スパロボUXでノルン攻撃がありますがあれは皆城総司の援護攻撃なので今作はそんな援護がありません。
放送部のデイジーはPCのshuffle! essence +に出て来たヒロインです。
知らない人のために簡単に説明するとバーベナで神界と魔界のそれぞれ5名ずつしか選ばれない奨学生の1人。
部活に入らないといけない為放送部に、しかし1人しかいない為部長に。
ちなみに顧問は紅薔薇撫子。
リシアンサスを尊敬していてその許嫁候補の稟を嫌っている。
silkyというゲームセンタで働いている。
実は神王家と関わりがあるが気になる方はゲームをプレイ。
ちまちまessence +のキャラも出しますのでその都度補足を入れます。
学園にフェストゥムが襲って来た。
死んだ生徒が数名確認したとの事。
そのことで学園の校長は記者会見。
その際の神族の王様、神王と魔族の王様、魔王も一緒に出た。
麻弓ちゃんが放送で伝えた通り正体不明の生物の事。
死んだ生徒の親への謝罪。
そしてフェストゥムへの初期対応への悪さ。
そして未知の機械ファフナーは味方なのか?
またネリネ様が魔法を放って撃退をしようとしたが避けられた事。
そもそも魔法は効くのか?
再び現れたらどうするのか?
その際の対処方法。
それがテレビで語られた。
フェストゥム襲撃から数日。
神王様が学園の校舎をすぐに修復した。
正しくは神王様の親衛隊だそうです。
優秀すぎません?
そして体育館では全校集会が行われた。
死んだ生徒の弔い、今後の事。
神王様と魔王様の親衛隊を常時駐在させる事になり生徒達の周りに知らない人が居た。
それが親衛隊のようだった。
また目の前でフェストゥムに殺された生徒のケアのために精神科医を雇った事。
ユーストマ「安全な学園生活を送れるように俺ら王族は保証をしよう。学生のみんなはそのまま生活をしてくれ。だがもしあの変な奴らが来たらすぐに避難を頼む。俺らは子供が死ぬのを見たく無い。」
ファーべシー「また神族と魔族の学生に伝えるのだが魔界や神界に戻りたいのであれば戻ってくれて構わない。その間の単位は進級及び卒業に必要な分はあるようにここの学園長と話し合ったからね。単位より命を大事にしてほしい。また人族も一時避難という事で神界と魔界に避難出来るようにしよう。家族と相談してほしい。」
「学園は平日半日授業として開校しておきます。ですが強制はしません。もしまたあの化け物が来ましたらここに避難をお願いします。全てが終わった時にここにいる全員の顔が見れることを祈っています。」
その後は麻弓ちゃんとデイジーさんと樹くんが避難誘導に貢献したことにより両王家から感謝状を送られたけどデイジーさんがすごく困惑してた。
顔が私は何もやっていませんって顔をしてる。
お昼に稟くんと麻弓ちゃん、樹くんは放送室に集まっていた。
そこにはデイジーさんも参加していた。
一応放送部の部員で1人しか居ないから実質部長のため強制参加らしい。
デイジー「あの〜なんで私までここに居るのですか?」
樹「デイジーちゃんは放送部の部長だからね。俺様ら放送部じゃ無い人が放送室に居たら変じゃ無いか?」
もっともな意見だよ樹くん。
稟「これから少なくとも俺は毎日登校して放送をかけて避難誘導を指示するようにする。麻弓達は無理に来なくても大丈夫だ。」
麻弓「土見くん?そんな悲しいことを言わないで欲しいのですよ。少なくとも私は土見くんと同じように学園に行くのですよ。」
樹「俺様ももちろん行かせてもらうよ。避難誘導に稟1人だけじゃ心ともないからね。」
2人の言葉に私は泣きそうになった。
協力してくれることは嬉しいことです。
デイジー「あの〜私絶対に要らないですよね?それに麻弓さんはあの金色の怪物に名前を知っていましたよね?どうしてですか?」
あの時の放送で麻弓ちゃんはフェストゥムと伝えた。
デイジーさんはその事を疑問に思ったんだと思う。
樹「稟。デイジーちゃんには翔子ちゃんの事を伝えた方がいいよ。デイジーちゃんはきっと君らの力になるよ。」
樹くんの言葉に稟くんは私を見る。
デイジー「あの・・・しょうこさんって誰ですか?」
私は稟くんを見て頷き稟くんに取り憑いた。
デイジー「えっ?えぇぇぇぇ!?土見さんって女の子だったんですか!?」
麻弓「違う違う。翔子ちゃんは幽霊なの。」
デイジー「幽霊ってそれじゃあ怨霊ですか!?クワバラクワバラ南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏!!」
樹「クワバラクワバラは雷除けだから怨霊には効果がないね。それに翔子ちゃんは怨霊じゃ無いから。」
デイジーさんって神族だけど神界にも雷除けのおまじないってあるんだ。
翔子「初めましてデイジーさん。私は羽佐間翔子と言います。今からお話しすることは私の生前のお話です。それを聞いた上で協力をお願いします。」
デイジー「は、はいぃ!!」
翔子「以上が私の知っていることです。」
デイジーさんにお話をしましたがデイジーさんの目が点になっています。
デイジー「えぇっと・・・つまり羽佐間さんは別の世界で死んでこの世界で幼い頃の土見さんに出会った。そして羽佐間さんを殺したのがこの前のフェストゥムっていう怪物で羽佐間さんはそのフェストゥムと戦う為のファフナーっていう機械に乗って戦うで合ってますか?」
翔子「それで間違い無いですよデイジーさん。」
デイジー「普通は信じられない内容ですが実際にフェストゥムって怪物が現れて被害が出ています。作り話で終われませんね。」
信じてくれた。
少し不安だったけど信じてくれた。
樹「翔子ちゃん。ファフナーだっけ?それって俺様達も乗れるのかい?」
何をいきなり聞くのかな樹くんは?
麻弓「緑葉くん!?」
樹「もし翔子ちゃんが何かしらで乗ることが出来なかったら俺様達の誰かが乗らないといけない。だから必要な事だよ麻弓。」
いつもの樹くんには考えられないその目。
でも・・・
翔子「乗ることは出来るよ。でもね・・・何度も乗っていると最終的には・・・消えるの。」
樹「消える?」
ファフナーに乗るための最大のリスク・・・同化現象。
翔子「樹くんにファフナーに乗るためにフェストゥムの因子ってモノを体に取り込まないといけないの。そして初めてファフナーに乗れる。でもね、長時間ファフナーに乗ると段々と同化現象が始まって最終的には・・・結晶になって消えるの。」
麻弓「消えるって・・・」
翔子「・・・死ぬの。だから樹くんは乗って欲しく無いかな。」
樹「なんだよそれ・・・」
麻弓「フェストゥムを倒すためにフェストゥムのモノを取り込んで、そして負けても勝っても時間が経ったら死ぬって・・・そんなの無いよ・・・」
麻弓ちゃんが泣いている。
樹くんも泣いてしまった。
デイジーさんも泣いている。
翔子「誰かが言ってたんだ。ファフナーを操縦出来る人は電池だって。替えの効く電池。電池切れした電池は捨てるでしょ。私が死んだら・・・」
樹「やめてくれ!俺が悪かった!だから翔子ちゃん!自分を電池とか言わないでくれ!」
樹が初めて私を抱きしめた。
いつもナンパをしている樹くんが。
麻弓「翔子ちゃん!ごめんなさい!軽々しく戦えるなんて言って!ごめんなさい!」
麻弓ちゃんも抱きしめてくれた。
デイジー「羽佐間さん!死なないでください!」
デイジーさんも・・・幸せだな・・・こんなに私を心配してくれる人がいるなんて。
翔子「簡単には消えないよ。少なくとも稟くんが卒業するまでは。」
私は笑顔でみんなにそう言った。
5人が放送室で話し合っていた頃。
ネリネ
自宅でお父様と神王様が頭を悩ませています。
理由はこの前の金色の怪物のことです。
フォーべシー「ネリネちゃんの魔法を全て避けるなんて今まで無かった事だからね。」
ユーストマ「手加減した訳じゃねーんだろ?だがあいつの一部に触れた奴が結晶になって砕けたなんて一体どんな生物だ?」
お二人が悩んでいるのに私は何も出来ません。
それにあの事を伝えるべきか悩んでいます。
シア「リンちゃん?どうしたの?」
シアちゃんが心配そうに私を見て来ました。
ネリネ「シアちゃん・・・少し・・・」
フォーべシー「どうしたんだいネリネちゃん?あの怪物の事かい?」
ユーストマ「何か気づいた事があるなら聞かせてくれ。お前さんがまじかであの化け物を見たんだ。」
シア「お父さん!おじ様も!リンちゃんが1番怖い思いをしているの!もう少し抑えて!」
怖い。
あの時の死を覚悟しました。
それも稟様と一緒に。
でも・・・
『翔子さん!』
稟様は翔子様を知っていました。
そして、翔子様はあの化け物を倒した機械に乗りました。
きっと翔子様は何かを知っています。
ネリネ「シアちゃん。大丈夫です。実は・・・あの化け物を倒した機械についてです。」
フォーべシー「機械?あの白色のような機械?」
ネリネ「はい。その機械に翔子様が乗りました。」
シア「翔子ちゃんが!?」
シアちゃんが驚きの声を上げました。
ユーストマ「誰でい?そのショウコって奴は?」
シア「羽佐間翔子ちゃんって言って1つ上の先輩で身体が弱いから保健室登校しているんだって。」
フォーべシー「そのショウコちゃん?があの機械を動かして怪物を倒したんだねネリネちゃん?」
ネリネ「はい。」
いまだに信じられません。
あの翔子様があの化け物と戦った事に。
フォーべシー「神ちゃん。どうやらその子に色々と聞かないといけないようだね。」
ユーストマ「あぁ、シア、ネリっ子、すまないがそのショウコって女を早いうちに連れて来てくれねぇか?」
シア「うん。あっ、それと麻弓ちゃんも呼ぶね。麻弓ちゃんが放送の時にあの怪物の名前を言ってた記憶があるんだ。確か・・・ふぇす・・・フェストゥムって言ってた。」
確かに言っていました。
ネリネ「緑葉様もそうです。あの化け物が出た瞬間避難誘導を指示していました。あの紅薔薇先生の制止を聞かずに。」
今思いますとあのお2人も何かを知っているのかもしれません。
フォーべシー「ならその2人も呼ぼうかな。そのふぇすとぅむって奴の情報を聞きたいから。それとネリネちゃん。稟ちゃんの噂の事だけどしばらく待ってくれないかい?今わかっている情報だけど稟ちゃんのご両親とその芙蓉楓ちゃんのお母さんは交通事故で亡くなっている所まではわかっただがそこがなぜ稟ちゃんが殺した事になったのかまでは分からなくてね。調査をしたいけど先にそのふぇすとぅむの件を片付けたいんだよ。」
この前お父様に伝えた稟様の事。
そしてその調査記録がお父様の手にある。
ちゃんと調べてくれました。
ですがしばらくそれは出来ないそうです。
ですが仕方がありません。
私はお父様の言葉に頷きました。
翔子様は明日いらっしゃるのでしょうか?
私はそう思いました。
翔子
私は稟くんから離れた。
泣いてる稟くんを見たくなくて私はずっと稟くんの顔を見ないでいた。
そして稟くん達は一緒に下校を始めた。
デイジーさんはバーベナの学生寮に住んでいるみたいですがアルバイトをしているため私たちと一緒にバイト先に向かっています。
そして光陽町のゲームセンター前で稟くんは止まりました。
視線の先には・・・小さな女の子。
後ろ姿だけど小さくて多分可愛い女の子だと思う。
樹「・・・稟、UFOキャッチャーじゃ幼子は取れないよ。」
稟「何をいきなり言い出すんだ樹?」
稟くんってそっちの趣味もあるのかな?
麻弓「でも土見くん。じっとあの子を見ていると説得力が無いのですよ。」
デイジー「土見さん!私のバイトをしているお店の前で犯罪だけはやらないでくださいね!私は同級生どころか他人の振りをしますから!」
このゲームセンターってデイジーさんの働いているお店なんだ。
稟「いやこんな時にあんな小さい子が出歩いているなんてと思ってな。」
デイジー「小さいって言っても私達より一つか二つ年下なだけだと思いますよ?」
樹「ミスターロリペドフィン。」
なんですかそれ?
稟「男にはやらなければならないことがあるみたいだな、樹・・・」
握り拳を作る稟くん。
樹「君が紛らわしいことするからだよ。自業自得さ。ささ、その拳を解いて解いて。」
あれ?あの子がこっちの来る?
どうしたんだろう?
麻弓「土見くん?あの子がこっちに来るわよ。」
稟「えっ?」
あの子が稟くんの前に来て、
「りん?」
そう稟くんにつぶやいた。
稟「確かに俺は稟だが。」
正面から見ると可愛い女の子。
お人形みたい。
「り・・・ネリネ・・・知ってる?」
稟「君はネリネの知り合いか?」
薄紫の長い髪を左右で結ぶツインテールってものかな?
私は似合わないけどこの子なら似合うよ。
そう考えてると女の子が稟くんに抱きついた!?
稟「えっ?えぇ!?」
麻弓「ままままさか!?翔子ちゃんに振られて幼女趣味に!?」
デイジー「つ〜ち〜み〜さ〜ん!!お店の前で!犯罪行為は!しないで!く・だ・さ・い〜〜〜!!!」
稟「誤解だ!無実だ!」
樹「何か言い残す事は?」
樹くんがチェックメイトを告げた。
稟「だから無実だ!」
その後デイジーさんのお説教が稟くんを襲った。
デイジーさんと別れて稟くんと麻弓ちゃんと樹くんは女の子を連れてネリネ様の家に向かった。
麻弓ちゃんが転校初日に聞いていたらしく今向かっているが・・・
稟「やっぱり・・・道があの家方面だと思ったよ。」
ネリネ様の家があの子の家の隣なんて・・・
麻弓「楓の家はこっちだからね。不安なら土見くんは家で待っているのですよ。私はこの子を連れてリンちゃんの家に行くから。」
稟「大丈夫だ。それにこの子は俺から離れようとしないからな。」
さっきから稟くんの服にしがみついている女の子。
相変わらずモテモテな稟くん。
中学の時も幼馴染の子に告白されてたし。
綺麗な黒髪のあの子元気かな。
今はストレリチア女学院だったかな。
あの時あの子の告白を・・・でもその頃から私の事好きだったのかな。
悪い事しちゃったな。
あの子に。
ネリネ「稟様!?それに麻弓様に緑葉様まで?どうされたのですか?」
門を竹箒で掃除をしているネリネ様。
お姫様が掃除って・・・
稟「ネリネ、すまないが少しだけいいか?」
ネリネ「はい。私も皆様を近いうちに家にお呼びしようとしていました。」
呼ぼうとしてた?
樹「俺様達をかい?」
ネリネ「正確にはお父様と神王様ですが。」
神王様と魔王様。
多分フェストゥムの事だと思う。
ネリネ「それで稟様達はどうして?何やら疲れている様ですが。」
稟「いや・・・疲れているというより・・・憑かれてる?でいいかもな。」
稟くんは自分の後ろで服を掴んでいる女の子を見た。
ネリネ様もその視線を追う様に見ると女の子がヒョコッと顔を見せた。
ネリネ「リムちゃん!?」
知り合いの様でした。
稟くん達はネリネ様の家の中でこの子、名前はプリムラちゃんといいらしいですがその子の事を聞いた。
稟「人工生命体?」
その言葉に私はくるものがありました。
ネリネ様は神王様とリシアンサス様を呼びに行った様です。
フォーべシー「そう。神界と魔界が共同で研究している時に作られた子。それがプリムラだ。」
麻弓「へぇこの子が?」
フォーべシー「あぁお嬢さん。気をつけてくれた前。何が原因で魔力暴走を起こして辺り一面を荒野になるかわからないからね。最も作られてからそんな事は一度も無いけどね。」
麻弓ちゃんは頭を撫でようとした手を引っ込めた。
稟「それで。プリムラはなんでここに?」
フォーべシー「それは直接本人に聞いた方がいいかもしれないね。プリムラ、どうしてこっちに来たんだい?」
プリムラ「稟に会いに来た。話は聞いてたからどんな人か気になった。」
話ってネリネ様から聞いてたんだ。
でも・・・本当にネリネ様なのかな?
瞳の色が違っていた昔遊んだネリネ様と今のネリネ様。
稟「・・・それは紫色の瞳をした子にかな?」
稟くんがぶっ込んできた。
フォーべシー「稟ちゃん!?まさか気付いていたのかい!?」
樹「稟?どういう事だい?」
稟「昔あったネリネの瞳は紫だった。だけど今のネリネは・・・赤だった。」
樹「つまりネリネちゃんに双子の妹か姉が居るかもしれないって事だね。」
はじめに気づいたのは私だけど。
プリムラ「・・・リコリス。」
稟「えっ?」
プリムラちゃんの口から何か言葉が出た。
プリムラ「リコリス。」
麻弓「リコリス?誰ですか?」
フォーべシー「・・・3人とも。これはオフレコだけどプリムラの人工生命体って言葉の後にある数字がつくんだよ。3って言う数字が。」
稟「3ってまさか!」
3・・・3番目・・・つまりこの子の他に・・・
フォーべシー「1人目は1人の魔族の少女に大量の魔力を与える。コップに大量の水をこぼれても注ぎ続けた。結果は辺り一面を更地になり少女も消えた。」
麻弓「そんな・・・」
フォーべシー「次の子は魔力の多い人の複製・・・人間界で言うクローンだね。」
プリムラ「リコリス。」
フォーべシー「そうだねプリムラ。その子がリコリス。稟ちゃんが人間界で出会った少女はネリネちゃんではなくリコリスなんだ。」
樹「それじゃあネリネちゃんは嘘を言ってたのかい?稟が好きだって。普通ならネリネちゃんではなくリコリスちゃんが稟を好きなならないといけない。美少女を悪く言いたくないけどまるで泥棒猫の所業じゃないか。」
樹くんがネリネ様をディスった!?
明日雪か槍が降るよ!
フォーべシー「・・・まぁその続きがあって今の話で察したと思うけどリコリスの複製の元となった子がネリネちゃんなんだよ。だけどネリネちゃんは当時体が弱く人間界への視察もついていけないほどにね。その時リコリスを連れて行ったんだよ。まさかそこで稟ちゃんと出会ったなんて思わなかったけど。」
私達に魔界の裏事情を話されても困るけど。
フォーべシー「帰って来た後ネリネちゃんの容態が悪化。体調不良の原因は幼い体に私譲りの大量の魔力。さっきも言ったコップの中の水が溢れない様に今度は破裂寸前まで膨らんでいる状態だね。」
稟「・・・今のネリネはそんな感じは無かったんだが・・・」
フォーべシー「治ったからだよ。治すことが出来ないと思っていたけど・・・リコリスがネリネちゃんを治してくれた。」
魔法か何かかな?
でもネリネ様の複製・・・あれ?
いくらファンタジーでもそんな事は・・・
フォーべシー「クローン技術は当時の魔界でも不完全でね。リコリスの存在が不安定だったんだよ。そんな時にネリネちゃんの容体悪化。リコリスは決意したんだよ。コップが張り裂けそうならそのコップを大きい物にすればいい。」
嫌な予感が的中。
一つになったんだ。
フェストゥムの同化を思い出したよ。
稟「それって・・・」
フォーべシー「そう。ネリネちゃんとリコリスは1人になった。いや。元に戻ったって言った方がいいかな?そのおかげでネリネちゃんは今の様に元気になったけど・・・」
プリムラ「リコリスは消えた。」
フォーべシー「プリムラはね、リコリスや1号体とは違う方法。創造して作られた。足の爪から髪の毛の1本1本全て作られた。リコリスと一緒な時に作られたからプリムラはリコリスを姉の様に。リコリスはプリムラを妹の様に一緒に遊んでいた。きっとその時に稟ちゃんの事を聞いたんだろうね。」
ネリネ「そして私はリコちゃんから命を貰いました。それと同時にツチミリンという男の子の恋心も貰いました。」
ネリネ様が神王様とリシアンサス様を連れて戻って来ました。
シア「リンちゃん・・・」
ネリネ「私はあの子から全てを奪ってしまったのです。あの子の命も!この歌声も!稟様への恋心も!リムちゃんのお姉ちゃんも!」
フォーべシー「ネリネちゃん。」
懺悔の様に言うネリネ様。
同化したら消えた人の思い受け継いだ。
でも残された人はこんな思いをしないといけない。
フェストゥム・・・あなた方はネリネ様の様な人を増やしたいのですか?」
稟「それは違うんじゃないか?」
稟くん?
ネリネ「稟様?」
稟「ネリネがリコリスから全てを奪ったんじゃないんだ。リコリスがネリネに託したんだ。」
ネリネ「結果的にあの子は消えました!あの子が消えるたらなんも意味がありません!」
稟「リコリスならそこに居るじゃないか。」
稟くんがネリネちゃんを指差しました。
ネリネ「えっ?」
稟「リコリスはネリネの中で生き続けている。プリムラ。ネリネに抱きついてみろ。」
プリムラ「?わかった。」
プリムラちゃんがネリネ様に抱きつきました。
稟「プリムラ。リコリスはネリネを救った。今ネリネの中にリコリスがいる。ネリネの心臓の音が聞こえるだろ?それはリコリスが与えてくれた物なんだ。」
プリムラ「ここに・・・リコリスが・・・」
稟「俺への恋心は予定外だったかもしれない。だけどネリネ。自分のせいや奪ったなんて言うな。お前を助けたリコリスはそんなお前を見たくないだろ。」
ネリネ「でも・・・」
稟「それにリコリスはプリムラの事も託したかったんだろう。プリムラの姉になって欲しかったんだろう。」
ネリネ「リムちゃんの・・・」
稟「プリムラ、ネリネの中にリコリスがいる。ネリネがお姉ちゃんじゃダメか?」
プリムラ「ネリネ・・・いや・・・じゃない・・・」
ネリネ「リムちゃん・・・」
稟「今度からネリネがプリムラを受け入れるんだ。家族として。リコリスのために。」
ネリネ「家族・・・はい・・・はい!」
稟くんに両親は居ない。
だから2人にとって大切な人が何を伝えたかったのか稟くんなりにわかったんだと思う。
でも少し違ったかな。
きっとリコリスちゃんは稟くんの恋心をそのままネリネ様に受け継がせてネリネ様と稟くんが結婚して欲しかったんだと思う。
そしてプリムラちゃんを家族として迎え入れたかった。
きっとそうだと思う。
ユーストマ「なぁまー坊。俺らはこの感動的な雰囲気であの話をしないといけないのか?」
フォーべシー「ネリネちゃんが!ネリネちゃんが前へ進んでくれた!私は!私とママはそれだけで嬉しいよ!」
ユーストマ「聞いちゃいねーや。」
シア「お父さん。今は素直に喜ぼうよ。」
ユーストマ「いやしかし今シアとネリっ子の言ってた麻弓と緑葉。それに稟殿が居るんだぜ?」
シア「空気の読めないお父さんなんて嫌いです!」
ユーストマ「なっ!?しっシア!悪かった!俺が悪かった!」
麻弓「緑葉くん。私らって途中で置いてけぼりだったわね?」
樹「いいんじゃないか?少なくとも誰も不幸になっていないんだから。」
置いてけぼりなら私もだよ麻弓ちゃん。
樹「稟。ここは俺様達は帰るとしようか?」
稟「そうだな。後の事はネリネの家族の問題だ。」
そうだね。
この家族がこれから少しずつ前へ歩き出せます様に。
そう思いながら稟くん達と一緒に家を出ました。
麻弓ちゃんと樹くんと別れて私と稟くんは自宅に帰った。
稟「翔子さん。もしフェストゥムが来たらまた戦うんですか?」
稟くんのその目は私を心配してくれる目。
翔子「誰も死んで欲しくないからね。戦うよ。」
稟「・・・本当は戦ってほしくありません。」
私のお母さんと一緒な事言ってくれてる。
翔子「私ね、お母さんにひどい事を言って出撃したんだ。本当のお母さんじゃないのにって。」
私はお母さんの本当の子供じゃない。
人工受精って奴。
育ててもらったのに酷いことを言った。
翔子「そんな事を言ったからバチが当たったのかな。死んでこうなっちゃった。」
稟「そんな事ありません。翔子さんは一騎さんの居場所を守るために・・・ですからそんな悲しい事を言わないでください。」
翔子「優しい子に育って嬉しいよ稟くん。」
ずっと稟くんを見守っていたい。
でも状況が変わった。
私は消える。
だから・・・
稟くんの大切な場所は私が消えるまで守ります。
数日が経ち町は少し人が少なくなりました。
亜沙「やっぱりあの怪物のせいで減ったのね。」
翔子「時雨先輩は逃げないのですか?」
私は今は稟くんと交代しています。
今日は時雨先輩とお買い物に来ています。
亜沙「私はお母さんがこの街に居るからね。お母さんはお父さんとの思い出の場所を離れたくないの。死んだ訳じゃないけどね。」
時雨先輩のお母さんを見てみたい。
翔子「お母さんを大事にしてください。」
亜沙「翔子ちゃんに言われるまでもなく大事にしているよ。」
私の様になって欲しくないな。
そう考えながら先輩と歩いていると、
「あーちゃん?」
亜沙「えっ?」
時雨先輩が振り返った。
あーちゃん?
「やっぱりあーちゃんだー!」
誰ですかこの美人さん?
帽子を被った美人さんが居た。
なんか時雨先輩と似てるけど姉妹?
翔子「先輩のお姉さまか妹様ですか?」
「も〜妹とかお姉さんとかおばさんにそんな嬉しい事言っても何も出ないよ〜。」
えっ、おばさん?
亜沙「お母さん!どうしてここに!?」
お母さん!?この美人さんが時雨先輩のお母さん!?
若くて先輩のお姉さん。
いってても20代後半。
そして今の先輩の年齢からして・・・この美人さんは今は30代・・・さすが魔法のある世界。
驚きすぎて疲れた。
「お買い物だよあーちゃん。そちらの美人さんはあーちゃんのお友達?」
美人さんに美人さんって言われた。
亜沙「そ、そうだよ!この子は羽佐間翔子ちゃん。」
「そうなんだ〜私は時雨亜麻。よろしくねしょーちゃん。」
しょーちゃん?
もしかして渾名ですか?
ちょっと嬉しいかもしれません。
亜沙「もう!最近物騒だから買い物は私がするって言ったじゃない!」
亜麻「私もお買い物したいの〜。」
・・・うん。絶対に姉妹にしか見えない。それも先輩が姉でお母様が妹の。
亜沙「ごめんね翔子ちゃん!私お母さんを送っていくから!」
亜麻「またね〜しょーちゃん。」
そして時雨親子が歩いて行った。
あの調子だと親の中は良好ですね。
私はお買い物をする。
スーパーの前でリシアンサス様が男の人達に絡まれています。
あれはナンパ?
流石にタチが悪いです。
知り合いを無視する事はしたくないので私は稟くんの真似をします。
稟くんの性格が移ったのかな?
私は走ってリシアンサス様の元に向かいすれ違いざま荷物を持った手を掴み走る。
シア「しょ、翔子ちゃん!?」
翔子「今は黙って。」
後ろで男の人が追ってくる事を確認。
いつも通り曲がり角で私はポケットから化粧道具を出してリシアンサス様をお化粧する。
そしてかつらを被せて服を男性物の変える。
私も髪を纏めて帽子を被り服装を変える。
翔子「静かに。」
私はリシアンサス様の手を握りそのまま元来た道を戻った。
リシアンサス様の震えが手から伝わって来ます。
男の人が私らの隣を通り過ぎた。
通り過ぎた事を確認して私はリシアンサス様の変装を解いた。
翔子「もう大丈夫です。」
シア「ありがとうございます翔子ちゃん。」
リシアンサス様がお礼を言った。
私はそのままその場から離れた。
シア
私が翔子ちゃんと別れた後、
ユーストマ「シア!無事か?」
お父さんがやって来た。
今日は荷物持ちのために一緒に来たけどさっきの人達に絡まれた。
その時に翔子ちゃんに助けられた。
シア「大丈夫だよ。翔子ちゃんに助けてもらったんだ。」
ユーストマ「翔子?あの娘っ子が翔子なのか?」
私は頷いた。
ユーストマ「そうか・・・あいつに頼んで調べてもらうか。」
お父さんが何かぶつぶつ言ってるけど私は気にせず帰路に着いた。
翔子
学園に来た稟くんと私。
終業式まで後少し。
だけど・・・
『貴方はそこに居ますか?』
再びフェストゥムが来た。
麻弓ちゃんがすぐに放送室に向かい稟くんと樹くんが避難誘導をしている。
相手は3体。
フェストゥムにも個体があり以前倒したのがスフィンクス型と言った言葉を発するフェストゥム。
今回はスフィンクス型に加えて小型のグレンデル型が2体。
グレンデル型は3足歩行する小さなフェストゥムだけど戦闘能力は素人の私でも倒せたくらいだった。
だけど数が多い。
今回は2体だけだけど本来はもっと多い。
どこから現れるんだろうか。
親衛隊の神族と魔族が魔法を撃っています。
グレンデル型には効果があり倒れています。
しかしもう一体が1人の魔族に襲いかかり殺されました。
スフィンクス型には攻撃が当たりません。
早く来てマークゼクス!
フェストゥムに神族の親衛隊が殺された頃にマークゼクスが飛んできました。
残りの敵は2体。
私はすぐに乗り込みファフナーを操作する。
前回は乗り込んだ際は慌てていて感じなかったけど操縦席に座る際にコネクトが刺さる感覚が物凄く痛い。
だけど・・・
翔子「稟くんの痛みに比べたら!ましだ!」
私はファフナーを動かす。
前回撃ち尽くしたデュランダルは弾倉は満タンだった。
デュランダルで魔族を襲っているグレンデル型を撃ち倒した。
しかし倒した際にワームスフィアと呼ばれる黒い球体を出して消える。
近くで襲われていた親衛隊の魔族の足が消えた。
ごめんなさい。
フェストゥムは倒す時にも気をつけないとワームスフィアに巻き込まれてしまう。
私はレールガンを取り出してスフィンクス型に狙いを定める。
スフィンクス型が触手で攻撃して来たがそれより先に、
翔子「消えろ!」
私が撃つ。
放たれた弾がフェストゥムの核を貫き黒いワームスフィアを発生して消えた。
空中だから被害は無い。
生徒への被害は無かったけど今回は親衛隊の人達が死んだ。
なんでもっと早く来てくれないのファフナー?
それとも私が倒すのに遅いの?
私はファフナーから降りながらそう思った。
これから更に多くのフェストゥムが襲ってくる。
このままじゃもっと被害が多くなる。
飛んで行くファフナーを見送る私。
その姿を稟くんは見ていたことに私は気が付かなかった。
今回カレハと撫子の出番がなかった。
それとネリネストーリーを駆け足で行っちゃった。
あまり中身がないですが読んでいただきありがとうございます。