陰の実力者のシャドウに憧れてブルースカイと名乗る 作:ブラックマッハ
シャドウガーデンを結成して直ぐに姉さんのお遊びがスタートする。可愛いいけど飽きてしまったりしてしまうのは本当だ。
何故なら姉に稽古されるが、お遊び程度でつまらないてのが正直なところだ。俺が本気を出したら瞬殺である。
兄さんには勝てないだろうけど、そこそこ戦える自信はあったりするのだ。
「いい空、あの時の蹴りを見せてごらんなさい」
俺は仕方がなく剣にめがけて蹴りを入れる。威力はそこそこ程度。剣を弾くだけだから簡単な作業なんだ。
「やれば出来るじゃない。流石空よ」
そうすることによりお兄さんからの視線が痛い。そりゃあな目立つのは、モブにはタブー。絶対避けなくては、いけないイベントなのだから。
だがそれでも俺は、こんな笑顔な姉を悲しませるなんてとても出来ない。
少しくらい、ならモブを妥協しないといけない時があるのだ。だから頑張れたりしないのかなと思ったりするのであります。
ハァ心の中でも敬語になる程緊張するなんて実にモブぽい気がする。
いいね!!
「姉さん続けるよ」
そう言って修行の続きを促す。
「ええ」
そう言って通常の修行に戻った。全く手も足も出ずに敗北するけど納得してくれないのだ。
「まだまだもう少し頑張れるでしょう空」
「兄さん変わってよ」
「そうね、シドー次は行くわよ」
「ハイハイ」
シドーは嫌そうな顔をしながらボコボコに負けてしまう。勿論ワザと負けている事を忘れてはいけない。
「姉さん強いよ」
と言いながらブルブル震えている兄さん。これが本当のモブなんだと教えてくれるほど綺麗な泣き方だった。
一流の演技は時に破壊力を持つ、特に油断している敵にはな!!
それがいつ磨かれた破壊力を持つのかが楽しみだ。
「シドー、もう少しよ。頑張って耐えて」
「分かったよ」
泣きながら頑張っている。これがモブの勇姿なんだと分かるんだ。
「頑張れ兄さん」
「ちょっと、私を応援もしなさいよ」
「勿論姉さんも応援してるよ。頑張れ姉さん」
もうどっち応援すればいいのかが分からない。
「声が小さいわよ」
「頑張れ姉さん」
やれやれ姉さん弟相手に応援を求めるなんて子供なんだから。
あれ俺より子供だったりして……そう言えば俺精神年齢20歳以上なんだった。なら俺の方がメンタルが子供だったりするんだよな。
姉さんデレデレ状態で大丈夫なの?兄さんの攻撃に気づいていないけど、カウンターだ。剣同士がぶつかり合う。
「踏み込みが甘い」
それと同時にぶつかり簡単に弾き飛ばされてしまい、水びたしの状態になる。
「可哀想にな。これも全部姉さんのせいだよな」
あやばい首を捕まれた。
「空、私の事を悪く言ったかしら」
「いや別に何も。姉さん綺麗だなと思って」
「そう、中々見る目があるわね。流石空よ」
悪く言ったのは事実だが本当に姉さんのえがおは綺麗だった。