【しにそう】だから【ライブする】   作:Tkmraeua2341

2 / 6
前回の読んで足りないなって所を補足する回(できるとはいっていない)。

後今回はエメちゃん(主人公)視点です。掲示板は…ちょっとだけ挟むかも。


第2話

 

私、エスメラルダは転生者である。

 

生まれた時から自我がはっきりしていたパターンだ。

 

最初は驚いたし絶望もした。

 

もう家族には二度と会えないんだと直感的にわかってしまったからだ。

 

まぁ今の母上のお乳をもらうときにこの世の全てに感謝を捧げたものだ。

 

乳は絶望から救ってくれる、これが母上からの1番最初の教えだった。

 

それから1年程で話して歩けるようになった。

 

成長が速い気がするが、中身が私だったからだと思う。

 

確かその頃にあの子、ルビーに会ったのだ。

 

本当の名はルビアンナ、親しい者にはルビーとよく呼ばれていた。

 

その頃からルビーはとても愛らしい娘だった。

 

ピンクの癖毛はふわふわで綺麗だし。

 

名前通り彼女の瞳はルビー色に輝いていた。

 

今世の私も少し癖毛で綺麗だがあんな見事な髪はそうそう見られないだろう。

 

瞳だってそうだ、私は前世と同じ黒い瞳なせいでまるで髪を染めたヤンキーのように見えるのに。

 

だが私は精神的に大人だった、少なくともルビーよりは大人だったのだ。

 

だからかルビーと一緒にいる時はよく世話をしたり助けたりしてお姉さんぶっていたと思う。

 

ただルビーとは同い年だったのでお姉様とか呼ばれたりとかはなかった。

 

ルビーは小さい頃はよく転ぶ子だった。

 

だからルビーといる時はよく手を繋いでいた。

 

それからお互い歳を重ね成長し、学校に行くようになった。

 

そこで私は勉強ができるぼっちになり、ルビーは女子のカーストトップになっていた。

 

ルビーは本当に頭がよくカリスマも持っていたのだ。

 

そんなルビーと幼馴染と言うだけで対等に近い存在になった私は…必要な時に知識を教える程度のぼっちになってしまった。

 

まあこれはいい、別に苦しくはなかった。

 

そして13歳になり私とルビーは学校を卒業した。

 

ここから何故か旅に出なければ行けなくなった。

 

武者修行だの結婚相手探しだの…正直急すぎてよく分からなかった。

 

それはルビーのとこも同じだったようだが、ルビーは楽しそうにしていた。

 

そしていざ旅に出るとルビーが一緒に着いてきた。

 

「エメちゃんと二人なら安心だから!」

 

確かこう告げられたか。

 

一体どこにそんな確信があるのか聞きたかったがやめといた。

 

私も孤独感や不安を小さく出来るし、守る者がいるという責任感が生まれ私を強くしてくれるようだったからだ。

 

こうして始まった二人旅だが、お互い18歳になる頃に大きな変化があった。

 

まず魔力量で差ができ始めた。

 

私の魔力量は14歳の頃から全然増えないのにルビーはずっと増え続けている。

 

別れるその時も、再会した時も増え続けていたのだ。

 

外見でもそうだ。

 

私は確かに美人だ、前世なら…だが。

 

ルビーはさらにその上だ。

 

綺麗とかわいいが同居しながらエロスで溢れた彼女によく骨抜きにならなかったと思う。

 

知識でもなんでも私の上をいき、私は自然とルビーのメイドのようになっていた。

 

別にそれはいいのだ、私はルビーが相手ならそれでも良かった。

 

ただ、ルビーは…その頃からとても天狗になっていた。

 

彼女はずっと出来すぎたのだ。

 

鼻をへし折れる程の猛者が近くにいなかったのもあるが私も含め彼女に逆らわない者たちで囲われていたのも原因だろう。

 

そんな中で彼女がとある事件を起こした。

 

幼い天使を捕まえてしまったのだ。

 

たまたま天使はその日下界に降りて遊んでいたらしい。

 

その幼く美しい姿を淫らに彩ってしまいたい、と考えてしまったサキュバスがいた。

 

それがルビーだった。

 

私は反対した、すぐに逃がすべきだと。

 

もしかしたらルビーに反抗したのは初めてかもしれない。

 

でもそれくらいまずいことになると思ったからだ。

 

だがルビーは聞かなかった。

 

どうしてもあの無垢な存在を汚したいらしかった。

 

だから私は…その天使を無断で逃がすことにした。

 

もちろんすぐにばれたが、そこに天使たちが突入してきた。

 

そこからはもう乱闘状態で、逃がすはずの幼い天使が流れ弾で怪我をしそうな程だった。

 

嫌な予感がしてその子に抱きつき覆いかぶさったと同時に私の背中を光弾が焼いた。

 

とてつもなく痛かったが腕の中で震える存在にまだ幼かったルビーを重ねてしまった。

 

明らかに違うのに、ルビーと同じように見てしまいあの子をもう放っておけなくなった。

 

あとはもうその子を抱き上げて全力で逃げだした。

 

途中、何発か攻撃を受けたが動けるので問題なかった。

 

そうして幼い天使を天界まで送った後、まだ続いていた争いを仲裁しようとした。

 

まあ、途中でルビーと天使の隊長格な女性に吹き飛ばされたが。

 

それで飛ばされた先の大杉に体が引っかかった。

 

もう体も限界で魔力もそんなに…いや少し残っていた。

 

そこで私は残った魔力を全て使い寄りかかった大杉と同化した。

 

そして1年ほど魔力をためルビーの所に魔力で出来た私の人形を送った。

 

その人形越しにルビーと話をしたのだ。

 

まずは私がいなくなってすぐのこと、天使との和解や私が担当していた仕事についてなど。

 

結構話したが1番分からなかったのは、私の代わりになれる者は集まるがある程度したら辞めさせてしまうことだった。

 

何故辞めさせるのかと聞いてもルビーは不貞腐れて何も答えない。

 

しょうがないのでこれでもう帰ろうとした時、ルビーに慌てて呼び止められた。

 

「一生養うから一緒にいない?」

 

固まった。

 

まさかの紐になれ発言だ。

 

断固として拒否しても駄々をこねられ仕舞いには私(人形)を抱きしめて離さない始末。

 

1年間かけて作ったハイスペック人形だがやむを得ん。

 

私は人形の魔法を解きただの魔力に戻していった。

 

それからしばらくして私が24歳の時、とても激しい大雨が降ってきた。

 

今回はやけに強く、雷も鳴り出した。

 

そして悪い予感がしたので一気に同化を解き外に飛び出たが間に合わなかったらしい。

 

私と同化していた大杉に雷が落ちたのだ。

 

ちょうど近くにいた私も感電し大怪我をおった。

 

それで終われば良かったのだが大杉が雨の中なのに燃え上がっていた。

 

すぐに消火活動をしたがそこで魔力が切れ倒れてしまった。

 

そして目が覚めたら手足が縛られベッドの上にいた…全裸で。

 

これでも幼少期からサキュバスをやっていたのだ、これからどうなるかすぐにわかった。

 

だがもしもを考えた時、こんな嫌な妄想をしてしまった。

 

相手がリョナ好きだったらどうしよう。

 

だんだんと血の気が引いていき、どうにか出来ないかと回りを見渡した。

 

繋がれた鎖を見る、これは魔力を封じる仕掛けのあるものだ。

 

シーツを見る、非常に肌触りの良い品だ、きっと高級品だろう。

 

ベッドを中心に使えそうなものを探していくが鎖の長さ的に届かない物ばかり。

 

もうまな板の上の鯉の気分だ。

 

どうせ死ぬならなにか私がいたという証が欲しくなった。

 

そう思うと同時にあるものを思い出した。

 

それは転生掲示板、頭の中で思い浮かべるだけで使える記録媒体。

 

どうせこれから何があって前の私では居られないのだろう、そうなるならいっそここに映し出してしまおう。

 

そう思い掲示板を起動した。

 

 

所謂スレ民達との短い交流をしていた時、彼女はきた。

 

ここにきてまさかのルビーである。

 

オークやナードといった負の印象のある相手を想定していたあまり、呆然としてしまった。

 

過去のやり取りから自然と返事が出来たことに安堵したが、これからを思い青ざめた。

 

ルビーとする、実は全く想像したことが無いわけではないが、あることが頭から離れずとても怖かった。

 

私は、前世は童貞で今は処女、つまり全く経験がないのだ。

 

もちろんサキュバスなのでそういった知識もあるし、人間相手から精気を吸い取ることもしたことがある。

 

だが相手は女性からばかりだったのだ。

 

それも寝ている相手の上から手をかざして吸い取るような効率的だが味気ない方法だけ。

 

ルビーには強がった反応をしたが内心は怯えていた。

 

そしていざ参らんとルビーが自身の股に魔力を送り出した時、私も腹を括った。

 

ルビーに生えた男根にすぐ挫けそうになった。

 

どうにか気力を持ち直し覚悟を決めていた時、ルビーが頭を撫で始めた。

 

どうしたと思いつつもどんどん体の力が抜けていきリラックスしていった。

 

それからすぐに挿入された。

 

急な激痛と圧迫感に白目を向いているとルビーが驚愕していた。

 

「あなた、処女だったの?」

 

サキュバスは大抵年が15にて我慢できずに他種族の雄と性行為をし始める。

 

なので24になっても処女だった私をルビーは信じられないのだろう。

 

実際ルビーもその頃から発情期の犬人とヤリあってしたか。

 

隠れてしていたので私もルビーから隠れてしていたんだと思っていたのだろう。

 

ただ私は自身の手と鎮静魔法で誤魔化し続けていたのだ。

 

だがこれは別に意図してやった訳では無い。

 

ただ…

 

「…初めては、ルビーが良かった…だけ」

 

…うっかり声が出てしまっていたらしい。

 

それを聞いたルビーは暴走した。

 

うん、まあ、すごく…凄かった。

 

 

朝になり、ルビーが一緒に来るよう言ってついて行くと広間についた。

 

部下の人たちを呼び全員集めたら私を抱きしめながら、

 

「私の妻になるエスメラルダよ、知ってるものも多いでしょうけど手を出さないでね♪」

 

こう宣言したのだった。




なんか好き勝手書いてたら楽しくなっちゃった。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。