魔払い纏いのラスボス系デュエリスト   作:閃刀姫使いアルジェ

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決着……?


第10話

「エクソシスター・マルファの効果。デッキから……」

「それにチェーン、灰流うらら。」

 

 その一言で、大きな舌打ちを漏らす。

 数秒手札を睨み、

 

「カードを3枚伏せてターンエンド。」

 

 美香 LP7200

    場 なし

    伏 3枚

    手 1枚

 

 ソフィア LP3100

      場 ラーの翼神竜-球体形 ATK0

      伏 無し

      手 3枚

 

 

 

 

 

412:名無しのデュエリスト

互いに譲らない展開ね()

 

413:名無しのデュエリスト

ソフィアの闇鍋デッキVS相変わらず相手を殺す美香 

 

ファィッ!

 

414:名無しのデュエリスト

でも、美香ちゃんがここまで押されてるの初めて見るな

ラヴィの時は最後の一瞬まで押してたし、ヒナは世界線が違うし

 

415:名無しのデュエリスト

む、ゲーリか……墓地回収効果にチェーンしてバティス打ったらチャンスだぞ!

 

416:名無しのデュエリスト

打ったァ!

 

417:名無しのデュエリスト

ちくしょう、うららかーい!

 

418:名無しのデュエリスト

ソフィアさんエグくない……?

 

419:名無しのデュエリスト

はっ?

 

420:名無しのデュエリスト

なんで墓穴!?!?

 

 

 

 

 

「怒れる嵐の神碑。EXデッキから神碑の牙ゲーリを特殊召喚。効果で墓地から神碑の泉を回収するね。チェーンは?」

「エクソシスター・バティス。デッキから………「うららで。」またかよ………でも、想定通り。」

 

 エリスと菓子を摘みながら見ていたヒナは、この光景に口を開き、手に持っていたクッキーを落とした。

 ラヴィが居れば「よくやった!」と皮を無視して叫んだだろう。

 

「墓穴の指名者ッ、これでそのうららの効果を無効にする!」

「自分のターンに1体並べるより相手ターンに2体並べるのを選んだか!」

 

 ソフィアの叫びに頷く美香。

 それを見て、ソフィアは悔しそうに口を歪ませた。

 

「今の状況で1番キツいのはハーピィ。でも、貴方は伏せをバティス、無限泡影かパークス、リタニアと予想したんじゃない?だから……バティスさえ貫けば後はこちらが使えるのは1枚だけ。そして危ないのはパークス。だから……」

「だから私は前のターンに輝ける炎の神碑を、そして今のドローでうららを引いた。まさかここまで読んでくるとは……」

「じゃあデッキからエクソシスター・ソフィアとエクソシスター・イレーヌを特殊召喚。そしてそっちは手札に加えてどうぞ?墓地に触れたね?」

 

 エクソシスター・ミカエリス ATK2500

 エクソシスター・ジブリーヌ DFE2800

 

「2面妨害……」

「当然、フィールド魔法を発動した瞬間、除外するよ。」

 

 その言葉を聞いた瞬間、ソフィアは大きく口を歪ませ………

 その眼を、茶色に近い色から黄色混じりの茶色に眼の色を変えた。

 

「面白い!そっちこそ精々足掻いてね!手札のNo─P.U.N.K.オーガ・ナンバーの効果!デッキからNo─P.U.N.K.セアミンを回収。そのまま召喚!」

「………………」

「………ならば行くぞ?セアミンの効果発動!」600LP払い、デッキから「ジブリーヌ。その効果を無効化。」………うん。」

 

 ソフィア LP3100→2500

 

 

 

 

 

「ならば行こう。美香、多分自覚してるだろうけど、貴女の弱点は………………カードのことを知らないことよ。」

「!?」

 

「レベル4の神碑の牙ゲーリにレベル3のNo─P.U.N.K.セアミンをチューニング!

 冷たい炎が世界の全てを包み込む!漆黒の花よ、開け!シンクロ召喚!現れよ!

 ブラック・ローズ・ドラゴン!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

「ヒナ煩いッ!」

 

 バラのようなドラゴンが出てきた瞬間……いや、そのちょっと前からヒナは叫び続けていた。

 ちなみに掲示板でも、その殆どが叫んでいた。

 

 

「私らの青春!あの日、自転車を漕いで遊星を真似して転んだ記憶!あの熱い戦いの数々!ライディング・デュエル!アクセラレーショォォォォン!」

「………ヒナってあんなのだったっけ………?」

「………ゴホン、ブラック・ローズ・ドラゴンの効果発動!S召喚成功時……フィールドのカードを全て破壊する!ブラック・ローズ・ガイルッ!」

 

 その効果に眼を丸くする美香。

 

「チェ、チェーンして、エクソシスター・リタニアとミカエリスの効果!ミカエリス効果で墓地の怒れる嵐の神碑を、リタニアで輝ける炎の神碑を除外ッ。」

 

 美香 LP7200→6400

 

「……ああ、そうだね、そうだよ。美香。貴女は確かに強い。でも、それまでだ。」

「…………」

「行くぞッ、神碑の泉を発動!そして輝ける炎の神碑!EXからこい、フギン!そして泉の効果で1ドロー…………さぁ、これで最終幕だ!死者蘇生を発動する!」

 

 サイコ・エンド・パニッシャー ATK3500

 

「バトルフェイズに入るが、神碑速攻魔法のデメリットでバトルフェイズはスキップされる。最後まで足掻きたまえ。ターンエンドだ。」

「……………………ムカつく。」

 

 その言葉に周りにいた3人が驚く。

 美香はそのまま口を開いた。

 

「サイコ・エンド・パニッシャーの「相手の発動した効果を受けない」効果はS召喚してないと意味ないのに何やってんの?」

「………」

「墓地のカオス・ルーラーの効果と死者蘇生でチューナー出していればパニッシャーをS召喚できたのに?」

 

 それを聞いて、安心したような表情になるソフィア。

 美香は更に不機嫌になるが、諦めたようにカードを引いた。

 

 

「……エクソシスター・マルファの効果。デッキからエリスを呼ぶ。そしてX召喚、ミカエリス。X素材を使い、デッキからパークスを手札に。そのままパークス。」

 

 美香LP6400→5600

 

「パークス効果でエクソシスター・マルファを手札に加え、そのまま特殊召喚。ミカエリスの効果で、ソフィアの墓地のカオス・ルーラーを除外し、マルファの効果でマルファがXチェンジ、エクソシスター・アソフィール。」

 

 エクソシスター・ミカエリス ATK2500

 エクソシスター・アソフィール ATK2100

 

「アソフィールの効果。X素材を1つ取り除き、フギンをバウンス。そして2体でX召喚。エクソシスター・マニフィカ。」

 

 エクソシスター・マニフィカ ATK2800

 

 ただ淡々と、作業をこなすかのように美香は回す。

 そして、そのハイライトのない眼で睨む。

 

「X素材を1つ取り除き、サイコ・エンド・パニッシャーを除外する………バトル。ダイレクト。」

 

 ソフィア LP2500→0

 

 

 デュエルが終わると同時に、美香は走り出した。

 それをヒナが急いで止めようとするも、

 

「本気で来いとか言っときながらふざけないで!」

 

 そう叫んだ美香に手を払われ、気づいた時には見失ってしまった。

 辺りは段々と暗くなっており、寂れた場所というのも影響して、ますます暗く感じる。

 

 ソフィアは被っている帽子を深く被り、溜息を吐く。

 

「ダメだな。」

 

 そしてそう呟いた。

 ヒナがなんのことかと聞き正そうとしたその時、

 

「先輩方!悪魔が出ました!」

 

 そう、エクソシスター・ステラがやってきた。

 

「すまない、美香の………ああ、マスターは後回しにして、悪魔をどうにかするか。」

「………わかった、手伝うわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………貴女も1人ぼっちなんだね。」

『                  』

 

 

「でも、君らと私は違う。私を邪魔するなら………消えて?」

『    』

 

 何かが、一筋の閃光が光った瞬間、その悪魔は堕ちた。




あれぇ?
目的のイレーヌが全然出ないぞぉ?

オリカ使ってOK?

  • オウケイ
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