セセリアさんがナルシストに言い寄られるようですよ?   作:ガラクタ山のヌシ

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つづきできました〜。


第26話

ドゥラメンテとセセリアの二人は、とあるパーティーに参加していた。

主催者はそれなりに大手の企業のCEOで、ドゥラメンテはセセリアと一緒にどうだ…と、決闘委員会のツテでぶっきらぼうな様子のグエルに招待状を貰ったのだ。

 

形式としてはよくある立食パーティーの席で、ドゥラメンテとセセリアの二人は慣れた様子で挨拶をひと通り終えると、連れ添って会場のホテルのベランダで涼むことにした。

 

二人の視線の先には、よく整えられたホテルの庭園がライトアップされているのが写る。

 

天井に吊るされ、ゴテゴテとした嫌になるほどに大きく眩しいシャンデリアの光も、ここでは多少はマシに思える。

 

パーティーの挨拶を終えた主催者の礼服を着た中年の男はさっそく客人に囲まれ、やれ自慢のコレクションが素晴らしいだの、お子さんの誕生日おめでとうございますだのと、遠回しな機嫌取りにご満悦そうに、しかしその眼光は鋭く、まるで蛇のように狡猾に、少しでも客の情報を引き出そうとしているのが見えた。

 

そんな大人たちを横目に「どうぞ」とドゥラメンテが椅子を引くと、セセリアはそこに腰掛ける。

 

「まったく…グエルセンパイもどういう風の吹き回しなんだか…」

「フッ…だが、そのおかげでセセリアのドレス姿を見ることができた。オレとしては、それだけでも十分満足だ」

「なっ……別に、ドレスを着るのはフツーでしょフツー!!」

 

ブルーのドレスに身を包み、何故だか照れくさそうに顔を赤らめてそう言うセセリアは照れくさそうに顔を逸らす。

 

「別に…こんな服くらい、言ってくれればいくらでも見せてやるっての…」

 

ブツブツと、何かしら呟くセセリア。

 

「ハッハッハ!!だが…こう言った場での勉強の機会を与えてもらえたのは素直に感謝だな」

「ったく…こんなのベネリットグループ内の、ほとんどお義理の参加でしょ。しかも、参加してんのはほとんどランキングで下の方のどうでもいいような企業の連中ばっか…それがメンドーになったんじゃないの〜?」

「ハッハッハ!!セセリアは相変わらずグエル殿に厳しいな!!」

 

二人がそんな風に、いつものように談笑していたそんな時だった。

 

「あのっ…ドゥラメンテ・シックール様ですよね!!」

「おや?貴女は…」

 

ドゥラメンテが振り向くと、白いドレスに身を包んだ金髪碧眼のやや歳下に見えるひとりの少女が話しかけてきていた。

 

「あの、わたし…ドゥラメンテ様の企業のアクセサリーが好きでして…特にコレなど…」

「おぉ…つい最近出た最新のリングですね。わざわざつけて来てくれたのですか?」

 

二、三話して緊張も解けてきたのか、少女は柔らかな笑みを浮かべる。

 

「はい…あの、実はこう言った場に慣れていなくて…お父様もお母様も主催者様の所でして…他に見知った顔もありませんし、よろしければご一緒しても…」

 

「そうか、それは仕方ない。よろしいか?セセリア」

「……別に〜?いいんじゃない?」

 

どう言うわけか机に頬杖をついて、若干不機嫌気味なセセリア。

 

ドゥラメンテは、その少女と別れた後も…。

 

「荷物持って」とセセリアが言えば

「うん、了解した」と即答し

 

「離れないで」と、唐突に腕を組めば

「了解した」と受け入れ

 

「喉乾いた」とグラスを差し出せば

「それではいっしょに…」と、ボーイに貰いに行き…

 

と、セセリアのわがままに振り回されたのだった。

 




パーティーのマナーとかググったけどよぐわがんね。

齟齬やらツッコミどころがあったら申し訳ないです。はい。
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