side チュチュ
ある日、あーしとグリグリはフェルペトとグエルのことについて話していると………
「先日幼女愛護艦隊からの報告では、まだ見つかってなくてな。」
「そうなのか………」
「まだ見つけきれてねえだけだって!」
「いや、そのことなんだけど…………」
「俺のことで何かあったか?」
まさかの本人が帰ってきた。
「「「えっ⁉︎」」」
「実はつい最近会社に戻ってきてて………」
「グエル先輩………っ‼︎」
「すまんなフェルシー。色々合って戻って来れることになった。」
「良かったですぅぅぅぅ‼︎」
大声で涙ぐむフェルシー。相当嬉しかったんだろう。対してペトラは既に知ってた様子。そういやジェタークCEOの秘書になってたな。
「良かったな、フェルシー!」
「戻ってきてくれて何よりだ。」
「チュアチュリーにエバーグリーンも、俺の捜索に協力してくれてたんだな。ありがとう。」
「いいってことよ!」
「どういたすのだ。」
「どんな言い方だよ‼︎」
変な返し方のグリグリはともかく、グエルに普通に褒められるとなんかちょっと照れる。普段色んな人から貧困アーシアンとかバカにされてたせいで、なんか褒められるのに慣れてない。グリグリだけは何度も感謝してくれるから慣れたし、素直に嬉しいと言えるけど。
それはそうと………
「ところで、隣のチビは誰なんだよ?」
「グエル、まさかロリコンに………っ⁉︎」
「そんなわけないだろ。」
さっきからグエルの手を握って離さない幼女はなんなんだ?
「チビ言うな。シーシアだよ。」
「地球に居た時に出会ったんだ。それでコイツが俺についてくって。」
「なるほどな………なっ⁉︎」
「「地球に居た⁉︎」」
幼女のことは分かった。だけど地球に居たって、どういうこと⁉︎
「退学した後就職した会社が事故にあってな。その際に地球に流れ着いたんだ。」
「なるほど、それは大変だったのだな………とにかく、君が無事でよかった。」
「ありがとう、エバーグリーン。」
事故で地球に流れ着くって、なかなか大変なことだな。乗ってた宇宙戦艦が地球に墜落したとか?それともテロリストに襲われたとか?そもそもなんか就職してるし。波瀾万丈だったんだな、コイツ………
そんなことを思ってると………
「ねえ、お姉ちゃんはグエルお兄ちゃんの何?」
幼女ことシーシアが嫉妬丸出しでグリグリに話しかけた。コイツ、どんだけグエルのこと好きなんだよ。
「グエルのナニ⁉︎我はおちんちんなのか⁉︎」
「ちびっ子に変なこと言うな‼︎」
「ちんっ⁉︎」
「フェルシー、この間の副作用か⁉︎」
「グエルお兄ちゃん、この人変態。近寄らない方がいい。」
「変態だがいい人だぞ。」
「シーシア、安心してくれ。我はただ純粋にエッチが好きなだけだ。」
「何も安心できねえじゃん、それ‼︎」
「キモい………」
あとグリグリ、幼女相手に下ネタ言うなし。教育によくねえだろ。そしてグエル。よく公衆の面前で自分をイかせた人間に対して、いい人って言えるよな。普通親の仇のように恨んでもおかしくねえだろ。
あーしらはグエルたちと談笑した後、寮に戻ると…………
「ねえグリちゃん!あれやって!パーメットマッサージ‼︎」
「私はソフィの付き添いだから………///」
「ランブルリングでMDも一時検査になってだな……」
「しまった‼︎」
「お前がやったもんな。」
相変わらずソフィとノレアがグリグリのGUND棒を欲していた。コイツらハマり過ぎだろ。パーメットマッサージとか変な名前つけてるし。
「そういや、グリちゃんの機体も取られたんだっけ?」
「一時検査だと。卑猥だと思わないか、リリッケ?」
「う〜ん、私は思わないな〜。」
ちなみにエアリアルやデミはじめ、地球寮の機体は全部検査に出されている。ソフィとノレアの以外は大丈夫だと思うんだがな………。あとリリッケ、お前のスルースキルどうなってんだよ。猥談をさらっと受け流し過ぎだろ。
そんなことを思ってると………
「皆大変!スレッタ先輩とグエル先輩が決闘するって!」
「「「「えっ⁉︎」」」」
ビッグニュースが飛んできた。帰ってきたグエルが早速スレッタに決闘を挑むのだという。リリッケが端末のニュースを見て飛び上がった。
「久々の再会で、好きになっちゃったのかな〜?」
「そんなお花畑だっけか、アイツ?」
「スレッタとヤりたいのだろう。」
「それはミオリネだろ。」
もしや、地球で修行を積んできた、とか?確かに今のグエルは前と違って、一皮剥けたというか………なんか成長した雰囲気を感じたけど………。まさかあの幼女と⁉︎いや、違えだろ‼︎あーしまで頭天王星になってどうすんだ‼︎
「待って、この人アタシのことをエッチな目で見てきた人じゃん‼︎」
「どういうこと⁉︎」
「ソフィ、その話詳しく聞かせて。」
「我にも頼む。」
しかもグエルとソフィって面識あったの⁉︎2人の境遇的に、どこをどう考えても会うことなくない⁉︎
「このラウダ・ニールが、話は聞かせてもらった‼︎」
「貴女がグエル先輩を誑かしたのね!」
「ソフィお姉ちゃん、信じてたのに………」
「シーシア⁉︎というかアタシが悪いの⁉︎」
しかもどこから聞きつけたのか、ラウダにペトラ、更にはシーシアがやってきた。しかも全員ソフィを悪者扱い。どう考えても話の流れ的にグエルが悪いだろ‼︎
「とりあえず、全員セックスして白黒つけるべきだな。」
「「「「それは嫌‼︎」」」」
グリグリはまとめて乱交させんな。1人幼女がいるんだぞ‼︎
猥談でまたもやごちゃごちゃになったところで、ラウダたちは決闘があるからと戻っていった。
「ソフィ、本当に何したの?」
「他の奴らと一緒に捕まえたアイツを揶揄ってただけ〜。」
「クエタの時にグエルも居たのかよ………」
「そういうこと〜!」
そして、グエルとソフィの経緯を聞いてるうちに………
「皆〜、決闘始まるよ〜!」
「リリッケ、感謝する!」
いよいよグエルとスレッタの決闘が始まった。
「そういや、エアリアルボロいままじゃねえか⁉︎」
「このまま決闘するのか?」
「停学中でメンテナンスも出来なかったし、仕方ないでしょ。」
「私とノレアのせいだけどね〜。」
「ったく!ニカ姉もどこで何してんだよ⁉︎」
「あの人がいれば、応急処置は出来たのにな。」
「そういえば、ミオリネ先輩も居ないよね〜。」
「新エランも居ないな。」
しかし、エアリアルは万全の体制じゃない。この前のランブルリングで停学になって以降、没収されてたからだ。新エランはともかく、ニカ姉が居たらまたちょっとは違ったのに。もちろんその期間いじることさえできないし。
『これより、決闘を執り行い……ロウジ待って、今はダメ!……ますっ♡///』
アイツらは相変わらず何してんだよ。そういうプレイにハマりやがって。
『
ということで、セセリアの喘ぎ声と共に決闘は幕を開けた。
最初はエアリアルが遠距離から攻撃。
「いっけ〜、スレッタ‼︎」
「遠くにミオリネがいると思って射精しろ‼︎」
「どんな応援だよ⁉︎」
しかし、グエルがシールドで防ぎ、距離を詰める。
「グエル先輩、やっぱり強い………」
「ボブやるじゃ〜ん!」
「直接挿れるつもりか?」
「漢字変じゃない?」
「んなこと言ってる場合か⁉︎マズイ、スレッタが攻撃されるぞ‼︎」
流石は27連勝の元ホルダー。操縦者としての技量が段違いだ‼︎スレッタ、頼む‼︎
「………ん?」
「なんで撃たないのだ?」
「グエル先輩、様子が変ですね………」
あれっ?グエルはスレッタの目と鼻の先まで距離を詰めたのに、何故か撃たなかった。どういうことだ………?
『グエルさん、調子悪い………でもっ、皆‼︎』
『くっそ………っ‼︎』
エアリアルがその隙に連続射撃。グエルから距離を取って、更に射撃。いいぞ‼︎
「いけ〜、スレッター‼︎」
「イけ、スレッタ‼︎」
「そのイけじゃねえだろ‼︎」
そんなこんな言ってるうちに、スレッタがグエルに一撃入れに行く。相変わらず調子の悪いグエルはその攻撃を防ごうともしな…………いや、した‼︎ギリギリまで引きつけてしやがった‼︎
「くっそ‼︎」
「凄い動きだね………」
「スレッタ、負けるな‼︎負けてほしくないのだぁぁぁ‼︎」
『約束したんです、ミオリネさんの誕生日………必ず勝つって‼︎』
あーしらの応援を聞いて、スレッタも覚醒‼︎なんとグエルの機体の一部を奪い取り自分のものに‼︎なんなんだ、あれ⁉︎
「うひゃぁぁぁぁ‼︎これだよこれ‼︎スレッタお姉ちゃんのエアリアル‼︎」
「あのGUND-ARM………やはり只者じゃない………」
GUND-ARM乗りの2人からしても異常らしい。その光景は、頼もしくも恐ろしい、そして美しさすら感じる異様なものだった。
『ずっと隣に居たいって………今度は私から言わなくちゃって……一緒に指輪買って、式も挙げて……2人とも、最高のドレスを着て………だから………だから………っ、私を選んで下さい‼︎』
そしてこだまする、スレッタの想い。なるほど、グエルがここにきてミオリネの花婿に名乗り出たのか。どういう経緯かは分からないけど、今のスレッタが負けるはずねえ!
「いい告白じゃねえか、スレッタ‼︎」
「結婚式の準備、お手伝いしますよ〜‼︎」
「式後のホテル選びは任せろ‼︎」
「お姉ちゃんとお義姉ちゃん、頑張れ〜!」
「私そんな柄じゃないけど………頑張って下さい。」
あーしらの声援も届け‼︎そして叶え‼︎スレッタの夢‼︎
『………あれ?』
そんなことを思っていたのだが、何故かエアリアルが動かなくなった。
「どういうことだよ⁉︎」
「故障していたのか⁉︎」
「マズイです!このままだとグエル先輩が………っ‼︎」
そして、心配はそのまま………グエルがスレッタのエアリアルを一閃し、
『しょ、勝者………グエル・ジェターク………』
セセリアの戸惑いと共に、決闘は幕を閉じた。
「嘘だろ………っ⁉︎」
「そんな………っ‼︎」
「スレッタお姉ちゃん………」
「「……………」」
信じられない出来事に、あーしらはただ呆然と立ち尽くすしかなかった。他の階で観戦してたマルタンらからも、絶望のメッセージが届いていた。どういうことなんだよ………まさか、エアリアルの故障か…………
そんなことを思っていると…………
「やあやあ、こんにちは。」
「エラン………どうしたのだ?というか後ろの4人は………?」
「テメェ、今までどこをほっつき歩いてた⁉︎」
「ノレアが心配してたよ〜!」
「ちょっとソフィ………言わな………ん?」
新エランが帰ってきた。謎の怪しげなババア4人を連れて。まさかコイツが、今回の決闘の………っ!
「テメェ、まさかエアリアルにっ‼︎」
「エアリアル………?そんなものに興味は無いさ。俺が訪れた時に、たまたま決闘がやってただけだァ。」
なんだコイツ?エアリアル目当てじゃないんか………?あと後ろの妙に存在感の強いババア4人が気になるんだが。なんか喋れよ。
「俺が興味あるのは、エバーグリーン・ウラヌスの方さ。」
「なぬっ⁉︎」
グリグリが目当て………だとっ⁉︎一体どういうことだ⁉︎新エランも旧エランも、グリグリには興味なかったはずじゃ………