トンカツがまた食べたい。そんな人生だった   作:ロースカツおいしい

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白銀ポップは2000年12月だというのを忘れてうっかりしてました。

作中は明星作戦が終わって数ヶ月といったところでまだ2000年にはなっていないので前回の白銀ポップは削除しました。


第14話 電脳戦記バルジャーノン

年が明けて2000年

ぼちぼち梅の花が咲きそうな時期に太宰府天満宮に参拝して、だざいふえんの大観覧車(注1)で梅が枝餅を食べながら博多の景色を堪能している

 

 

史上初のハイブ陥落と日本本土からBETAを排除したことにより空前の好景気となり旅団規模のBETAが度々玄界灘、日本海を渡り九州北部、中国、中越地方へ襲来していたが防衛に成功していた。

 

手加減して戦力の調整をしていたのだが、帝国斯衛軍の近接キチ達が戦人級を包囲して近接戦闘で屠る戦術を構築して戦人級もやりようによっては撃破可能なユニットになってしまった。(注2)

 

斯衛のマネが出来るかー!という現場からの悲鳴が上がりそうだが私は知らん。

 

 

 

平和な時には娯楽が尊ばれるというわけでブーゲンビリア商会とSONYが共同開発した新型ゲーム機「PlayStation」を昨年の年末商戦にぶち込んでみた。

 

外観は元ネタのPlayStationより分厚い筐体で性能的にはPlayStation3くらいのマシーンで、本体価格は¥19.800である。

記録メディアはDVDを採用しており史実と違いFCからいきなりPS2が出た感じである。

 

パソコンはこの世界でも高価だし携帯電話はi-modeも存在しない世界線なのでインターネット接続人口が増えることを願ってキーボードはオプションではなく本体付属としニューマルチメディア端末という概念(注3)でセールスしてみた。

 

価格についてはSONYとソフト戦略で儲けましょうやという話になっており史実同様DVDソフト普及(注4)に寄与しまくってる

 

 

そして軍の戦術機シュミレーターみたいなものがあるこの世界でならバルジャーノン作れるんじゃね?と思い立ってこの世界でもアーケードゲーム開発で存在したSEGAに声掛けをしてPlayStationのローンチタイトルとして「電脳戦記バルジャーノン」が爆誕した。

 

 

ストーリーモードはBETAと戦う内容となっており、開発前途中のサンプルで国連軍と帝国軍にバルジャーノンのプレゼンをしてみたらなんかウケた。

 

衛士候補を獲得出来るかもしれないという国連軍、帝国軍のお偉方からの声で軍用シュミレーターのデータだけでなくミンスクハイブ攻略時のヴォールクデータと最新の横浜ハイブ突入時のデータを提供するという大盤振る舞いとなり、開発はSEGA単独の予定が国連軍、帝国軍だけでなく米国や統一中華戦線から出向した技官が加わった結果、家庭でリアルなシュミレーション体験ができる内容となった。

 

ゲーム内容は1対1の電脳戦機バーチャロンというより戦場を駆けるTPSロボットアクションとなっていて冠タイトルのバルジャーノンは架空の機体で元ネタのバーチャロイドみたいな機体は他にもあるんだが機体性能が実在の戦術機と比べて高性能過ぎるしデザインが世界観から浮きまくってると言われあまりウケてない。

 

ソフト同梱のコントロールスティックとフットペダルは戦術機の管制ユニットを製造するマーキン・ベルカー社が提供して現実の戦術機と同じ操作方法で動く徹底ぶりだ。

 

コレで価格は9.800円。

PlayStationと同梱のセット販売もしたがコレが未だに作れば売り切れる好調なセールスを叩き上げている。

 

オフラインでのソロプレイにとどまらずインターネット接続による対人対戦や協力してBETAと戦うオンラインキャンペーンモードという充実した内容にランキング上位者は高待遇で衛士候補に勧誘する枠を設ける事でプレイヤー人口は早くも世界規模になってしまった。(注5)

 

バルジャーノンは軍内部でも簡易的なシュミレーターとしても活用される事が決まり横浜基地にも娯楽として設置が決まっているので白銀は私に感謝してほしい。

 

 

各サードパーティのローンチタイトル(注6)も皆快調な上にPlayStationの普及で2ちゃんねるのような掲示板やBlog文化が花開いておりネット人口も爆発的に増えてゆきそうである。

 

そのうち”ブーゲンビリア商会を語るスレ”とか”ブーゲンビリアのオーナーはロシアン・マフィアみてーこわい”といったスレッドが立てられるかもしんない




(注1)だざいふえんの観覧車はリアル世界では現在無くなっているが主人公が運営元の西鉄と太宰府天満宮に出資してだざいふえんのリニューアルの一環として巨大観覧車を設置した。かしいかえんにも出資してこちらにも大観覧車があり博多っ子を楽しませている

(注2)斯衛により包囲戦術が有効と知れ渡っても戦人級の近接格闘能力に対応できるは別である

(注3)この世界線で1998年頃にパソコンの一般普及が爆発的に増える際に日本国内でマルチメディアと連呼されたが結果は史実とそんなにかわらん一過性のブームで終わった

(注4)半導体工場を自前で持っている強みもあったしえっちなコンテンツはこの世界でも需要は高い

(注5)簡易操作バージョンもあるが簡易操作バージョンだと対人対戦、ランキングへの参加権は無し、オンラインキャンペーンは殆どが参加できない設定にあるのでプレイヤーは必死になって現物の戦術機操作を習得しようと躍起になっている

(注6)ナムコ(PlayStation発売数年前に社名を中村製作所から変更した)に土下座する勢いで主人公が生前のめり込んだ「リッジレーサー」を作ってもらい自宅に実車筐体を置いてヒャッハー!してる
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