side チュチュ
クソスペ女2人が、ヤらないと出られない部屋に閉じ込められることになった。
「はぁぁぁぁ⁉︎」
「何よそれ、ふざけんじゃないわよ‼︎」
「天王星ではよくやる方法やねんな!」
「「よくやんの⁉︎」」
「性行為をすれば出られる。どうだ、良心的だろう?」
「「どこが⁉︎」」
「安心して!部屋にはアダルトグッズがいっぱいあるから!」
「「何も安心出来ないわ‼︎」」
「例えば新品の消しゴムですとか……」
「「なんで消しゴム⁉︎」」
「エッチだ。」
「「エッチじゃない‼︎」」
いつもあーしらの邪魔ばっかりしやがって‼︎これでアイツらも変態の仲間入り。イき恥晒して反省するがいい‼︎
「つーか、なんで御三家はソイツらの味方すんのよ⁉︎」
「アーシアンの集団よ⁉︎」
「僕は助けられたからね、彼女に。」
「「そんな柄か、
「僕は好みの本を買えたから♪」
「「
「彼女が僕を変態に目覚めさせてくれた。」
「「目覚めさせんな‼︎」」
シャディクのはマッチポンプな気がしなくもないけど……まあいっか。しかし、揃いも揃って味方になるとはな。あーしが入学した時からは考えられなかった。
「兄上、どうするマウス⁉︎」
「このままでは、駄目マウス‼︎」
「アンタら2人も入れたろか?」
「「絶対嫌‼︎」」
「「Noマウス‼︎」」
「いや、姫君2人とは別室ぞ。」
「セックスしないと出られない部屋をもう一つ用意する、ってこと。」
「「もっとNoマウス‼︎」」
あの不審者ネズミおじさん双子なのかよ。つーかなんでグリグリを狙ってんだ?確かに彼女は美人だけども。変態だぞ、コイツ?あとこんな得体の知れないおっさんにグリグリをやりたくないし。
まあいいや。今はグリグリの潔白が証明されたことを喜ぼう‼︎
「な‼︎なんとかなっただろ、グリグリ!」
「うむ………うむ……っ!ぐすっ………」
「泣くなって〜‼︎」
「感謝………ずるっ……!」
こんなにも感動のあまり泣いてくれる。本当に嬉しいのだろう。本当にコイツは素直で可愛い奴だ‼︎
その後しばらく経ち、学園祭は大きな問題もなく無事終わった。
「しゃあ‼︎打ち上げ打ち上げ‼︎」
「楽しみだな‼︎」
ちなみに打ち上げでは、寮ごとの売り上げランキングが発表される。正直途中から本屋が焼失したせいで1位は無理だろうが、そこそこの上位に入る自信がある。
『さてと、私が順位を発表する。』
発表者は、この学園の理事長ことデリング・レンブラン。
「あっ、ミオリネさんのお父さんだ!」
「スレッタうるさい‼︎」
「さてはミオリネ、父親のことが好きなのか?」
「んなわけないでしょ‼︎クソ親父なんか嫌いよ‼︎」
ミオリネの父親だ。
『まずは第5位、ブリオン寮。1.7万ドル*1だ。煌びやかなショッピングモールで、多くの客層を取り込むことに成功した。』
さてと、まずはセセリアたちのブリオン。御三家に次ぐ実力をいきなり発揮してきたか‼︎
『続いて第4位、ダルガル寮。1.8万ドルだ。』
嘘だろ⁉︎いきなり知らねえところ来やがった‼︎これはマズい‼︎
『ライブ会場を設立しバンドフェスを開催、学園祭を大いに盛り上げた。』
残り3つは御三家、流石にランクインは無理だったか………
『続いて第3位、地球寮。2.1万ドルだ。』
あれっ、嘘だろ⁉︎あーしらが入ってる‼︎
「「「「やったぁぁぁぁぁ‼︎」」」」
『客層を絞り、太客のみを狙う方法が見事にはまった結果となった。』
言い方、な。変態相手にエロ本売っただけという。それをここまで人前に聞かせられる文言にするとは。流石理事長だ。
「嬉しいのだ‼︎嬉しいのだ‼︎」
「やり方なんて関係ない‼︎結果のみが真実よ‼︎」
「やりました〜♪」
「ととと、とても嬉しいです!」
「これでまたパチンコが出来る‼︎」
「やめとけオジェロ、どーせまた負けるから。」
それでも、3位は3位。今まで晩年最下位だった地球寮が、初めて上位となった。これはあーしらアーシアンにとって、とても誇らしい結果となるだろう。
『続いて第2位、グラスレー寮。5.7万ドルだ。様々な料理が織りなす素晴らしいレストラン街は、訪れる者の胃袋と心を掴んで離さなかった。実に見事だった。』
そして2位、グラスレー。あーしらの倍以上か……。流石に御三家の壁は厚かったな………
『最後に第1位、ジェターク寮。7.2万ドルだ。体育会系の気風を活かしたレジャーランドは、多くの人々に遊びの楽しさを味わわせてくれた。』
そして最後はジェターク。あんな変態祭りをやっても、出し物が面白ければ売れるんだな。あーしらも人のこと言えんけど。
「そういえば、ペイルはどうしたんです?ベルメリアさん?」
そういや、ペイルがランクインしてねえじゃん。ちょうど株式会社GUND-ARMに出向?っぽいことしてるおばさんもいるし、話を聞いてみるか………
「レートが高過ぎて、摘発されたのよ……」
「アホだなアイツら………」
「ざまあみろ‼︎あと俺の生活費返せ‼︎」
「お前もアホだな………」
ペイルは思ったよりアホだった。そりゃ学園祭の出し物でパチンコやったら駄目だろっつーの。
side エラン本物
パチンコで負けたからって摘発しやがって、あのクソ客*2め‼︎今度会ったら強化人士にしてやるからな‼︎
side チュチュ
それはともかく、こうして学園祭が無事終わり、地球寮は3位という結果を残すことができた。
「チュチュ!共に本屋を営んでくれて………そして我のことを守ってくれて、感謝する!」
「こっちこそ、お前のおかげでアーシアンの地位が上がったぜ‼︎ありがとな‼︎」
それもこれも、グリグリのおかげだ。初めて会ったあの時拒絶していたら、こうはならなかっただろう。大切な友人と出会えた喜びを噛み締める、そんな学園祭となった。
side クソスペ女2人組
はぁっ………なんとか例の部屋を出られたわ………
「「………///」」
そして、お互い顔気まずい………顔を合わせられない………
「こんにちは。いや、こんばんはの時間だね。」
そんなことを思っていると、なんとエラン・ケレスに話しかけられた。あの時クソ変態の味方をしたエランに。
「テメェ、ふざけやがって!」
「変態と組んで、私たちをこんな目に遭わせたくせに‼︎」
「変態と組んだ………?」
とぼけた口調で首をかしげるエラン。しらばっくれるというのか⁉︎
「ああ、もしかして俺の偽物かァ。安心して、あの時のとは別人だよ。」
「「は………?」」
別人………?どういうこと………?
「そりより、お互い協力しないかい?」
「「協力………?」」
「俺も変態退治がしたくてね………。安心して、他の人より数段上の技術を持ってるから!」
変態退治………か。確かに私たちはあのクソ痴女に恨みがある。しかし、ここまで来たら勝てる気がしない。でも、この男と一緒なら………。今までの彼には無い、何か独特な魅力を感じる。
「わかったわ。」
「協力しましょう。」
「オッケー!じゃあついてきて!」
ということで、私たちはエランについていくことになった。
いよいよアニメ10話に戻ります。