セセリアさんがナルシストに言い寄られるようですよ? 作:ガラクタ山のヌシ
エアリアル改修型変えなかったよ…ヽ(;▽;)ノ
決闘委員会のラウンジにて、セセリアは何やら落ち込んだ様子でいる。
それを見たグエルはちょうどいいと思い、セセリアとドゥラメンテの進捗を聞くために歩み寄る。
「おうセセリア」
「グエルセンパイ…取り巻きも連れないでなんの用っすか?」
いつものソファに腰掛けるセセリアは見るからに不機嫌と言うか、ひとりで考えを巡らせていたであろう様子。
その近寄り難さはよく隣に座っているロウジが距離を空けて座っている様子からもよく分かる。
珍しくケンカでもしたのかと思ったグエルは少し困惑気味ではあるが、それはそれで恩を売れると踏んで内心喜ぶが、無意識に被りを振ってその考えを捨てる。
ともあれ、ここで聞かねば二人の仲を取り持つのは難しいと判断したグエルは臆せず質問を投げかけることとした。
「で?最近ドゥラメンテとはどうなんだ?」
「別に…フツーっすよ」
不貞腐れた様子でぶっきらぼうに返すセセリア。
普段の嫌味が飛んでくるかと思っていたグエルは肩透かしを受けた気分だ。
「なんだよ。ケンカでもしたのか?」
「ケンカっていうか…アタシが勝手に不機嫌になってるだけって言うか、恥ずかしいっつーか…」
思わぬ返答にグエルはハンッ…と呆れた様子だ。
「何だよ。そんならさっさと本人に確認するなり謝ればいいだろが」
「でも、ここで許すと将来的に色々と苦労しそうで… 」
「苦労?なんのだよ」
流石に疑問符を頭に浮かべるグエルに、セセリアは撤回の言葉を続ける。
「そりゃあ子どもとか…ハッ!!い、いえ!!今のは違うんで、いや、ゆくゆくはって意味では違ってはないけどその…忘れてください!!」
「おっ…おお…」
思わず早口で捲し立ててグエルから視線を外したセセリアは再び思案に耽る。
ここ数日のセセリアがこんな調子なお陰で決闘委員会の仕事は御三家で回す事となっている。
まぁ、それ自体は普段とほぼ変わらないと言えばそうなんだが。
「っていうか、仮にあそこで聞いてたんだったらもうそのまま告って来なさいよ!?
いやまぁ、普段からもう半分告られてるみたいなものではあるけども、それでもやっぱりそう言うのは男から聞きたいって言うか…嫌でもこっちの勘違いだったとしたら顔合わせにくいし…」
ブツクサと色々呟くセセリアはいつもの彼女とはまるで異なる。
「重症だね…」
セセリアから離れて座っているハロを抱えた生徒、ロウジ・チャンテがそうこぼす。
「今度会った時は逃げないようにしないと…」
一方その頃、もう一人の当事者であるドゥラメンテは………。
「我が友エドモンドよ…オレはもうダメかもしれん…」
ドゥラメンテは寮の談話室で机に突っ伏してそうこぼす。
「珍しく落ち込んでんなぁ…まぁ、話聞く限り確かに訳がわからんが」
「フッ…落ち込むオレもまた美しい…」
「オメー本当はまだ余裕あんだろ?」
キレ気味に突っ込むエドモンド。
「フッ…こうでもしていないと気を紛らわせないのさ。そもそもセセリア嬢のいう『起きてた』というのに身に覚えがなく…」
「そうかい…そりゃあ災難だったな…」
珍しく同情の言葉を向けるエドモンド。
そんな時、ドゥラメンテはぽつりとこぼす。
「しかし…そんなに嫌だったのか、膝枕…」
「うん?膝枕ぁ?」
「うむ…実を言うとだな…」
さらに詳しくことの経緯を聞き、同時に何かを思い出した様な表情のエドモンド。
そしてそれは、確信めいたモノを悟ったような顔になり……………。
「あぁ〜…もしかしたら、なんか分かったかもしれん」
「なにっ!?本当か!?」
先ほどまでの意気消沈ぶりが嘘の様にガバリと起き上がるドゥラメンテ。
その目は期待に輝いてはいるが……。
「だがコレは、多分オメーが直接聞いた方がいいと思うぜ?」
「ふむぅ…そうか…では今度聞いてみよう」
「逃げられなきゃいいけどなぁ…」
なお、その晩はドゥラメンテとセセリアの両者にとって眠れぬ夜であったそうな。
今更ながら、口調変だったら申し訳ないです〜。