機動戦士ガンダム 天王星の痴女   作:スピリタス3世

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第三十六話 乳房の輪 Part2

  side チュチュ

 

 スレッタの母ちゃんと思われる、仮面を被った変態おばさんが現れた。

 

「なっ⁉︎」

「ミオリネ・レンブラン、これは一体どういうことかしら?」

「あ、あ、アンタには関係ないわ‼︎///」

「いや、あるだろ。」

 

 しかもスレッタとミオリネがこれから祝福しようと言う時に。

 

「お母さん、私は今からミオリネさんと祝福してきます‼︎」

「スレッタ、ちょっと待ってて。お母さんは花嫁さんにお話があるの。」

「わ、分かりました!待ちます‼︎」

 

 スレッタはどうやら恥ずかしげもなく言えるらしい。自分の母親に祝福を。まあスレッタの場合、無知故に知らねえだけだけど。そして、これから祝福という時に、姑に突撃されたミオリネ。めちゃくちゃ焦ってるのが見てとれる。

 

「スレッタ、お母さんの言いなりにならないで‼︎///」

「お母さんの言ってることは常に正しいんです!」

「おいプロスペラ‼︎娘に何てことしてんのよ⁉︎///」

「それは私のセリフよ。」

 

 いつも割と冷静でクレバーなミオリネがここまでパニクってる。なかなか珍しい光景だ。

 

 

 

 そんな事を思ってると、

 

「スレッタ・マーキュリーを寝取られたっ⁉︎」

 

 氷仮面こと旧エランがショックを受けた。そういやコイツ知らなかったんだっけ。まあいっか。

 

「寝てから言いなさい、旧エラン‼︎///」

「やっぱりスレッタと祝福したのね。いかがわしい花嫁さん。」

「いや、その、これは言葉のあやで……っ‼︎///」

 

 スレッタの変態お母さんはどうやら一枚上手のよう。ミオリネがあっという間に恥を晒していく。

 

「お義母さん、ミオリネ・レンブランは危険です。」

「アンタまでプロスペラの味方すんじゃないわよ‼︎///」

「代わりに僕の元で預かりましょうか?」

「ダメよ!貴女も危険だわ。」

「何故……っ⁉︎」

「女の勘ね。」

「鬱陶しいな、プロスペラ・マーキュリー‼︎」

「はいはい、とりあえず退場しなさい。」

 

 スレッタママの味方をしたかと思えば、裏切られて逆ギレする旧エラン。そりゃそうだろ、お前最近ムッツリ隠せてねえし。

 

「スレッタ、今のうちに行くわよ‼︎///」

「み、ミオリネさん!お母さんの話を聞かなきゃダメです‼︎」

「諦めなさい、ミオリネ・レンブラン。彼女は親孝行な娘なのよ。」

「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎///」

 

 そして、ミオリネは相変わらず発狂している。普段の鋭い頭脳は息を潜め、IQが3くらいにまで低下。更には赤面して混乱する始末。もうダメだ、コイツは。

 

 

 

 

 そんな事を思っていると、

 

「ならば我から提案があるのだが?」

 

 なんとグリグリが口を挟んだ。コイツ、この拮抗状態を打開できる方法を知っているのか?

 

「親子丼はどうだろう?」

「「ダメに決まってるじゃない‼︎」」

 

 何提案してんだよ、コイツは⁉︎煩悩を煩悩で塗りつぶすな‼︎

 

「天王星には、喧嘩した時にヤって仲直りするという風習がある。」

「どんな風習よ‼︎///」

「それに、嫁と姑がそんなことするわけないでしょう⁉︎」

「嫁と姑じゃなくてもしねえよ。」

「安心しろ。それについてはこちらの書物を参考にするといい。」

「「嫁と姑の禁断の恋愛………するわけない‼︎///」

「そういやそんな本あったな。」

 

 学園祭の時に販売した本を見せながら、2人の仲を取り持とうとするグリグリ。そして、そんな変態に振り回される2人。あーしも出会った当初はこんな風に見えてたのだろうか?

 

「もしかして、貴女がクワイエット・エロの首謀者ね?」

「んなわけねえだろ‼︎」

「クワイエット・エロだと?なんだその面白そうな企画は⁉︎我に教えてくれ‼︎」

「えっ…………?」

 

 にしても、スレッタの母親って見た目の割にアホだな。そんな名前の計画あるわけ………いや、天王星ならありそうか。

 

「それじゃあ、なんでこの学園に………?」

「それは……っ!」

「行方不明の姉を捜しに来たのだ。」

「………なんかごめんなさい。」

「お主が気にすることではないのだ。」

 

 それはそうと、さっきからスレッタとミオリネの声がしねえな。アイツら一体どこに………?

 

「あれ、スレッタ?おーい、スレッタ?」

「そういえばおらぬな。」

「逃げたのね……っ‼︎」

 

 アイツら、しれっと逃げやがった‼︎どんだけ溜まってたんだよ⁉︎というか、スレッタ騙して逃げただろ、ミオリネ‼︎ホント、やべえ奴だな‼︎

 

 

 

 

 

  side ミオリネ

 

 スレッタに耳打ちして、プロスペラはグリグリと話したいことにしたわ。これでオッケー‼︎温室に連れ込めたから、後は進んで2つ手に入れるだけね!

 

 

 

 

  side 5号

 

 僕は今、ババア共と連絡を取り合ってる。もちろん、ファラクトの中で、他の人に聞かれない場所で、だ。

 

「単刀直入に言います。エアリアルを手に入れなさい。」

「スレッタ・マーキュリーを籠絡する段取りは?」

「総裁選が始まるわ。決闘ゲームはここまで。」

「それに、ランブルリングでの消極的な戦闘行為。私たちは失望しています。」

「状況を観察していただけですよ〜。」

「それに先日の猥談騒ぎ。一体何をしているのですか?」

「スレッタ・マーキュリーの性癖を知りたくて、ね。」

 

 あぁ、うぜえなババア共。

 

「エアリアルは先の一件で、一時的に没収されています。」

「命が惜しければ、全力で遂行なさい。」

 

 とりあえず、画面に猥談スプレーかけてみるか。意味ないと思うけど。

 

「はいはい、分かりました。」プシュー

「それにしても、4号に色々といやらしくしたいのですが……」

「貴女4号派なのね。私は本物派よ。」

 

 嘘だろ、画面越しにも効くのかよ⁉︎嫌だ、クソババア共の猥談なんて聞きたくない‼︎

 

「私は5号派。わからせたくなりまして。」

「「「それはいいですね。」」」

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 最悪だ‼︎ゴルネリが5号派なのかよ‼︎ふざけんな‼︎あんなゴツいイカれたババア共が僕を犯そうと思ってるのか⁉︎ヤバい、とりあえずエアリアルをパクらないと‼︎俺が変態ババア共にヤられる‼︎

 

 

 

 

 ということで、とりあえずエアリアルを操作しようとしたんだけど………

 

「ぐわぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 エアリアルのコックピット内で、まさかのデータストームの影響を受けた。くそっ、身体が張り裂けそうに痛い‼︎4号はこんなことなかったはずだぞ⁉︎一体どうして⁉︎

 

「来ないで………」

「スレッタ・マーキュリー?」

 

 突如浮かんだ白い世界に現れた、スレッタと思われる幼女。いや、違う。コイツスレッタじゃない‼︎他にもいっぱいいる幼女……っ!コイツら全員違う‼︎

 

「貴方はダメ………」

 

 僕はダメ⁉︎まさかコイツ、僕と4号で扱いを変えたのか⁉︎

 

「なんで………っ!4号はいいのに……っ‼︎」

「あの人は………昔は良かった。今は貴方以上にダメ………。スレッタに……エッチなことするから………」

「そうか………だからこの前………」

「そう……怒って倒そうとした……」

 

 4号評価下がってんじゃねえか‼︎アイツアホだな‼︎ムッツリが表に出たら、それは即ちただの変態だ‼︎だからエアリアルに拒否られたんだよ、ランブルリングの時に‼︎

 

 それはともかく、早くここから逃げないと‼︎あと、ババアからも逃げないと………っ‼︎

 

 

 

 

 

  side クソスペ女2人

 

 私たちはエラン・ケレスに連れられて、アバンネットグループの隠し本社にやってきたことが分かった。そこで出会ったのは、暴力グループの頂点とは程遠い、類い稀なる聖人、ドボロ・アバンネットだった。

 

「天王星からの返り討ちを受け、私たちは見直したのです。我がグループの在り方を。暴力的な存在から、人を守る存在に。私はお嬢さんたちを守ります。変態集団・天王星から。」

「いえ、そんな………っ!」

「あ、ありがとうございます……っ‼︎」

 

 ただ、飲み込めないことも多かった。そこで私たちは、会議が終わった後に、エランに事情を聞いた。

 

「あのさ、アンタはなんでアバンネットグループにいるわけ?」

「ペイルの御曹司なんじゃないの?」

「元々俺はアバンネットグループの人間なのさ。」

「じゃあペイルにいるのは……?」

「天王星復讐の足掛かりとして、スパイをしてたのさ。ペイルの技術を使って、グループも強化出来るしなァ。もちろんグラスレーにもジェタークにもいるよ、スパイが。」

 

 エランはどうやらペイルに入社したスパイらしい。あとグラスレーとジェタークのスパイって、あのキモい語尾したネズミおじさんたちか。エバーグリーン糾弾した時、それぞれの会社名乗ってたし、さっきの会議の時もいたし。

 

「でも、あんな優しい総裁が、復讐なんか企むの?」

「天王星に全身性感帯にさせられ、グループの解体を余儀なくされた。それで職を失ったりした連中がいるんだよ。」

「もしや総裁は、それを悲しんで………」

「その通りだァ。なんせ総裁らアバンネット一族は、仏のように深い慈愛をお持ちだからなァ‼︎」

 

 そして、ドボロ・アバンネット様は従業員たちの為に立ち上がったのだと。なんて素晴らしいお方なんだ………っ!

 

「それじゃあ、私らも頑張らないとね!」

「やるしかないわね!」

「ああ、その意気だァ‼︎もうすぐアスティカシア襲撃、頑張ろう‼︎」

 

 あの人のためにも、頑張らないと‼︎




敵のアバンネットグループ、外には暴力・内には宗教ととんでもない人らです。

ちなみにサブタイは、乳輪って意味です。
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