ヒーローガールとヒーロー気質の転生者 作:振り子メンタル
引き続きオールスターズF編です!
それでは本編をどうぞ!
アンノウンとソラ達が合流した頃、他の仲間達もまた目を覚ましていた。
「さて、そろそろみなさんが目覚める頃だと思うのですが…」
ソウヤ様の指示の元、みなさんの様子を見に来たわけですが、みなさんは一体どこに?
そうして、辺りを見渡していると、ふとあり得ないものを目にした。
「あれはキュアナイト!?しかも、プリズムスタイルの…ですが、ソウヤ様は今……ということは奴の仕業ですか…まさか、キュアナイトのコピーを創り上げていたなんて」
奴はよほどキュアナイトのことが気にいっているようですね…もし、あのコピーがキュアナイトと同じくらいの戦闘力を持っているとしたら…厳しい戦いになりそうですね。
「…ともかく、後をつけるとしますか…」
そして、私はコピーの後をつける。
しばらく後をつけていると、誰かが人型の黒い怪物と戦っているのが目に入った。
1人は金髪のポニーテールの少女で、頭に紫色のティアラを着けていて、衣装はエプロンのようなドレスであり、所々に洋菓子を思わせるデザインが施されている。
あの人は…キュアフィナーレ!菓彩あまね様!他にもキュアプリズム…あともう1人も!
そのもう1人は、水色の長い髪に2つのお団子ヘアーで、その中には真珠のような宝石が1つずつ入っている少女で、衣装は肩が露出している長袖にへそ出しルックといったようなドレスで、両足にはピンクと水色のレギンスを履いている。
あの人は、キュアラメール!ローラ様!確か、人魚だったはず…変身すると、ヒレの部分が人間の足になるのだとか。
そして、灰色と白を基調としたタレ耳のうさぎさん?あの方は見たことがありませんね…と、そんなことより早く助けに行かなくては!
そうして、私はみなさんを助けに向かうのだった。
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「キリがないわね!」
「一旦、逃げたほうが良いかもだよ!」
プリズムは合流した別のプリキュアの、キュアラメールとキュアフィナーレにそう告げる。
そして、灰色と白を基調としたうさぎのような妖精に手を差し伸べる。
だが、その妖精は何かを怖がっているようで、なかなか手を取ろうとしない。
「プカ…」
「プカ?」
「その子はプカしか言えないみたいなんだ!」
プリズムの疑問にフィナーレはそう答える。
「そうなんだ…」
「って、二人とも、なに呑気に話してるのよ!」
「そうだったぁ!」
ラメールの言葉に慌てて走り出す。それと同時に、ラメールが妖精を抱えて、走り出す。
すると、怪物達もプリズム達を追ってきた。
(もしかして、この子を狙ってる?いや、今はまず逃げないと!)
そんなことを思いながら、プリズムは走り続ける。
「やはり追ってきたか…!」
「なんとか撒けそう?」
「うん!やってみる!…って、あれはキュアナイト!?しかも、私に似ている姿…ということはプリズムスタイル?」
逃げている3人の前にキュアナイトのコピーが姿を現す。たが、コピーということを知らないプリズムは疑問を抱く。
(どうしてキュアナイトがここに?私達を助けに来てくれた?それにしては声を掛けてもくれないし…おかしいよ…あれは誰?)
そんなキュアプリズムの思考を余所に、キュアナイトのコピーはスナイパーライフルを構えている。
「ちょっ!あれってあなたの知り合い?なんかこっちを狙っているみたいなんだけど!」
「あの姿はキュアナイト…私の大切な…でも、あれは偽物だよ!本物のキュアナイトはあんなに冷たくないもん!…っ!避けて!」
プリズムの叫びと共にフィナーレとラメールが横に移動する。
それと同時にスナイパーライフルから、強烈なビームが放たれる。
キュアナイト・プリズムスタイルの浄化技、ヒーローガールナイトバーストだ。
それが放たれたことにより、プリズム達を追ってきていた人型の怪物が消滅する。
「ある意味ラッキーだけど、あんなのに当たったらひとたまりもないわよ!」
「そうだな…どうにか切り抜けなければ…」
「私に任せて!」
そう言いながら、プリズムはコピーから放たれる銃撃を小型のプリズムショットで相殺していく。
「今!ヒーローガール!プリズムショット!」
そして、プリズムの浄化技を放ち、それがコピーへと直撃する。
その隙にプリズム達はコピーを追い抜いた…かに思われた。
「嘘!?」
舞い上がる煙の中、確かにプリズムを狙う銃口が見えた。
「まずい!避けろ!」
フィナーレが言葉を掛けるが、時すでに遅し…弾丸は放たれてしまった。
だが、その瞬間…
「そうはさせません!」
そんな言葉と共に放たれた弾丸が停止する。
いや、弾丸だけではない。コピーのキュアナイトも停止しており、さらには周辺の場所さえも停止していた。
「今のうちです!ついてきてください!」
「エトさん!」
「あなたの知り合い?」
「私のことは後で!今は逃げましょう!これも長くは持ちません!」
エトの言葉に3人は頷き、一斉にその場から撤退するのだった。
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「まったく、マスターも人使いが荒いんですから…まぁ、私の仕事はあくまでプリキュアのみなさんを見守り、情報を収集することですから、それは良いんですけどね〜。戦闘?私にそんなことを期待されても困ります」
そんなことを思いつつ、今様子を見に行こうとしているプリキュアのみなさんのことを確認する。
「なるほど…この近くにいるプリキュアさん達は…人に変身できるプニバード族の少年、ツバサ君ことキュアウィング…スカイランドのプリンセスにして、マスターの魂の妹、エルちゃん…魂の妹…今更ながら凄まじい関係性ですよね」
そんなことを言いながら、続けて他のプリキュアの情報を確認する。
「えーと、他には水色の髪の、美少女という言葉を体現したかのような少女…薬師寺さあやさんことキュアアンジュに…薄いピンクのロングヘアの魔法使いの少女、花海ことはさんことキュアフェリーチェ…これまた異色な組み合わせですね。…マスターはどういう意図で…まぁ、私は私の仕事を全うしましょう」
そうして、ローラースケートでプリキュアのみなさんの元へと向かった。
ですが、向かっていく途中で驚いた事態に出くわしました。
「ウソ!?あれってマスター…なわけないですよね…ということは偽物ですか…とりあえず、情報共有をしておかないと…『あ、あー聞こえますか?ディアベルスターさん。こちらマスカレーナです』」
『聞こえてるわ。どうかしたの?』
『実は、マスターのそっくりさんを見つけまして…そちらにも居たりしますか?』
『こちらも確認したわ。ただ、今は偽物の対処もそうだけど、プリキュア達も不穏な様子ね…あの紫の髪の女の子、琴爪ゆかりだったかしら?あの子が揉めているみたい。まぁ、あれはプリキュア達自身に丸投げしてしまいましょうか』
『まぁ、そういう問題は当人達で解決した方が良さそうですし、お任せしちゃいましょう。ともかく、私は後でエトさんにも連絡を取って、情報を共有しておきますね!マスターの偽物が蔓延っているって』
『了解。気を付けなさい…もし、あれがマスターの偽物で、同じくらいの戦闘力を持っているなら、今のプリキュア達では勝てないわ』
『わかってます。例え、今回限定の実体化だとしても、マスターの願いをしっかり叶えますとも』
『そうね。それじゃあ、お互いに頑張りましょうか』
『了解です!』
そうして、情報共有を終えた私は再びプリキュアのみなさんの元へと向かうのでした。
といった感じのメインルート第108話でした!
今回出てきた、マスカレーナとディアベルスターはわかる人にはわかりますが、遊戯王のカードです。
それでは、今回はここまで!ここまでの拝読ありがとうございます!