ヒーローガールとヒーロー気質の転生者 作:振り子メンタル
今回でアニメの24話部分が終わります!
それでは、本編をどうぞ!
「まさか、ソウヤとエルちゃんが兄妹だったなんて…びっくりしました!」
「そうだな…俺も思ったよりその事実を受け入れてる自分にびっくりしてる」
「ソウヤ君は、そんなにびっくりしてないんだね」
俺の言葉にましろさんがそう口にする。
「うん。自分でも不思議なんだけど…エルと魂の兄妹って言われても、違和感なくてさ…むしろ、そうであることが当たり前みたいに感じてるんだ」
「まぁ、確かにソウヤ君はエルちゃんのお兄ちゃんみたいな感じだったもんね…もしかしたら、ソウヤ君もエルちゃんが妹だって、心のどこかで覚えてたのかもね」
あげはさんがそう言うと、ツバサ君がハッとしたような顔をして突然、言葉を口にする。
「プリンセスとソウヤ君が兄妹ということは…次の王様はソウヤ君になるんじゃ!」
ツバサ君の言葉にみんなもハッとする。
「いやいや、みんな、落ち着いてよ…俺とエルは血が繋がっているわけじゃないし、それはないよ。それに俺が王様とか絶対に向いていないって」
「そうですか?ソウヤが王様になったら、とても良い王様になりそうですけど…」
ソラが笑みを浮かべながら、そう口にする。
「まぁ、そう言ってくれるのは嬉しいけど…そもそも、王様達も健在だし、滅多なことは言うもんじゃないって」
「確かに、それもそうですね」
ソラは苦笑しつつ、そう言葉を紡ぐ。
「さて、それじゃあパレードの準備をしに行こうか!」
俺がそう言うと、みんなも頷き、俺達はパレードの準備に向かうのだった。
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「…で、何故俺はここに?」
「にーに、えるといっしょ!」
「ソウヤさん、申し訳ありません…プリンセスがどうしてもあなたと一緒が良いようでして…」
「はははっ!プリンセスはよほどそなたのことが好きなようだな!正直、少し羨ましいほどだ」
パレードに向かう途中で、俺は姉さんに呼び止められた。
なんでも、王様達が俺を呼んでいるとのことで、そのまま向かうと、王様達と共にパレードを観ることになってしまった。
俺もプリキュアだし、本来ならパレードに参加する側のはずなんだけど…どうやら、エルのお達しらしく、王様達もその想いを尊重することにしたようだ。
「にーに!だいすき〜!」
そう言って、エルはこちらに歩いてくる。
俺は歩いてきたエルをそのまま抱っこする。
「ありがとう。俺もエルが大好きだよ」
そう言いながら、エルの頭を撫でる。
エルは満足げに笑う。
「プリンセスも嬉しそうですね!」
「あはは…エルが嬉しそうで良かった…」
「さて、では我々はパレードを見るとしよう」
そうして、俺達はみんなのパレードを観ることにするのだった。
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「むむ…まさか、ソウヤがまたしてもエルちゃんと一緒とは…もしかして、エルちゃん、わざとソウヤを連れて行ってませんか?」
「まさか〜…エルちゃんはそんなことしないよ…しない、よね?」
「ソウヤのことが気になるのはわかるが、今はお前たちのやるべきことに専念するんだ。せっかくだ、ソウヤにもお前たちの活躍を見せてあげよう!」
シャララ隊長の言葉に私達は頷き、ますますやる気を出します。
そうして、シャララ隊長が先導を務め、パレードを始めようとすると、突然1つの黒い雲が現れました。
「やだなぁ…いじわる雲か」
「何?それ」
「晴れている時に1つだけ現れる黒い雲のことをスカイランドではいじわる雲って呼ぶんです」
せっかくの晴天なのに、これでは台無しです。
「私達でなんとか出来ないかな?スカイランドの晴れた空、エルちゃんに見せてあげたい!ソウヤ君もきっと、そっちの方が嬉しいと思うし!」
「そうですね!やりましょう!」
そうして、私達はプリキュアへと変身する。
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「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
「「「「レディ・ゴー!」」」」
「「「「ひろがるスカイ!プリキュア!」」」」
そうして、私達はプリキュアに変身した。
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「プリキュア!アップドラフト・シャイニング!」
スカイとプリズムが合体技を放ち、黒い雲を晴らす。
「おぉ!さすがスカイとプリズムの合体技だな!空が澄み切ってる」
スカイ達が放った必殺技によって、青空がひろがる。
そして、さらにウィングとバタフライが続ける。
「次はボク達に任せてください!」
「オッケー!」
バタフライがそう返事し、ミックスパレットを使用する。
「2つの色を1つに!レッド!ブルー!ワンダホーにアゲてこ!」
すると、紫色のエネルギーがウィングを覆う。
「何が出るかな?サプラーイズ!」
ウィングが航空ショーのように空を飛び回り、エルの似顔絵を空に描き、花火が上がった。
それに周りの人達話ワンダホーと歓声を上げていた。
「みんなすごいな!よーし、俺も!」
みんなのショーに俺もテンションが上がり、見ている場所から飛び出す。
「にーに!」
「エル、ちょっと待っててくれ。一番星を見せてあげる!」
そう告げて、俺はプリキュアへと変身する。
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「静寂ひろがる夜のとばり!キュアナイト!」
「「「「キュアナイト!」」」」
「遅ればせながら、私もパレードに参加させて頂きます!」
そう言って、俺は辺りに5本の槍を出現させ、浄化技の準備をする。
「ヒーローガール!ナイトミラージュ!」
5本の槍と共に空中に飛び、槍がキュアナイトの姿に変化する。
そして、空に星を描くように高速で移動し、最後に俺が描かれた星の中心にキックする。
すると、空に描かれた星が輝き、一番星となった。
「少々、早い時間の一番星ですが、喜んでもらえたでしょうか?」
俺がそう呟くと周りから歓声が上がった。
どうやら喜んでもらえたみたいだ。
「ナイト!すごく良かったです!エルちゃんも喜んでくれてますよ!」
「みんなも、とても澄み切った青空にしてくれてありがとう!この一番星も喜んでもらえたなら嬉しいよ」
俺がそう言うと、スカイがそっと俺の手を握る。
「ナイト…いえ、ソウヤ…私、二度とこの手を離しません。ソウヤに何かあれば必ず助けます…あなたに守られるばかりじゃなく、隣に立って一緒に戦います」
「ソラ…」
「私も同じ気持ちだよ」
プリズムも同じく俺の手を握り、そう口にする。
「私もソラちゃんと同じ気持ちだよ…絶対にこの手を離さない。ソウヤ君の隣に立って、一緒に戦う…二度と失わないためにも」
「ましろさんも…2人とも、ありがとう」
「ちょっとー、私達のこと忘れないでよ!ソウヤ君の力になりたい…二度と失いたくないって思ってるのは私達だって同じなんだからね!」
「そうですよ!ボク達のことを忘れないでくださいね!」
「もちろん。忘れてないよ…あげはさんもツバサ君もありがとう。これからもよろしくね!」
俺がそう言うと、2人は笑顔で頷いてくれた。
まだまだ俺達の戦いは続くだろう…だけど、みんなと一緒なら乗り越えられる。
俺は澄み切った青空を見ながら、そんなことを思うのだった。
といった感じのメインルート第80話でした!
明日はひろプリの日ですね!明日の放送も楽しみです!
それでは、今回はここまで!ここまでの拝読ありがとうございます!