MS道【ガンダムのキャラとガルパンのキャラがMSで戦う物語】 作:小林雅文
まほ、カチューシャ、アムロ、シャア、ノンナ、5機のMS戦は佳境に入り盛り上がる中、プライドをかけた隊長同士の闘いが始まっていた。
「落ちろ」ピキューン!
まほはカチューシャに向けてビームライフルを放つがそれをカチューシャはかわし反撃する。
「甘いわね!とっておきをあげるわ!」バシュン!バシュン!
イフリートの射撃は先程まで使っていたマシンガンとは違い、カチューシャは腰に携帯していた散弾式のショットガンを使用する、それをまほは全ては躱せず、シールドで防御した。
「…!」ガガガガ!
だが防御した分隙ができ、そしてその隙をカチューシャが逃すはずはなかった。
「終わりよっ!」ブゥン!
「!」ピキーン
完全に不意をつかれ直撃を食らうまほだったが咄嗟に腕で防御し片腕を無くすが直撃判定を免れたのだった。
(完全に今ので落としたと思ったのに…なにこいつの反応!?)
「次はこちらの番だ…!」ブゥン
まほが反撃に出る。
「このイフリートに格闘戦で勝てると思うなぁ!」ブゥン!
お互いのサーベルが機体を斬りつける。だがまほのサーベルよりカチューシャのヒートサーベルの方が威力が高く撃墜判定はまほのガンダムの方が早く判定される計算とカチューシャは踏んだ。
バチチチチ!
(直撃させてるのにまだ撃墜判定が出ない…!?流石はガンダムの装甲ね…!だけどもう持たないはず!後は三人で白いのを落とせば…!)
「勝利の目前こそ油断はしないことだな…!」
「何…!」
「バルカンでも至近距離で食らわせれば…!」バババババ
カチューシャ「きゃぁぁぁ!!」ガガガガ
ガクゥン…!
まほはイフリートにバルカンを放った、サーベルで切り合っている為カチューシャは躱す事が出来ない。サーベルとバルカンのダメージでカチューシャの機体は撃墜判定となった。
「「カチューシャ!」」
「あの女…!許さない…!」
ノンナがカチューシャの撃墜を見てまほに照準を合わせる。
「ノンナ!奴を狙うのはよせ!厶ッ…!」ピキーン!
「まはさんが作った好機!逃しはしない!」
ノンナがまほを狙う隙にアムロがシャアを狙う。
「やはりこうなるか!しかし私もニュータイプのはずだ!やってみるさ!」
「落ちろ…!」バシューン!
バチーン!
「アムロの勝負の時間稼ぎ位はしてやる!」
バババ!
まほはシールドでノンナの攻撃を防ぎ、頭部バルカンで攻撃する。
「こんなもの…!ろくに動けないくせに…!」
「今だ!やれアムロ!」
「うわぁー!」ブゥン!
ズバァァー!
バチバチバチ!
「ええい! 西住流のモビルスーツは化け物か!」
ガクゥン!
「シャアが落ちた…!?」
「カチューシャ、すまない…!」
「旗機のシャア・アズナブルの撃墜により試合終了!黒森峰、アンツィオの勝利!」
ワァァァァ!
「あ…」
「…やはり強いわね西住流…!」
「くっ、情けない…!何故私はアムロに勝てんのだ…!」
ダン!
「良くやった、アムロ私達の勝利だ。」
「…はい!」
「全部隊!整列するぞ!」
「全校整列!エキシビションマッチ【旗機撃墜ルール】終了!一同礼!」
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「な…何…!あんなに優勢だったのに負けただと…!?」
ガタッ!
観客席で結果を見たキシリア・ザビは驚愕し、冷静を保てなくなり、立ち上がる。
「ギリギリの勝負だったわね、勝ったのはいいが練度がまだまだ足りないわ。」
「くっ!失礼する!」ガタッ!
「次は大会で戦えるといいわね。」
「ッ!」
スタスタスタ…
「…さて私も帰りましょう菊代。」「はい。」
「やっぱすげーなアムロさん!」
「お兄ちゃん勝てるの?あの人達に」
「アムロ・レイ…彼は…」「どうしたのミカ?」
-黒森峰一年生&聖グロ&アンツィオSIDE-
「負けたか…」
「勝てた…!」
「やったわ!」
「勝った気がまるでしない…。今度は活躍しなきゃ!」
「フッ…黒森峰の一年生達、君達は強い相手だった、楽しませてくれてありがとう。」
「そんな!こちらこそありがとうございました!」
「あなたの方が強かったわよ、それにこっちは2対1でまともには落とせなかった。大会で戦ったら次は1人で落としてみせるわ。」
「そう簡単に落とさせはしないよ、大会でまた戦えるといいな。」
「隊長!」「帰還しましょう。」
「それではな!強き一年生達、また大会で会おう!」
ザッザッザッ
「かっこよかったね。」
「流石は聖グロの隊長ね…、風格があったわ。」
「私達忘れられてないかこれ…」
「まぁ役に立てたか微妙でしたもんねー。」
「でも今日の所はジャマーも試せたし良しとしましょう。」
「そ…そうだな!よし!この後の祝勝会で挽回しようじゃないか!張り切ってアンツィオ特製の料理をもてなすぞぉ!」
「よーし!みてろよぉ!」
「でもジュドーくんには今日の事は詰めないとね…!フフッ…!」
-まほ隊&カチューシャ隊SIDE-
「勝ったんだ、シャアに…!」
「全隊帰還するぞ。」
「了解!」「なんとか勝てたね…。」「敵のスナイパーヤバかったよね…ほとんどやられたんじゃない?」
ガヤガヤ
「アムロ、期待以上の腕だな、流石NTだ。」
「いや、まほさんが敵を引き付けてくれたお陰だよ、俺はシャアを落としただけだ。まほさんも結局撃墜してないじゃないか。」
「撃墜寸前だったがな。それほど相手が強かった。」
オーイ!
「これが大会ならまた違ったかもしれない。ん?」
「おーい!黒森峰ー!」
「アンツィオ校の安斎じゃないか、どうした。」
「私の名前はアンチョビだ!」
「そうか。それでどうし…」
「祝勝会をやらないか!?出撃が遅れたお詫びに私達がもてなすぞ!」
「そうか、それなら遠慮なく」
「よし!絶対来いよ!じゃあ積もる話はまた後でな!」
「おい!話を…!」
「すごい圧だな…」
「ハァ…というわけで祝勝会に参加する、羽目を外しすぎるなよ。」
「ヤッター!」「アムロくん!こっち!こっち!」「隊長も!」
「まほさん俺は少しシャアと話してくるよ。」
「分かった、先に始めているぞ。」
-プラウダ校SIDE-
「」スヤァ…zzz
「すみません……私の判断で負けてしまいました…。私が貴方と2人で戦いアムロ・レイを落とせば勝てたんです。」
「いや私が不甲斐ないせいで負けたんだ、全て私の責任だ。」
「二人のせいじゃないべな!私達の方が数が多いのに全機落とされちゃったのが悪いんだ!」
「そうだよ!私達の方こそ謝らせてくれー!」
「皆…」
「フッ…全員責任を感じているということだ、ノンナ一人で背負い込むな。皆で強くなろう。」
「シャア…皆…ありがとうございます。」
「さぁ嫌味なおばさんの小言を聞きに帰るとしようか。」
「あーめんどくさいなー」「またシベリア送りかな…」「長いんだよねネチネチ」ガヤガヤ…
(ん?あれはアムロ?)
「少し用事ができた、すぐ行くので先に行っててくれ。」
「どこにいくのですか?」
「旧友と少し話をするだけだ。すぐ戻る。」
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「一年ぶりになるかシャア、久しぶりだな。」
「何だ笑いに来たのか、負けた私を。」
「そんなつもりはない、少し話がしたかっただけさ。よくあの事故から復活できたなと思ったんだよ。」
「怪我の影響はもうない。だがお前に勝てなければ意味はない。あのノンナに狙われて一撃も食らわないとは流石の腕だな。」
「ノンナって…、ああ、あのスナイパーか。
紙一重だったよ。反射的に避けるしかなかったし後一発狙われてたら食らってたな。そっちの方こそうちの隊長があそこまでボロボロにされたのは見た事がないよ。」
「(反射的にか…皆それができないからノンナに落とされるのだがな…。)」
「よかったな、良い隊長みたいじゃないかプラウダの隊長は。」
「無能に指揮されては勝負にならん、もう割は食いたくないものだ。その点カチューシャは賢い、この私よりも遥かにな。私、いやこれからのMS道を導いてくれる存在だと信じている。」
「…そうか、信じられる場所が見つかって何よりだ。」
ザッザッザッ
「シャア、置いていかれたいんですか?帰りますよ。」
「すまないノンナ、今行く。アムロ!大会では私がお前を落とす!それまで落とされるなよ。」
「ああ。望むところだ、じゃあなまた大会で。」ザッザッザッ
ジィッ…!
「(あれがアムロ・レイ…次は外さない…!)」
「?どうしたんだ?」
「なんでもないですよ、さぁ帰りましょう私達の家へ。」
-祝勝会場-
「本っ当にすまなかった!!!」
「出撃の件はもういいと言っているだろ。こうして会も開いてくれたのだしな。」
「許してくれるのか!ありがとう西住姉!」
「ええい、くっつくな!いつまでこの話をしてるんだ!」
「どうしたんだ?アンツィオの隊長は。」
「アムロくんどこ行ってたの?もう祝勝会始まってるよ?」
「ああ、シャアと話してたんだ。ところで何でまほさんはアンツィオの隊長にあんなに絡まれてるんだ?」
「アンツィオの隊長が出撃が遅れたの気にしてずっと謝ってんのよ。最初から想定していた展開はギリギリの勝負だったから気にしなくていいって西住隊長は言ってるんだけど。」
「お姉ちゃん始まった時からずっとあの状態だよ…。」
(正直面白いな、まほさんが振り回されるなんてw)
「笑ってるでしょアンタ」
「い、いやそんなことはない。」
「嘘つけ、大体…」
「アムロー!」「アムロくーん」
(救援か!)ピキーン
「アムロくん!屋台行きませんか?色々出てますよ?」
「そうだよ行こーよー。」
「そ、そうだな行こうか。どんなのがあるんだ?」(助かった…!)
「逃げたわね…。それにしてもなんであんなにモテるのかしら?試合中は少しイケてるとは思うけどそれ以外ただの女たらしじゃない。って、副隊長?どうしたのよ?」
「むー…私もアムロくんと屋台回る!」ガタッ!
「ちょ!ちょっと待ちなさい!1人にするな!私も行くわよ!」ガタッ!
「私達も出撃して三機落としたんだぞ!少しは役に立てたと思うんだが…」
「そうだな、助かったよ。」(なぜこいつはこんなに私に絡んで来るんだ…!そしてなぜ誰も話に入って来ないんだ…!)
「そうだ!屋台に行こうじゃないか!おすすめしたい料理があるんだ!」
「ああ、もうなんでもいい…。」
「よし!行こう!!」
そしてそれぞれが祝勝会を楽しみ戦闘の疲れを癒すのであった…
第四話に続く…