特急「たざわ」田沢湖・角館殺意の旅   作:新庄雄太郎

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いよいよ、犯人を逮捕するだけだ。


第6章 事件解決

「犯人は、羽越本線経由の寝台特急に乗って秋田へ行ったんだよ。」

 

 

 

「なるほど。」

 

 

 

「犯人はそれを利用したのね。」

 

 

 

と、時刻表で調べて見ると。

 

 

 

寝台特急「出羽」

 

 

 

上野発23時03分 乗車

 

 

 

秋田着8時14分 下車

 

 

 

特急「たざわ10号」

 

 

 

秋田発10時10分 乗車

 

 

田沢湖着11時15分 下車

 

 

そして、田沢湖で女性に会い、田沢湖で殺害した。

 

 

「そうか、犯人はこれを利用したんだ。」

 

 

「問題は、犯行の動機だよね。」

 

 

「ええ。」

 

 

「ああ、犯人の身元が分かったよ。」

 

 

「えっ、班長、それ本当ですか。」

 

 

「ああ、犯人はこの男だ。」

 

 

「誰なんです。」

 

 

「名前は、芦川 健治だ。」

 

 

「そうか、や派の彼女を殺して財産を狙っていたって事か。」

 

 

「そうだ。」

 

 

「つまり、犯人は芦川と見て考えてもいいですね。」

 

 

「うん。」

 

 

そして、札沼は東北新幹線「やまびこ」に乗って車内販売をしていた。

 

 

「すいません、コーヒー下さい。」

 

 

「はい、どうぞ。」

 

 

「はい、お金。」

 

 

「毎度、ありがとうございます。」

 

 

と、その時だった。

 

 

「えー、お茶とお菓子とお弁当はいかがですか。」

 

 

と、札沼は何かを発見したのか。」

 

 

「ん、あれ、この人。」

 

 

何と、札沼は1人の男を発見した。

 

 

「あれ、この人。」

 

 

「すいません、これをください。」

 

 

「はい、ビールとつまみですね。」

 

 

「はいよ。」

 

 

と、男は札沼にお金を払った。

 

 

「毎度、ありがとうございます。」

 

 

札沼は、車掌に言った。

 

 

「あっ、車掌。」

 

 

「どうした、札沼さん。」

 

 

「今、サングラスをかけた男が乗っているんですけど、容疑者の男に似ているんです。」

 

 

「えっ、それ本当ですか。」

 

 

「ええ、その男に似ているんです。」

 

 

「わかりました、声を掛けて見ます。」

 

 

そこへ、車掌が男に声を掛けた。

 

 

「あのー、すいませんがちょっとお話を聞きたいのですが。」

 

 

と、芦川がその場で逃げ去って行った。

 

 

芦川は、終着盛岡で下車した。

 

 

「ちょっと、待ちなさい。」

 

 

「くそー、捕まってたまるか。」

 

 

そこへ、高山と桜井と岩泉が追いかけてきた。

 

 

「逃がさないわよ。」

 

 

「観念しな。」

 

 

高山は、芦川に手錠をかけた。

 

 

そして、翌日。

 

 

「いやー、歩夢ちゃんと侑ちゃんとしずくちゃんの推理のおかげで事件は解決したよ、ありがとう、ご協力感謝するよ。」

 

 

 

と、高杉班長は言った。

 

 

 

「いやー、私はそれほどでも。」

 

 

 

「それに、お手柄でしたな。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

「今度、演劇でやってみようかな。」

 

 

 

「それいいかもな。」

 

 

 

と、高山は言った。

 

 

「しかし、あの芦川もなんて男なんだろう。」

 

 

「財産による犯行だったそうだ。」

 

 

「へぇー、なるほどね。」

 




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劇中の列車時刻は平成4年のダイヤを使用しています

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