ヒーローガールとヒーロー気質の転生者 作:振り子メンタル
今回はキュアナイトの新たな力が登場します!正直、色々と悩みましたね…もちろん、出さないというのも考えましたが、結局出すことにしました!
それでは、本編をどうぞ!
「2人共、起きて!」
「しっかりして!ねぇ!スカイ!プリズム!」
俺とあげはさんが音の発生源に辿り着くと、スカイとプリズムがダメージを受けて倒れていた。
とりあえず、屋上の扉の近くに2人を運び、今こうして声を掛けていた。
「…うっ…あげはちゃん?それにナイトも…」
プリズムが意識を取り戻し、スカイもそれに続いて意識を取り戻した。
ふぅ…意識が戻ってくれて良かった…そういえばランボーグはどこに?
そうして辺りを見渡すと、UFO型のランボーグにエルとツバサ君が吸い込まれていた。
他の皆もそれに気づいて声をあげる。
「エルちゃん!?」
「ツバサ君まで…どうして?」
「質問はなし!まず2人を助けないと!」
「あげはさんの言う通りです…まずは2人を助けだすのが先です…問題はどうやってあそこまでたどり着くのかということですが…」
俺はそう言いながら、思考を働かせる。
飛べたら普通にたどり着けるけど、俺もスカイも、そしてプリズムも飛べないからな…空飛ぶ乗り物が都合よく近くにあるわけもないし。
となると、連携して上空のランボーグまでジャンプしていくしかないか…でも、危険すぎる気はする…俺はともかく、2人が危険な目に遭うのはな…だが、これ以外の方法は今の所思いつかない。
そんなことを考えていると、あげはさんと目があった。
「…もしかして、同じ作戦を考えてた?」
「おそらくですけど…」
「でも、これって結構危険だよね…ホントに良いのかな?」
「…やりましょう。危険ではありますが、今のままじゃ状況は変わりません」
「そうだね…スカイ!プリズム!作戦があるの…聞いて!」
そうして、あげはさんは2人に作戦について話した。
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「よし、それじゃあ作戦を始めましょうか!あげはさん、指揮をお願いしますね!」
「わかった!」
あげはさんの言葉を聞き、スカイとプリズムが一緒にジャンプする。
「いくよ!」
「はい!」
プリズムは空中で姿勢を変え、スカイの足を蹴り飛ばしてさらにジャンプ力を上げる。
そして、地上に落下しながら白い気弾を生成していく。
「撃って!」
あげはさんの指示に従い、プリズムはスカイに向かって気弾を撃った。
そして、撃った後に地面に落下しそうな所を俺が抱きとめる。
「ここからは私の出番ですね!はぁっ!」
プリズムを地面に降ろし、今度は俺がジャンプする。
俺は2人よりもスピードに特化しているようで、2人よりも一度のジャンプでの飛距離が長い。
それを利用し、先行しているスカイに追いついた後で、足を蹴り飛ばしてもらう。
「ナイト!お願いします!」
そして、蹴り飛ばされたことでランボーグの姿が見えてきた。
だが、たどり着くまでには至らなかった。
「くっ!目視で見えてるのと距離感が合わない!なら、せめてこれでも喰らえ!」
槍を出現させその槍を投げつける。
だが、槍の軌道が逸れ、ランボーグには直撃しなかった。
「外したか…!」
そして、そのまま俺は地面へと落下していき、衝撃を抑えるために受け身を取った。
「くっ…!後もう少しなのに!」
まだまだこれからだ…さっきの目視での距離と実際の距離の誤差を修正して再チャレンジだ!
そうすれば、たどり着くことが出来なかったとしても槍をぶつけて、あのランボーグを落とせるかもしれない。
「中止!」
あげはさんがそう叫ぶ。
「ごめん。正直あの作戦に無理があった…だから、もっと別の…」
「大丈夫です!そもそも私も同じ作戦を思いつきましたから…作戦の方向性は間違いじゃないです」
「うん。ナイトの言う通りだよ…私達は大丈夫だから!」
プリズムがそう言い、スカイも頷く。
「「「もう一回!」」」
そうして、再びランボーグにたどり着くために再チャレンジする。
「くっ…届きそうで届かない…!今度こそ!」
そうして槍を投げるが、また外れてしまう。
「…またダメだった…でも体感的だけど、さっきより近づいた気がする!よし、もう一度!」
2人も頷き、もう一度チャレンジする。
だが、それもダメだった。
方向性は間違ってない…なら、やり方を変えるべきか。
プリズムに先行してもらう?いや、そもそもあそこまで距離を伸ばせたのはプリズムの気弾があってこそだ…プリズムの役割を変えるのはダメだな。
じゃあ俺とスカイの順番を変えるか?…いや、速度的に噛み合わない可能性が高いか…いっそのこと、スカイとプリズムの2人でしてもらうとか?
うーん、悪くないけど…3人でやる想定でさっきからやってるからな…今から試行していちゃ間に合わない可能性がある。
どうしたもんかな…とりあえず出来るまで挑戦しかないか…よし、やろう!こんなところで諦めたりするもんか!
そうして、立ち上がった瞬間、俺の胸の辺りから突如として眩い光が溢れ、俺の目の前にスカイトーンが出現した。
「えっ…これって新しいスカイトーン!?え?どういうこと?何でいきなり…」
思わずそんな声が出る…流石にこれは予想外だ…まさか、このタイミングで新しいスカイトーンが出てくるなんて。
「それは、ナイトの新しい力ですか!」
「でも、どうしてだろう…今、エルちゃんは近くに居ないのに…」
スカイとプリズムがそれぞれそう口にする。
正直、俺も状況が理解できないけど…この状況を打破する可能性があるなら!
「私にもわからないけど…とにかくやってみるよ!もしかしたら状況が好転するかもしれないし!」
そうして、新しいスカイトーンを起動する。
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「プリキュア・ミライレコード!」
新しいスカイトーンを起動し、スカイミラージュにセットする。
「ミライコネクト!ナイト!」
青みがかった長い黒い髪はさらに長くなり、髪が結ばれてポニーテールへと。
黒のドレスアーマーのアーマー部分が解除され、所々に星の装飾が施された漆黒のミリタリーロリィタ風の衣装へと変化していく。
黒のロングブーツは黒のニーハイブーツへと変化していき、黒のマントが装着され、瞳がルビーのような赤い瞳から黒曜石のような黒い瞳へと変化した。
こうして、キュアナイトの新たな力が誕生した。
その名はキュアナイト
キュアナイトが得るかもしれない未来の可能性の1つである。
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「これが新しいスカイトーンの力…!なんか、すごく雰囲気が変わったような…でも、なんかいける気がする!もう一回やろう!次は成功する!」
「はい!やりましょう!」
「うん!やってみよ!」
そうして、もう一度チャレンジする。
スカイとプリズムが同時にジャンプし、プリズムが途中で姿勢を変え、スカイを蹴り飛ばす。
そして、プリズムが空中で白色の気弾を生成し、スカイに向かって撃った。
その後、落下してきたプリズムを抱きとめ、俺は思いっきり地面を蹴って、ジャンプする。
さっきよりも凄まじいスピードで空中へと飛び、そのままの勢いでスカイを追い抜いてしまう。
やばっ!追い抜いちゃった!どうしよう…
「大丈夫です!ナイトを必ずランボーグの元まで届けます!はぁっ!」
そう言って、スカイは白い気弾を足場にしてさらにジャンプする。
「ヒーローガール!スカイパンチ!」
スカイの必殺技が俺に届き、そのままさらに高くジャンプする。
「スカイ!ありがとう!おかげで届く!」
ぐんぐんとランボーグへと近づき、ついにもうすぐで手が届く所まで来ることが出来た。
「よし!これなら!」
そして、槍を出現させ、ランボーグの上へと投げる。
この姿になったことで、俺にも新しい力が目覚めた。
それは槍を投げた場所に瞬間移動出来る力だ。
その力を使い、ランボーグの上空へと移動し、重力に従うように降下していきランボーグの上に着地した。
この力はなかなか便利だ…予め、槍をどこかに刺して置けばその場所に好きなタイミングで移動出来たり、今みたいに投げた槍の場所に移動できる。
そして、着地した俺の目に映ったのはエルがランボーグに吸い込まれそうになりながらも、ツバサ君を助けようと必死に念力のようなもので、彼を支えようとしているエルの姿だった。
それを見た俺は槍を出現させ、そのままランボーグへと突き刺した。
「これでも喰らえ!」
そうして、槍がランボーグを貫くのだった。
といった感じの第28話でした!
キュアナイトの新たな力はミライコネクトでした!ミライコネクトはその名の通り、未来の自分が得るかもしれない力を借り受ける形態です。
色々と新しい技を考えていたんですが、結局こういう形で純粋なスペック強化にすることにしました。
後々ルート分岐を書くことになった時に、ルートによってミライコネクトのさらなる進化形態が変化するのも面白そうかなとも思ったので。
それでは、今回はここまで!ここまでの拝読ありがとうございます!