転生したらキャロル・マールス・ディーンハイムでした。   作:XIYON

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ではどうぞ。


・第4話:やめろ、悪い奴らが俺の干渉に踏み込むんじゃねぇ。

ローラ「はああああ!」

 

現在プリキュア達3人がどこから現れたのかも分からないアントラーと激戦を繰り広げていた。だが、アントラーは虹色の光線でローラを地面に叩きつけてしまった。

 

ローラ「きゃあああ!?」

 

あまね&アスミ「ラメール!」

 

キャロル「(なんだあのアントラー…サイズは従来のウルトラマンの怪獣サイズではなく、プリキュアの怪物サイズに改造されてて…)」

 

???「えぇと…」

 

キャロル「ん?」

 

???「キャロルちゃんだよね?転校してきた。」

 

キャロル「あぁ、そうだけど…君は?」

 

ゆい「七瀬ゆいです。ごきげんよう。」

 

ご、ごきげんよう?この女の子の産まれは貴族かお金持ちの産まれなのか?こんなお嬢様言葉を使う女の子なんて滅多にないぞ?

 

ゆい「私…さっきあの怪物に襲われそうになったんです。だけど、あれほど大きくはなかったはず…」

 

キャロル「なに?」

 

怪物のサイズを変えられるアイテムがあるとでも言うのか?となると…何が始まるのか?するとローラ達が俺達の前に下がってきた。恐らくかなり苦戦しているようだが…

 

ローラ「なんて強さなの?」

 

あまね「何か…黒幕らしき奴がいればいいんだが…」

 

アスミ「えぇ…ですけど、あれを何とかしないと。」

 

キャロル「黒幕か…いるけど、探す手間はないな。」

 

「「え?」」

 

展開が早すぎて困惑しているローラ達プリキュアとゆい。無理もない。黒幕が分かったのは俺だけだからな?

 

ローラ「どういうこと?」

 

キャロル「昨日、常闇の森を調べてみたが…そもそもの話、この森は以前までは立ち入り禁止区域だった。けど…」

 

ローラ「魔物が少なくなったのを気に…立ち入り禁止が解除された。」

 

あまね「んじゃ!誰が常闇の森にアイツを!」

 

あまねがそう言い放ったあと、俺はアントラーが立っている場所とは別の場所を見つめてこう言い放った。

 

キャロル「出てこいよ。そこにいるのは分かっているぞ?」

 

そう言ってた現れたのは赤いフードで顔を隠した人物…そのフードが少しずつ消えながら消滅していき、着ていた人物の正体を明らかにしていく。

 

その正体は…

 

グレイ「ふ、まさか私がいることを知っていたとは…ただの転校生ではないみたいだな?」

 

ローラ「アナタは!?」

 

アスミ「グレイ先生!」

 

あまね「何故アナタがここに!?」

 

グレイ「何故と言われてもなぁ…」

 

あまね「まさか…常闇の森で試験を始めたのは!」

 

グレイ「その通りだ菓彩あまね。君たちにこのアントラーの餌食になって貰うためにこの試験を作ったのさ!」

 

ローラ「最低!私達が頑張って勉強したのに!」

 

アスミ「人の努力を踏み躙るなんて…いい大人がしていいことではありませんよ!」

 

グレイ「黙れっ!私の正体も知らないで…このアントラーを倒せるものか!」

 

そう言ったグレイ先生は首にかけていたペンダントを引きちぎり、

 

グレイ「ダークシンクロシステム…起動(アクティベート)!」

 

ダークシンクロシステム?なんの能力を得るんだ?と思っていたその時だった。アントラーが粒子となってグレイ先生の身体に纏わりついた。

 

そしてグレイ先生はまるでセーラームーンの妖魔やパンサークローの構成員みたいな姿に変貌してしまった。

 

グレイ「ふふ……フハハ……アッーハッハハハハハハッ!!!!!!

 

アントラーと融合したグレイ先生の姿はまるで歪んだウルトラ怪獣娘だった。そんなことを思ったいたら彼女はローラ達3人を圧倒。傷ができるほどに追い込んでしまった。

 

ゆい「みんな!」

 

グレイ「さぁ終わりだ醜きプリキュアども、貴様たちを倒せば…この学園は私のものだ!そして、世界は闇に染まり出すのさ!生徒など…ただのゴミに過ぎないんだよ!」

 

キャロル「ちっ…」

 

俺の頭のなかで何かがブチ切れた…生徒がゴミだと?冗談じゃない。そんな奇跡を狩り尽くすような言い方…ここの輪音学園の生徒はみんな魔法とかを学びに来たんだよ。

 

それを教える教師が生徒をゴミだなんて…

 

キャロル「ゆい、ラテを頼む。」

 

ゆい「え!?キャロルちゃん!?」

 

ラテ「キャロル!危ないラテ!」

 

ゆいとラテの忠告を無視した俺はローラ達の前に立った。そして…

 

ローラ「あっ、キャロル、逃げてっ!」

 

あまね「ダメだ!闘うことができないお前がこんな!」

 

アスミ「キャロルさん!逃げてください!私達は大丈夫ですから!」

 

キャロル「安心しろ。」

 

「「え?」」

 

キャロル「俺だって、戦えないわけじゃない。」

 

グレイ「ほぉう…力も何も無い転校生が言い切るか?」

 

キャロル「グレイ先生、アナタは俺の逆鱗に触れた。覚悟はできてますね?」

 

そう言った俺はダウルダブラを取り出して弦を奏で、全身にシンフォギアに似た装備を纏った。森中から音楽が流れて不思議な空間に染まった光景にゆいとラテは愚か、ローラ達プリキュアとグレイ先生も驚いていた。

 

そして…俺の戦う時の姿にもだ…

 

ローラ「えぇ!?」

 

あまね「あれは!?」

 

アスミ「プリキュア!?にしては…ちょっと見た目が違うような…」

 

グレイ「お前…何者なんだ!」

 

キャロル「何者と言われても、俺は…オレのやり方で貴様を潰すだけだ。」

 

グレイ「なんだと!?」

 

キャロル「ヘレナ゠グレイディ、お前はオレの干渉に踏み込んで来たんだ。それなりの覚悟はあるだろうな?」

 

グレイ「くっ…ジャマト!」

 

グレイ先生はジャマトに騎士の鎧を装備させた雑魚を召喚し、オレに襲わせた。

 

だか俺は『スフォルツァンドの残響』を歌いながらソイツらを容赦なく潰していく。

 

キャロル「腹立たしい不変の世を踏み躙る♪戦鬼は要らぬか答えよ〜♪」

 

ローラ「おぉスゴい!?」

 

あまね「歌いながら闘っている!?」

 

アスミ「やはり…あれはプリキュアとは本質が違うようです。」

 

あまね「どういうことだ?」

 

アスミ「こういう変身して闘うのは私達プリキュアだけでは留まらないということです。」

 

スフォルツァンドの残響を歌いながらジャマトを倒したあとに、アントラーと融合したグレイ先生を追い詰めるオレ。当然彼女もアントラーの能力を駆使して俺を攻撃しようとしたが…

 

グレイ「何故だ…なぜ私の攻撃が当たらない!」

 

ローラ「凄い…私達があんなに苦戦していたクワガタムシが…」

 

あまね「アントラーって名前だぞローラ…」

 

アスミ「力もプリキュアに匹敵する程…まるで人造プリキュアですね。」

 

さらに火、水、風の魔法陣を展開した俺はそれをグレイに放った。しかしそれも避けられてしまったのだった。

 

グレイ「これは…同時展開の四大元素…アリストテレスか!」

 

キャロル「(ここで戦い続けてたら他の生徒に危害が出る。一気に終わらせるかっ!)」

 

こうしてグレイを追い込んだ俺は背中に装備されているユニットを展開。そして強力なエネルギーを吸収していく…

 

グレイ「まさか…超重力子の塊なのか!?」

 

キャロル「高くつくぞ~♪オレの歌はぁっーーーー!!!!」

 

背部ユニットで生成した超重力子の塊をグレイに放った俺…それをもろに喰ったグレイ先生はアントラーの力を無くして元の人間の姿へと戻り、白目をした状態で気絶してしまった。

 

そして…

 

ローラ「キャロルーーー!!」

 

ローラ達が戦い終わった俺のところに向かってきた。

 

ローラ「凄いわよアナタ!こんな力があるなら隠さなくてもよかったのに!」

 

あまね「まさに歌って闘う錬金術師だな?」

 

アスミ「驚きました。まさかアナタも同じような戦士とは…」

 

キャロル「まぁ…プリキュアじゃないんだけどな?」

 

そう言い放ったあとに俺はグレイ先生を見つめる。すると彼女が使っていたダークシンクロシステムに使うペンダントを見つめると、そこに何かが刺さっていたのに気づく。

 

キャロル「これは…」

 

刺さった物体を抜き、それを見つめる俺…見た目はウルトラカプセルみたいな小さいコレクションアイテムのような物体…俺はそれを懐に閉まった。

 

ローラ「ねぇ?このあとどうする?」

 

あまね「グレイ先生のことは他の先生に言おう。試験は取り消しだな?」

 

アスミ「ですね。」

 

キャロル「いや、そうとも限らないぞ?」

 

「「え?」」

 

校長室…

 

ブンビー「シンクロシステム…まさか完成していたとは思いませんでした…あれは本来…人と動物が会話できるように開発したのですが…まさか奪われたやつが怪獣や怪物、怪人と融合した人間が強大な力を手に入れるという…なんともおぞましい。」

 

そこに1人の男が入ってきた。

 

???「やぁ、元気?」

 

ブンビー「校長室に入るならノックしてください。アナタはいつもノックしないで入ってるじゃないですか…」

 

???「いや悪いな…娘達と電話をしていてな?今回の任務は上手くいかないらしいぞ?」

 

ブンビー「そうですか…一兎理事長。シンクロシステムがついに売買されましたよ。ダークシンクロシステムとして。」

 

一兎「売買か。お前ならそう見えるのか?」

 

ブンビー「売買…ではないのですか?」

 

一兎「売買じゃなく…譲渡の気がするんだよ。あの状況から見てな?」

 

ブンビー「譲渡ですか!?ならば…」

 

一兎「うむ…それにアントラーの怪物と戦っていた生徒から…このカプセルを渡された。」

 

常磐一兎が手に持っていたのはキャロルが押収したカプセルだった。

 

ブンビー「理事長…これは…」

 

一兎「あぁ…嫌な展開になってきたな。」

 

ブンビー「どうしますか?」

 

一兎「とりあえず…この世界での事は上に報告する。お前は生徒たちの様子を頼む。あ、あとこのカプセルは彼女に返してやれ。」

 

ブンビー「分かりました。」




次回

・やっぱ仮面ライダーだよなっ!?
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