トンカツがまた食べたい。そんな人生だった 作:ロースカツおいしい
あれから星系ガチャをひたすら繰り返し滅ぼした星系は299となり新たな星系にたどり着いた。
見渡す限り赤い岩だらけの荒れ地の惑星でなんとなく「あ、これ火星じゃね?」と思った。
探査ユニットを飛ばし星系内の惑星を観察してみるとあったよ地球
300回目のガチャでついに到達したよ太陽系!!
火星の表面でわちゃわちゃと活動するBETAの群れを眺めながら感慨にふけっていると地球から送られてきたと思しき探索機(バイキング)を確認した。
あー私たちBETAの存在が地球人にバレたな
うろ覚えの記憶では月面で人類と初遭遇して戦争に発展するわけなんだけど平和的に地球人とコミュニケーションを取ってトンカツを食べたい
……人類とコミュニケーションしつつトンカツを食べれる身体をつくる必要あるじゃんね?
というわけで素材をコネコネして人体っぽいナニカを作ってみたが……
コイツは味覚あるのか?
喋らせてみても「キシャー!」みたいな感じだし。
クトゥルフ神話のクリーチャーっぽい冒涜的でアレなデザインは友好的異星人感が皆無。
地球のオルタネイティヴ計画が進まないと意思の疎通は無理なんでは?
そして遂に月面で人類初遭遇&戦争勃発
電波傍受で現在1967年ということが判明
一応ヒトガタでコミュニケーションを取ろうとしたけど駄目だった。
人間を知るためにはサンプルが必要ということで目についた人間は捕獲してゆく方針にしたが突撃級、要撃級、戦車級ではミンチにしちゃうしヒトガタ(人類と初遭遇したおかげで全高6m位と判明)でも瀕死の状態にしてしまった。
チカラカゲンッテムズカシイヨ?(注1)
治療しようにも人間のデータが無いので最適な治療も出来なかったゴメンネ
死体からできる限りの解析と研究を行い人間を生きたまま無傷で捕獲するために本編で登場した闘士級以上に柔軟な運用ができるタイプが欲しい……
というわけで開発したのが、3メートルの人型BETA鬼人(オーガ)級!
本編で登場予定の闘士級は没になったが汎用性の高さではこちらの方が上のはず
全高3m、頭に角が生えてる全身灰色の無貌の巨人だ
指揮官型と一般兵とあり対人感知能力を高め連携能力を高めることにした。
戦車級も大雑把すぎる資源回収プロセスを改善。無差別に何でもバリバリ食べる仕草は矯正してる
指揮官型は二本の立派な角を持ち一般型は一本角、小さな角などバリエーション豊富
棍棒、ナタ、槍で武装している
外骨格スーツ(ハーディマン)相手ならタイマンで圧倒する格闘戦能力(注2)
ファーストコンタクトの失敗から平和裏に交渉してトンカツを食べたいという私の願いは叶わず戦いは泥沼の様相を経て1973年月面から人類は撤退してしまった。
人間を知る旅に出ることにしたよ(某エルフ感)というわけで地球にゆこう!
ユニットの落着は私の好きな場所に落とせることは可能なのだが最初はマブラブ本編通りカシュガルに決定。
異星文明技術の独占を狙う中国は国連軍の受け入れを拒否したものの光線級の出現で航空戦力が文字通りの全滅と相成り大パニックになったのは本編と同じ流れ
そのうち戦術核使った焦土戦術でもやるんだろうが資源採掘は滞りなく進む
生きた人間だけでなく文書や電子資料も鬼人級により選別回収し解析に回す
トンカツを食べる身体を手に入れるために生きた資料はどれだけあっても困らないからな!(注3)
(注1)微妙に使いにくいのでヒトガタの製造は打ち止めした
(注2)戦術機相手には飛び道具も持ってないし36mmに耐える甲殻を備えていないので、対戦術機戦は戦車級を多数けしかけて(かしこくなったので管制ブロックは狙わない)体勢を崩したところに関節を破壊し頓挫させて管制ブロックごと人類を捕獲する戦法を取らせる予定
(注3)捕まえた人間たちはアニメ版MATRIX「Animatrix」セカンドルネッサンスでマシン軍団がやってた様なえげつない研究を行っている
https://youtu.be/kI06dqo1Alg?si=xMR4Lq5OaAsYrdMZ
主人公はマブラブ世界に転生できたからには地球に辿り着いてトンカツを再び食べることができる可能性を信じて1億年近い時間をかけて300近い恒星系を滅ぼしてきた人なので、創作物ベース世界の人間がどうなろうと美味いトンカツが食べられることに比べれば些事と思うほど人間性が摩滅している