第三十五話 乳房の輪 Part1
side プロスペラ
ベルが変なこと言ってたんだけど………。スレッタがミオリネと祝福済み?嘘でしょ、あの子を変態にした覚えはないわ。まさか、またあの
そういや最近、学園中に変態が溢れているらしい。もしや彼女が学園に来たのは………
side チュチュ
あーしが風邪を引いてた日に、新エランが大暴れしてたらしい。
「グリグリ、アイツ何してたんだ?」
「猥談しか喋れなくなるスプレーをかけまくってた。」
「バカじゃねえの⁉︎」
「ちなみに、そのスプレーはニカが開発したものだ。」
「ニカ姉も何してんだよ⁉︎」
どうやらこの学園は、本当に変態の巣窟となってしまったらしい。
「つーか、ニカ姉はいつまで拘束されてんだよ⁉︎」
「亀甲縛り……?ニカがナニかされてたか?」
「その拘束じゃねえ‼︎」
「5日も拘束………」
「変なこと想像させんな‼︎」
それはそうと、ニカ姉が全然戻って来ない。テロリストだったソフィとノレアは天王星が拘束する程で地球寮に踏み止まってるのみも関わらず、何故か関係の無いニカ姉だけがずっと拘束されている。あーしらはずっと訴えてるのに、聞き入れてももらえない。そのもどかしさに腹が立つ‼︎
「結局、我々はそういう目で
「んなわけねえだろ‼︎それに、エアリアルやあーしのデミまで没収する必要あんのかよ⁉︎」
「機械姦する奴がおるのだろう。」
「そんな奴クビにしろ‼︎」
デミに変なことしたら、ただじゃおかねえからな‼︎
side ニカ
私は今サビーナさんと話している。ちなみに私は今シャディクガールズと一緒にいる。何故ならシャディクさんのこと通報しようとしたら、エナオさんにバレたから。
「ありがとうございます。あの、お茶をくださって*1。」
サビーナさんがお茶を淹れてくれた。一応裏切ろうとした連絡係なのに、何故優しくするのだろう?
「私たちの仲間にならないか?」
「えっ?」
仲間………?どういうこと?こんな私を………?
「君のことは見ていた。メカニックとしての技量、学内での振る舞い………。共にいれば、このままじゃなくても就学は継続できる。」
確かに、そうかもしれないけど………
「シャディクとエッチの架け橋になる夢だって叶えられるはずだ。」
「そんな夢持ってません。」
「嘘………だろ?」
「なんでそんな信じられないような目をするんですか?」
私はなんだと思われてるんだろう?架け橋になりたいのはあなた方だけでは?
「いや、だって連絡役を………」
「あれはフォルド連絡役の上司がいけすかないので、情けない顔を見たい一心です。」
「ええ………」
「私決めたんです、もう被害者のフリしていられないって。」
「それで堂々と加害者になるのは酷くないか?」
まあ、協力はしよう。狙いは一緒だし。私が天王星と開発したメカたちの出番かな?
side ペトラ
私がラウダ先輩と一緒に仕事をしていたら………
「ラウダ、ペトラ………元気だったか?」
なんと、ドスケベの化身ことグエル先輩が………
「グエルお兄ちゃん………この人たち誰?」
知らない幼女を連れて帰ってきた。
「兄さん⁉︎」
「グエル先輩⁉︎」
「シーシア、この2人は俺の弟のラウダと学校の後輩ペトラだ。」
「グエルお兄ちゃんの知り合いかぁ〜w」
しかも、グエル先輩を勝手にお兄ちゃん呼ばわりしている。しかも私たちを見るや否や、何やら勝ち誇ったような顔で挑発してくる。
「シーシア………といったか。よくも兄さんを誑かしたな⁉︎」
「それ言うなら普通逆だろ⁉︎」
「シーシア、貴女にグエル先輩はまだ早い。」
「そんなことないよw」
明らかに、私グエル先輩と一緒に過ごしてラブラブでしたよ、感を出してくる幼女。同じ幼女のフェルシーですら、そんなことしないのに。
「地球に遭難してたとき、この子らに会ってな。しばらくしたら仲良くなったんだ。」
「グエルお兄ちゃんは敵の攻撃から守ってくれたの。」
「流石兄さんだ。」
「気高きその精神、ホント尊敬してます‼︎」
「そんな褒められることか……?」
仲良くなった経緯は分かった。色々あって地球に遭難してたのは初めて知ったけど。通りで全然見つからなかったわけだ。その辺の話は後で聞こう。
「それはさておき、この子が俺についていきたいと言って聞かなくてな。一緒に連れてきたんだ。」
「私は花嫁さんだから!」
「この子のジョークだから気にすんな……」
「私は本気だよ、お兄ちゃん♪」
「えっとな………」
今はまず、このメスガキの討伐だ。
「おい。シーシア、だっけか?」
「今すぐ決闘するよ。」
「望むところよ!」
「おいおい、待て待て‼︎いきなりそんな物騒なことをするな‼︎」
「決闘方式はチェス。」
「ならいいか………」
私たちがわからせてやる‼︎
side チュチュ
ミオリネの帰還後、あーしらはニカ姉の長すぎる拘束について調べていた。さっきまでミオリネがニカ姉の行方について、知り合いに聞いていた。
「どうだった?」
「ニカは今フロント管理舎*2に居ないわ。」
「「「「えっ⁉︎」」」」
ニカ姉が居ない⁉︎どういうことだ⁉︎
「それじゃあ今どこにいるんですか?」
「今調べてもらってる。それまで待ってて。」
「けどさ………」
とりあえず、ミオリネにはお礼を言わないと。現状あーしらだけでは何も分からなかった。
「分かった。あーしらだけじゃ何も分からなかった。だから……その……ありがと。」
「感謝する‼︎」
「………どういたしまして。」
あーしとグリグリのお礼を聞いて、ミオリネも柔らかな笑みを浮かべた。その瞬間、なんだか今まで張り詰めてたものが緩んだような気がした。
「ミオリネ、そういや最近ご無沙汰ではないか?」
「ちょ、何言ってんのよグリグリ⁉︎///」
「ミオリネさん……///」
「ひとまず、温室で一発ヤってくるとよいぞ。」
「うっさい‼︎///」
そして、グリグリがいつもの調子でおちゃらけたその時………
「聞き捨てならないわね、その話。」
「おっ、お母さん⁉︎」
なんと、スレッタの母と思われる、仮面をつけた変態おばさんが現れた。
side エラン様
4号の亡命に5号の猥談騒ぎ………どいつもこいつも問題ばかり起こしやがって‼︎というか4号生きてたのかよ‼︎焼きとうもろこしになったんじゃなかったのか⁉︎
「くっそ………!」
しょうもない5号はともかく、4号の方は今すぐにでも連れ戻したい。強化人士の事をバラされたり、それを材料に脅されたりするリスクがありすぎる。
だが、現状天王星に亡命されてはどうする事もできない。元々預かってたスカーレット・ウラヌスを行方不明にさせてしまったことで、監督責任という名の借りがある。だから天王星相手にペイルは強く出れないのだ。アイツの行方なんか、俺たちも知らないっつーの‼︎それにあの女、ゴミ箱にダッチワイフの燃えかすを置いていきやがって‼︎そのせいで、俺がダッチワイフを使ったものの、バレたくないから燃やした変態扱いされる始末だよ‼︎くっそ………‼︎いい加減に帰ってきやがれ、スカーレット・ウラヌス‼︎
ニカ姉の場所について。ソフィとノレアに聞けばある程度は分かりますが、拘束されてない彼女らはシャディクの現在地を知りません。また、アニメでどうシャディクの行動がバレるのかわからないところがあるため、一旦触れないでおきます。