・双方、魂の代償をリーブラに
・ālea jacta est.
side チュチュ
いよいよ決闘が始まる。グリグリVSグエルの………
「両者、向顔。」
そういやアイツ決闘初めてらしい。一応口上は教えたけど、ちゃんと言えるのか……?
「勝者はモビルディルドの性能のみで決まらず……」
「モビルスーツだ。」
言えなかった。グエルが呆れ顔で訂正する。
「操縦者の
「なんか余計な字ついてねぇか?」
「ただ、エッチのみが真実。」
「結果だ、結果‼︎もういい、俺が次は言う‼︎」
こうしてみると、グエルはグリグリに丁度いいな。案外お似合いかも。
「
「
「「違えよ‼︎」」
思わずグエルと一緒にツッコんだところで、決闘が始まった。
さて、早速だが………
「はやっ……‼︎」
「よしっ、いけるぞ‼︎頑張れグリグリ‼︎」
「異次元の加速度。御三家のMSには見られない加速機構、一体どうなっているんだ?」
ロウジが不思議に思いながら解説する。流石は天王星製、次元が違う‼︎
「そもそもアレだけの長さのチン……GUND棒があって、何故普通に動ける?重心はどこになっているんだろう……?」
お前今チンコって言いかけただろ。確かにそうとしか見えないけど。
「おおおお‼︎シャディクの乳首ぃぃぃぃ‼︎」ピュイーン
「ぐっっっっっ‼︎」
そして出た、例の快楽光線。
「いっけぇぇぇぇぇ‼︎」
「我はイったぞ。ふぅ……」
「お前もかよ⁉︎」
「そういう仕組みだからな………」
そして、何やらスッキリした顔のグリグリ。操縦者ともリンクするんかい‼︎これ開発した奴誰だよ⁉︎マジで頭おかしいな‼︎
「くそっ、イかされてたまるかよ‼︎」
そういやお前にもリンクされるんだったな。なんかエロ同人にありそうなシチュになってるぞ。あーしは読んだことないけど。
「装甲を透過する攻撃………もしやあの中身は原子の集合体、いや、精子の集合体か?しかし膜、もとい装甲を透過する精子となると、通常よりサイズを小さくしている可能性はあるな………」
「解説が細かすぎるだろ‼︎」
こんなこと真面目に考えなくていいのに………
「ロウジ、今日はいつもより喋るわね……」
「セセリア、アレはとんでもない代物なんだよ。」
「確かにとんでもないね………」
そういやセセリア、ロウジのことはあまり煽らないのか。というかこの2人、デキてんじゃね?なんかやたら距離近いし。まあいっか。あーしには関係ねぇ‼︎
「それはそうと、操縦者の身体との異常なリンク……これはGUND-ARMのパーメットリンクに近いものを感じるが……いや、違うか?パーメットはそもそも天王星に無いからな………」
確かにGUND-ARMっぽさは感じる。でも無いならまた別の何かだろう。もし総裁にGUND-ARM認定されたら、アレは没収されちまうな………
side フェルシー
CEOからの通達。なんとしてでもグエル先輩を勝たせろ、と。
「でもどうすりゃいいんですかぁ〜!」
「水星女みたく、水に弱いとかの弱点があればいいんだが……」
ラウダ先輩すら頭を悩ませる。それほどあの変態は異次元の強さ、というわけだ。くそ〜、このままだと、グエル先輩が負けちゃう‼︎
そんなことを思ってると、
「………私に策があります。」
ペトラが何かを思いついたようだ。
「教えてくれ、ペトラ。」
「私になんか出来ることがあれば言えよ!」
「分かりました、ラウダ先輩、フェルシー。」
これでグエル先輩が勝てることを祈る‼︎
side チュチュ
グリグリが攻撃?し、グエルが耐えるという構図。力の差は歴然で、誰がどう見てもグリグリが勝ちそうだ。
「いけるぞ、グリグリ‼︎」
「もうイったけどな。」
「そうじゃねえっつーの‼︎」
ただ、ジェターク寮の連中が何もしてこない訳がない。その対策として、あーしがこうして来たわけ。ちなみにラウンジには居ないが、地球寮の皆も待機している。さて、何が来る………?
「ん?スプリンクラーが取れて、中から何かが落ちて来たぞ‼︎」
オジェロからの報告。一体何が起きたんだ?スプリンクラーのガワが落ちる、ぐらいならなんともないはずだけど………
「ぬぉっ、これはエッチな本ではないか⁉︎」
落とし物の正体がわかった。エロ本だ。
「ぬぅぅぅぅ‼︎今すぐ読みたい‼︎」
「グリグリ、気を乱すな‼︎」
なるほど、エロ本で集中力を削ぐ作戦か‼︎くそっ、卑劣なスペーシアン共め‼︎
「オジェロ、ヌーノ!アレを全部回収するぞ‼︎」
「チュチュ、そんなに読みたいんか?」
「違えよ‼︎グリグリの為だ‼︎」
「マズいぞチュチュ!エロ本にグエルの絵が描いてある‼︎」
「それは確かにマズいな‼︎」
というかなんでグエルのエロ本があるんだよ⁉︎意味分かんねえだろ‼︎これじゃあ当の本人も集中出来なくね⁉︎
「俺に集中しろ‼︎全力を出せ、エバーグリーン‼︎」
「すまない、グエル‼︎取り乱してしまった!」
なんで集中出来んだよ⁉︎おかしいだろ⁉︎自分のことを書いたエロ本だぞ⁉︎普通ブチギレるだろ‼︎
「チュチュ、流石にMS同士の戦闘にモビルクラフトを侵入させるのは危ないよ。」
ニカ姉は下ネタスルースキルでもあんのか⁉︎今はツッコむと怒られそうだから言わないけど。
「それじゃあどうすん………」
それはさておき、確かに人間サイズのモビルクラフトが、超巨大なMS同士の戦闘の中に割って入るのは普通に危ない。人間同士が喧嘩しているところにアリが通るようなもんだ。たちまち踏み潰され、死ぬだろう。ならば………いや、そうだ‼︎
「おならだ‼︎おならで吹き飛ばすぞ‼︎」
これだ。エラン戦で使ったおならエンジン。アレを応用すれば、エロ本を安全に吹き飛ばせる‼︎
「流石チュチュ!私がちょっと改造してすぐ作るよ!」
「ありがと、ニカ姉‼︎」
「僕たちはおなら部屋*1に行くよ!」
「「おう‼︎」」
「チュチュはラウンジから指示を出して!」
「りょ〜かい!」
ということで、地球寮の皆はおならをしに向かった。
しばらくしたのち、
「くっさ、おならくさっ‼︎」
グエルの叫びと共に、エロ本が臭い風に流されて飛んでいった。
「皆、大成功だ‼︎」
「「「よっしゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」
「皆、感謝する‼︎」
これで、グリグリは集中出来る‼︎
side フェルシー
作戦は失敗、に終わったんだけど………
「ねえペトラ、あれ何⁉︎」
「フェルシーはまだ知らなくていいよ。」
「いや、流石に分かるよ‼︎」
「もう読んだの?」
「読んでないって‼︎」
どんな作戦だよ!何かで誘惑して集中力を削ぐ、って話だったけども、よりにもよってエロ本なの⁉︎確かに
「放屁だと⁉︎下劣な真似をしやがって……っ‼︎」
「いや、確かに下劣ですけども‼︎」
そんでもって、アーシアン共は何故おならでエロ本を吹き飛ばした⁉︎もっと他に方法あるだろ‼︎
「何か別の案を考えないとな……兄さんを助ける………」
「そうですね。フェルシーも吠えてないで考えて。」
「おかしいのアタシだけ⁉︎」
ラウダ先輩とペトラは普通に進めようとしてるし‼︎あーもう、これしかない‼︎
「よしっ、変態女の足を滑らせましょう‼︎」
「おお、それは良い。」
相手が足を滑らせて転べば、余裕で勝てる‼︎グエル先輩のためにも、滑らせる方法を考えるんだ‼︎フィールドの一部を凍らせるか?それともバナナの皮を痴女のそばに置くか?はたまた………
「フェルシー、それなら私が滑らせるものを持ってくるよ。」
「ペトラ、サンキュー‼︎」
「頼んだ。」
ペトラが何かいいものを持ってくるらしい。とりあえずはそれに任せるか………
side チュチュ
しばらくすると………
「ぬぉっ、足が滑るではないかっ‼︎」ぬるっ
「どうした、グリグリ⁉︎」
グリグリ操る
「くそっ、ローションかよ‼︎」
ローションがぶちまけられてたことが判明した。
「なにっ、ローションだと⁉︎実にエッチだ‼︎」
「喜んでる場合か‼︎転んだら終わりだぞ‼︎」
ジェターク寮の奴らは馬鹿なのか⁉︎なんで足を滑らせる方法で真っ先にそれが出てくんだよ‼︎実はもう1人
「安心しろ、グエルも足元おぼつかないぞ‼︎」ぬるっ
しかもグエルまで巻き添えじゃね〜か‼︎この作戦考えた奴馬鹿だな‼︎
「うるせえエバーグリーン‼︎卑劣な手を使いやがって……っ!」ぬるっ
「我ではない‼︎そちらの寮生の仕業だ!」ぬるっ
「はぁ⁉︎」ぬるっ
そりゃそうなるって‼︎普通ローション使うっていったら、グリグリの味方であるあーしらが疑われるもん‼︎本当に違えって‼︎
「あのローション、摩擦係数が普通のように見える。それも、僕らが知ってるレベルの。あれだけの技術を持つ天王星ならば、もっと低いのが妥当だろう。故に、あの攻撃はジェターク寮側が仕組んだものだ。」
side フェルシー
ダメ以前に、ペトラはアレをどっから持って来たの⁉︎
「ねぇペトラ、アレって………」
「ローションよ。」
「ローションよ、じゃねえよ‼︎なんで持ってんだよ⁉︎」
「フェルシーの机にあったわよ。」
「嘘言うな‼︎」
「フェルシー、兄さんの足まで滑らせたら意味無いだろ‼︎」
「それはそうでした‼︎でもローションは私のじゃありません‼︎」
気になることが多すぎるんだけど⁉︎
side チュチュ
お互い転んだ状態では、グリグリが負けるかもしれない。ローションを取り除く、何かいい方法は…………よしっ、思いついた‼︎
「皆、アレを用意してくれ!」
「アレって何、チュチュ?」
「ローション・愛液等剥離剤だ‼︎」
「「「はい?」」」
地雷実習の時に遅効性遮蔽スプレーを落とすのに使ったやつ‼︎
「遅効性ボディペイントの時のものか‼︎」
「その言い方やめろ‼︎」
「えっ、2人でHしたの……?」
「ニカ姉⁉︎違うかんな⁉︎」
「だ、だよね………」
ニカ姉に最悪な誤解をされかけた。あーしは変態じゃねえし‼︎グリグリとそんなことするわけねえっつーの‼︎
「とにかく、グリグリの机にあるから、それ持ってこい‼︎」
「一番下の引き出しの中だ。ニカ、頼んだ‼︎」
「は〜い。」
それはさておき、今はグリグリの勝利を最優先だ。早くローションを除去しねぇと………
side フェルシー
ローション作戦は失敗に終わった。そんな中で、
「こうなったら、アレしかない………っ‼︎」
ラウダ先輩はもう次の作戦を考えていた。どうやら最終手段にとっておいたようだ。
「流石っス、ラウダ先輩‼︎任せましたよ‼︎」
「なんでもやります‼︎」
「ありがとう。」
ここは任せるしかない。知的なラウダ先輩の作戦なら、とても頼りになるでしょう‼︎
「シャディクの乳首をモニターに映し出す他あるまい‼︎」
前言撤回、何の頼りにもならなかった。
「何いってるんスか、先輩⁉︎」
「変態女はシャディクのおっぱいを見て、とても興奮していた。故に、奴の乳首こそが彼女の気を狂わせる最も有効な方法だと思ったからな。」
「気が狂ってるのはアンタでしょ〜が⁉︎」
これじゃあペトラのエロ本作戦と何も変わらないだろ‼︎頭のネジはどこ行ったの、ラウダ先輩⁉︎
「ラウダ先輩、私画像持ってないですよ!」
「それは僕も持ってない。フェルシーもシャディクのは持ってないだろう。」
「シャディク以外も持ってないっスよ‼︎」
「よしっ、全ジェターク寮生に告ぐ‼︎ただ今より学園内全ての防犯カメラ映像を解析し、シャディクの乳首をかき集めろ‼︎」
「集めんな‼︎」
「了解‼︎」
「すんな‼︎」
助けて。このままだとジェターク寮が変態寮って呼ばれちゃう。何か、何か策は…………
side チュチュ
ローションも無事取り除き終わり、グリグリがグエルを倒そうとした次の瞬間………
「シャディクの乳首………だとっ⁉︎」
戦闘エリア中にありとあらゆるシャディクの乳首が映し出された。
「クソスペーシアンめ‼︎あまりにも汚すぎんだろ‼︎」
「二重の意味で、ね。」
「うまく言ったつもりか、セセリア‼︎」
「この膨大な数の乳首、一体どのようにしてかき集めたのか?カラーコードによる画像判別なのか?しかしそれだと、シャディクの乳首のカラーコードを知らなければ出来ないけど……」
「ロウジは真面目に解説すんな‼︎」
「………関わりたくないな⭐︎」
「本当にな、シャディク‼︎」
ジェターク寮の連中、マジで頭おかしいだろ‼︎シャディクの乳首をあんなにもデカデカと映し出すなんて‼︎あぁぁぁぁ、もう‼︎何もかもが無茶苦茶だよ‼︎
「あぁぁぁぁぁぁ‼︎シャディクの乳首‼︎ちくびぃぃぃぃ‼︎」
グリグリもめっちゃ股間からビーム放ちまくってるし‼︎戦闘エリアが雪景色になっちゃうじゃん‼︎
「ぐわっ、あぁぁぁぁぁぁ‼︎あっ、あぁ………」ボキッ
どさくさに紛れてグエルのアンテナに当たって、それを折ったからいいけどさ‼︎全くもう、意味分かんねえっつーの‼︎おならだのローション剥離だのやった側が言えねえけどさ‼︎
「勝者、エバーグリーン・ウラヌス‼︎」
とりあえず、一応決闘は勝った。そして、安堵の気持ちと下ネタへの呆れからか、どっと疲れを感じた。そんな一日だった。
side フェルシー
グエル先輩が負けた。色んな意味で。そして………
「兄さん……♡///」
「グエル先輩……♡///」
2人の変態が目覚めた。私にとって、最悪の一日となった。
ペトラは原案だとセクシー担当だったらしいので、こうしました。ラウダはついでです。