この濁りきった地上から   作:あるとりあ

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麗しき日常が

今日俺はIS学園に入学する。

どこを見ても女、女、女。

気が滅入りそうだとため息を吐きながらも俺はこれから始まる学校生活に期待を抱かずにはいられなかった。

ただ俺の気配は消しているので、周りには気づかれていない。

俺はそのまま千冬先生のいるところまで向かうのだった。

 

「来たか」

『ええ、きっちり5分前です』

「いい心構えだな。少しでも遅れていたら拳骨だったぞ」

『それはまた、怖いですね』

「思ってもないことを口にするな。それより今からお前のクラスへと向かう。入ってすぐに自己紹介をしてもらう予定だ。準備はいいか?」

『任せてください』

先に千冬先生が入っていく。すると教室が一気に騒がしくなった。

余程彼女が担任というのが嬉しいのだろう。

しばらくして興奮も収まってきたタイミングで千冬先生がこちらに合図を出す。

「そろそろいいな。入ってこい國重」

『わかりました』

俺は教室のドアを開け中に入ると、教卓の隣に立つ。

「自己紹介をしろ」

『初めまして。國重彰と申します。皆さんはおそらく耳にしたことがあると思いますが2週間ほど前、学園に現れた正体不明のISの搭乗者です。これからよろしくお願いしますね?』

俺の言葉にクラスが一瞬静まり返ったと思ったら本日二度目の阿鼻叫喚だ。

千冬先生は頭に手を当て嘆いており、山田先生はオロオロと慌てている。

実はこの学園のスタッフとは事前に顔を合わせているのだ。

俺は騒がしい教室を見回し、もう1人の男性である織斑一夏を見つける。

「ではこれより入学オリエンテーションを始める」

千冬先生の一声により一気に緊迫した空気となった。

「なに、そこまで張り詰めんでいい」

その言葉で教室の至る所で息を吐く音がする。

どれほど厳しいと思っていたのだろうか。それに若干千冬先生傷ついてるぞあれ。

そのまま学園について説明が終わり、この日は解散となる。

 

寮での俺の部屋は一夏とは別だ。普通男子同士でペアを組むと思うんだが、まあこれにも理由があるらしい。

ハニートラップ防止だそうだ。彼の相部屋は幼なじみである篠ノ乃箒である。

確かIS開発者の篠ノ之束のいもうとらしい。

まあそれはそうと、俺はこのでかい2人用の部屋を1人で使うこととなった。

まあ寮ってのも久しぶりなんだが。

うるさかった声もしないし、あいつの好きだったエロ本も落ちていない。

戻っては来ない日々を懐かしんでは自己嫌悪に陥るという負のループは

1種の呪いだろう。

それほど俺にとっては大事な思い出なのだ。

なあ██、俺は上手くやれているだろうか?

お前のようになんでもそつなくこなせる器用さも、人を思いやる心も、意志を曲げない心の強さも俺にはないけど、俺はちゃんと役目をはたているだろうか?

お前をこの手で殺したあの日から俺は決めたんだ。

だから待っていてくれ。俺ももうすぐそっちに行くよ。

 




オリ主の情報

國重彰
185cm90kg
体脂肪率3%
見た目はエミヤの黒髪で肌の色を薄くした感じです。
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