「ふう、これで一通り片付いた。」
そう呟いたソフィアの近くには、悪魔が使っていた動物達の亡骸があった。
亡骸に向かい、ステラは手を合わせる。
「ところでソフィア……今さっきのことなんだけど。」
ヒナは深刻そうにそう切り出した。
ソフィアは無言で頷く。
「……あのデッキサイコ・エンド・パニッシャーは何枚入っていた?」
「1枚。」
ヒナの質問の答えははあっさりと、直ぐに帰ってきた。
その言葉に、納得したように頷くヒナ。
「2体で出せるシンクロであの場面をどうにかできるのが少ない。」
「ランク8なら居るけどそもそも入れてないしねぇ。そもそもサイコ・エンド・パニッシャーと神碑を同時に突破されることを“無視”して、しかもエクソシスターを“意識して”デッキを作っているんだから。」
2人は軽くそう言い切った。
そしてソフィアは溜息を吐いた。
「思った以上に事態は深刻だぞ。」
「……私もそう思うわ。美香は………ズレている。天才っていうのは残酷ね。」
「産まれてからずっと1人だった。前の両親はクソだった。ただただ私は諦めていた。でも、今は違う。愛せる人がいるっていうのはなんて素敵なんだろう。でも…………」
「うんうん。」
明かりのない、一寸先も見えない完全なる暗闇。
そんな中、美香は愚痴を垂れ流していた。
それに相槌をするのが1人。
「ってか、なんでラヴィがここにいるのよ。」
「……今ならエクソシスターに祓われないからねぇ。っていうかよくわかったわね。」
「声。ラヴィのは特徴的だから。」
ラヴィはそれに何も言わない。
美香はそれに何も言わない。
数分の静寂が訪れた。
その静寂に止めを吐いたのはラヴィだった。
「“ソフィア”からの協力は得られた?」
「やっぱり見てたか。」
イレーヌではなくソフィアと言った時点で、美香はラヴィが見ていたと理解した。
それにラヴィは笑った。
「当たり前じゃん〜。ラヴィは何処にでも居られるんだよ。うふふ。」
「でもエクソシスターには弱いけどね。」
美香はすぐさまラヴィの発言を斬る。
それでもラヴィは笑っていた。
「あはっ、ラヴィがなんで今、美香の前に居るのか考えた?」
「………………」
一呼吸置き、ラヴィは珍しく、真面目な顔で言った。
「エクソシスターである貴方の前に。」
美香は無言で右手に持っていた剣を振り上げた。
829:名無しのデュエリスト
人形ちゃんが1番可愛いんだよオラ!
830:名無しのデュエリスト
紅ずきんだよオラ!
831:名無しのデュエリスト
ダイアナだよオラ!
832:名無しのデュエリスト
ギガンディダノスちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!
833:名無しのデュエリスト
おぜう様はおやつです
834:名無しのデュエリスト
おっ、戦争かぁ?
獣狩りの時間かぁ?
835:名無しのデュエリスト
白熊黒の波動混沌の爆炎すっぞ
836:名無しのデュエリスト
帝国式十進剣ループすっぞ
837:名無しのデュエリスト
1ターンダーツデリートすっぞ
838:名無しのデュエリスト
ぎゅっとしてドカーン!
839:名無しのデュエリスト
お前ら殺意マシマシで草
840:名無しのデュエリスト
なんでエロゲ世界線が2人居るんでしょうねぇ……
841:名無しのデュエリスト
知らん
842:名無しのデュエリスト
エロゲ世界裏山
843:名無しのデュエリスト
>>842 ちなみに世界観は無限に続くクソッタレな恋物語と敵側の目的がごく一部以外を奴隷化とかいうクソ世界。
844:名無しのデュエリスト
すまんかった
845:名無しのデュエリスト
そういや3人とも遅いなぁ
846:名無しのデュエリスト
ラヴィは一体全体何をやってるんでしょうねぇ
847:甘え風
私も知りたい
848:名無しのデュエリスト
>>847 何があったし
849:甘え風
イッチ行方不明 現在エリス、ステラ、ソフィアと捜索中
850:名無しのデュエリスト
イッチ!?
851:名無しのデュエリスト
まだ見つかってなかったんかぁ……
852:名無しのデュエリスト
でもどうして……?
853:名無しのデュエリスト
…………なんとなくわかるかもしれん
こここうされてたら負けてたとか……ね。若干後味悪い感じになるのは嫌だしね
854:名無しのデュエリスト
でも、あのデッキでパニッシャーは1か2枚じゃろ?しょうがないじゃないか?
855:名無しのデュエリスト
生姜なくないんじゃろ
イッチにとってはそれが苦痛だっただけや
856:名無しのデュエリスト
イッチも難儀よのう……
857:甘え風
………不味いね
そろそろ陽が落ちる
858:名無しのデュエリスト
ん?陽が落ちると不味いんか?
859:名無しのデュエリスト
エクソシスター世界は廃世界や
街灯なんてないようなもんやで
860:名無しのデュエリスト
しかも悪魔がいるんやで!
861:名無しのデュエリスト
イッチィィィ!
むっちゃ危ないじゃない!
862:甘え風
うわっ、何か落ちてきた
863:名無しのデュエリスト
大丈夫か?
864:甘え風
はっ?
865:名無しのデュエリスト
何があった!?
突如、美香を探していた4人の後ろに、ズドンと大きな音がした。
奇襲かと思い、4人はすぐさま後ろを向き、各々の武器を構える。
大きな土煙の中、一筋の閃光が見えた。
「ちぃっ!容赦ないわね!」
現れた影に、ヒナは驚く。
ふと、現れた彼は、4人を目にして少し嫌そうな顔をした。
「ラヴィ!?」
「あはぁ………なんでいるのよ。」
しかし、その声はいつもより小さく、疲れているようだった。
ふと、ラヴィは突然腕を大きく後ろに振る。
「これで何回目よ!もう30回は飛ばしたわよ!」
文句を漏らすラヴィに、なんのことかわかっていないヒナが口を開く。
だが、その答えは思いがけないところから出てきた。
「正確には36回。いい加減死んで欲しいんだけど。」
空に美香がいた。
その姿は神々しく光り輝いており、右手に握る剣は、その神々しさに拍車をかけていた。
「………エリス隊長……?」
「………精霊纏い……」
そして、エリスと見間違えるほど似ていた。
美香の顔と、剣を左に持ち替えるだけでもう区別はつかない。
しかも、美香の黒髪が金色になっているのも判りづらくしていた。
エリスは何か知っているようだったが、それを聞く前に美香が口を開く。
「………はぁ。これもラヴィの目的通り?今の私とみんなを会わせることが。」
「これはちょっと予想外かなぁ。ホントは1人で全部終わらせるつもりだったんだけどねぇ……」
すぐさまエクソシスター達はペンダントに手を伸ばす。ヒナも今まで握っていたマシンガンではなく、いつも用いている機関銃を取り出した。
それを、ラヴィは手で制す。
「美香、デュエルしましょ。」
「……はぁ?」
「怖いの?ラヴィに負けることが?」
ラヴィは言葉だけで空気を呑み込んだ。
その雰囲気にエリスやヒナでさえ呑まれてしまう。
誰も口を開かなかった。
「……いいよ。」
最初に口を開いたのはヒナだった。
それと同時に地面に降り立つ。
「じゃあ、これでいいや。どうせお母さんを蘇らせる手は色々あるし。」
「いいね。じゃあ………」
「「デュエル」」
美香(後攻) VS ラヴィ(先行)
あれぇ?イレーヌどこ?
漸くタイトル回収できたと少し安心してます
オリカ使ってOK?
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オウケイ
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ダメ!