機動戦士ガンダム 天王星の痴女   作:スピリタス3世

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アニメ14話観ました。マジか………


第三十話 彼女たちのネガイ Part1

  side チュチュ

 

 グリグリの事情を知ってしまった。こんな状況ながらも、周りへの気遣いを忘れないのは本当にすげえ。アス校に来たのも、全然自分の欲望のためじゃなかったんだな。

 

「すまぬ………」

「なんでお前が謝んだよ。それより捜し方考えようぜ‼︎一緒に捜すから‼︎」

「チュチュ……っ!」

 

 そんな友達を支えるのが、あーしの役目だ。今はあーしがお姉ちゃんしてやらねえとな‼︎

 

「ちなみに幼女愛護艦隊は姉ちゃんの捜索もしてるのか?」

「もちろんなのだ。」

「それにグエル先輩を追加する、でいい?」

「そうだな、ペトラ。」

「グエル先輩の写真とか特徴とかを送ればいいんか?」

「そうだな、フェルシー。」

 

 グエルとスカーレットの捜索。あーしも一度でいいから、スカーレットに会ってみたいもんだ。喧嘩っ早いとことか気が合いそうだし。

 

 

 

 

 そんなことを思ってると………

 

「大変〜!」

「どうした、リリッケ⁉︎」

「ニカ姉が怪我したみたい!」

「はぁ⁉︎」

「なんだとっ⁉︎」

「ファラクトの調整中に事故ったっぽいけど……」

 

 またしても大ニュースが飛び込んできた。ニカ姉の怪我⁉︎

 

「チュチュ、向かうぞ‼︎」

「おう‼︎」

「私とフェルシーで保健室に連絡してくる!」

「サンキュー、フェルペト‼︎」

 

 今すぐにでも向かわねえと‼︎ニカ姉を今すぐにでも助けるんだ‼︎

 

 

 

 

 駆けつけた先で、ニカ姉はスレッタに抱えられ腕を痛めていた。

 

「大丈夫か、ニカ姉⁉︎」

「何があったのだ⁉︎」

「だ、大丈夫………」

「あ、あの………っ‼︎」

「スレッタ、何があったか分かる⁉︎」

「えっと、その………」

「とにかく私は大丈夫。大丈夫だから………」

 

 本当に大丈夫か?明らかに何か隠してる顔なんだけど。怪我してる今追及するのはやめとくけど、後で話を聞くことにしよう。

 

「とりあえずフェルシーとペトラが保健室に連絡しておる。すぐに処置ができるだろう‼︎」

「それまで座って休んどけ‼︎」

「ありが……とう……」

 

 それと、さっきソフィとノレアみたいな姿を見たんだが………気のせいか?何も無いといいけど…………

 

 

 

 

 迎えたオープンキャンパス当日、あーしらは地球寮の建物の近くで、株式会社GUND-ARMの宣伝をしていた。

 

「栄養満点、ヤギミルクはいかがですか〜?」

「我のミルクも如何かな?」

「「うぇぇ…………」」

 

 そして、リリッケが牛乳を、グリグリが母乳を出そうとして、観客に引かれてた。

 

「リリッケ、ヤギは知らねえ奴からすれば臭いらしいぞ〜。」

「え〜、そうなの〜?美味しいのにな〜?」

「我のは臭い大丈夫ぞ。」

「お前はそういう問題じゃねえ‼︎」

 

 グリグリは昨日話をした後でも、平常通り下ネタまみれ。本当は辛いだろうに、よく頑張ってんな。ただ母乳は出すな。

 

 

 

 

 そんなことを思ってると、

 

「おっ、メスガキ1号、発見‼︎」

 

 ガタイのいい大人の男が来た。しかもあーしのことメスガキって呼びやがった。コイツ殺していいかな?

 

「誰がメスガキだ、ゴラァ⁉︎」

「君だよ、君。この反抗的な態度が、また俺のチンポをそそらせるんだ‼︎」

 

 マジでイラつくんだけど。一発殴ってもいい?

 

「メスガキ王子よ、あまり彼女を困らせるでない。」

「な〜んだ、グリちゃんじゃねえか‼︎」

 

 メスガキ王子⁉︎どんな名前してんだよ‼︎

 

「ということは、後ろは地球寮の皆か?」

「「「……………」」」

「図星だな‼︎」

 

 全員が変態に呼ばれて目を逸らす。そりゃそうだ。こんな気持ち悪い奴と関わりたくないだろう。しかもコイツ、どう見ても新人教師くらいの年齢。グリグリと違って、全然可愛げが………いや、待てよ?新人教師くらいの年齢………?

 

「お前、まさか………っ‼︎」

「初めまして‼︎来年1年生として入学する、メスガキ王子(23)だ‼︎よろしく‼︎」

「「「23歳新入生⁉︎」」」

「ちなみに爺ちゃんは煩悩陛下だぜ‼︎」

「「「「あのエッチだ爺さん⁉︎」」」」

 

 グリグリが昨日言ってた変態新入生じゃねえか⁉︎最悪だ‼︎まさかいきなり会うなんて‼︎つーかあのジジイの孫かよ‼︎それならガチで王子じゃねえか⁉︎

 

「よかった〜、私は卒業だから関係ないな。」

「アリヤ〜、留年してみないか〜?」

「絶対嫌。」

「ティル先輩と一緒なら?」

「…………」

「迷うな‼︎」

 

 律儀にオープンキャンパス来て学校見てんじゃねえよ‼︎お前みたいな奴が入学できるわけねえだろ‼︎流石に嫌だぜ、8つも年上の後輩は‼︎しかも変態だし‼︎

 

「それはそうと………まだメスガキの匂いがする。デカ頭の君*1が100[hm(エッチメートル)]*2なら、2,000[hm]級が3人ほどいるな………」

「警備員に連絡していいか⁉︎」

「安心しろ、今日はまだ何もしない。」

「これからする予定じゃねえか⁉︎」

 

 逮捕まであと一歩というところ。とっとと捕まってくれ。

 

「あまり迷惑をかけぬよう頼む。」

「大丈夫‼︎きっと皆俺チンポの虜になるさ‼︎それじゃあまた‼︎」

「どっかいってしまった………」

 

 ということで、あっという間に変態が去った。あーしはいいのだが、他は大丈夫なのか?グリグリもめちゃくちゃ心配そうな顔してるし。一応、警察に突き出す準備はしておくか…………

 

 

 

 しばらく出し物の前にいると、

 

『これより、オープンキャンパス特別イベント、ランブルリングを開催しま〜す♪』

 

 セセリアがふざけたテンションで校内放送を始めた。ランブルリング………確かフェルペトが昨日言ってたヤツか………。あーしよく知らねえんだよな。1年だし。

 

『ルールはバトルロイヤル方式、制限時間は30分。ブレードアンテナを折られた時点で戦闘不能とみなし、最後まで残ったパイロットの勝利とします。』

 

 大乱闘ってわけね‼︎なんか面白そーじゃん‼︎

 

『参加は自由。まあ、エキシビジョ……んっ♡なんで、』

 

 おいロウジ、今セセリアに何かしただろ?

 

『負けても恥かいたりぃ……っ!♡……ロウジ、今はちょっとやめて!……しませんよぉ♡』

 

 お前が恥かいてんじゃねえか‼︎ロウジ、やめてあげろ‼︎

 

『立会人は、グラスレーリフェンスシステムのCEOん♡、サリウス・ゼネリ代表にぃ、務めていただきますぅ……』

 

 とりあえず、セセリアのセリフは終わったっぽい。

 

「これ、あーしらは誰が出んの?」

「ホルダーのスレッタとペイル代表でもあるエラン。あとはソフィとノレアかな?」

「あの2人これ知ってたのかよ?」

「逆にチュチュとグリちゃんは知らなかったんだな。」

「ああ、その通りだ。」

「言いそびれてたか〜。」

「いつもそうだろ‼︎」

 

 そして、あーしらからスレッタとエラン、更には新入り2人が出るという。新入り2人はともかく、他2人がいれば会社の宣伝にはなるか。グリグリとか出したら大乱交になりかねないし。

 

『ランブルリング、スタート。』

 

 そんなことを思ってると、サリウスの合図でランブルリングは幕を開けた。

*1
チュチュ

*2
卑猥度、どれだけエッチかを表す単位。




メスガキ王子のプロフィールです。

メスガキ王子
性別:男
身長:187cm
髪:金髪
性格:変態(メスガキわからせ)
年齢:23歳
所属:幼女愛護艦隊 第三分隊
身内:煩悩陛下(祖父)
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