機動戦士ガンダム 天王星の痴女   作:スピリタス3世

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第二十一話 シャディク・チクビ・ゼネリ

  side チュチュ

 

 シャディクが地球寮に匿って欲しい、とのこと。

 

「なんでどいつもこいつもうちで隠れてえんだよ⁉︎」

「もしや我に乳を見せに……っ⁉︎」

「んなわけねえだろ‼︎」

 

 氷仮面もとい旧エランといい、なんで地球寮なら大丈夫だと思ったのか。むしろセキュリティなら一番ガバガバだろ‼︎灯台下暗し、的なアレか⁉︎絶対他のとこのがいいのに。とりあえずシャディクに事情を聞くか……

 

「なんでうちなんだよ?他にもあんだろ?」

「地球寮じゃなきゃダメなんだ。他は既に息がかかっている。」

「どういうこと⁉︎」

「それは言えない。頼む、裏方でもなんでもするから!」

 

 意味が分からなすぎる。コイツはもしや誰かに追われているのか?それとも、あーしらを狙って何かしようとしてんのか?日頃の言動が胡散臭過ぎて、全く考えが読めない。

 

「とりあえず、直接会って話をしてみようではないか。店に来れるか?」

「ありがと………しまった、見つかった‼︎」

「何してんだテメェ⁉︎」

 

 見つかったってどういうことだよ⁉︎もしやグラスレーは鬼ごっこでもしてんのか⁉︎そんなことならすぐに追い返すぞ‼︎

 

 

 

 

 ということで、あーしらは学園祭巡りを一旦中断し、店の裏に戻ってシャディクと会うことになった。

 

「ありがとう、はあっ……2人とも。本当に……助かる。」

「礼には及ばぬ。」

「まだ匿うって決めたわけじゃねえからな⁉︎」

 

 今日のコイツはやたらと息が上がっている。いつもの余裕そうな態度が一般、非常に焦っていることがわかる。

 

「とりあえず、事情を説明しろ‼︎」

「俺は*1サビーナたちと鬼ごっこをしていてな……」

「帰れ‼︎」

 

 どーせそんなことだろうと思った。これだからクソスペはよぉ‼︎テメェらの遊びにあーしらを巻き込むんじゃねえ‼︎

 

「そうはいかなくて……」

「帰れっつってんだろ‼︎」

「捕まると犯されるんだ。」

「なんで⁉︎」

 

 そんなことを思っていたら、バカなことを言われた。なんでサビーナたちに犯されるんだよ⁉︎マジで意味が分からねえ⁉︎

 

「エッチなことか……良いではないか。ヤるといい。」

「良くない!俺の初めてはミオリネって決めてるんだ!」

「知るか、帰れ‼︎」

 

 しかもシャディクはシャディクで意味分かんねえ意地張ってるし‼︎

 

「つーか、なんでテメェが犯されんだよ⁉︎」

「恐らく先日の決闘で、シャディクのイき顔を見た彼女らが目覚めたのであろう。変態に。」

「その通りだね。」

「アホか⁉︎」

 

 サビーナらはラウダやペトラみたいな目覚め方をしているし‼︎全く、碌な連中が居ねえなぁ‼︎変態が5人も増えるんじゃねえよ‼︎

 

「変態ちゃん、君が来てから皆おかしくなってる。エランも、ラウダも、ペトラも、ロウジも、サビーナも、レネも、エナオも、イリーシャも、メイジーも。」

「確かにな、つーか多過ぎ‼︎」

 

 言われてみれば、グリグリが原因で変態に目覚めた連中が沢山いる。もしくは、グリグリがいることによって明るみになった変態的一面を持つ連中もいる。ニカ姉とか新旧エラン両方とか。

 

「皆のことは我が変態に目覚めさせたのだな。光栄だ。」

「「不光栄だよ‼︎」」

「とりあえず、困ってそうなのは分かる。エッチなことなのに。」

「「エッチだから困ってるんだよ‼︎」」

 

 お前は喜ぶな‼︎アス校がマジで汚ねえ学園になっちまうぞ‼︎今日来てるミオリネのクソ親父とか何を思うんだ⁉︎

 

「まあ、店の裏に好きなだけ居ると良い。」

「ありがとう、助かるよ!」

「匿うんか……まあグリグリがそう言うなら、あーしはいいけど。」

「君は彼女に優しいね。」

「そりゃ友達だからな。」

「友人になってくれたこと、感謝する!」

「ど〜もど〜も〜!」

 

 ということで、シャディクを店の裏で匿うことになった。

 

 

 

 

 シャディクを店の裏に放置し、あーしらは再び学園祭巡りをすることになった。

 

「チュチュ、次はどこ行きたいのだ?」

「そうだな〜、色々あったから腹が減った!飯食いてえ‼︎」

「ならばレストラン街だな。」

「おお、いいなそれ‼︎」

 

 最近周りにアクの濃い変態が続々出現したせいで、グリグリが意外と普通の女の子に見えてしまう現象。

 

「レストランといえば、男体盛り商店街はあるのかな?」

「あるわけねえだろ‼︎」

 

 コイツも十分変態なのに。

 

「ならば、グラスレーの出し物はどうだ?パンフレットに書いてあるのだが………」

「なになに、フードストリートだって!おお、いいな‼︎行こう‼︎」

 

 ということで、あーしらはグラスレーのところに行くことになった。何店舗も出せるなら、こういうレストラン街にするのもいい戦略だろう。

 

 

 

 辿り着いた先で、あーしらはサビーナらに会った。痴女5人組だ。

 

「2人とも、シャディクは見なかったか?」

「見てないぞ、サビーナ。」

「そうか。」

 

 早速サビーナがシャディクの居場所を淡々と尋ねる。事情を知らなければ、仕事の打ち合わせのテンションだ。とても逆レには思えない。

 

「シャディクはズボン脱がそうとすると、ヤマアラシになるから。」

「そりゃなるだろ‼︎」

「大丈夫かな……私シャディクを満足させられるかな……」

「強引な時点でアウトだ‼︎」

「イリーシャちゃん、大丈夫だよ!絶対大丈夫‼︎」

「根拠がねえ‼︎」

「リリッケ・カトガ・リパティー、シャディクにまで手を出したら許さないわよ‼︎アイツはアタシらがいただくんだから‼︎」

「出さないから安心しろ‼︎」

「連絡係にも頼むか………もしもしニカ?シャディクはどこだ?」

『見てないですね。見つけ次第連れ戻します!』

「了解。」

「何してんのニカ姉⁉︎」

 

 他の4人も見事変態化している。男共はアイドル的人気を誇るシャディク・ガールズがこんな痴女の集団だと知ったら、何を思うだろうか?あとニカ姉、なんでコイツらに協力してんだ⁉︎接点無さそうなのに‼︎

 

「とりあえず、君たちは何系が食べたいんだ?」

「乳デカい男系だ。」

「違えよ‼︎」

「それはシャディクのことか?」

「だから違えって‼︎」

 

 グリグリもここぞとばかりに猥談する。変態仲間が出来て嬉しいのだろう。そんなことより、腹が減った。早く飯食わせろ‼︎

 

「あーしは肉が食いてえ、肉*2‼︎」

「では我も付き添うぞ。」

「お前は食いたいものとかあんの?」

「サラダだ。」

「見事にあーしと正反対だな‼︎」

 

 見事なまでに正反対。確かに野菜好きなの知ってたけども。ランチの時もいつもサラダばっかり食べてるイメージあるし。

 

「肉屋のサイドメニューにサラダはあるだろう?」

「ある。この焼肉屋とかどうだ?」

「「おお、いいな‼︎」」

「すぐそこにある。ほら、アレだ。行ってこい。」

「センキュー!」

「感謝する!」

 

 とりあえず、焼肉屋ならあーしとグリグリの好きなものどっちも食べられるだろう。ということで、肉を焼くことにした。

 

 

 

 

 焼肉屋にて、あーしらは適当におしゃべりしながら飯を食ってた。

 

「お前、全然肉食わねえじゃん。マジでサラダ2つだけ?」

「我が少食なのは知っておろう?」

「知ってるけどさ、改めてびっくりだわ。」

「逆にチュチュは大食いだな。」

「もちろん‼︎食わなきゃ喧嘩も勝てねえぜ‼︎」

「喧嘩は良くないと思うのだが………」

 

 こうしてみると、マジであーしとは対照的だよな。下ネタを除けば、知的で冷静な、人に気遣いができる優しく大人びた雰囲気のある少女。だが素直で表情もわかりやすく、純粋で子供らしい一面もある。

 

「チュチュ、注文を頼んでおくぞ。」

「センキュー!」

 

 服にも慣れたのだろう。今では人前で脱ぐことは無くなった。その事実に安堵しながら、あーしは焼肉を楽しみに待っていた。

 

 

 

 

  side クソスペ差別女2人

 

 くそっ‼︎変態女め、私たちにイき恥かかせやがって‼︎もう許さない‼︎この学園から追放させてやる‼︎作戦、実行ね‼︎

*1
焦り過ぎて一人称がこっちになってる

*2
チュチュは肉好きなイメージがあるので

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