ヒーローガールとヒーロー気質の転生者   作:振り子メンタル

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メインルート第67話です!

今回からアニメの20話部分に入っていきます!ただ、今回はちょっと違う形になりそうです。

それでは、本編をどうぞ!


再びスカイランドへ

『ソウヤ様…』

 

いつも通り、精神世界で過ごしているとエトが重苦しく声を出した。

 

「エト?どうかしたのか?なんか深刻そうな顔をしてるけど」

 

『はい…アンノウンのことが気になってしまいまして…』

 

「なるほどな…そりゃあ気になるよな」

 

『私が決着をつけないといけなかったのに…ソウヤ様にまた負担をかけてしまうことに…』

 

そう言いながら、エトは悲しそうな顔をする。

 

「エト、お前のせいじゃないよ…そもそもあの時、アンノウンは完全に倒されたはずなんだろ?」

 

『はい…でも』

 

「復活した…確かにそれはそうだ。でも、復活したっていうなら、エトはあの時、アンノウンをちゃんと倒しきったってことだ…その後に復活したなら、それはエトのせいじゃない」

 

『ソウヤ様…あなたは本当に優しい人ですね』

 

「そうかな?誰でも今のエトを見たら同じ言葉を掛けるさ」

 

『ふふっ!ありがとうございます。…よし!私、決めました!アンノウンを今度こそ倒します!二度と復活なんて出来ないようにボコボコにしてやります!』

 

「あぁ!その意気だ!」

 

『はい!頑張ります!ソウヤ様も協力してくださいね!』

 

「もちろん!俺達なら出来るさ!」

 

そうして、俺とエトは笑い合った。

 

その時、眩い光が俺達を覆い、その光が消えると同時に俺達の間にスカイトーンが出現した。

 

『これはスカイトーン!?今回は私、創り出してませんよ!?』

 

「それならなんでスカイトーンが?…まぁ、今は良いか。これはきっと俺とエトの絆の証だ」

 

『そうですね!…私とソウヤ様の絆の証…』

 

エトが嬉しそうにそう口にする。

 

そんなエトを見ると、こちらまで嬉しくなってくる。

 

「そのスカイトーンはエトが持っててよ」

 

『私がですか!?良いんですか?』

 

「もちろん!エトに持っていてほしいんだ」

 

『ありがとうございます…!大切にしますね!』

 

「うん!そうしてくれると嬉しいな」

 

俺の言葉にエトは頷き、スカイトーンを大切に握りしめていた。

 

「それじゃあ、俺は一旦外に行ってくるよ!」

 

『はい!気を付けて行ってくださいね!…行ってらっしゃい!』

 

「行ってきます!」

 

そうして、俺は外の世界へと向かうのだった。

 

 

 

『ソウヤ様との絆の証…なんてすばらしい響きなんでしょう!嬉しくて小躍りしてしまいそうです…本当に大切にしなくては』

 

/////////////////

 

「よっと!さて、みんなはどうしてるかな?」

 

そうして、家の中を歩いていると、ティータイム中のましろさんを見つけた。

 

「ましろさん、おはよう」

 

「ソウヤ君!おはよう!」

 

「珍しいね。みんながいないなんて」

 

「うん。ソラちゃんは朝のランニングだし、ツバサ君は飛行機を見に行ってて…あげはちゃんは最近『Pretty Holic』のアルバイトを始めたみたいで、そこに行ってるよ」

 

「みんな、用事があるんだな…あれ?ヨヨさんは?」

 

「おばあちゃんは乗馬クラブに行ってるよ」

 

「乗馬クラブ!?なんというか、上流階級の趣味って感じだな…」

 

「あはは…確かにそうかもね。ソウヤ君も紅茶飲む?」

 

「うん、ありがとう。じゃあ淹れてもらって良いかな?」

 

「うん!待ってて!今淹れるから」

 

そう言いながら、ましろさんは俺に紅茶を淹れてくれた。

 

「ありがとう。ましろさん」

 

「どういたしまして!」

 

みんながいないと静かだな…まぁ、こういう時間もたまには悪くないか。

 

さて、今日はどうしようかな…そういえば、姉さんと連絡取ってないな…久しぶりに連絡してみよう。

 

「ましろさん、俺、ミラーパッドでちょっと姉さんに連絡してきても良いかな?」

 

「うん!大丈夫だよ!エルちゃんのお世話は任せて!」

 

「ありがとう。それじゃあ連絡してくるよ」

 

そう伝えて、俺は姉さんに連絡しに向かうのだった。

 

_______

 

____

 

__

 

自分の部屋に戻った俺はミラーパッドを起動し、姉さんと連絡を取ろうとする。

 

しばらく待っていると、姉さんの姿がミラーパッドに映しだされた。

 

『うん?誰から…っ!ソウヤか!本当にソウヤなんだな?』

 

「正真正銘、俺だよ。久しぶり、姉さん」

 

『あぁ、久しぶりだな!ソウヤが精神体で出現したとは聞いていたが、本当だったんだな…調子はどうだ?どこか悪いところはないか?』

 

「大丈夫。心配してくれてありがとう」

 

『そうか、良かった…!』

 

俺の言葉に姉さんは安心したように笑みを浮かべる。

 

「姉さんの方こそ大丈夫?疲れているように見えるけど…」

 

『ソウヤにはわかってしまうか…』

 

「まぁ、姉弟だし、それぐらいはね」

 

『お前には敵わないな…実は、ここ最近、アンダーグ帝国について調べていたのだが、調査していくうちにスカイランドとアンダーグ帝国は光と影のような関係であり、大昔に争って以降、交わることなく過ごしてきたということがわかった』

 

「大昔の争い…」

 

多分、エトとアンノウンが戦った時のことだろう…その戦い以降、交わることなく過ごしてきたのに、どうして今になって、スカイランドに攻めてきたんだ?

 

『…そして、その時の戦いの跡地らしきものを見つけたんだ』

 

「戦いの跡地?」

 

『あぁ。ちょうど今から調査に行こうと思っていたんだ』

 

姉さんの言葉に少し考える。

 

エトとアンノウンの戦いの跡地か…俺も調査に行けばアンノウンやアンダーグ帝国についてわかるかもしれないな。

 

「姉さん…その調査、俺もついて行って良いかな?」

 

『それは構わないが…むしろ、来てくれるなら大歓迎だ!』

 

「あはは…よし、それじゃあついていくよ!そっちに行くから待ってて!」

 

『あぁ!待ってる!』

 

嬉しそうな姉さんの笑顔を見た後、俺は通信を切り、スカイランドに行くために行動を開始する。

 

「エト、もしかして今の俺の状態ならスカイランドに行けたりする?」

 

『おそらく可能だと思います。今から向かいますか?』

 

「うん。ヨヨさんを待ってトンネルを開いてもらうのも良いんだけど、行けるなら行っちゃった方が良いかと思ってさ」

 

『そうしましょうか!おそらく私がかつて戦ったであろう場所…そこにはアンノウンが復活した原因もあるかもしれません』

 

「わかった。ましろさんに伝えてから向かおう」

 

そうして、俺はましろさんにスカイランドに行くことを伝えに向かう。

 

「ましろさん」

 

「あ!ソウヤ君!もう連絡は良いの?」

 

「うん。それで今からスカイランドに向かうことになってさ…ソラ達が帰ってきたら、伝えておいてくれるか?」

 

「わかった!伝えておくね!」

 

「よんで〜!」

 

エルが本をましろさんに差し出しながら、そう口にする。

 

「エル、さすがに本が多くないか?まぁ、絵本がそれだけ大好きってことか…ましろさんもあまり無理し過ぎないでね」

 

「大丈夫だよ!心配してくれてありがとう!よーし、こうなったらとことんまで読んじゃうよ」

 

「あはは…それじゃあ行ってくるね。ましろさん、エル」

 

「行ってらっしゃい!」

 

「にーに…てらっしゃ〜い!」

 

俺は2人の言葉を聞いた後、部屋に戻り、支度を済ませた後、そのままスカイランドに向かうのだった。

 




といった感じのメインルート第67話でした!

今回は時間軸としてはアニメの20話部分ですが、ソウヤは別行動になります。

それでは今回はここまで!ここまでの拝読ありがとうございます!
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