ノロイ×呪怨【映画ノロイの登場人物が呪怨の呪われた家に入ったら】   作:小林雅文

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満を持して呪われた家へ


最終話「小林」

 

-車中-

 

小林「堀さん、さっき言ってた頭の中に声が聞こえるってどんな声が聞こえるんですか?」

 

堀「あぁ!?子供の声だよ!!俊雄の声だよ!!」

 

小林「俊雄…!?俊雄ってあの血だらけの母親の息子じゃないですか!何て言ってたんですか?」

 

堀「ぼくとしおってずっと頭の中に響いて…!!!」

 

小林「それだけですか?他に何か言ってませんか?」

 

堀「ボクトシオ…!ボクトシオ…!」

 

カメラマン「堀さん!どうしたんですか!大丈夫ですか!」

 

小林「駄目だよ宮島くん、今は話しかけない方がいい。」

 

カメラマン「大丈夫かなぁ…この人で…」

 

小林「能力は確かだから大丈夫だよ。」

 

堀「呪われてるぞ…」

 

カメラマン「え?」

 

堀「呪われてるっていったんだ!」

 

小林「呪われてるって…僕達さっき逃げ切れたんですよ堀さん!」

 

堀「ヤバイ…」

 

カメラマン「よく分からないですけどこのままじゃまずい状況なのは間違いないですね。」

 

小林「そのためにもう一度あの家に行くんだよ。」 

 

そう言って車の中の会話は無くなった。

 

-佐伯家-

 

夜も更けて小林達は佐伯家に到着した。

 

キキッ ガチャ、バタン

 

小林「着いたよ。」

 

カメラマン「うわぁ…夜になると怖いなやっぱり」

 

堀「ボクトシオ…」

 

小林「堀さんやっぱり何か感じますか?」

 

堀「あっち!あっちから感じる!」

 

そう言って堀は2階を指差した、あの血だらけの母親伽椰子のいる部屋だ。

 

小林「やっぱりあそこか…」

 

カメラマン「やっぱりやめません?警察に通報したほうがいいんじゃないですか?」

 

小林「無駄だよ、警察じゃ祓うどころか殺されるよ。こういうのはそういう能力でしか解決できないんだよ。」

 

カメラマン「そうだといいんですけど…」

 

堀「コノイエヤバイ…」

 

小林「さ、行こう。」

 

小林達は夜になり不気味さを増したノロイの家に再度踏み入った、昼に入ったときにした視線は感じなかった。

 

小林「もう挨拶はしなくていいね。人じゃないしね、じゃあ…入るよ。」

 

小林達が家の中に入ると家は真っ暗に近いが薄暗く青い明るさだった。

 

カメラマン「この暗さでアイツがいるのか…怖いな…」

 

堀「……」

 

小林「最初から2階に行こう。もういる場所は分かってるから」

 

そう言い小林が二階に行こうとすると

 

堀「ギィー!!」

 

堀がいきなり風呂場に駆け出した

 

小林「ほ…堀さん!?そっちは風呂場ですよ!?ヤツは二階ですよ!」

 

小林の静止も聞かず風呂場に突っ込んでいく堀

 

堀「ボクトシオ…!ボクトシオ…!ボクトシオ…!ぼくとしお!!!」

 

堀「としおぉ!キたぞぉ!!!マーも!!」

 

堀が風呂場に付くと誰もいないはずの風呂場に何かいるかのように喋りかけている。

 

カメラマン「な…何ですかあの人…。」

 

小林「多分感じ取っているんだろう成仏できてない俊雄くんと猫の事を」

 

堀が何かと喋っているのを見ていると堀が小林達に突然言い出した

 

堀「キテハイケナカッタ…」

 

カメラマン「え?」

 

堀「ここにキテハイケナカッタ、モウておくれ」

 

小林「え?」

 

堀「クル、にかいからクル」

 

ニャー!!!

 

猫の鳴き声の真似をして堀が正気を取り戻した

 

小林「ほ…堀さん大丈夫ですか!?」

 

堀「ヤバイゾぉ!!!ここヤバイぞぉ!!!」

 

小林「な…何がヤバイんですか!?佐伯伽椰子がやばいんですか!?」

 

堀「ハヤクー!!ヤバイゾォォー!!!」

 

カメラマン「とりあえず逃げましょう!!やっぱり手に負えない化物なんですよ!!!」

 

小林「なんでそんなだってんだ…!二階の奴か…!」

 

小林達が逃げようとしたその時二階からドサッ…と音がしてズル…ズル…と這うような音がしだした。

そしてあの不快な声も聞こえだした。

 

あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛

 

小林「ヤバい!奴だ…!」

 

カメラマン「あ…あぁ…あの声だぁ…!気持ち悪い…!」

 

堀「ひぃぃぃぃ…!!!」

 

小林「玄関前に戻ろう!!!」

 

小林達が急いで風呂場から玄関前に行き二階を見上げると伽椰子が二階から這って階段を降りてきている。その姿はおぞましく恐怖しか感じとれない姿だ。

 

小林「はぁぁぁぅぅわぁぁあ!!!!」

 

カメラマン「うわぁぁぁ!!!」

 

堀「あぎゃぁぁぁぁぁ!!!イぃぃぃぃ!!!」

 

 

伽椰子「あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛」

 

俊雄「」

 

その小林達の姿を二階から俊雄が見ている、だが小林達は伽椰子の姿に恐怖して俊雄に気づかない。

 

堀「ァ…ァァ…ヤバイ…」

 

小林「で…でよう!ここからとりあえず!」

 

小林は玄関のドアを開けようとするが昼間と違ってドアが開かない。

 

小林「え…!?何で…!?」

 

カメラマン「小林さん!!!早く開けて下さい!!!殺されますよ逃げないと!!」

 

堀「ァガガガァガ」

 

小林達は玄関のドアを開けれず堀は口を開けて座り込んで奇声を発しているだけだ。

 

 

伽椰子「あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛」

 

伽椰子はもう近くまで来ている

 

小林「あ…開かないッ!!何でだッ!!」

 

カメラマン「うわぁーー」

 

堀「アガアガガガ」

 

そして半ば失神している堀が後ろから伽椰子に抱きしめるように密着され首を両手で捻じ曲げられた。ゴ

キッ

 

堀「アガッ」

 

小林「堀さんッ!!!」

 

カメラマン「だ…駄目だ…関わるんじゃなかった…!」

 

堀を殺した後、次はカメラマンと小林の元へ向かう伽椰子

 

カメラマン「うわぁー!」

 

カメラマンも捕まり首を捻じ曲げられる

 

カメラマン「こ…小林さん…!」

 

小林「開けよッ…!何で開かないんだッ!!!」

 

小林はドアを必死に開けようとするが開かない。

 

ゴキッ

 

カメラマン「ア゙ッ」

 

カメラマンも死んだ。

 

小林「昼間は開いたのに何でなんだ!」

 

それでも必死にドアを開ける小林にその機会が訪れる

 

ガチャッ

 

小林「!」

 

開いたと思ったドアはチェーンがかかっており頭が抜けれる程度の隙間しか開いてない。小林は抜け出そうとするが小林は体が太めなので体が抜けない。そして後ろにいたはずの伽椰子がいない

 

だがドアの上から異様な気配がして上を見ると玄関の外からドアに頭だけ挟んだ状態の伽椰子が上からじっと小林を見ている。

 

小林「ふぁぅあぁぁぁぁ!!」

 

そして

 

伽椰子「こばやしくん…」

 

と言い小林の顔に急接近した

 

小林「」

 

俊雄「ニャー」

 

 

 

 

        みんな死んだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真実を知りたい

たとえそれがおぞましいことであっても

                   小林雅文

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登場人物紹介

 

佐伯俊雄

 

佐伯伽椰子の息子。作品によって死因が違う。父親の剛雄によって溺死させられたり、伽椰子に押し入れの中で殺されたり(伽椰子が連れていった?)されている。

霊としての特徴は全裸で青白い肌でぼくとしおという自己紹介か猫の鳴き声しか喋らない。Vシネマ版では結構喋った。基本無害

 

マー

 

俊雄の飼い猫。黒猫で俊雄が可愛がっていた。剛雄に壁に投げ飛ばされて殺された。酷い殺され方は電子レンジに入れられて加熱された方法。俊雄と魂が一緒になっているのか俊雄はマーの鳴き声で鳴く。

 

 

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