セセリアさんがナルシストに言い寄られるようですよ?   作:ガラクタ山のヌシ

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つづきできました〜。


第68話

とある休日の早朝。

ドゥラメンテの寮の一室に、来客があった。

 

来客の名はセセリア・ドート。

そして、その一室とは…ドゥラメンテの自室である。

 

未だにスヤスヤと完全に油断した表情でベッドで横になる寝巻き姿のドゥラメンテにセセリアは歩み寄り、くすくすと笑う。

 

「おはよ〜。ねぼすけさん…な〜んてね〜」

 

そんなことを言いつつ、セセリアは何かイタズラを思いついたような子供っぽい表情を浮かべる。

 

と思えば、寝ているドゥラメンテに歩み寄り…不意にその頬に触れる。

 

「ん〜、すべすべする…アンタ、アタシより肌綺麗なんじゃないの〜?」

 

そんな文句も、口調の優しさで台無しである。

まぁ、美しさを自称するだけあって、美容に気を遣っているのは分かっていたが。

 

次いで耳、顎、眉と触れていく。

セセリアの手には温かい感触が伝わっているので、きっとあちらは冷たいと思っているだろう。

 

「んん〜……」

「っふふ…これに懲りたら、告解室なんて使わないで、ちゃんと直接アタシに言いなさいよ〜〜?」

 

くすぐったいのか、少々顔を顰めるドゥラメンテを見て、セセリアはおかしそうに笑いを堪える。

そんな寝顔を見られることに、どこか優越感を覚えていた彼女の耳に、聞き慣れた優しい声が聞こえてくる。

 

「セセリア…」

 

ピクッと反応する。

 

バレた!?

 

そう思ったセセリアは、焦って思わず距離を開け、素知らぬ顔ですぐ側の椅子に座る。

ちびハロを連れて来なくて良かった。

そう安堵していたセセリアなのだが…。

 

「…………」

「…………」

「な…な〜んだ…寝言ね〜…」

 

セセリアは分かりやすく、ほっと胸を撫で下ろす。

若干ドキドキしているが、それもこれも目の前の男のせいだと理不尽かつ可愛らしい意地を張る。

 

しかし、しばらく経って気持ちが落ち着いてくると、そういえば、ここに直接来るのは初めてだと気づく。

会うのはたいてい寮の談話室か、中庭の薔薇園だ。

 

それに気づいたセセリアは興味ありげに周囲を見回す。

 

部屋にはもう一つの空いたベッドと、簡素な勉強机が壁と並行になるように置いてある。

 

なお、そのベッドの主であるエドモンドは既に起きて朝食を食べている頃合いだろう。

 

ベッド脇の背の低い本棚の上には水差しがありそこに一輪の薔薇の花が生けてある。

 

全体的にシンプルな作りの部屋であり、まぁ良くも悪くも学生寮らしい部屋と言える。

セキュリティー面が若干心配になる面を除けば、ブリオン寮ともさほど違いはないだろう。

 

ドゥラメンテの机の上には分厚い本が幾らかと、ベタな恋愛ハウツー本が置いてあり、生徒手帳は充電器に差して端の方に置いてある。

 

「あとはベッドの下に…怪しい本とかは〜…」

「む〜…せせりあ…?」

 

上の方から声が聞こえ、一瞬固まるセセリア。

結論から言えばベッドの下には特に何もなかったのだが…、何かいけないことをしてしまった気がしてドゥラメンテの方を見やる。

 

「あ、あの…ドゥラメンテ?アタシは別になにも…」

「いっしょにねるかぁ〜?」

「えっ…ちょっ!?あのホント、今朝はシャワーも浴びてないしっ…こう言うのはまだ早…」

 

寝ぼけ目のドゥラメンテに、セセリアはそのままグイとベッドに引き込まれてしまう。

そして、目の前には当然ながら、先ほどまでいじくり回していたドゥラメンテの寝顔があるわけで……。

 

「〜〜〜っっっ!!」

 

最早先ほどの余裕もなく、思いの外強く抱きしめられていたことから抜け出すこともできず…。

更にはドゥラメンテからちょっといい匂いがしたのもあって思考がまとまらないセセリア。

 

そのまま、茹で蛸状態の彼女が見つかったのは、いい加減起きて来ないドゥラメンテに痺れを切らして起こしにきたエドモンドによってであった。

 




おっかしいなぁ〜、ガンダムの二次なのにガンダムが全く出て来ない…今更か!!
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