機動戦士ガンダム 天王星の痴女   作:スピリタス3世

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第十九話 おエロいさん

  side チュチュ

 

 一難去ってまた一難。グリグリが変態の気配を察したという。

 

「自己紹介かよ。」

「違う‼︎我如き変態のへの字も無い‼︎」

「じゃあセセリアのことかな?」

ロウジ(おまえ)のが変態だろ‼︎」

 

 しかも自分でもロウジでもない。

 

「きゅきゅきゅ、休憩に来ました〜!」

「普通に本買いたくなったわ。」

 

 更にはスレミオがやって来たが、

 

「じゃあミオリネが変態なのかなぁ〜?*1

「黙りなさい、セセリア。退学にするわよ。」

「職権濫用も甚だしいわね。」

「どどど、どういうことですっ、か⁉︎」

「変態が来るという話だ。もちろん2人ではない‼︎」

「へ、変態っ⁉︎」

「だろうな。」

 

 当然違う。それじゃあ、誰が来るんだろう?しかもグリグリなら喜びそうなのに、逆にめちゃくちゃ慌てている。

 

「それより、変態が来るってどういうことよ?」

「ラウダたちが来るとか?」

「アイツらは今朝来たぜ。」

「あの3人ではない……っ‼︎」

 

 流石にその3人じゃないっぽい。というかその3人なら、グリグリは動揺しないか。とりあえず、彼女の緊張をほぐそう。

 

「安心しろ、グリグリ!なんかあったらあーしが居るからな‼︎」

「チュチュ………感謝する……」

「わ、私も居ますよぉ〜!」

「スレッタも……感謝する……」

 

 さてと、どんな変態が来るんだ………?グリグリに害を与えるような奴らなら、あーしがボコボコにしてやる‼︎彼女の震える手を握りながら待っていると………

 

 

 

 

「エッチだ。」

 

 変態は音もなくやって来た。見ただけで分かる、何をどう見ても変態だ。

 

「さぁて、どんなエロ本があるんですの?」

「ごっつエロい本の気配や‼︎」

「我がおちんちんも告げている。これらを読むべし、と。」

「おっ、すっごいおちんちん発見!」

 

 しかも5人。ジジイにおばさんにおっさんにおっさんに幼女と見た目は様々だが、全員目からニチャという音が聞こえてくる。今までアス校で会って来た変態共とは比べ物にならないというのが、非天王星人(ウラヌシアン)のあーしでも分かる。

 

「いらっしゃい。各人の性癖に対応した本を案内するぞ。」

「グリちゃん、おおきに〜!制服姿もエッチやな〜‼︎」

「お褒めいただき、感謝する‼︎」

「「「褒めてんのそれ⁉︎」」」

 

 そして、開幕猥談。ヤバい、ヤバすぎる⁉︎まさか本物の………天王星人(ウラヌシアン)

 

「グリグリ、コイ……この人たち誰なんだ⁉︎」

 

 珍しくあーしも丁寧な呼び方をしてしまう。見た目とたった一言だけなのに、それくらい腰が引けてしまうのだ。

 

「この人らは、天王星のおエロいさんだ。」

「お偉いさんでは⁉︎」

「そうとも言う。」

「そうとしか言わねえだろ。」

 

 なるほど、そういうことね。グリグリは天王星唯一のアス校生。惑星代表といっても過言ではないため、こうして外部の人が来れる学園祭には来賓で天王星の要人が来るのも普通の話だ。

 

「まずはこの人。」

「最初はワイか〜!」

「この人の名はロリ・ラブラトス。天王星最強の無敵艦隊・幼女愛護艦隊の隊長として、天王星大気圏外の治安維持を行なっている。」

「「幼女愛護艦隊⁉︎」」

「ロリコンのリーダーじゃねえか⁉︎」

「頭がええな〜、嬢ちゃん!」

 

 まずいきなり、ロリコンのリーダーのおっさん。大気圏外ってことは、大量の宇宙戦艦部隊をまとめ上げてるのだろう。確かにかなりのお偉いさんだ。ロリコンだけど。

 

「特技は卑猥度を通して女性の年齢を当てられることだ。」

「ピンクの嬢ちゃんが15で他の3人が16やな‼︎*2

「合って……ますっ‼︎」

「「「すげえ………」」」

「俺にかかれば、偽りのロリと隠れロリも見抜けるんよ‼︎」

「ロリを選別出来んのかよ⁉︎」

 

 特技は凄いけど気持ち悪い。しかも使い方。己の性欲のために優れた能力を無駄遣いする、まさに天王星人(ウラヌシアン)を象徴するような男だ。

 

「つーか、なんでロリはグリグリと仲良いんだ?」

「彼女はワイが育てたようなもんや‼︎」

「そうだな、とてもお世話になった。」

「グリグリがこうなった元凶じゃねえか⁉︎」

 

 間接的に、アス校が変態になった原因でもある。多分グリグリの幼少期に、可愛い幼女がいるってことで気にかけたんだろ。本当にやべえ奴らだな‼︎こんなのが後4人も続くのかよ⁉︎

 

「さっきからロリロリ言ってるけど、隣の小さい女の子と紛らわしいわね……」

「いまそれ言う、セセリア?」

 

 ちなみに、ロリコンおじさんの隣には幼女がいる。この光景だけ見たら、完全に事案なのだが………

 

「次は隣の童顔の女性なのだが……」

「童顔つーか幼女じゃね⁉︎」

「彼女の名はパンティー・ディルド。『ディルドの夜明け』当時のプロジェクトリーダーにして、現ディルディアン株式会社の社長だ。」

「「ディルドの夜明け⁉︎」」

「あん時言ってたやつのリーダーなの⁉︎」

「なんでチュチュは知ってるのよ、ディルドの夜明け?」

「前グリグリが話してた*3し。」

 

 中身はめちゃくちゃお偉いさん。しかも仕事の腕で成り上がった超有能。側から見たら小学生くらいの女なのに………

 

「また、性癖はおちんちん。ズボンの膨らみと影だけで通常時と勃起時の長さ、太さ、タマのデカさを当てることができる。」

「ド変態じゃねえか⁉︎」

「ちなみにそこの彼は結構デカくてね……」

「なっ⁉︎」

「「言わなくていい‼︎」」

 

 中身はとんでもない変態。しかも特技がヤバい。職業柄ディルドを作る上でサイズをすぐに把握するのは大切……なのかもしれないけど‼︎コイツの場合、ただ単に興奮してるだけなのが分かる。つーか、なんつう考察してんだ、あーし‼︎

 

「ちなみに私は、こう見えても58だよ♪」

「「「はぁっ⁉︎」」」

「自分で言うんかいな!」

「この中じゃ、2番目にお姉さんだよ♪」

「おばあさんだろ‼︎」

 

 マジで⁉︎8歳の間違いじゃね⁉︎半世紀ズレてない⁉︎過去の功績から推測すれば、それくらいの年齢でもおかしくないけど……

 

「ちなみに、我にアス校入学の推薦を書いてくれたお方だ。」

「グリちゃんMD(モビルディルド)の操作上手いからね〜!」

「それはそれは……ありがとう……ございます。」

「ど〜も〜!」

「チュチュの敬語、初めて聞いたな。」

「違和感ありまくりね。」

「うっさい‼︎」

 

 そして、この人がグリグリを推薦してくれたのか。あーしがコイツと出会えたのも、この人のおかげか………。思わず慣れない敬語が出てしまった。

 

「では次の人に行くぞ。」

「次は(わたくし)かしら?」

「そうしよう。」

 

 それはさておき、次は隣にいるおばさん。さっきからコイツの服に違和感を感じるのだが、他が変態過ぎてどうでもよく思う。

 

「この人はマガリータ・コンドーム。天王星一の売り上げを誇る大手コンドーム制作会社『ゴム・セックス』の社長だ。」

「まああの星なら、売り上げ一位はそういう会社よね……」

「妙に納得すんな‼︎」

 

 ベネリットで言うところの御三家の社長か。これまたお偉いさんだな。会社名がイカれてるのはもう慣れた。悔しいけど。

 

「ちなみに消しゴムが性癖だ。」

「「「消しゴムが性癖⁉︎」」」

「そのため、ついたあだ名が『消しゴム卿』。」

「消しゴム狂の間違いでは⁉︎」

 

 慣れたと思ってたところに、とんでもない爆弾が飛んできた。そんな性癖あんの⁉︎

 

「私は消しゴムの匂いや肌触りがお好きでして……あの独特の素朴な感じ……堪りませんわ‼︎///」

「ただの消しゴム好きな人じゃねえか⁉︎」

「あとは角を使ってですね………こう………♡///」

「オナり方説明すんな‼︎」

「ちなみにゴム・セックスって社名だけ聞いて、消しゴムの会社だと思って入社したのですわ♪」

「思いっきり勘違いしてんじゃねえか⁉︎」

 

 よくこんな奴が惑星一の大手企業の社長になれたな⁉︎それだけ有能ってことだなぁ⁉︎中身は変態だけど‼︎

 

「ちなみにこの服、全て練り消しで出来ておりまして………」

「「「嘘でしょ⁉︎」」」

「すっご………」

 

 なるほど、ずっと感じてた違和感はそれか。つーか練り消しで服作るって、色んな意味でヤベェな。貯めた練り消しの量も、それらをまとめて作った技術も、時間も。もっと他にやることあんだろ。

 

「ただ一つ、欠点がありまして………」

「一つ………?」

「服を着ているだけで、イってしまいそうですわ…♡///」

「やめろ‼︎」

 

 そして、少しは恥を知れ‼︎

 

「せっかく珍しく服を着る機会ですので、張り切りましてよ!」

「「珍しく⁉︎」」

「ワイは服着てる奴全員着衣プレイ好きやと思ってたで。」

「というか、服って着衣プレイでしか着なくない?」

「我らちんちん侍は制服が全裸だしな。今もズボンが苦しいのだ。」

「エッチだ。」

「「「ええ…………」」」

 

 つーか、マジで天王星人(ウラヌシアン)は服着ねえのかよ‼︎しかも着てる奴がそういう類の変態扱い。コイツらにとってアス校は着衣プレイ好きの集団なのか⁉︎

 

「では次の人にうつる。こちらの方だ。」

「よろしく頼む。」

 

 そんなあーしらの困惑をよそに、淡々と紹介を続けるグリグリ。お偉いさんを前に緊張してたんだけど、あーしが手を握ったら少し落ち着いたっぽい。良かった〜!

 

 ただ、次の奴は見た目がヤバい。股間の部分がバスケットボール2個分くらい膨れ上がっており、ズボンが今にも張り裂けそう。

 

「この方は魔羅出汁介(まらだしのすけ)。現役のちんちん侍にして、屁こき侍や乳ビンタ侍、HIPなど天王星大気圏内の治安維持部隊の総括だ。」

 

 この間屁こき侍がうんたらとか言ってた人のリーダー。警視庁長官みたいな立場の人か。つーか名前ヤバすぎ。

 

「ちんちん侍って何⁉︎」

「ナニだ。」

「そうじゃなくって!」

「勃起したおちんちんを剣として、悪を倒す侍のことを指す。セセリア、分かったか?」

「その通りだ。」

「ええ…………」

 

 倒し方も頭おかしい。完全にセクハラじゃねえか‼︎小学生男子がやりそうなことを仕事にすんな‼︎

 

「ちなみに、我の憧れの人でな………」

「口調も真似とるんやで、コイツ!可愛いやろ〜!」

 

 確かに、通りで独特の口調なのに似てると思った。

 

「我に憧れておるのか?感謝する。」

「こちらこそ、感謝する‼︎」

「グリグリぃ〜、会えて良かったな!」

「ああ!」

 

 それはまるで、憧れのプロ野球選手と直接会ってテンション上がる野球少年のようだった。チンコ丸出しで人斬ってる変態でも、誰かの憧れの的になれるんだな。まあ、要はいつも勃起してる変態に憧れてる痴女ってだけだけど。

 

「そして最後………あちらのお方だ。」

「エッチだ。」

 

 そして最後の1人。さっきからエッチだ、しか言ってないジジイ。しかし目が完全にニチャァしており、明らかにあーしらを視姦しているのが分かる。この気持ち悪い変態ジジイはナニ様なんだ?

 

「この方は天王星の王である、煩悩陛下だ。」

「エッチだ。」

「「「一番偉い人なの⁉︎」」」

 

 まさかの変態の王。天王星で一番偉い、いや、エロい人だとは思わなかった。

 

「陛下は万物に興奮する性癖をお持ちだ。」

「つまり、何にでもムラムラするってこと?」

「その通り。」

「「「嘘でしょ⁉︎」」」

エッチだ。

 

 そして、性癖がヤバすぎる。

 

「例えばババアは?」

「エッチだ。」

「それじゃあ男!」

「エッチだ。」

「ならばネズミとかは⁉︎」

「エッチだ。」

「それじゃあレタス‼︎」

「エッチだ。」

「あの壁とかも……?」

「エッチだ。」

 

 この世の全てに興奮する変態。変態の惑星の王に相応しい、一番ぶっ飛んだ変態だった。

 

「これで、天王星からの来賓紹介を終わりとする。」

「ありがとう‼︎」

 

 そんな変態共がうじゃうじゃいる環境で育ったグリグリ。今まで自分は全然変態じゃないと思える理由が、今日で分かった気がする。だからこれ以上変態にならないでほしい。あーしがついて来れなくなるから。

*1
ミオリネとセセリアは同学年同学科のため、仲良いと思ってこうしてます。2人の性格も意外と合いそうだし。

*2
スレッタの年齢を一応ミオリネやセセリアと同じにしておきます。本編で違う可能性があるけど……

*3
第三話参照




天王星のおエロいさんたちのプロフィールです。

ロリ・ラブラトス
性別:男
身長:172cm
髪:銀の短髪
性格:変態(ロリコン)
年齢:51歳
所属:幼女愛護艦隊 隊長

パンティー・ディルド
性別:女
身長:127cm
髪:黒髪のボブ
性格:変態(チンコ好き)
年齢:58
所属:ディルディアン株式会社 社長

マガリータ・コンドーム(消しゴム卿)
性別:女
身長:162cm
髪:茶髪のウェーブ
性格:変態(消しゴム好き)
年齢:47
所属:株式会社ゴム・セックス 社長

魔羅出汁介
性別:男
身長:198cm
ちん長:通常時40cm、勃起時132cm
髪:黒髪のポニーテール
性格:真面目
年齢:51歳
所属:天王星大気圏内治安維持部隊 総統、ちんちん侍

煩悩陛下
性別:男
身長:160cm
髪:白髪で円ハゲ
性格:変態(変態)
年齢:83歳
所属:天王星の王
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