ノロイ×呪怨【映画ノロイの登場人物が呪怨の呪われた家に入ったら】 作:小林雅文
じゅおん【呪怨】
強い怨念を抱いて死んだモノの呪い。
それは死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。
その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。
「ここが一家惨殺があった噂の家か…」
かつて3人の家族が住み、夫が妻と息子を惨殺し、その後自殺したいわくつきの家。その家の前に立ち、見上げて立っている男が居た。
その男は
怪奇実話作家 小林雅文(こばやしまさふみ)
数々の心霊現象や心霊体験を自ら体験し、映像に収め作品にしている。
そんな彼が何故その場所にいるのかと言うと心霊現象の調査の中でその一家惨殺の家に関わると必ず不幸な事が起こるという噂を聞き
カメラマンの宮島久志(みやじまひさし)と共にその家で何が起きているのかを確かめるため向かったのだった。
カメラマン「こ…小林さんここがその家ですか…。」
小林「そうだよ宮島くん、ここで間違いないよ。」
カメラマン「家の中に入ると不幸な事が必ず起きるって言ってましたけどどのくらいの不幸が起きるんでしょうか…」
小林「うーん…それは家の中に入ってみないと分からないよ。そしてそれを解決しないと不幸は続くし本当にそんな事が起きるのか分からないからね。」
小林の中でそういった心霊現象は本物もあるがたまに人の噂で一人歩きして、実際には尾ひれがついた廃墟や場所だったりするので
噂はあくまで話半分で聞いてその場所に行ってから確認するというのが小林の心霊現象に対する向き合い方だった。
カメラマン「それにしても事故物件なのにすごく自然な感じで家が残ってるんですね、夜に来ると雰囲気も変わるんでしょうか。」
小林「まぁ、まだ事件が起きてそんなに経ってないからね。外見上は普通だよ。」
小林(見た目は普通にみえるけど…何か違和感があるな…この感じ…噂は本当かもしれない)
小林「まぁとにかく宮島くん、入ってみよう。」
カメラマン「ぇ…ハ…入るんですか」
小林「そりゃそうだよ何の為に来たんだよ、噂を確認するなら入ってみて何があるか確認しないと意味無いじゃないか。」
カメラマン「ゎ…わかりました…(うぅ…嫌だなぁ)」
小林「じゃあ入るよ。」
小林が入ろうとドアに手をかけた瞬間二階の窓からこちらを見る視線にカメラマンの宮島は気づき上を撮った。
カメラマン「んっ?」
小林「どうした宮島くん?」
カメラマン「いや何でもないです。(気のせいか…?)」
小林も宮島も気が付かない、'ノロイ'はもう始まっているという事に…
登場人物紹介
小林雅文
この物語の主人公、行動力があるが霊障や心霊現象に対して霊感はない。なので心霊現象に対して対処はできない。
カメラマン(宮島)
映画ノロイでも小林とマンツーマンで同行して撮影していた。少し気が弱そうなカメラマン。