あと、最初のグエル戦は地球寮が出てない都合上、ジェターク寮の人たちの出番が少し遅くなります。よろしくお願いします。
side チュチュ
アスティカシア入学から2ヶ月*1。
「チュチュ、サッカーというものは楽しいな!」
「だろ、グリグリ!思いっきりボール蹴って相手のゴールにぶち込むんだせ!」
「相手の
「違えよバカ‼︎エロから離れろ‼︎」
「申し訳ない、それだけは不可能だ。」
「なんでだよ‼︎」
誠に遺憾ながら、この変態にも慣れてきた。下ネタさえなければ、普通に買い物したり遊んだりと、まともな友人関係を築いている。下ネタさえなければ。
ちなみに今は食堂であーし、グリグリ、ニカ姉、マルタンの4人で食べている。メインはなんとサバの味噌煮で、それにご飯と味噌汁がついている。とても美味しそうで、油断するとだらしなく涎を垂らしてしまいそうだ。*2
そんなことを思ってると、
「なんか姉妹みたいで仲良いよね〜、2人。」
「ニカ姉、ちゃんと目見えてる⁉︎」
「分かるそれ!」
「マルタンも目付いてる⁉︎」
「どう見ても盲目には見えんが………」
「そういう事じゃねえって、グリグリ!」
ニカ姉とマルタンがおかしなことを言い出した。
「僕が思うに、大人っぽくてボケがちなお姉さんと、元気なツッコミの妹的な?」
「分かる〜!グリちゃん大人びてるよね〜。歳上みたい!」
確かに、グリグリは大人っぽい凛々しい顔立ちと声をしている。身長こそはそこまで高くないものの、雰囲気だけなら3年生でもおかしくないくらいだ。
「まあ、大人なことばかり考えてるからな。」
「それでその見た目になるわけねぇだろ‼︎」
「ちなみに我はレディなので、年齢は秘密だ。」
「同い年だろ、隠す意味ねぇじゃん‼︎」
尤も3年生といってもカッコいい感じではなく、頭ポンチな大人って感じだ。例えコイツが1個上だろうが2個上だろうが、印象は全く変わらないだろう。
そんなことを思っていると、
「そういや話変わるけどさ、皆の推薦した会社ってどんな感じなの?」
ニカ姉が話題を変えた。この学園は基本会社の推薦が無いと入学できないことになっている。例え学科の試験が良かったとしても。
「あーしんとこは売上高127位*3。マルタンは?」
「僕も売上高128位だから同じくらいかな〜。」
「あの水星さんのところは………あった、シン・セー開発公社、グループランクDで、売上高151位⁉︎」
「ほぼBじゃん!」
「よくこの学校に入れたな〜。」
そんな中、水星女の推薦会社は入れたのが不思議なレベル。なんせ、売上高が小さいから。
「そういやニカ姉んとこも小さかったよな。」
「でも、MSは作れた!」
「認可されないんじゃしょうがないよ〜。」
「この学校、推薦してくれた会社のランクで決まるもんね〜。」
ちなみにニカ姉も同じ。彼女がMSを作れるほどの卓越した技術を持っているのに、認可されないなどの差別が平気で横行している。
「そうなのか………グループ内序列とやらは、よく分からんな。」
「そういやグリちゃんはそもそもベネリットグループじゃないよね?」
「どうやって入ったの?」
「通常通り試験で合格した。後は理事長を開発しないことを条件に。」
「後半が本音だろうね。」
「ライバルグループ*4を潰してくれた恩………よりは恐怖があるだろうね。」
「確かに、そうかもしれんな。まあ、入学できたことをありがたいと考えよう。」
蚊帳の外の天王星は変態ということで差別されている。というより、日頃の言動で軽蔑されている。ただアバンネットグループを退けるなど実力は本物なので、入学拒否などをやると何されるか分からない怖さもあるのだろう。
「いずれにせよ、私たち地球と天王星は色んな意味で下だもんね〜。」
「地球生まれは肩身が狭いよ〜。」
ということで、アーシアンと
「あーしらを底辺に追い込んでるのはスペーシアンの方じゃん‼︎」
「チュチュ、声大きいよ〜。」
「あーしは聞かれても平気。」
「僕は、平気じゃないから……っ!」
それをあーしは日頃から不満として、表に出しまくっている。他の皆みたいに黙って耐えられるような性格じゃないし。
「チュチュは声聞かれても平気だと………エッチの時に⁉︎」
「そうじゃねえよ‼︎」
「というかチュチュは声大きいって………まさか⁉︎」
「グリグリ、いっぺんシバくぞ‼︎」
「そういう関係じゃないからね〜。」
「そうなのか………」
ちなみに、食事中だろうがコイツは猥談フルスロットル。少し油断するだけで猥談へと繋げてくるので、常に気が抜けない。
そんなことを思っていると、
「ちょっと、そこどいてくれる?」
「そこ、いつもあたし達が使ってんだけど。」
クソスペ女2人が飯を持ってやってきた。どーせ言いがかりだろう。
「そんなのいつ⁉︎」
「丁度今、食べ終わった………」
あーしがキレるも、ニカ姉が頭を下げて退こうとする。あーしの尊敬するニカ姉に気を遣わせるなんて………怒りで身体中の水はとっくに沸騰している。殺意など抑えられるわけもない。感情の赴くままに、コイツらをタコ殴りにしてやろう。
「いつも………使っているだと⁉︎この机を⁉︎」
そんなことを思っていると、痴女が勃ち上がった。いや、立ち上がった。
「君たちはこの机で角オナしているのだな⁉︎」
そして開口一番、とんでもない猥談を口にした。
「「はぁ⁉︎」」
「頭沸いてんじゃないの、この変態⁉︎」
「手に持ってるものが見えないの⁉︎飯よ飯‼︎」
「つまり、相方に女体盛りをしながら、その姿を見てオナると………なるほど、素晴らしい‼︎」
「「違えよ‼︎」」
もちろん慣れてないクソスペ共にはクリティカルヒット。顔を真っ赤にさせながら否定するも無意味。何故なら天井を突き破るほどの大声で猥談するグリグリにより、他の生徒にまで聞こえているから。
「でも、それなら何故この机をいつも使っているのだろうか………?」
「どんな優れた機械でやっても、マイクロ単位では誤差が出る。つまり、机ごとに角の微妙な違いがあるのは事実ね。」
「「それがどうした⁉︎」」
ニカ姉まで参戦する。持ち前の機械関係の知識を机にも応用し、グリグリの攻撃をサポートする。
「つまり君たちは、この何十個もの机で角オナし、一番気持ちいいものを探り出したということだ‼︎そしてそれ以降、この机でシてるのだろう⁉︎」
「「はぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」
そして決まる、グリグリの会心の一撃。
「なんという素晴らしき変態精神‼︎是非我も見習いたい‼︎今日出会った暁には、我に角オナの素晴らしさを教えてくれると助かる‼︎この通りだ‼︎」
口喧嘩で優位な側が土下座しているという奇妙な光景。それにより、かえってクソスペ共が変態に師匠として崇められるという光景に変化する。
「逃げるわよ!」
「こんな変態の相手なんかしてらんない!」
そして遂には耐えられなくなり、クソスペ共は逃げ出した。これであーしら地球寮の勝利だ‼︎これがグリグリのワイダンロンパよ‼︎
「やった〜!グリグリ、ナイス‼︎お前本当に良くやったな‼︎」
「ありがとね!」
「男僕だけで恥ずかしかったけど、助かったよ。」*5
「友人に褒められるのは………嬉しいものだな。」
「久々にスッキリしたぜ‼︎」
「チュチュ、もしやご無沙汰だったのか……?そして先程イったのか?」
「違えよ、そういう意味じゃねえって‼︎」
いつものツッコミに戻りつつも、久々にスペーシアン共を撃退出来た。胸の中につっかえていたものが取れたような、そんな爽快感を全身で味わいながら、食事を味わう昼下がりとなった。
次回、いよいよみえない地雷‼︎スレッタ&ミオリネ、登場です!お楽しみに!