞くな!」
「「えぇ…」」
縁来「さぁ、楽しもうぜ!勝負!勝負!」
コイツ本当に勝負事と縁に積極的だな…てなわけで俺と縁来は謎の仮面ライダーを追い詰めたが、彼は不利と見たのかドライバーに装填されている2つのバックルを外す。
そして変身者はなんと…女性だった。
???「今日は潮時か…まぁいい、データは取れた。」
スカイからドンモモタロウに戻った縁来は彼を見てこう言った。
縁来「お前…何者だ?」
芳佳「私は宮藤芳佳…仮面ライダーバローネ。」
キャロル「どうやってバロンとパワードビルダーを組み合わせた?」
芳佳「サポーターから改造キットを貰ってこのパワードファクトリーバックルを作った。そしてこのレンチギアバックルもね?」
せつな「どうして私達を襲ったの?」
芳佳「襲ったんじゃない…プリキュアの戦闘データを取りたかっただけだ。だが、相手にもならなかったさ。」
ローラ「なんですって!」
雨祢「貴様…自分が何をしたのか分かってるのか!」
芳佳「ふん…キャロル・マールス・ディーンハイムだったな?」
キャロル「……」
芳佳「チーム対抗戦…貴様と戦えるのを楽しみにしているぞ?」
そう言った芳佳はその場から立ち去っていった。そして俺達はローラと雨祢を保健室へと連れていった。
数分後…
マナ「黎夢先生!ローラと雨祢は?」
黎夢「命に別状はない。だがあまりにも力を削られたせいか、傷は酷い。」
めぐみ「黎夢先生、あの宮藤芳佳って何者ですか?」
黎夢「君たちと同学年でこの学園で最強と言われる実力者だ。その実力は生徒会長の水無月かれんも唸るほどだ。」
キャロル「……」
せつな「どこに行くの?」
キャロル「生徒会室だ。気がかりな事がある。」
そう言った俺は生徒会室へと向かった。
かれん「え!?芳佳さんが?」
キャロル「あぁ、ローラと雨祢を追い詰めて怪我をさせたんだ。」
こまち「困ったわね…あの子はちょっと厄介なサポーター生徒といるのよね。」
キャロル「チーム対抗戦で組んだ生徒を応援する生徒だよな?」
かれん「えぇ…その中でも異質なのが新条アカネ…パワードファクトリーバックルとレンチギアバックルを作り出すキットを彼女に渡した張本人よ?」
キャロル「そうか…俺もサポーターの生徒は付けられないのか?」
こまち「サポーター生徒は選手自ら選ぶことはできないのよ。」
キャロル「そうか…とりあえず、あの女は俺が警戒しておく。」
かれん「こっちは新条アカネを監視してみるわ。嫌な噂も色々なところが見え隠れしているし…」
そして放課後…俺は夕日のなかでバトルグラウンドを見ていた…
キャロル「(俺が考える限り、あのパワードファクトリーとかいうバックル…ランスと弓…それと脇にあったホルダーから見え隠れしていたが…クローがあった。それにあのランスは打撃型…ただ突くだけじゃなく、殴るのにも使う…はぁ、面倒になってきたな。)」
???「キャロル・マールス・ディーンハイムさんですね?」
俺が芳佳が変身する仮面ライダーバローネについて考えていると、後ろから女性の声が聞こえた。振り返るとそこには青い軍服を着た白い髪の女性が俺を見つめていた。
キャロル「君は?」
レーナ「アナタのサポーター生徒、ヴラディレーナ・ミリーゼといいます。以後、お見知り置きを。」
彼女との出会いをキッカケに、俺はこの学園チーム対抗戦で起きるある出来事に直面することを、この時はまだ何も知らなかった。
???「悪いけど…歌姫の結晶の一つ…頂は貰っちゃうわよ?」
次回
・キャロルと鮮血女王