ナザリック?知らん私の幻想郷を壊すなら容赦はしない   作:软糖哭泣

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【一話】強くてニューゲーム

ユグドラシル

 

かつてここまでの自由度のあるゲームがあっただろうか?

 

私はこのゲームをサービス初期からやっている所謂古参ユーザーだ。

 

課金額もまぁー、人に言えないレベルでしていたし何より私はおそらくたった1人のギルドとして活動した唯一の存在だろう。

 

私のギルドは幻想郷。

 

NPCで構成された攻められる事も無ければ攻める事もできないギルドだ。

 

私の設定がゲームバランスを崩すと言われ、運営に強引に結界を与えられ外に出るにもコールが必要と半ば凍結された様な状態になった。

 

だが、不満がある訳では無い。

 

昔のゲームから見つけた東方Project。その世界に引き込まれて私はその世界を再現した。元から私はこの東方の世界を忠実に再現したかっただけであり、戦闘方法も技能も全部本物に寄せた。

 

そして何より本当は最強なんだが強すぎるが故に神隠しにあったギルドってかっこよくない?と思ったので何も不満がない。

 

ただ、そんなゲームも今日で終わる。

 

昔のゲームから見つけた東方Project。その世界に引き込まれて私はその世界を再現した。

 

(できることならもっと他のギルド滅ぼしておけば良かったな…)

 

最後まで誰にも知られない名も無きギルドとして消えるより誰かに私はいたと認識されて消えたい。

 

そんなちょっとした後悔を胸に自宅でゆっくりと目を閉じる。

 

0時00分

0時1分

 

サービスが終了していない?

「何がどーなってる?」

その時違和感を感じた。

「誰だ?なんの声…」

そして自分の喉仏に手を当ててもう一度喋る。

「誰…」

そうして確実に震えた喉仏を手で確認してその声の主が自分であると認識した。

「どうして感覚があるんだ?」

私は疑問に思いながらとりあえず博麗神社に向かう。

「?珍しいわねあんたがここに来るなんて」

そう話しかけたのはここの巫女博麗霊夢

(NPCが喋ってる?!)

私は混乱して霊夢を見て口をあんぐり開けている。

「なに?そんな間抜けな顔をして。用がないなら帰んなさい。」

霊夢は私の作った通り。まるで原作のように喋る。

「いや。用ならある。紫はいるか?」

霊夢はあーあいつねと動かしていた箒を止める。

「紫なら人里の方に行ってるわよ。」

「そうか…」

そう言って博麗神社を後にしよう霊夢に背を向けたら、

「ちょちょちょちょ!何やってるの?まさかそのまま行くつもり?!」

霊夢がアホかと頭を叩いてくる。

「あんた!自分を、もう一度客観視しなさいよ!あんたを見た人間が発狂せずにいられると思ってるの?」

あー。なるほど確かに。

この体はワールドアイテム。

最強になった代わりに結構なデメリットを抱えている。

「変身魔法と制御系のアイテム持って行くから大丈夫」

そう言うと霊夢が呆れたように。

「そんなの使ってもあのダサТ女と格が変わらないだから発狂しなくても何人かは気絶するわよ…」

「そんなこと言われても…私ただ生きてるだけだし…」

私が口を尖らせて拗ねてると

「はぁーまぁ今のまま行くよりはマシか。何かローブでも被って探しなさい。そーすればマシになるでしょ。」

そう言って霊夢は「ん!」とローブを貸してくれた。

カンタかお前は。

「そう言えばあの人は…起きてないでしょうね…」

霊夢は少し緊張した目で聞いてくる。

「あぁまだあの魔王は目を覚まさないよ。」

そう言うと霊夢は少し安堵したようにほっと息をはく。

 

 

霊夢と別れ私は人里で紫を探す。

しばらくキョロキョロしていると

「何やってるの貴方…」

後ろから呆れた声がする。

「おー見つけた紫!」

振り返ると扇子を片手に私をまっすぐ見る紫がそこにいた。

「あら?私を探してたの?」

キョトンと私の前で首を傾げる。

「実はちょっと外に出たいんだよねー」

そう言うと紫はさらに首を傾げる

「出ればいいじゃない貴方ならすぐ出れるでしょ?」

確かに私はプレイヤーの権限で出れないことは無いが運営に許可を取れなければ出ることが出来ない。

それにこの状況でもし仮に出れたとして無事でいられるかの確証が無いうちはできるだけ安全な方法で外に出たい。

「まぁ…そうなんだけどもしかしたら緊急事態かもしれないんだー」

そう言うと紫は目をかっぴらいて

「貴方が動かなければ行けないほど?!」

紫は私の肩をどーゆう事!とゆらゆら揺らす。

「可能性!可能性だから!確認したら後は多分任せる。」

そう言うとわかったわと紫はスキマを作り結界外に出る。

実はこのスキマが運営を出し抜く為のちょっとした抜け道だったりする。

そうこうしているうちに結界外に出る。

「……これは…」

紫は周りを見渡す。

「いやー予想当たっちゃったね!」

私は茶化すように紫に言う。

「えぇ何時もの森の中では無い。こんな平野の真ん中なんて…それにここ死者の群れがいるわ…」

そこは砂漠のように何もない場所であり死者がスケルトンとして蠢いている。

「…結界が破れる心配は?」

私はいたって真剣に聞く。

「とりあえず無いと言いたいわ…でもマジックアイテムを使って全力の魔法なんか使われたら幻想郷の結界が一時的に機能しなくなる可能性はあるわ…」

そう聞き私は押し黙る。

「結界が完全に機能停止する事は無いがその一瞬で被害が大きくなる可能性があるのか…」

紫はコクっと頷く。

「もしこの結界を破壊する気ならそれこそワールドアイテムで自爆覚悟よ…でもそれで壊せない事はないわ…」

「そう…」

紫は考えるように黙る。

「現状を踏まえて緊急招集をかけて対策案とこの場所についてと、私たちと同格の存在の調査が必要ね…」

紫はそういいまたスキマを作り結界の中にもどる。

そしてこの時気づいた。

私はこの状況を正確に理解していたということに。

そして私の性格も考え方も私の作りあげた設定に忠実になっていることに…

 

「ゲームが現実になった…私が本物になった…」

 

私は胸元の鍵穴に手を触れる。

すこし考えると次から次へと答えが出てくる。おそらく程度の能力が使えるようになっているのだろう。

「冗談で書いたんだけどな…」

そう言って私はスキル版を出す。そしてキャラクリエイトの設定欄に飛ぶ。

 

程度の能力

 

過去、現在、未来、次元の知識と記憶を持ち支配する程度の能力

 

(私が使えるという事は全員がこの程度の能力とそのキャラ性格を忠実に再現されているという事だ。最早ユグドラシルのゲームでは無いな。私達は、東方Projectからこのゲームの世界に来てしまった。全く別のゲームだ。)

私は招集をかけたメンバーが来るまで会議室の椅子に体育座りをして考える。

 

「まるで逆幻想入りだな…」




ゲーム世界に来て設定に作ってた能力がそのまま使えるようになる。

レミリア
運命を操る程度の能力
設定だけだったが実現できるようになる。

主人公
名前 銀
種族 不明
全にして一、一にして全なる物
役職
幻想郷の住人にして幻想郷の支配者
住居
旧地獄と地上の狭間
属性ー中立ーカルマ値0
種族レベル
邪神ーーーー15レベル
大魔道士ーー10レベル
外なる物ーー5レベル

職業レベル
クトゥルフー10レベル
支配者ーーー10レベル

種族レベル50レベル
職業レベル50レベル
能力
HP
100越え
MP
100越え
物理攻撃
20
物理防御
90
素早さ
100
魔法攻撃
90
魔法防御
80
総合体制
90
特殊
75
最大値を100とした時

種族特殊効果
SAN値チェック


特殊事情
ワールドアイテムスキンを使っているため特殊な方法で強制的に呼び出す事ができるデミリットを持つ。
銀の鍵を使う事で究極の門に至り謁見する事ができる。

設定。
幻想郷を守る旧神の1人にして外なる神。
博麗と八雲に幻想郷の統治をさせて自分は幻想郷を外から守る役割を担っている。
幻想郷が滅ぶ時かつてのスキンに眠っている魔王を呼び起こす。
人間も神も天使も悪魔も全部か等しく有機物であると言う認識であるため極善にも極悪にもならない。
基本的には愉快犯であるため幻想郷が本当の意味での危機にならない限りその力を全て出すことは無い。
守護者として力を出す時は引き返せない状況のみ。
それ以外は基本的にへカーティアと同様の強さ。
見た目

黒い髪に角度によって変わる宝石のような目
おねーさんのような見た目であり
ZUN帽を被り
白と黒を基調としたドレスに袖が広い
スカートの部分もふわっとしておりフリフリが着いている。
胸元に鍵穴のあるネックレスをしている
長いロングブーツを履いている。

程度の能力
過去、現在、未来、次元の知識と記憶を持ち支配する程度の能力


魔王の程度能力
眠りから覚める程度の能力。
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