トンカツがまた食べたい。そんな人生だった 作:ロースカツおいしい
アフリカの砂漠地帯にハイブをばら撒いて実験といって何をさせていたのかと言うと……
母艦級で欧州から獲得した土砂を運び砂漠の大地を撹拌しまくって淡水化プラントを活用して緑地化出来るか試していたのだ。
その結果アフリカ北部各地の高原地帯には湖ができ幾筋もの川が出現しあちこちが草原地帯に変わり一部では育成促進させた木々が茂り森林地帯すら発生している。
下流域の非BETA支配地域ではBETA支配地域からの水に当初は警戒したが水質に問題がないと判明して水不足の解消に喜びの声が上がっている。
緑の大地は目に前にぶら下げられたごちそうに映ったみたいで「我慢ならねぇぜー!」とばかりに侵入する人間が大量に発生したので誰一人と帰すことがないように丁重にハイブへお迎えした。
砂漠が緑豊かな大地になりつつあるのを見て欲しいと思うのはしょうがないけどBETAから解放出来るのかも判らないうちから緑の大地の取り分で揉め始めて内乱めいたものまではじまりやがりましたよ。
今回、BETAの技術で砂漠の緑地化は簡単に出来るとわかったのでサンドボックスの開拓ゲーが好きだった自分としては火星のテラホーミングとかチャレンジしたくなるわけだが、こんな連中のために可住域拡げてやる義理もねーわなーみたいな?
この世界の人類ってBETAと戦ってる最中でも、ちょっと余裕があれば人類同士で碌なことをやりかねない民度の低さなので人類の結束を促す様に圧を掛けてきたが全然まとまる気がねー
もうちょっと真剣に間引きをやらないと駄目なんでは?
と最近ますます感じるようになってきたのでアフリカ大陸上半分の地域はBETAで地ならしして完全にBETA支配域にしたてあげよう。
エジプトはイラクのアンバールハイブとリビアハイブの東西から圧をもっと強くしてスエズ運河とエルサレムが陥落しかねないという緊迫感を感じろ。
更にアフリカ中央部〜東部の辺り、コンゴのキサンガニ、エチオピアのアジズ・アベバにハイブを追加してアフリカ大陸の人類生息圏を南方に圧迫だ。
出されたお茶を口にしつつ現実逃避の様に脳内で人類の愚かさに嘆息して間引きの命令スイッチをぽちぽちやってるわけだが、問題は眼の前にいる人物である。
国連太平洋方面第11軍・横浜基地副司令官。香月 夕呼(デデーン!!!)
ナンデェ!? ナンデイルノォォォォッ!!!
横浜基地に国連軍としては初めて導入される「電脳戦記バルジャーノン」の納品にSONYやSEGAさんのお偉いさんとやってきたんだが……
娯楽設備の納品になんてあの天才の夕呼先生が顔を出すわけねーべと思ってた3日前の自分を殴りたい……
幸い無表情ちびっ子は居ない。
あのちびっ子ってたしかヒトの心を読み取る妖怪さとりみてーなヤベー奴だしな。
念の為、接収していた第三計画のデータからリーディングを防ぐバッフワイト素子を編み込んだスーツを着用しているが、逆にリーディングが出来ない事に怪しまれる可能性もあるんじゃね?と今更ながら気がついたうっかりさんである。
ダミーの思念として溢れんばかりのトンカツ愛を仕込んでるので大丈夫だろう多分。
さーてどうなるこの圧迫面接
連休が終わるので更新頻度が減りそうです。1日1回の更新頻度を維持したいですが出来なかったときはご容赦ください。