トリガー使いのヒーローのアカデミア   作:エドアルド

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今回は短めです。基本2000文字から3000文字に収めようとするとたまにこうなる。上手くかけるようになりたい


雄英高校入試合否通知

 

雄英高校のとある一室。モニターに映し出されているのは雄英入学試験の様子だ。

 

「今年は豊作だな」

「救助活動ポイント0で2位とはなあ!!」

「仮想ヴィランは標的を捕捉し襲い掛かってくる。後半皆が鈍ってくる中、派手な個性で寄せ付け迎撃し続けた。タスネスの賜物だ」

 

画面に映るのは爆破で次々と仮想ヴィランを破壊していく少年の姿。

別の画面では巨大な0ポイントが拳の一振りで破壊される映像が流される。それを成し遂げた少年は情けなく落ちていったが、女子生徒の個性によって事なきを得た。

 

「こん時はつい、Year!!て叫んじまったぜ」

「うん。まさか0Pが一日に二体も壊されるなんてね」

「ずっと典型的な不合格者の動きだったけれど、最後のは痺れたわねぇ」

「しかし、まさか敵Pが0…………救助活動ポイントだけで合格とはな」

「2位とは真逆だな」

 

真逆の成績を出した二人をプロヒーローである教師達は口々に話題にした

 

「倍率300倍、全員がライバルだ。だからといって、それが助けない理由にはならん。そんな奴らは、ヒーローになる資格もない」

 

雄英側が受験生達に知らせていないもう一つの採点基準が存在する。

 

────それが、【レスキューポイント】

 

よんで字の通り、救助活動に対しての追加得点である。しかも審査制。

緑髪の少年は成績は敵Pが0だったが、救助活動は60ポイントを獲得。結果、総合順位は全体の第9位。

 

「確かにこいつらはスゲェ!!だけど1位はもっとヤベェ!!」

「あぁ、他の生徒より頭一つどころかプロにすら迫る」

 

そう言って画面に映し出されたのは空を飛び仮想ヴィランを次々と破壊する少年────星杖 継矢

 

「ヴィランポイントはもちろんレスキューポイントも高い」

 

仮想ヴィランの破壊以外にもピンチになった生徒の援護や負傷者の手当

 

「何より0ポイントヴィランの攻撃を受け止め逆に破壊した」

 

他の受験者を庇い0ポイントヴィランの攻撃を防いだばかりか次々に発射される弾丸により0ポイントヴィランがみるみるうちに鉄クズへと変えられていく

 

「いくら試験用とはいえ0ポイントヴィランの攻撃を受け止める防御力にあのレベルの攻撃を連射すると来た」

 

その成績はヴィランポイント92ポイント、レスキューポイント84ポイント────176ポイント。雄英高校始まって以来の最高得点だ

 

「しかもこれで全力じゃないと来た」

 

とある教師が手元の個人情報の載った用紙の個性欄を見ながら呟く。継矢の真骨頂はその万能性。遠中近距離の攻撃に加え様々な特殊な攻撃、複数の個性を持っていると言われてもおかしくない個性。実際は一つの力から派生したものなのだが

 

「まだまだ彼も学生、我々が教えるべき点はあるさ」

 

そう言って喋るネズミ───雄英高校校長・根津はモニターの映像を切り替えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄英高校から1週間ほどして継矢……もとい火伊那の家に雄英からの封筒が届いていた

 

「雄英から来てたぞ」

 

火伊那はそう言って継矢に封筒を渡しその隣に座る

 

「ありがと。……なんか変じゃない?」

 

そう言った継矢の目線の先にさ円形状に膨らんだ雄英からの封筒。到底書類の類には見えなかった。

 

「さぁ?とりあえず開けてみたら」

 

火伊那の言葉に従って封筒を開けると中から出てきたのは円形の金属だった。横面にボタンらしきものがついておりそれを継矢は押す。すると突然空中にオールマイトが投影された

 

『私が投影されたァ!!』

「……オールマイト?」

『HAHAHA!!今年から雄英に勤める事になってね!!驚いたかな!!』

「いや、別に」

「アッハハハ!」

 

投影されたオールマイトに対して淡白な返しをする継矢、それに火伊那はついつい笑ってしまった

 

『さて合否発表だ!さっさっと言っちゃうぜ!!星杖 継矢!合格!』

「お、やったじゃん」

 

そう言って継矢の背中を火伊那はバシバシと叩く

 

『筆記試験は問題無く合格ラインだったぜ!!しっかりと勉強していたようで何よりだ!!続いて実技試験!君が獲得したヴィランポイントは92ポイント!!これだけでも首席合格だ!!しかし、採点はヴィランポイントだけにあらず!!ヒーローの本質は人助け!!レスキューポイント!!審査性のポイントだ!!あの試験でどれだけ人を助けたか、それを見させてもらった!!レスキューポイント84ポイント!!合計176ポイント!!雄英始まって以来の最高得点だ!!来いよ!!星杖少年!!ここが君のヒーローアカデミアだ!!』

 

そうして投影機は沈黙した

 

「合格おめでとう!まぁ、落ちてても私の事務所で事務仕事でも任せてたしな!」

「中卒で仕事は勘弁。しかも事務仕事とか一番面倒臭いじゃん」

 

二人は軽口を叩き合いながらその顔は喜色に染まっていた

 

「何か祝いに良いものでも食べるか?」

「回らない寿司」

「アッハハハ、今日ぐらいは良いか」

 

そうして二人の一日は過ぎていく。その姿はまるで姉弟のようだった

 

 

 

雄英高校入試合格!!

 

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