ヒーローガールとヒーロー気質の転生者   作:振り子メンタル

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メインルート第74話です!

アニメの23話部分の続きです!

それでは本編をどうぞ!


決戦と別世界からの助っ人

「それじゃあ、行ってくるね」

 

実家で一日を過ごした、翌日の朝。

 

私はソラシド市に戻る準備をしていた。

 

「ソラ、気を付けてね」

 

「ソラお姉ちゃん!悪者を頑張ってやっつけてきてね!」

 

「ソラ、頑張れ」

 

「ママ、パパ…レッドも…みんな、ありがとう!…行ってきます!」

 

「「「行ってらっしゃい!」」」

 

そうして、みんなに見送られながら、私は再びソラシド市へと向かうのでした。

 

_________

 

______

 

____

 

「今戻りました!」

 

「ソラちゃん!いきなり、ソウヤ君が残してくれたものがないか見に行くって書き置きだけ残して行っちゃうから、びっくりしたよ…大丈夫だった?」

 

「はい!もう大丈夫です!私は諦めません!ソウヤを必ず助け出します!」

 

「その意気だよ!ソラちゃん!私達でソウヤ君を助け出そう!」

 

「はい!…そういえば、ツバサ君はどこに?ましろさんとあげはさんはここにいますけど」

 

「少年なら、外にいるよ。鳥さんと話してるんじゃないかな?」

 

「行ってみましょう!」

 

そうして、私達は外へと向かった。

 

「ツバサ君、今戻りました!何か異常は…」

 

「みなさん!大変です!街に例のランボーグが現れました!」

 

ツバサ君の言葉に私達はお互いに頷きあう。

 

ツバサ君もプニバードの姿から人の姿になり、私達のところに走ってきました。

 

「エトさん!別の世界のプリキュアをお願いします!」

 

「お任せ下さい!…とはいえ、やはり別の世界の人を巻き込むのは気が引けますね…ソウヤ様もなるべく巻き込みたくはなかったでしょうに…」

 

「そうですね…でも、ソウヤを助けられる可能性があるなら、やる価値はあると思います」

 

「はい!…では、私は一足先に行ってきます。みなさんはランボーグをお願いします!」

 

そう言って、エトさんはその場から消えた。

 

「私達もいきましょう!」

 

「うん!」

 

「ランボーグを浄化して、ソウヤ君を助ける!」

 

そうして、私達はプリキュアへと変身する。

 

大切な人を救うために。

 

/////////////////

 

「はい!強い!こいつを操る僕も強いんだよな〜!」

 

「バッタモンダー!これ以上、好きにはさせません!」

 

「あれ〜?変身出来たんだ〜…てっきり、もう心が折れてると思ったよ…ソラ・ハレワタール」

 

バッタモンダーの言葉に怒りが沸いてくる。

 

許せない…ソウヤをランボーグにしてこんなことをさせて…こいつだけは何があっても許さない!

 

「この世界のことわざをあんたに一つ教えてあげる…『弱い犬ほどよく吠える』」

 

「ワン…ワン!」

 

バタフライの言葉にそう返しながら、バッタモンダーは煽るような表情をする。

 

そんなふうに私達が睨み合っていると、突如として、私達の前に見たことのない人が姿を現した。

 

その顔はましろさんによく似ていて、思わず私は呟く。

 

「あなたは……誰?」

 

「私そっくりな顔」

 

「もしかして……ソウヤ君が前に言っていた」

 

「別の世界の友達……」

 

「えっと、初めまして…で良いのかな?ソラ、姉さん、ツバサ、あげは」

 

「な、何なんだよ……お前は」

 

全く状況が掴めていないバッタモンダーはそう口にする。

 

「俺?別世界の助っ人」

 

「はぁ?」

 

バッタモンダーが驚く中、謎の少年は片手にスカイミラージュを持ち、プリキュアに変身した。

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!サンライズ!」

 

すると、少年は灼熱の赤色の髪、頭に太陽の形を模した小さな髪飾り、そして、赤を基調としオレンジと白のラインが入っているスーツとスボン、白色のグローブに腰まで垂れ下がった白のマントという太陽や朝日をイメージさせるような姿のプリキュアへと変身しました。

 

「夜明けにひろがる眩い朝日!キュアサンライズ!」

 

「キュアサンライズ!これが別の世界のプリキュア!」

 

「はっ!別の世界のプリキュアだかなんだか知らないが、ナイトランボーグに勝てるかな?」

 

そう言って、バッタモンダーはナイトランボーグをこちらに差し向ける。

 

「ソウヤ…待ってて!絶対に助けるから!」

 

ランボーグになったソウヤを見ながら、サンライズはそう口にする。

 

「サンライズ、状況はエトさんから聞いてると思いますが、助ける方法はありますか?」

 

「もちろん!ソウヤとの絆で生まれたこのスカイトーンを使えば、助けられるはずだ。実際、このスカイトーンの力でランボーグにされた人を助けたこともあるし」

 

その言葉に安堵する。

 

ソウヤを助ける方法はあった…それだけで嬉しい。

 

「いきましょう!」

 

「あぁ!いこう!」

 

そうして、私達は戦闘を開始する。

 

「先手必勝!ひろがる!サンライズカリバー!」

 

すごい速度でナイトランボーグに接近し、手に出現させた長剣に炎を宿し、朝日のエフェクトが出現する。そして、浄化のエネルギーを集中し、そのまま振り下ろす。

 

放たれたエネルギーの奔流がナイトランボーグに向かう。

 

しかし、ナイトランボーグはそれを体を少し逸らすだけで回避する。

 

「くっ…!やっぱりそう簡単にはいかないか」

 

「まだまだ!ひろがる!ウィングアタック!」

 

続けて、ウィングが突進の浄化技を放つが、それを受け流すように回避し、槍を右手に出現させ、槍を叩きつけてウィングを地面に落とす。

 

「うぐぁっ!」

 

「ひろがる!バタフライプレス!」

 

バタフライが頭上から技を放っても、今度はそれを槍で砕き、反撃してくる。

 

「バタフライ!」

 

攻撃を受けたバタフライはそのまま地面に落下していき、咄嗟にサンライズが受け止める。

 

「スカイ!いくよ!」

 

「はい!」

 

私とプリズムは走り出し、ナイトランボーグへと向かう。

 

プリズムは白の気弾を放ち、空中に停止させる。

 

「煌めけ!」

 

そして、気弾が輝きを放ち、目眩ましをする。

 

今なら!

 

「ヒーローガール!スカイパンチ!」

 

そうして、ナイトランボーグにパンチする。

 

でも、その攻撃はあっさりと受け止められ、そのままプリズムに向かって投げ飛ばされた。

 

「「あぁぁぁ!!」」

 

そのまま2人共、壁に叩きつけられる。

 

つ、強い…!

 

「前より強くなってる!?」

 

「アンダーグエナジーを限界まで注ぎ込んだからね」

 

「くっ!バッタモンダー!」

 

思わず、バッタモンダーを睨みつける。

 

「あれ?心折れちゃった?」

 

「…いいえ!まだまだこれからです!」

 

「そうだよ!こんなところで諦めない!ソウヤ君を絶対に助けるんだから!」

 

私とプリズムがそう叫ぶと、みなさんも再び立ち上がった。

 

そうです…こんなところで諦めたりしない!

 

そうして、私達は再びナイトランボーグとの戦闘を開始した。

 

////////////////

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!スタイルチェンジ!グリフォン!」

 

キュアサンライズこと、あさひがスカイミラージュにトーンコネクトをセットすると、どこからともなくグリフォンが飛んでくる。

 

そして、グリフォンがパワードスーツのようにサンライズに装着される。

 

これはサンライズのスタイルチェンジの力であり、このグリフォンスタイルはパワー型のスタイルだ。

 

「みんな!離れて!」

 

サンライズの言葉に戦闘中のスカイ達が離れ、それを確認した後、浄化技を放つ。

 

「ひろがる!サンライズボルケーノ!」

 

サンライズが剣を出現させ、それを地面に突き刺すと、ナイトランボーグの周りに炎柱が出現し、動きを封じる。

 

そして、後はナイトランボーグの下から巨大な炎が噴き出すはずだったのだが…

 

ナイトランボーグは剣を出現させ、それを用いて回転斬りをし、周りの炎柱を消滅させ、さらに地面に槍を突き刺し、下からの攻撃すらも封じてしまった。

 

「嘘だろ!?あれでもダメなのか?」

 

そう驚いていたその瞬間、ナイトランボーグはサンライズに接近し、剣で斬りつける。

 

慌てて、防御耐性を取るが、そのまま後方へと吹き飛ばされ、壁に衝突する。

 

「かはっ!!」

 

「「「「サンライズ!」」」」

 

スカイ達の心配するような声が響く。

 

しかし、その後すぐさまナイトランボーグにスカイ達は倒されてしまう。

 

「みんな!!くっ!まだまだ!スカイミラージュ!トーンコネクト!スタイルチェンジ!ドラゴン!」

 

すると、どこからともなくドラゴンが飛んでくる。

 

そして、アーマーとなりサンライズに装着される。

 

グリフォンスタイルとは違い、パワードスーツではなく、最低限の装甲しかないスーツであり、両手に何かのエネルギー発生装置が装着されている。

 

「いくぞ!」

 

サンライズは両手から、四角の足場を作り出し、それを蹴って跳躍する。

 

そして、跳躍しながら次々足場を作っていき、それを連続で蹴っていき、立体的な移動をしてナイトランボーグを翻弄する。

 

そして、両手に双剣を召喚し、死角からナイトランボーグに攻撃する。

 

だが、その攻撃さえ、ナイトランボーグは剣で弾き返してしまう。

 

「くっ!攻撃が当たらない!反則だろ!これ!」

 

サンライズは思わずそう口にしてしまう。

 

だが、それもそうだろう。

 

さきほどから誰一人として、ナイトランボーグにかすり傷一つ、つけられていないのだから。

 

「そういえば、ソウヤが俺達の世界に来て、初めてイーヴィルと戦った時も、まるで相手の動きがわかっているみたいだった…しかもあの時は3人に分裂していたはずだし、1人の動きしか見えないわけじゃなさそうだ」

 

そう考えると同時にサンライズは焦燥感に駆られる。

 

「どうすれば…ヤタガラススタイルに変身して、ソウヤを助け出そうにも…そもそも攻撃が当たらないんじゃ、意味がない…なんとか隙を作らないと…」

 

「隙を作れば良いのか?」

 

「え…?あなたは!」

 

「「「「シャララ隊長!!」」」」

 

姿を見せた人物はソウヤの姉であり、青の護衛隊の隊長。シャララ隊長、その人だった。

 

「私に任せてくれ!必ず隙を作る!」

 

 




といった感じのメインルート第74話でした!

やっぱり、戦闘シーンって書くのが難しいですね…上手く書けたかどうか不安です…

それでは、今回はここまで!ここまでの拝読ありがとうございます!
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