トンカツがまた食べたい。そんな人生だった 作:ロースカツおいしい
フランスのリヨンハイブ陥落により3度目の解放が成功した結果またまた世界中でお祭り騒ぎになった。
G弾によるハイブ解放にアメリカ国民の多数もワシントンD.Cハイブの解放を!と叫びだしG弾の運用による首都解放を決めた大統領は国連に甲2号作戦「アメリカの夜明け」作戦を打診。1月1日に作戦が行われる流れとなった(注1)
こちらも第5計画主導でG弾による制圧を望んでいるようで、横浜基地のA-01も参戦するが、凄乃皇・弐型の参加は「G弾があれば荷電粒子砲は過剰戦力である」と第5計画派からお断りが入ってしまった。
先日解放された韓半島とフランスには続々と橋頭堡を築くべく人が押し寄せているわけだが、グリーンランド退避組となってしまったが欧州の一強としての勢力を持つフランス政府と違い韓国は悲惨だった。
旧韓国政府の超党派が福建省に臨時政府を置いていたものの肝心の韓民族の生存者が100万人に満たなかったのである。
国連も韓国が独立国として機能しないことを指摘、韓半島は国連管理下に置いて大陸への橋頭堡として運用することが決定したのだが、この世界線でも韓国人特有の斜め上の思考と行動力を発揮して臨時政府をソウルに移すことを宣言。
独自(勝手)にソウルに移動を始め避難民もどんどんと韓半島へ向かっているのだ。
韓国臨時政府や韓半島からの避難民を受け入れていた福建省や他の地域にとっては口減らしになると思ったのか静観の構えで見送り、日本政府も韓半島への渡航はまだBETAより解放したばかりで危険地帯だと推奨はしなかったが、博多の街に続々とソウルを目指す朝鮮系避難民が集まってきた。
結構気に入ってたキムチ屋のおばちゃんまでソウルに帰る!なんて言い出すから一応、止めはしたんだけど店を畳んで年明けにソウルへゆくらしい
……鉄原ハイブが吹き飛び残存BETAの掃討も進みつつある韓半島は確かに平和であるのは間違いないが、BETAにより韓半島の資源はほぼ採掘し尽くされ土地も荒れ放題になっている状態の為に韓民族が差し出せるのはその身体ひとつであることに気がつくのはそう遠くないが、その時に「アイゴー!こんなはずではなかった!!」という嘆きの声がソウルの空に響き渡るのを幻視してしまうのだ。(注2)
前世では難民問題って日本でも問題になりつつあったけどこの世界線、難民=祖国を失った避難民なので扱いはかなりシビアである。
まず避難先の国で帰化申請なんてまず実現できない。租借地があった欧州なんかはまだ良いが身体ひとつに僅かな資産を持ってる難民の扱いなんてお察しである。
大半の難民が国連のキャンプで不味い合成蛋白の食事にテント暮らしを余儀なくされており衛生状態も悲惨である。
私自身もロシア系避難民として日本政府に難民申請して居住許可を取ってるに過ぎないが、私有財産の縛りが無いのが助かった。(注3)
ソ連や中国大陸で確保した資産や資材を元手に事業を起こし大企業となったブーゲンビリア商会の親玉なんてのをやって税金をがっぽり収めていた甲斐もあったか先日日本政府から「永住許可」を頂けることになった。
私は、民需の掘り起こしをやって九州中国地方を日本を代表する工業製品と農畜産物を算出する地域に成長させた立役者となっているし、苦しい予算に長らく悩んでいた皇室への貢献もあり私からお願いはしてないが、財界だけでなく宮内省からも永住権への嘆願があったそうなのでお礼に佐賀牛と明太子を倉敷と財界のお偉いさん方に送っとくか。
平和な日本でトンカツ食べ放題ライフを築き上げたものの難民という身分でいつか資産を接収されて日本から放り出されるかもしれないと心配していたけど、この世界の日本政府は理性的で良かったと思うよホントに
まぁブーゲンビリア商会も規模がデカくなったし軍需産業は既得権益多すぎて下手に手を出したら大火傷必至なので手を出さないけど社是の「余裕ある社会のために!」をモットーに誠心誠意真面目な商いをやってゆこうじゃない
(注1)マブラブ本編だと甲2号は、ラン領ホラーサーン州マシュハドなのだが、カナダの報復で即座にワシントンD.Cにハイブを建てたので番号がズレてます。
(注2)韓国に思うところはないんだけど何処の世界線でも斜め上の思考と行動力の果に自滅するパターンに至る様式美を持つ民族だと思ってる
(注3)私有財産に余裕がある避難民の存在がまず少ないので意味がないし日本以外の治安が悪い国では分厚い財布をもってる不用心な避難民は丸裸にされてしまうのだ。