トンカツがまた食べたい。そんな人生だった 作:ロースカツおいしい
脱落したA-01、8名のうち使いでのある素材で4体のメイドを即席でコネコネした
試しにトンカツを作らせてみたらイマイチだった。
素材をこねて人間を作れるようになってだいぶ経つけど、素材が持つ経験に教育データをなじませるのにどうしても時間がかかるのは今後の課題だなと思ったが、もしかしたら元の素材がメシマズだった可能性もある。
とりあえず今日は自分で揚げたほうが美味いトンカツを揚げることが出来るのでエプロンつけて台所スペースに立っているのだが、A-01の面々は最奥部メインホール前の隔壁を開くのに難儀しているらしい
自分で揚げたトンカツを楽しみつつA-01の到着を待つとしよう
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「クリスカ、隔壁が開いたらラザフォード場を展開しながら微速前進だ」
「伊隅隊長、白銀と御剣は大丈夫だろうか? それに珠瀬、鎧衣と通信障害で連絡が取れないが良いのか?」
「……あいつらを信じよう。」
「……了解。」
開いた門級の巨大な入口を抜け喀什ハイブ最奥部メインホールについに到達した
「……これはすごい」
高さ1000mはあるだろう大空洞はこれまで通ってきたハイブの内部と違い、きれいに整地され奥には白い神殿の様な建物が聳え立ちその柱の一本一本が凄乃皇・四型の全高を越えていそうな規模に唖然としてしまう。
「まるで神殿みたいだな」
異星人の拠点の最奥部にギリシャ風の建築物がある事に驚きを禁じざるを得ない
あとは奥のあ号標的を破壊すれば作戦は成功だ。
突如緊急警報が鳴り響く!
「クリスカ! 上空からなにか来る!!」
ホール上空から巨大な影が落ちてきて凄乃皇・四型に急接近した。
「なっ! 凄乃皇・四型だとっ!!」
現れたのは全身を黒く染めた凄乃皇・四型だった
クリスカは温存していた2700mm電磁投射砲を放つ。が黒い凄乃皇の表面で弾け炸裂するが空間が歪んで本体にダメージを与えてように見えなかった。
「こいつもラザフォード場が使えるのかっ!」
「これならどう!!」
眼前に迫る黒い凄乃皇に対し荷電粒子砲が吠え光を放つが黒い凄乃皇はラザフォード場を展開して耐えしのいだ。
「荷電粒子砲を防ぐなんて!!」
凄乃皇・四型以上に安定したフィールド出力に愕然としているとコックピット全体に衝撃が走る
右腕を振り下ろした黒い凄乃皇は、凄乃皇・四型の右腕部を切り落とし更に左腕を胴体に突き刺し2700mm電磁投射砲を放った
背部から炎を吹き上げ大地に沈んでゆく凄乃皇・四型
「主機停止!」
非常電源に切り替わり赤い非常灯がつくコックピット内で霞の悲鳴があがる
ラザフォード場を中和して攻撃をしてくるとはなんて奴!
「伊隅隊長!」
「白銀か? それに御剣も無事だったのか?」
白い戦人級を倒したのかボロボロの状態で二人が駆けつけたが……
「伊隅隊長これは一体……」
「黒い凄乃皇? 皆は無事なのか?」
「黒い凄乃皇はBETAだ。奴ら我々の凄乃皇・四型をコピーして待っていたんだ」
凄乃皇・四型に突き刺していた腕部を引き抜いた黒い凄乃皇がこちらを見下ろす。
そしていつの間にか周囲を黒騎士の集団が取り囲んでいるではないか!
「黒騎士が12体!!」
凄乃皇・四型がこの状態の上に黒騎士とは万事休すか……
パチパチパチパチパチ……
乾いた拍手がホール全体に鳴り響く
「ようこそ人類の精鋭たちよ。まぁお茶でも飲まないかね?」
ホール奥の神殿をズームするとアイボリーのスーツを纏った男が確認できるが、奴がBETAの親玉なのか?ズームが足りずどういう顔をしているが判らないが明らかに笑われているような気がした……
じんるいはさくせんにしっぱいしたようです。
A-01戦死者リスト(本作ではMIAは事実上の戦死なので…)
榊 千鶴 自爆
彩峰 慧 自爆
珠瀬 壬姫 BETAに囲まれMIA
鎧衣 美琴 BETAに囲まれMIA
速瀬 水月 白騎士によりMIA
宗像 美冴 白騎士によりMIA
風間 祷子 白騎士によりMIA
築地 多恵 BETA群に飲み込まれMIA
高原 咲希 BETA群に飲み込まれMIA
イェージー・サンダーク 白騎士によりMIA
今のところ生きてる人
白銀武
御剣 冥夜
伊隅 みちる
涼宮 茜
鑑 純夏
社 霞
クリスカ・ビャーチェノワ
イーニァ・シェスチナ
誰が死亡したのかは書く予定ではなかったのですが、気になる人もいるかと思って書いておきます。
本当はもっと生き残ってる事を想定してプロットを立ててましたがダイスが荒ぶりました。凄乃皇・四型の4名にも主機破壊時に生死判定しましたが全員生き残りました。
主人公的に誰が生き残ってもあんまり興味もないスタンスなので、やり直しとか手加減はやってないです。
ダイスロール対象は全員なので白銀も脱落した可能性はありましたが生き残ってるのはさすが主人公と言ったところですね