原神:幼なじみ物語   作:Mrミステル

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大学生にバレンタインがあるとでも?(春休み)

というわけで2次元に逃げました。



遅刻? まだ日が変わっただけだが()



特別編
バレンタイン試作


 

「...できた! 完成!」

 

「おぉ、よく頑張ったな」

 

「はい! 食べて!」

 

「...」

 

「...」ニコニコ

 

「...ん、甘い。よくできてるよ」ナデナデ

 

「えへへ...」

 

 

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朝起きたら、郵便受けにチョコが入ってた。

 

「...甘くもなけりゃ苦くもねぇ...。味がしねぇ...」

 

片手間にチョコを腹に入れながら出勤すると、彼女はチラチラこっちを見てくる。

...なるほど。アイツなりに頑張って作ってくれたのか。

 

「にしても意外だな。売られてるモンで済ますと思ってた」

 

「はっ! はあっ!? ななななんの事かしら!? チョコなんて知らないから!」

 

「じゃあホワイトデーのお返しはいらねぇな?」

 

「.........ぃる」

 

「はいはい」

 

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「...」

 

「...」ダラダラ

 

「いやチョコ貰えるのは嬉しいけどさ」

 

「...」ダラダラダラ

 

「...何この量。人間が食える量じゃないんだけど」

 

「じっ、じゃあ花火にして打ち上げ...」

 

「食べ物を粗末にするんじゃありません。ほら、食べるぞ。お前にも食ってもらわんと俺が死ぬ」

 

「はぁーい」

 

結局、近所のガキ共にも配って回った。

 

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「はい、チョコ」

 

「え?」

 

「え? って。今日はバレンタインでしょ? だから、はい」

 

「作ったの? 君が?」

 

「そうよ。なにか文句ある?」

 

「いやいや、いただきます。ホワイトデーの......。何入れたのこれ。なんの薬?」

 

「お返しは今すぐに返してもらうわ」

 

「まだ昼なんだけどなぁ…」

 

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「...」ダラダラ

 

「...」

 

「...」ダラダラダラ

 

「...湯煎したチョコレートって熱いんです」

 

「ハッ、ハイ...」

 

「...早く舐めとっていただけますか?」

 

「色々マズイですよ!?」

 

「まぁ...不味いだなんて...傷つきました...」

 

「違いますから! 違いますから!!」

 

「責任をとってください。さぁ。さぁさぁ!」

 

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「やぁ、ハッピーバレンタイン。君にチョコをあげよう。そもそも璃月では相手にチョコをあげる文化なんて元々は存在しなかったが、いつしかの企業戦略で女の子が自分の気持ちを込めて男子に渡すという非常に浅はかなテンプレート的なイメージを作り上げたのさ。ま、私としては合法的に意中の男の子に気持ちを伝えるというのは悪くないと思ってね。それで少しばかり手作りしてみたって訳さ。あ、そうだな。一応チョコレートの起源についても話しておこう。そもそもチョコレートというのは大昔に現在のスメールにあたる土地にて非常に苦いカカオを液状にして薬として飲んでいたところまで遡る。そこから現代の甘ァいチョコレートになるにはかなりの時間を要して砂糖の分量も一応人体に害がない程度に抑えられている。甘味が必要な時に片手間に摂取できるのは非常に素晴らしい...」

 

「顔真っ赤だぞ」

 

「...頑張って作ったんだ。美味しい以外の感想は受け付けないぞ」

 

「...チョコレートって媚薬効果もあるの、知ってるか?」

 

「あぁ、もちろん知っているとも。...ちょっと待て、今その話をするってことは...」

 

「...じゃ、おいしく頂くことにするよ」

 

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「チョコレート、ですか」

 

「は、はい。ミルクチョコレートです...。世間ではこの日は女性が男性にチョコレートを渡すみたいなので...私も作ってみました」

 

「そうなのですか。では、ありがたくいただきます。ここで食べても?」

 

「ぜひ!」

 

「...これは...」

 

「ミルクチョコレートと、呼ばれるものです。どうですか? お口に合いますでしょうか?」

 

「えぇ、とても甘くて美味しいですよ」

 

 

 

「ミルクはミルクでもねぇ...」

 

「これも愛のカタチなの...?」

 

「淫乱ココナッツ羊のミルク...」

 

「!?!?」

 

「おぉ、娘たちよ」

 

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「童、ほれ。チョコレートじゃ」

 

「え、くれるの? 好き」

 

「///...そうではない。溶ける前にはよぅ食べてしまえ」

 

「...うん。ありがと。...甘い」

 

「うむ。なんでも世間ではチョコレートを渡す日らしくての。妾も少しばかり手作りしてみたのじゃ」

 

「将軍さんはこういうの苦手そうだもんね。...それはそれとして早く子孫残そうよ」

 

「はっ? まっ、待て! 待たんか童! チョコレートと全く関係ないじゃろうが! ...服をひん剥くの手慣れすぎじゃろう! せめて! せめて夜にせんか、このエロ鬼!」

 

「...夜ならいいんだ?」

 

この後、夜にめちゃくちゃ鳴かされた。

 

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「私がチョコを作る理想を現実にしましたね?」

 

「いやしてないけど」

 

「...」

 

「...」

 

「...私の占いだと、あなたは私のチョコを食べた後に「美味しかったよ」と言って抱きしめてくれるそうです」

 

「...」

 

「だから...その...早く食べてください!」

 

「別に言ってくれればいつでもギュッてしてあげるけどなぁ...」

 

「それじゃあ本末転倒じゃないですか!!!」

 

「えぇ...?」

 

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「そうそう。あとは固めたら完成ね」

 

「...ふぅ」

 

「ふふ。あの人が帰ってくる前になんとか完成できそうね」

 

「疲れました...。やはり料理は...」

 

「でも驚いたわ。まさか自分から手作りしたいだなんて。乙女ねぇ」

 

「...姉さんだって。...ところで、あの秘伝の味とはなんなのですか? あの小瓶に入っていた」

 

「あれ? 精♥力♥剤」

 

「は?」

 

「あの人、身体が弱い私を気遣ってあんまり激しくしてくれないのよねぇ...。だからちょーっとお薬に頼ってみようって訳♪」

 

「えっ。えっ?」

 

 

 

 

「はぁっ♥はぁっ♥...もう...無理...♥」

 

「姉さん!?」

 

「気絶したか。じゃ、あとはお前に相手してもらおうか」

 

「ちょっと待ってください! 字面だけだと完全に悪役じゃないです...んっ!? ♡♡♡」

 

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「自由だから大丈夫よ」

 

「違う! そうじゃない! 常識と自由は別物だろうが!?」

 

「ここはモンドよ? 少しの自由は大丈夫」

 

「さっきからそれしか言わねぇな!? だからってチョコレートによく分からねぇものを混ぜようとするな! 食ったヤツ死ぬって!」

 

「殺す気だから大丈夫よ」

 

「その気持ちがマズイんだよ!! おめぇなんでそんなに副団長のこと嫌いなんだよ!」

 

「あなたのはもうできてるわよ。はい」

 

「あ、こりゃどうも...。...変なの入ってないよね?」

 

「大丈夫よ」

 

「...あっ、甘い...」

 

「強いて言うなら私の愛が入ってるわ」

 

「...お前...ちょっと...火力高すぎ...真顔で言うなよ...」

 

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「お兄ちゃん! はい! ハッピーバレンタイン!」

 

「おう。ありがとな。2つもあるのか」

 

「私なりに味付けを頑張ってみたの。きっとびっくりするよ」

 

「ほう。じゃあ今食べてみてもいいか?」

 

「もちろん!」

 

「......」

 

「...どう? おいし?」

 

「...かっっっっっら!?!?」

 

「絶雲の唐辛子を入れてみたの! ...辛すぎたかな...」

 

「水くれ水!」

 

「...はい、お水」

 

「んぐっ...ぷはぁ...なんとか落ち着いた...。悪いな、全部飲んじまった。...なんかしょっぱかったけど...」

 

「聖水、だよ。お兄ちゃん。ハッピーバレンタイン。もうひとつのは辛くないからね。じゃ!」

 

「...お、おう。こっちは甘いのか...」パク

 

「...♡」

 

 

 

 

「...清泉町の聖水ってしょっぱいのか...」

 

「...私も飲んだけどホントにしょっぱいね...」

 

「ま、とりあえずホプキンスぶっ飛ばしてくるか」

 





ちなみに筆者は1つもらいましたよ。もちろん母親からではありませぬ。

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