BLUEARCHIVE ANOTHERーSKIES DISTANTー 作:星野優季
MISSION 0ーking of the sky「大空に君臨する者」ー
《 ─────本当に、ごめんなさい。結局、また貴女に押し付ける事になってしまいました 》
それは、どこかのセカイ。我々のあったかもしれない可能性。あるいは、
《 貴女こそ、あの怪物を───あの地に住まう子供たちの、
《 貴女は、
大凡総てを
《 再び戻ったとき、あなたが私のことを憶えているとは思えない。なぜなら、そのように
《 ですが……どうかお願いします。もう一度、もう一度だけ、あの空へ飛び上がってくれませんか? 》
果てしなき空を夢見て、そこへ飛び立つ
《 ───!、ふふっ、ああ、そうでした。貴女は、そういう人でした 》
例えそれが
《 私のちっぽけな願いなど関係ない。ただひたすらに空を目指す、『大馬鹿野郎』、でしたね 》
例え目指すものが、誰かに
《 教えてください、アカバさん。 》
その夢がある限り、この
《 貴女の見ている空は、 》
彼女の見る世界が、空が、大地が、色彩が。そう、
《 何色、ですか? 》
願い、救い、痛み、恐怖。
《 ────どうやら、ここまでのようですね 》
空とは、ひとつにつながらないものである。
《 また再び、逢いましょう 》
────けれども。
そこにまだ、私の知らぬものがあるのなら。
いまだ知らぬ、光があるのなら。
《 あの夏の日で、貴女を待っています 》
私は飛び立とう、君の願いも乗せて。
未だ届かぬ、
《こちら管制塔。イーグル1、離陸を許可する》
「イーグル1、了解。これより離陸する」
キヴォトスの生徒は皆携帯電話のように銃火器を持ち歩く。
自動販売機やコンビニで当たり前のように銃弾や手榴弾を買うことができ、学校の備品に戦車や戦闘ヘリが平然と並ぶの超銃器社会である。
《こちら対策委員会!『アカバ』、至急航空支援を!そっちの到着予定は?》
『ヘイロー』を後頭部に浮かべているキヴォトスの住民は非常に頑健で、基本的に銃撃を受けようが砲撃を喰らおうが死ぬことはない。そのため、銃火器等への危機感がかなり薄く、ちょっとした揉め事が即銃撃戦に発展するという独特な習俗が存在する。たとえそれがお嬢様であろうと例外ではない。それは園児ですら同様であり、喧嘩になると手榴弾を投げる有様だ。
ただ、その感性は我々のような人間とほぼ変わらない。彼女らもまた、人間である。
「こちらイーグル1。3分だ。2分で行く」
《了解!》
つまり、何が言いたいのかというと。
《こちらイーグル1。スモークでもレーザーでもなんでもいい。目標を指示せよ》
いくら身体が無事だろうと、空から強襲されて、地面もろとも吹き飛ばされてしまえば、恐れ慄き逃げていくものだろう?
「こちら対策委員会!みんながスモークを焚いた!お願い、『アカバ』!」
《……イーグル1だ。
───航空機とは、いつの時代も戦場に変革をもたらして来た。
《こちらイーグル1。
それはこの時代でも同じ。
《
自身の保有する強大な力を削がれてしまえば、敵は瓦解し、為す術なく蹂躙される。
《こちらイーグル1。敵主力戦車を撃破。第一目標クリア。物資投下を行い、着陸する》
「───ねえ、先生。あの飛行機に乗ってる人は、何者なの………?」
────彼女は何者なのか?
今まで幾度も問いかけられた言葉。
その度に、彼女はこう答えた。
《私?………そうだな、空を目指した馬鹿、或いは──────》
───────ヘイローを持たない、『
これは、ifですらない。
外の世界より舞い降りた、とある
遥かな空を渡り
或いは、遥かな空よりやってきた、
とある、旅の物語。
まだ途中の作品がありながら書いてしまった。
激しく後悔している。