機動戦士ガンダム 天王星の痴女   作:スピリタス3世

23 / 45
罰の件、デリングには既に言ってあります。


第二十三話 Finale of Festival

  side チュチュ

 

 クソスペ女2人が、ヤらないと出られない部屋に閉じ込められることになった。

 

「はぁぁぁぁ⁉︎」

「何よそれ、ふざけんじゃないわよ‼︎」

「天王星ではよくやる方法やねんな!」

「「よくやんの⁉︎」」

「性行為をすれば出られる。どうだ、良心的だろう?」

「「どこが⁉︎」」

「安心して!部屋にはアダルトグッズがいっぱいあるから!」

「「何も安心出来ないわ‼︎」」

「例えば新品の消しゴムですとか……」

「「なんで消しゴム⁉︎」」

「エッチだ。」

「「エッチじゃない‼︎」」

 

 いつもあーしらの邪魔ばっかりしやがって‼︎これでアイツらも変態の仲間入り。イき恥晒して反省するがいい‼︎

 

「つーか、なんで御三家はソイツらの味方すんのよ⁉︎」

「アーシアンの集団よ⁉︎」

「僕は助けられたからね、彼女に。」

「「そんな柄か、シャディク(おまえ)⁉︎」」

「僕は好みの本を買えたから♪」

「「エラン(おまえ)変態だったの⁉︎」」

「彼女が僕を変態に目覚めさせてくれた。」

「「目覚めさせんな‼︎」」

 

 シャディクのはマッチポンプな気がしなくもないけど……まあいっか。しかし、揃いも揃って味方になるとはな。あーしが入学した時からは考えられなかった。

 

「兄上、どうするマウス⁉︎」

「このままでは、駄目マウス‼︎」

「アンタら2人も入れたろか?」

「「絶対嫌‼︎」」

「「Noマウス‼︎」」

「いや、姫君2人とは別室ぞ。」

「セックスしないと出られない部屋をもう一つ用意する、ってこと。」

「「もっとNoマウス‼︎」」

 

 あの不審者ネズミおじさん双子なのかよ。つーかなんでグリグリを狙ってんだ?確かに彼女は美人だけども。変態だぞ、コイツ?あとこんな得体の知れないおっさんにグリグリをやりたくないし。

 

 まあいいや。今はグリグリの潔白が証明されたことを喜ぼう‼︎

 

「な‼︎なんとかなっただろ、グリグリ!」

「うむ………うむ……っ!ぐすっ………」

「泣くなって〜‼︎」

「感謝………ずるっ……!」

 

 こんなにも感動のあまり泣いてくれる。本当に嬉しいのだろう。本当にコイツは素直で可愛い奴だ‼︎

 

 

 

 

 その後しばらく経ち、学園祭は大きな問題もなく無事終わった。

 

「しゃあ‼︎打ち上げ打ち上げ‼︎」

「楽しみだな‼︎」

 

 ちなみに打ち上げでは、寮ごとの売り上げランキングが発表される。正直途中から本屋が焼失したせいで1位は無理だろうが、そこそこの上位に入る自信がある。

 

『さてと、私が順位を発表する。』

 

 発表者は、この学園の理事長ことデリング・レンブラン。

 

「あっ、ミオリネさんのお父さんだ!」

「スレッタうるさい‼︎」

「さてはミオリネ、父親のことが好きなのか?」

「んなわけないでしょ‼︎クソ親父なんか嫌いよ‼︎」

 

 ミオリネの父親だ。

 

『まずは第5位、ブリオン寮。1.7万ドル*1だ。煌びやかなショッピングモールで、多くの客層を取り込むことに成功した。』

 

 さてと、まずはセセリアたちのブリオン。御三家に次ぐ実力をいきなり発揮してきたか‼︎

 

『続いて第4位、ダルガル寮。1.8万ドルだ。』

 

 嘘だろ⁉︎いきなり知らねえところ来やがった‼︎これはマズい‼︎

 

『ライブ会場を設立しバンドフェスを開催、学園祭を大いに盛り上げた。』

 

 残り3つは御三家、流石にランクインは無理だったか………

 

『続いて第3位、地球寮。2.1万ドルだ。』

 

 あれっ、嘘だろ⁉︎あーしらが入ってる‼︎

 

「「「「やったぁぁぁぁぁ‼︎」」」」

『客層を絞り、太客のみを狙う方法が見事にはまった結果となった。』

 

 言い方、な。変態相手にエロ本売っただけという。それをここまで人前に聞かせられる文言にするとは。流石理事長だ。

 

「嬉しいのだ‼︎嬉しいのだ‼︎」

「やり方なんて関係ない‼︎結果のみが真実よ‼︎」

「やりました〜♪」

「ととと、とても嬉しいです!」

「これでまたパチンコが出来る‼︎」

「やめとけオジェロ、どーせまた負けるから。」

 

 それでも、3位は3位。今まで晩年最下位だった地球寮が、初めて上位となった。これはあーしらアーシアンにとって、とても誇らしい結果となるだろう。

 

『続いて第2位、グラスレー寮。5.7万ドルだ。様々な料理が織りなす素晴らしいレストラン街は、訪れる者の胃袋と心を掴んで離さなかった。実に見事だった。』

 

 そして2位、グラスレー。あーしらの倍以上か……。流石に御三家の壁は厚かったな………

 

『最後に第1位、ジェターク寮。7.2万ドルだ。体育会系の気風を活かしたレジャーランドは、多くの人々に遊びの楽しさを味わわせてくれた。』

 

 そして最後はジェターク。あんな変態祭りをやっても、出し物が面白ければ売れるんだな。あーしらも人のこと言えんけど。

 

「そういえば、ペイルはどうしたんです?ベルメリアさん?」

 

 そういや、ペイルがランクインしてねえじゃん。ちょうど株式会社GUND-ARMに出向?っぽいことしてるおばさんもいるし、話を聞いてみるか………

 

「レートが高過ぎて、摘発されたのよ……」

「アホだなアイツら………」

「ざまあみろ‼︎あと俺の生活費返せ‼︎」

「お前もアホだな………」

 

 ペイルは思ったよりアホだった。そりゃ学園祭の出し物でパチンコやったら駄目だろっつーの。

 

 

 

 

  side エラン本物

 

 パチンコで負けたからって摘発しやがって、あのクソ客*2め‼︎今度会ったら強化人士にしてやるからな‼︎

 

 

 

 

 

  side チュチュ

 

 それはともかく、こうして学園祭が無事終わり、地球寮は3位という結果を残すことができた。

 

「チュチュ!共に本屋を営んでくれて………そして我のことを守ってくれて、感謝する!」

「こっちこそ、お前のおかげでアーシアンの地位が上がったぜ‼︎ありがとな‼︎」

 

 それもこれも、グリグリのおかげだ。初めて会ったあの時拒絶していたら、こうはならなかっただろう。大切な友人と出会えた喜びを噛み締める、そんな学園祭となった。

 

 

 

 

 

  side クソスペ女2人組

 

 はぁっ………なんとか例の部屋を出られたわ………

 

「「………///」」

 

 そして、お互い顔気まずい………顔を合わせられない………

 

「こんにちは。いや、こんばんはの時間だね。」

 

 そんなことを思っていると、なんとエラン・ケレスに話しかけられた。あの時クソ変態の味方をしたエランに。

 

「テメェ、ふざけやがって!」

「変態と組んで、私たちをこんな目に遭わせたくせに‼︎」

「変態と組んだ………?」

 

 とぼけた口調で首をかしげるエラン。しらばっくれるというのか⁉︎

 

「ああ、もしかして俺の偽物かァ。安心して、あの時のとは別人だよ。」

「「は………?」」

 

 別人………?どういうこと………?

 

「そりより、お互い協力しないかい?」

「「協力………?」」

「俺も変態退治がしたくてね………。安心して、他の人より数段上の技術を持ってるから!」

 

 変態退治………か。確かに私たちはあのクソ痴女に恨みがある。しかし、ここまで来たら勝てる気がしない。でも、この男と一緒なら………。今までの彼には無い、何か独特な魅力を感じる。

 

「わかったわ。」

「協力しましょう。」

「オッケー!じゃあついてきて!」

 

 ということで、私たちはエランについていくことになった。

*1
アド・ステラの通貨の単位ってありましたっけ?

*2
オジェロのことじゃないです。




いよいよアニメ10話に戻ります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。