「エクソシスター・マルファの効果。デッキから……」
「それにチェーン、灰流うらら。」
その一言で、大きな舌打ちを漏らす。
数秒手札を睨み、
「カードを3枚伏せてターンエンド。」
美香 LP7200
場 なし
伏 3枚
手 1枚
ソフィア LP3100
場 ラーの翼神竜-球体形 ATK0
伏 無し
手 3枚
412:名無しのデュエリスト
互いに譲らない展開ね()
413:名無しのデュエリスト
ソフィアの闇鍋デッキVS相変わらず相手を殺す美香
ファィッ!
414:名無しのデュエリスト
でも、美香ちゃんがここまで押されてるの初めて見るな
ラヴィの時は最後の一瞬まで押してたし、ヒナは世界線が違うし
415:名無しのデュエリスト
む、ゲーリか……墓地回収効果にチェーンしてバティス打ったらチャンスだぞ!
416:名無しのデュエリスト
打ったァ!
417:名無しのデュエリスト
ちくしょう、うららかーい!
418:名無しのデュエリスト
ソフィアさんエグくない……?
419:名無しのデュエリスト
はっ?
420:名無しのデュエリスト
なんで墓穴!?!?
「怒れる嵐の神碑。EXデッキから神碑の牙ゲーリを特殊召喚。効果で墓地から神碑の泉を回収するね。チェーンは?」
「エクソシスター・バティス。デッキから………「うららで。」またかよ………でも、想定通り。」
エリスと菓子を摘みながら見ていたヒナは、この光景に口を開き、手に持っていたクッキーを落とした。
ラヴィが居れば「よくやった!」と皮を無視して叫んだだろう。
「墓穴の指名者ッ、これでそのうららの効果を無効にする!」
「自分のターンに1体並べるより相手ターンに2体並べるのを選んだか!」
ソフィアの叫びに頷く美香。
それを見て、ソフィアは悔しそうに口を歪ませた。
「今の状況で1番キツいのはハーピィ。でも、貴方は伏せをバティス、無限泡影かパークス、リタニアと予想したんじゃない?だから……バティスさえ貫けば後はこちらが使えるのは1枚だけ。そして危ないのはパークス。だから……」
「だから私は前のターンに輝ける炎の神碑を、そして今のドローでうららを引いた。まさかここまで読んでくるとは……」
「じゃあデッキからエクソシスター・ソフィアとエクソシスター・イレーヌを特殊召喚。そしてそっちは手札に加えてどうぞ?墓地に触れたね?」
エクソシスター・ミカエリス ATK2500
エクソシスター・ジブリーヌ DFE2800
「2面妨害……」
「当然、フィールド魔法を発動した瞬間、除外するよ。」
その言葉を聞いた瞬間、ソフィアは大きく口を歪ませ………
その眼を、茶色に近い色から黄色混じりの茶色に眼の色を変えた。
「面白い!そっちこそ精々足掻いてね!手札のNo─P.U.N.K.オーガ・ナンバーの効果!デッキからNo─P.U.N.K.セアミンを回収。そのまま召喚!」
「………………」
「………ならば行くぞ?セアミンの効果発動!」600LP払い、デッキから「ジブリーヌ。その効果を無効化。」………うん。」
ソフィア LP3100→2500
「ならば行こう。美香、多分自覚してるだろうけど、貴女の弱点は………………カードのことを知らないことよ。」
「!?」
「レベル4の神碑の牙ゲーリにレベル3のNo─P.U.N.K.セアミンをチューニング!
冷たい炎が世界の全てを包み込む!漆黒の花よ、開け!シンクロ召喚!現れよ!
ブラック・ローズ・ドラゴン!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「ヒナ煩いッ!」
バラのようなドラゴンが出てきた瞬間……いや、そのちょっと前からヒナは叫び続けていた。
ちなみに掲示板でも、その殆どが叫んでいた。
「私らの青春!あの日、自転車を漕いで遊星を真似して転んだ記憶!あの熱い戦いの数々!ライディング・デュエル!アクセラレーショォォォォン!」
「………ヒナってあんなのだったっけ………?」
「………ゴホン、ブラック・ローズ・ドラゴンの効果発動!S召喚成功時……フィールドのカードを全て破壊する!ブラック・ローズ・ガイルッ!」
その効果に眼を丸くする美香。
「チェ、チェーンして、エクソシスター・リタニアとミカエリスの効果!ミカエリス効果で墓地の怒れる嵐の神碑を、リタニアで輝ける炎の神碑を除外ッ。」
美香 LP7200→6400
「……ああ、そうだね、そうだよ。美香。貴女は確かに強い。でも、それまでだ。」
「…………」
「行くぞッ、神碑の泉を発動!そして輝ける炎の神碑!EXからこい、フギン!そして泉の効果で1ドロー…………さぁ、これで最終幕だ!死者蘇生を発動する!」
サイコ・エンド・パニッシャー ATK3500
「バトルフェイズに入るが、神碑速攻魔法のデメリットでバトルフェイズはスキップされる。最後まで足掻きたまえ。ターンエンドだ。」
「……………………ムカつく。」
その言葉に周りにいた3人が驚く。
美香はそのまま口を開いた。
「サイコ・エンド・パニッシャーの「相手の発動した効果を受けない」効果はS召喚してないと意味ないのに何やってんの?」
「………」
「墓地のカオス・ルーラーの効果と死者蘇生でチューナー出していればパニッシャーをS召喚できたのに?」
それを聞いて、安心したような表情になるソフィア。
美香は更に不機嫌になるが、諦めたようにカードを引いた。
「……エクソシスター・マルファの効果。デッキからエリスを呼ぶ。そしてX召喚、ミカエリス。X素材を使い、デッキからパークスを手札に。そのままパークス。」
美香LP6400→5600
「パークス効果でエクソシスター・マルファを手札に加え、そのまま特殊召喚。ミカエリスの効果で、ソフィアの墓地のカオス・ルーラーを除外し、マルファの効果でマルファがXチェンジ、エクソシスター・アソフィール。」
エクソシスター・ミカエリス ATK2500
エクソシスター・アソフィール ATK2100
「アソフィールの効果。X素材を1つ取り除き、フギンをバウンス。そして2体でX召喚。エクソシスター・マニフィカ。」
エクソシスター・マニフィカ ATK2800
ただ淡々と、作業をこなすかのように美香は回す。
そして、そのハイライトのない眼で睨む。
「X素材を1つ取り除き、サイコ・エンド・パニッシャーを除外する………バトル。ダイレクト。」
ソフィア LP2500→0
デュエルが終わると同時に、美香は走り出した。
それをヒナが急いで止めようとするも、
「本気で来いとか言っときながらふざけないで!」
そう叫んだ美香に手を払われ、気づいた時には見失ってしまった。
辺りは段々と暗くなっており、寂れた場所というのも影響して、ますます暗く感じる。
ソフィアは被っている帽子を深く被り、溜息を吐く。
「ダメだな。」
そしてそう呟いた。
ヒナがなんのことかと聞き正そうとしたその時、
「先輩方!悪魔が出ました!」
そう、エクソシスター・ステラがやってきた。
「すまない、美香の………ああ、マスターは後回しにして、悪魔をどうにかするか。」
「………わかった、手伝うわ。」
「………………貴女も1人ぼっちなんだね。」
『 』
「でも、君らと私は違う。私を邪魔するなら………消えて?」
『 』
何かが、一筋の閃光が光った瞬間、その悪魔は堕ちた。
あれぇ?
目的のイレーヌが全然出ないぞぉ?
オリカ使ってOK?
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オウケイ
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ダメ!